JPS633866Y2 - - Google Patents

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JPS633866Y2
JPS633866Y2 JP13246481U JP13246481U JPS633866Y2 JP S633866 Y2 JPS633866 Y2 JP S633866Y2 JP 13246481 U JP13246481 U JP 13246481U JP 13246481 U JP13246481 U JP 13246481U JP S633866 Y2 JPS633866 Y2 JP S633866Y2
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battery
rod
bracket
engages
rising edge
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JP13246481U
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JPS5844245U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のエンジンルームなどにバツ
テリを取り付けるための取付け装置におけるロツ
ド取付け用ブラケツトの改良に関するものであ
る。
従来、自動車用バツテリを車体に固定せしめる
支持装置は、その一例が第1図に示されるよう
に、車体内側のエプロン2などに鋼板製のバツテ
リ支持部材4がスポツト溶接され、そしてその上
に樹脂製のバツテリトレイ6がエプロン2等の防
錆などのために置かれ、更にその上にバツテリ8
が乗せられるようになつている。そして、前記支
持部材4に設けられたロツド取付孔10に一端が
係合されて立設せしめられたロツド12の他に一
端が、該バツテリ8の上面でバツテリクランプ1
4(以下単にクランプと言う)に通され、ナツト
16等により締め付けられることにより、かかる
バツテリ8が固定せしめられるようになつてい
る。
しかしながら、この装置にあつては、エプロン
2等ボデー側の形状のばらつきに基因する偏荷重
がバツテリ8に作用して該バツテリ8を損傷させ
る虞があり、またロツド取付孔10を用いてロツ
ド12によりバツテリ8を固定するにあたり、ロ
ツド取付孔10が強度上の弱点となる等の欠点が
あつた。
また、上記欠点を解消するために、第2図に示
されるようなバツテリ取付け装置が先に提案され
た。その構成を図に基づいて説明すれば、バツテ
リ8を支持するバツテリ受け皿20は、下方に延
びるサポート部22と底部の補強のための傾斜し
た溝底を有する数条の凹溝24を備えている。ま
た、バツテリ受け皿20には四周を取り囲む立上
り縁部26が設けられており、該立上り縁部26
の上端部28には外側に向けて曲げられた縁曲げ
部が形成されている。そして、バツテリ8を固定
するロツド12をブラケツト30にて取り付ける
前記立上り縁部26の上端部28の位置には、ロ
ツド12の外径に沿つた半円形の切欠き32が設
けられている。
ところで、上記ブラケツト30は、第3図乃至
第6図に示されるように、弾性材料である金属薄
板を打ち抜いて作られた一枚の板材を更に所要の
形状に折り曲げて形成されたものであつて、前記
立上り縁部26の下端部29に係合する断面U字
形の第一の爪部34と、該立上り縁部26の上端
部28に係合する第二の爪部36と、該第二の爪
部36の下方に延びる曲げ込み部によつて前記ロ
ツド12の落下を防止するロツド受け部38とか
ら構成されている。
従つて、このようなブラケツト30をバツテリ
受け皿20に装着せしめるには、先ず、2個の第
二の爪部36を立上り縁部26の上端部28に係
合させ、ついで該立上り縁部26の下端部29近
傍のバツテリ受け皿20の下面に設けられた位置
決め用突起(図示せず)に第一の爪部34の穴4
0を係合せしめて該第二の爪部36との間で立上
り縁部26を挾み付け、弾性的に固定させるので
ある。そして、前記ロツド12の下端のL字状の
鉤部42をロツド受け部38に設けられた穴部4
4に挿入することにより、鉤部42は断面U字形
の第一の爪部34により上面と両側面を拘束さ
れ、下方はロツド受け部38にて受けられる。
このようにして、ロツド12はその下端部の鉤
部42で支持され、そして立上り縁部26の上端
部28に設けられた切欠き32によつて該ロツド
12の中間部が支持された状態で、上端近傍をク
ランプ14、ナツト16にて締め付けられ、以て
バツテリ8の取付けが為されるのである。
しかしながら、かかる構造のものにあつては、
上記手順にてバツテリ8を取り付けるに際してロ
ツド12を倒れないように一方の手で支持してや
ることが必要で、そのためバツテリ8の上面にお
けるクランプ14の締め付けは残る片方の手で行
なわれることとなり、それ故に締付け作業が面倒
となつて、敏速な取付けができず、わずらわしさ
等不快感を取扱者に与えることとなつているので
ある。
ここにおいて、本考案はかかる事情に鑑みて為
されたものであつて、その要旨とするところは、
バツテリ取付け装置のロツドをバツテリ受け皿の
側部に立設状態に取り付けるためのブラケツトに
して、弾性材料にて形成され、且つ該バツテリ受
け皿の立上り縁部とされた側部の下端部に係合す
る第一の係合部と、該側部の上端部に係合し、該
第一の係合部との間で該側部を挾み付け、弾性的
に固定せしめる第二の係合部と、該第二の係合部
の該バツテリ受け皿の側部に位置する部分から該
側部に沿つて且つ該側部との間に前記ロツドを弾
性的に該側部に押し付ける程度の間隙を隔てて水
平方向に延びる係止突片部とを有し、該係止突片
部に対して水平方向にバツテリ受け皿側部に沿つ
て装入せしめられる前記ロツドを該係止突片部に
て弾性的に該側部に押しつけ、立設状態に保持せ
しめるようにしたことにある。
従つて、かくの如き構成によれば、ロツドは水
平方向からブラケツトに嵌入され、該ブラケツト
に一体的に形成されている係止突片部にて立設状
態で弾性的に保持されることとなるので、バツテ
リ締付けに際して、従来のごとくロツドが不安定
で、片方の手でロツドを持ちながら、他方の手で
クランプの穴に通してナツトを締めつけるという
面倒な操作がなくなり、弾性材であるブラケツト
の弾力によつて常に立設状態に保持されたロツド
に対して両手を用いてクランプ作業を行なえばよ
いのであり、しかもロツドを上下方向に自在に動
かしつつ位置決めが可能であつて、バツテリ上面
の締め付けに両手を使うことができるところか
ら、固定作業は敏速に、容易に、確実に為され得
ることとなつたのである。
以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
更に詳細に説明する。なお、第1図、第2図と同
一符号にて示す部分は同一又は同様な部分を表わ
すものであつて、詳しい説明は省略することとす
る。
先ず、第7図乃至第10図において、50は、
バツテリ取付け装置51のロツド取付け用ブラケ
ツト(以下単にブラケツトと言う)であり、該ブ
ラケツト50は弾性材料である金属薄板を打ち抜
いて作られた一枚の板材を更に所要の形状に折り
曲げて形成されたものであるが、その構造が前述
のブラケツト30とは異なつているところに特徴
がある。
即ち、ブラケツト50は、前記ブラケツト受け
皿20側部の立上り縁部26の下端部に係合する
断面U字形の第一の爪部54(第一の係合部)
と、該立上り縁部26の上端部28に係合する第
二の爪部56(第二の係合部)と、ロツド12の
縦方向の軸部を係止する第三の爪部58(係止突
片部)とから構成されている。この第三の爪部5
8は、第8図乃至第10図から明らかなように、
第二の爪部56の前記バツテリ受け皿20の立上
り縁部26に位置する部分62からこの立上り縁
部26に沿つて、且つ立上り縁部26との間にロ
ツド12を挾み得る所定の間隙を隔てて水平方向
に延びており、その端部にはロツド12の挿入を
容易にするように外に向けた傾斜面64が形成さ
れている。なお、第一の爪部54の断面U字形の
底部(バツテリ受け皿20に当接する部分)には
円穴60(第10図)が設けられている。
このようなブラケツト50をバツテリ受け皿2
0に装着せしめるには、先ず、2個の第二の爪部
56を立上り縁部26の上端部58に係合させ、
ついで第一の爪部54を該立上り縁部26の下端
部29に、その円穴60が受け皿下面66に設け
られた突起68(第11図)に係合するように、
取り付け、該第一の爪部54との間で立上り縁部
26を挾み付け、弾性的に固定させるのである。
なお、この2個の第二の爪部56の中間部には立
上り縁部26の上端部28に設けられた切欠き3
2が位置するようにするのである。
そして、このようにブラケツト50を固定した
状態において、ロツド12の下端の鉤部42の若
干上方の軸部を第三の爪部58に対して水平方向
にバツテリ受け皿20の立上り縁部26に沿つて
装入せしめ、ロツド12を第三の爪部58にて弾
性的に立上り縁部26に押しつけ且つ切欠32に
係合させて立設状態に保持せしめるようにする。
その後、ロツド12を引き上げて鉤部42を第一
の爪部54のU字形断面内に押し入れることによ
り、鉤部42は第一の爪部54に係合させられて
ロツド12は回転に対しても、上方に対しても強
固に拘束され、更に第三の爪部58の弾性的な保
持によつて下方への落下を防止されるのである
(第11図)。
従つて、バツテリ8をバツテリ受け皿20に固
定する際に、ロツド12を上述のように取付けた
後は、ロツド12から手を離してもよく、両手に
てクランプ14とナツト16の締め付けが可能で
あり、締め付け時のロツド12のつれ回りを防止
する回り止めも完全であるのみならず、ロツド1
2をクランプ14の取付穴に挿入する際、ロツド
12を所定位置に立設状態に保持したまま上方に
移動できるのでロツド12の挿入、ナツトの締付
け等を極めて容易に、円滑に為し得て、バツテリ
装着が敏速に、確実に、且つ快適に実施可能であ
る等の優れた効果が生ずるのである。
なお、上例は本考案の一具体例を示すに過ぎな
いものであつて、本考案はかかる具体例によつて
何等の制約をも受けるものではない。本考案に
は、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者
の知識に基づいて種々なる変更、修正などを加え
得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のそれぞれ別のバツテリ
取付け装置を示す斜視図であり、第3図は第2図
におけるブラケツト30の正面図、第4図はその
側面図、第5図は第3図における−断面図、
第6図は第4図における−断面図である。第
7図は本考案の一実施例にかかるブラケツトを用
いたバツテリ取付け装置の斜視図、第8図はその
ブラケツト50の正面図、第9図はその側面図、
第10図はその平面図、第11図は第7図におけ
るXI−XI断面図である。 8:バツテリ、12:ロツド、14:クラン
プ、20:バツテリ受け皿、26:立上り縁部、
28:上端部、29:下端部、50:ブラケツト
(ロツド取付け用ブラケツト)、51:バツテリ取
付け装置、54:第一の爪部(第一の係合部)、
56:第二の爪部(第二の係合部)、58:第三
の爪部(係止突片部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツテリ受け皿と、該バツテリ受け皿の側部に
    係合して上方に延びるロツドと、該ロツドの上方
    部分に係合して該バツテリ受け皿に載置されるバ
    ツテリを締め付け、固定せしめるバツテリクラン
    プとを含むバツテリ取付け装置における該ロツド
    を前記バツテリ受け皿の側部に立設状態に取り付
    けるためのブラケツトにして、 弾性材料にて形成され、且つ 該バツテリ受け皿の立上り縁部とされた側部の
    下端部に係合する第一の係合部と、該側部の上端
    部に係合し、該第一の係合部との間で該側部を挟
    み付け、弾性的に固定せしめる第二の係合部と、
    該第二の係合部の該バツテリ受け皿の側部に位置
    する部分から、該側部に沿つて且つ該側部との間
    に前記ロツドを弾性的に該側部に押し付ける程度
    の間隙を隔てて水平方向に延びて、水平方向にバ
    ツテリ受け皿側部に沿つて装入せしめられる前記
    ロツドを弾性的に該側部に押し付け、立設状態に
    保持せしめる係止突片部とを有することを特徴と
    するバツテリ取付け装置におけるロツド取付け用
    ブラケツト。
JP13246481U 1981-09-04 1981-09-04 バツテリ取付け装置におけるロツド取付け用ブラケツト Granted JPS5844245U (ja)

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JP13246481U JPS5844245U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 バツテリ取付け装置におけるロツド取付け用ブラケツト

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JP13246481U JPS5844245U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 バツテリ取付け装置におけるロツド取付け用ブラケツト

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JPS5844245U JPS5844245U (ja) 1983-03-24
JPS633866Y2 true JPS633866Y2 (ja) 1988-01-30

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JP13246481U Granted JPS5844245U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 バツテリ取付け装置におけるロツド取付け用ブラケツト

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188669U (ja) * 1984-05-25 1985-12-13 トヨタ自動車株式会社 自動車用バツテリ取付装置
JP2013045597A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Hitachi Koki Co Ltd 電源装置
US9345156B2 (en) 2011-08-23 2016-05-17 Hitachi Koki Co., Ltd. Power supply device
CN106694226A (zh) 2012-05-15 2017-05-24 华盛顿大学商业化中心 电子空气净化器及方法
JP6552273B2 (ja) * 2015-05-26 2019-07-31 日野自動車株式会社 バッテリ固定用フックボルト保持構造

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JPS5844245U (ja) 1983-03-24

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