JPH0623867Y2 - 送風機取付金具 - Google Patents
送風機取付金具Info
- Publication number
- JPH0623867Y2 JPH0623867Y2 JP1989019155U JP1915589U JPH0623867Y2 JP H0623867 Y2 JPH0623867 Y2 JP H0623867Y2 JP 1989019155 U JP1989019155 U JP 1989019155U JP 1915589 U JP1915589 U JP 1915589U JP H0623867 Y2 JPH0623867 Y2 JP H0623867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- blower
- mounting bracket
- flange
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばパイプ式ビニールハウスの天井等に
取り付けられる送風機取付金具に関するものである。
取り付けられる送風機取付金具に関するものである。
第５図および第６図は例えば実開昭58-78419号公報に示
された従来の送風機取付金具を示す図であり、図におい
て(1)は換気扇、(2)はこの換気扇のモータ、(3)はこの
モータに装着された羽根、(4)は上記モータが装着され
た取付足、(5)はこの取付足が固着された取付枠で、端
部は取付フランジ(5a)を有する。(6)はこの取付枠を例
えばビニールハウス等のパイプ(7)に架設する取付用木
枠、(8)はこの取付用木枠に上記取付枠(5)を装着する取
付金具でＬ字形に形成され、それぞれ両片に取付穴（図
示せず）を有する。(10)は締付ネジである。
された従来の送風機取付金具を示す図であり、図におい
て(1)は換気扇、(2)はこの換気扇のモータ、(3)はこの
モータに装着された羽根、(4)は上記モータが装着され
た取付足、(5)はこの取付足が固着された取付枠で、端
部は取付フランジ(5a)を有する。(6)はこの取付枠を例
えばビニールハウス等のパイプ(7)に架設する取付用木
枠、(8)はこの取付用木枠に上記取付枠(5)を装着する取
付金具でＬ字形に形成され、それぞれ両片に取付穴（図
示せず）を有する。(10)は締付ネジである。
従来の送風機取付金具は上記のように構成され、パイプ
(7)に取付用木枠(6)を固定させ、次に換気扇(1)が取付
用木枠(6)に載置され、複数の取付金具(8)が取付フラン
ジ(5a)と取付用木枠(6)とに配設され、取付穴を介して
締付ネジ(10)により装着される。
(7)に取付用木枠(6)を固定させ、次に換気扇(1)が取付
用木枠(6)に載置され、複数の取付金具(8)が取付フラン
ジ(5a)と取付用木枠(6)とに配設され、取付穴を介して
締付ネジ(10)により装着される。
上記のような従来の送風機取付金具では、取付金具(8)
の締付ネジ(10)が外れた場合、換気扇(1)が落下しやす
く、落下防止処置を必要とするとともに、換気扇(1)を
取付用木枠(6)を用いてパイプ(7)に装着しており作業性
が悪いという課題があった。
の締付ネジ(10)が外れた場合、換気扇(1)が落下しやす
く、落下防止処置を必要とするとともに、換気扇(1)を
取付用木枠(6)を用いてパイプ(7)に装着しており作業性
が悪いという課題があった。
この考案は上記のような課題を解決するためになされた
もので、換気扇の落下防止が取付金具にてできるととも
に、パイプへの取付を簡単にする送風機取付金具を得る
ことを目的とする。
もので、換気扇の落下防止が取付金具にてできるととも
に、パイプへの取付を簡単にする送風機取付金具を得る
ことを目的とする。
この考案に係る送風機取付金具は、第１面とこれに連な
る第２面を鋭角に折曲して送風機の周囲に設けられたフ
ランジを収容し、第１面がこのフランジに固定しうると
共に、上記第２面に連なる第３面を逆に折曲した内ピー
スと、上記第１面に重合する第一面を有し、この第一面
に連なり折曲して上記第３面に対向する第二面を有する
外ピースとからなり、上記第３面と第二面との間に送風
機を取付ける被取付部材を位置させる空間を設け、内外
両ピースのそれぞれ対応する端部位置にネジ穴を設けた
ものである。
る第２面を鋭角に折曲して送風機の周囲に設けられたフ
ランジを収容し、第１面がこのフランジに固定しうると
共に、上記第２面に連なる第３面を逆に折曲した内ピー
スと、上記第１面に重合する第一面を有し、この第一面
に連なり折曲して上記第３面に対向する第二面を有する
外ピースとからなり、上記第３面と第二面との間に送風
機を取付ける被取付部材を位置させる空間を設け、内外
両ピースのそれぞれ対応する端部位置にネジ穴を設けた
ものである。
この考案においては、送風機側のフランジが内ピースの
第１面と第２面の間に位置してネジ固定しなくとも仮固
定され、この状態で被取付部材に対して内・外ピースが
共に回動してもフランジに対して内ピースの第２面がフ
ランジに当接して、送風機は落下を阻止される。
第１面と第２面の間に位置してネジ固定しなくとも仮固
定され、この状態で被取付部材に対して内・外ピースが
共に回動してもフランジに対して内ピースの第２面がフ
ランジに当接して、送風機は落下を阻止される。
第１図は本考案の一実施例を示す送風機取付斜視図、第
２図は同じく取付金具の斜視図、第３図は同じく取付金
具の装着状態を示す部分断面図であり、図において(15)
は機器本体、(16)はこの機器本体の外筐を形成する取付
枠で、端部に図示されない複数の取付穴を有するフラン
ジ(17)が周設されている。(18)はこの取付枠内に設けら
れた送風機で、図示されないモータおよび羽根(19)から
構成されている。(20)は上記機器本体(15)が装着される
被取付部材としてので、例えばビニールハウスの天井等
に設けられている。(21)はこのパイプに上記機器本体(1
5)を装着させる取付金具、（２２）は第一面（２２
ａ）、第二面（２２ｂ）とからなり、この取付金具を構
成する外ピースで、Ｌ字状にて例えば鋼板よりなり、両
端に貫通穴Ａ(23)，Ｂ(24)が設けられている。（２５）
は第１面（２５ａ），第２面（２５ｂ）、第３面（２５
ｃ）からなり、この外ピースの側壁に一端が重合して接
続された内ピースで、この重合面(26)を対向面とし上記
フランジ(17)が嵌合される凹部(27)を形成し、他端が外
ピースの底部と対向して上記パイプ(20)を位置させる空
間としての挟持部(28)を形成している。(29)，(30)は上
記外ピース(22)の貫通穴Ａ(23)，Ｂ(24)と連通する貫通
穴Ｃ，Ｄ，(31)，(32)は上記フランジ(17)に上記取付金
具(21)を装着するボルトおよびナット，(33)は上記貫通
穴Ｂ(24)，Ｄ(30)に用いられる通しボルトである。
２図は同じく取付金具の斜視図、第３図は同じく取付金
具の装着状態を示す部分断面図であり、図において(15)
は機器本体、(16)はこの機器本体の外筐を形成する取付
枠で、端部に図示されない複数の取付穴を有するフラン
ジ(17)が周設されている。(18)はこの取付枠内に設けら
れた送風機で、図示されないモータおよび羽根(19)から
構成されている。(20)は上記機器本体(15)が装着される
被取付部材としてので、例えばビニールハウスの天井等
に設けられている。(21)はこのパイプに上記機器本体(1
5)を装着させる取付金具、（２２）は第一面（２２
ａ）、第二面（２２ｂ）とからなり、この取付金具を構
成する外ピースで、Ｌ字状にて例えば鋼板よりなり、両
端に貫通穴Ａ(23)，Ｂ(24)が設けられている。（２５）
は第１面（２５ａ），第２面（２５ｂ）、第３面（２５
ｃ）からなり、この外ピースの側壁に一端が重合して接
続された内ピースで、この重合面(26)を対向面とし上記
フランジ(17)が嵌合される凹部(27)を形成し、他端が外
ピースの底部と対向して上記パイプ(20)を位置させる空
間としての挟持部(28)を形成している。(29)，(30)は上
記外ピース(22)の貫通穴Ａ(23)，Ｂ(24)と連通する貫通
穴Ｃ，Ｄ，(31)，(32)は上記フランジ(17)に上記取付金
具(21)を装着するボルトおよびナット，(33)は上記貫通
穴Ｂ(24)，Ｄ(30)に用いられる通しボルトである。
上記のように構成された送風機取付金具においては、複
数個の取付金具(21)が挟持部(28)にてパイプ(20)を挟持
するように通しボルト(33)，ナット(32)にてパイプ(20)
に固定される。次にフランジ(17)の取付穴が貫通穴Ａ(2
3)，Ｃ(29)と連通するようにフランジ(17)を取付金具(2
1)の凹部(27)に嵌合させるようにして機器本体(15)がパ
イプ(20)上に配設される。そしてボルト(31)が取付穴、
貫通穴Ａ(23)および貫通穴Ｃ(29)に挿通されナット(32)
と累合することにより取付金具(21)にフランジ(17)が固
定されて取り付けがなる。
数個の取付金具(21)が挟持部(28)にてパイプ(20)を挟持
するように通しボルト(33)，ナット(32)にてパイプ(20)
に固定される。次にフランジ(17)の取付穴が貫通穴Ａ(2
3)，Ｃ(29)と連通するようにフランジ(17)を取付金具(2
1)の凹部(27)に嵌合させるようにして機器本体(15)がパ
イプ(20)上に配設される。そしてボルト(31)が取付穴、
貫通穴Ａ(23)および貫通穴Ｃ(29)に挿通されナット(32)
と累合することにより取付金具(21)にフランジ(17)が固
定されて取り付けがなる。
また、ボルト（３１）、ナット（３２）が仮に外れ、更
にボルト（３３）、ナット（３２）が緩んで、第３図
上、パイプ（２０）に対してフランジ（１７）がより下
方へずれてしまっても、フランジ（１７）は鋭角に折曲
された面内に位置することから、内ピース（２５）の第
２面（２５ｂ）にフランジ（１７）の外面側が当接し、
この第２面（２５ｂ）がストッパーの役割を担い、しか
もフランジ（１７）の下端は第１面（２５ａ）にも当接
し、送風機（１８）はパイプに取付けられた状態を保つ
ことができる。
にボルト（３３）、ナット（３２）が緩んで、第３図
上、パイプ（２０）に対してフランジ（１７）がより下
方へずれてしまっても、フランジ（１７）は鋭角に折曲
された面内に位置することから、内ピース（２５）の第
２面（２５ｂ）にフランジ（１７）の外面側が当接し、
この第２面（２５ｂ）がストッパーの役割を担い、しか
もフランジ（１７）の下端は第１面（２５ａ）にも当接
し、送風機（１８）はパイプに取付けられた状態を保つ
ことができる。
要するに、送風機の振動があってネジ等が緩んでも容易
に送風機を落下させない効果が発揮される。
に送風機を落下させない効果が発揮される。
なお、本考案では取付金具(21)を外ピース(22)、内ピー
ス(25)の２枚の鋼板部品で説明したが、第４図に示すよ
うに１枚の鋼板で製作しても上記実施例と同様の効果が
期待できる。
ス(25)の２枚の鋼板部品で説明したが、第４図に示すよ
うに１枚の鋼板で製作しても上記実施例と同様の効果が
期待できる。
この考案は以上説明したとおり、内ピースが送風機を支
える機能と、送風機を被取付部材に取付ける機能を兼
ね、折曲された外ピースと重合するという、きわめて簡
易な手段で送風機の保持を容易かつ確実にできる効果が
ある。
える機能と、送風機を被取付部材に取付ける機能を兼
ね、折曲された外ピースと重合するという、きわめて簡
易な手段で送風機の保持を容易かつ確実にできる効果が
ある。
第１図は本考案の一実施例を示す送風機取付斜視図、第
２図は同じく取付金具の斜視図、第３図は同じく取付金
具の装着状態を示す部分断面図、第４図は本考案の他の
実施例を示す取付金具の斜視図、第５図は従来の送風機
取付金具を用いる換気扇の正面図、第６図は同じく従来
の送風機取付金具の取付斜視図である。 なお、(16)は取付枠、(17)はフランジ、(18)は送風機、
(20)はパイプ、(21)は取付金具、(22)は外ピース、(25)
は内ピース、(27)は凹部、(28)は挟持部である。
２図は同じく取付金具の斜視図、第３図は同じく取付金
具の装着状態を示す部分断面図、第４図は本考案の他の
実施例を示す取付金具の斜視図、第５図は従来の送風機
取付金具を用いる換気扇の正面図、第６図は同じく従来
の送風機取付金具の取付斜視図である。 なお、(16)は取付枠、(17)はフランジ、(18)は送風機、
(20)はパイプ、(21)は取付金具、(22)は外ピース、(25)
は内ピース、(27)は凹部、(28)は挟持部である。
Claims (1)
- 【請求項１】第１面とこれに連なる第２面を鋭角に折曲
して送風機の周囲に設けられたフランジを収容し、第１
面がこのフランジに固定しうると共に、上記第２面に連
なる第３面を逆に折曲した内ピースと、上記第１面に重
合する第一面を有し、この第一面に連なり折曲して上記
第３面に対向する第二面を有する外ピースとからなり、
上記第３面と第二面との間に送風機を取付ける被取付部
材を位置させる空間を設け、内外両ピースのそれぞれ対
応する端部位置にネジ穴を設けたことを特徴とする送風
機取付金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989019155U JPH0623867Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 送風機取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989019155U JPH0623867Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 送風機取付金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02109936U JPH02109936U (ja) | 1990-09-03 |
| JPH0623867Y2 true JPH0623867Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31522292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989019155U Expired - Lifetime JPH0623867Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 送風機取付金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623867Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7050221B2 (ja) * | 2017-11-30 | 2022-04-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 送風装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5526337U (ja) * | 1978-08-09 | 1980-02-20 | ||
| JPS5540509U (ja) * | 1978-09-04 | 1980-03-15 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1989019155U patent/JPH0623867Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02109936U (ja) | 1990-09-03 |
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