JPH0619840Y2 - 送風機の保護ガ−ド固定具 - Google Patents
送風機の保護ガ−ド固定具Info
- Publication number
- JPH0619840Y2 JPH0619840Y2 JP15775686U JP15775686U JPH0619840Y2 JP H0619840 Y2 JPH0619840 Y2 JP H0619840Y2 JP 15775686 U JP15775686 U JP 15775686U JP 15775686 U JP15775686 U JP 15775686U JP H0619840 Y2 JPH0619840 Y2 JP H0619840Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guard
- side walls
- motor mounting
- blower
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は送風機のモータを支持するモータ取付脚に保
護ガードを固定する送風機の保護ガード固定具に関する
ものである。
護ガードを固定する送風機の保護ガード固定具に関する
ものである。
第３図〜第５図は実開昭59-49794号公報に示された従来
の送風機の保護ガード固定具を示す図であり、図におい
て(1)はモータ(2)と羽根車(3)から成る軸流送風機、(4)
は上記モータ(2)を支持するモータ取付脚で、断面が円
形状の例えばパイプ材４本から成る。(5)は羽根車(3)の
保護ガードで、上記軸流送風機(1)のモータ(2)側に複数
個の後述するガード止め金具によって着脱可能に装着さ
れている。(6)はガード止め金具で、断面コ字状に形成
された脚固定部(7)に、蝶ナット(8)が螺合するねじ棒
(9)を設けて構成され、上記脚固定部(7)はウエブ部(10)
に対し、左右一対の板状のフランジ部(11)を上記モータ
取付脚(4)を嵌入し得る間隔に対向させ、これらの上記
フランジ部(11)の自由端側には蝶ボルト(12)を挿通さ
せ、ねじ締結できるねじ装着孔ａ(13a)とねじ装着孔ｂ
(13b)を形成し、基部内側には上記モータ取付脚(4)と接
触し、上記モータ取付脚(4)への取付位置を規定する爪
(14)を対向方向にそれぞれ形成している。(15)は保護ガ
ード(5)をガード止め金具(6)のウエブ部(10)とにより挟
持する押さえ板、(16)は保護ガード(5)に設けられた当
て板で、取付け状態ではモータ取付脚(4)に圧接され
る。
の送風機の保護ガード固定具を示す図であり、図におい
て(1)はモータ(2)と羽根車(3)から成る軸流送風機、(4)
は上記モータ(2)を支持するモータ取付脚で、断面が円
形状の例えばパイプ材４本から成る。(5)は羽根車(3)の
保護ガードで、上記軸流送風機(1)のモータ(2)側に複数
個の後述するガード止め金具によって着脱可能に装着さ
れている。(6)はガード止め金具で、断面コ字状に形成
された脚固定部(7)に、蝶ナット(8)が螺合するねじ棒
(9)を設けて構成され、上記脚固定部(7)はウエブ部(10)
に対し、左右一対の板状のフランジ部(11)を上記モータ
取付脚(4)を嵌入し得る間隔に対向させ、これらの上記
フランジ部(11)の自由端側には蝶ボルト(12)を挿通さ
せ、ねじ締結できるねじ装着孔ａ(13a)とねじ装着孔ｂ
(13b)を形成し、基部内側には上記モータ取付脚(4)と接
触し、上記モータ取付脚(4)への取付位置を規定する爪
(14)を対向方向にそれぞれ形成している。(15)は保護ガ
ード(5)をガード止め金具(6)のウエブ部(10)とにより挟
持する押さえ板、(16)は保護ガード(5)に設けられた当
て板で、取付け状態ではモータ取付脚(4)に圧接され
る。
従来の送風機の保護ガード固定具は上記のように構成さ
れ、モータ取付脚(4)の保護ガード(5)の取付けは、モー
タ取付脚(4)が脚固定部(7)へ嵌入され、爪(14)がモータ
取付脚(4)に接触し位置ずれを防ぎ、フランジ部(11)に
蝶ボルト(12)を通して締結することによりガード止め金
具(6)がモータ取付脚(4)に取り付けられ、次に保護ガー
ド(5)は保護ガード固定具(6)のねじ棒(9)に押さえ板(1
5)を介して蝶ナット(8)を螺合させることによって、ウ
エブ部(10)の上面と押さえ板(15)の間に挟持状態に締着
され取り付けられるようになっている。
れ、モータ取付脚(4)の保護ガード(5)の取付けは、モー
タ取付脚(4)が脚固定部(7)へ嵌入され、爪(14)がモータ
取付脚(4)に接触し位置ずれを防ぎ、フランジ部(11)に
蝶ボルト(12)を通して締結することによりガード止め金
具(6)がモータ取付脚(4)に取り付けられ、次に保護ガー
ド(5)は保護ガード固定具(6)のねじ棒(9)に押さえ板(1
5)を介して蝶ナット(8)を螺合させることによって、ウ
エブ部(10)の上面と押さえ板(15)の間に挟持状態に締着
され取り付けられるようになっている。
上記のような従来の送風機の保護ガード固定具では、蝶
ボルト(12)をねじ装着孔ａ(13a)からねじ装着孔ｂ(13b)
に通し螺合させるようになっているため、作業性が悪
く、さらにモータ取付脚(4)の断面が円形上であること
から、ガード止め金具(6)が容易に回転して緩むととも
に、保護ガード(5)の位置ずれが発生し、振動、異常音
が発生するという問題点があった。
ボルト(12)をねじ装着孔ａ(13a)からねじ装着孔ｂ(13b)
に通し螺合させるようになっているため、作業性が悪
く、さらにモータ取付脚(4)の断面が円形上であること
から、ガード止め金具(6)が容易に回転して緩むととも
に、保護ガード(5)の位置ずれが発生し、振動、異常音
が発生するという問題点があった。
この考案は係る問題点を解決するためになされたもの
で、保護ガードをモータ取付脚に確実、かつ、容易に取
り付けることができる送風機の保護ガード固定具を得る
ことを目的とするものである。
で、保護ガードをモータ取付脚に確実、かつ、容易に取
り付けることができる送風機の保護ガード固定具を得る
ことを目的とするものである。
この考案に係る送風機の保護ガード固定具は、モータと
羽根車から成る送風機の上記モータを支持するモータ取
付軸に上記羽根車を保護するガードをガード止め金具に
より取着するようにした送風機の保護ガード固定具にお
いて、上記モータ取付脚を嵌入しうる間隔を有し、その
嵌入側程広い間隔で対向し合う側壁と、この両側壁を繋
ぐウェブ部と、このウェブ部に上記保護ガードを固定す
る固定具とを備え、上記両側壁に上記モータ取付脚を受
け入れ、その開口方向が上記両側壁においてほぼ逆方向
となる係合凹部を設け、上記両側壁に上記対向方向への
弾性力をもたせることを特徴とするものである。
羽根車から成る送風機の上記モータを支持するモータ取
付軸に上記羽根車を保護するガードをガード止め金具に
より取着するようにした送風機の保護ガード固定具にお
いて、上記モータ取付脚を嵌入しうる間隔を有し、その
嵌入側程広い間隔で対向し合う側壁と、この両側壁を繋
ぐウェブ部と、このウェブ部に上記保護ガードを固定す
る固定具とを備え、上記両側壁に上記モータ取付脚を受
け入れ、その開口方向が上記両側壁においてほぼ逆方向
となる係合凹部を設け、上記両側壁に上記対向方向への
弾性力をもたせることを特徴とするものである。
この考案においては、モータ取付脚をガード止め金具の
対向する側壁間に嵌入させ、側壁同士を平行となるよう
にしながらモータ取付脚に対してガード止め金具を回動
させることにより、係合凹部間でモータ取付脚が保持さ
れ、側壁の対向方向への弾性力によりガード止め金具は
モータ取付脚に弾性的に取着される。
対向する側壁間に嵌入させ、側壁同士を平行となるよう
にしながらモータ取付脚に対してガード止め金具を回動
させることにより、係合凹部間でモータ取付脚が保持さ
れ、側壁の対向方向への弾性力によりガード止め金具は
モータ取付脚に弾性的に取着される。
第１図はこの考案の一実施例を示す側面図、第２図(a)、
(b)は同じく取付け状態を示す斜視図であり、(1)〜
(8)、(10)〜(16)は上記従来例と同一または相当部分を
示し、(17)はガード止め金具で、例えば弾性を有する鋼
板から形成され、モータ取付脚(4)を嵌入する間隔を有
する開口部をおいて対向し、例えばねじ棒からなる成る
固着具(18)を設けたウエブ部(17a)に連設された一対の
側壁(19)(19)を有し、この対向する側壁(19)(19)にモー
タ取付脚(4)の挿入方向とほぼ90度異なる方向に開口を
設け、かつ、この開口方向が180度異なりモータ取付脚
が係合する係合凹部(20)を設け、上記側壁(19)(19)は開
口端が広がるように不平行に傾斜して形成されている。
(b)は同じく取付け状態を示す斜視図であり、(1)〜
(8)、(10)〜(16)は上記従来例と同一または相当部分を
示し、(17)はガード止め金具で、例えば弾性を有する鋼
板から形成され、モータ取付脚(4)を嵌入する間隔を有
する開口部をおいて対向し、例えばねじ棒からなる成る
固着具(18)を設けたウエブ部(17a)に連設された一対の
側壁(19)(19)を有し、この対向する側壁(19)(19)にモー
タ取付脚(4)の挿入方向とほぼ90度異なる方向に開口を
設け、かつ、この開口方向が180度異なりモータ取付脚
が係合する係合凹部(20)を設け、上記側壁(19)(19)は開
口端が広がるように不平行に傾斜して形成されている。
上記のように構成された送風機の保護ガード固定具にお
いては、その取付けは第２図(a)で示すように上記ガー
ド止め金具(17)の両側壁(19)(19)の先端を内側に押圧
し、モータ取付脚(4)に差し込む。次に、第２図(b)で示
すように90度回動させることにより、係合凹部(20)にモ
ータ取付脚(4)が係合され、ガード止め金具(17)がモー
タ取付脚(4)に取着される。さらに保護ガード(5)を固着
具(18)に押さえ板(15)を介して蝶ナット(8)を螺合させ
ることによって、ウエブ部(17a)の上面と押さえ板(15)
の間に挟持状態に締着され、保護ガード(5)の取付けが
できる。このようにしてガード止め金具(17)はモータ取
付脚(4)の上記両側壁(19)(19)を内側に押圧してモータ
取付脚(4)に嵌入するようにしていることにより、嵌入
後押圧力を除けば両側壁(19)(19)は外方へ広がり、この
広がる力でガード止め金具(17)を押圧し回り止めとな
り、さらに従来例における蝶ボルト(12)を必要としない
め、作業性が良くなるとともに、安価なものとなる。
いては、その取付けは第２図(a)で示すように上記ガー
ド止め金具(17)の両側壁(19)(19)の先端を内側に押圧
し、モータ取付脚(4)に差し込む。次に、第２図(b)で示
すように90度回動させることにより、係合凹部(20)にモ
ータ取付脚(4)が係合され、ガード止め金具(17)がモー
タ取付脚(4)に取着される。さらに保護ガード(5)を固着
具(18)に押さえ板(15)を介して蝶ナット(8)を螺合させ
ることによって、ウエブ部(17a)の上面と押さえ板(15)
の間に挟持状態に締着され、保護ガード(5)の取付けが
できる。このようにしてガード止め金具(17)はモータ取
付脚(4)の上記両側壁(19)(19)を内側に押圧してモータ
取付脚(4)に嵌入するようにしていることにより、嵌入
後押圧力を除けば両側壁(19)(19)は外方へ広がり、この
広がる力でガード止め金具(17)を押圧し回り止めとな
り、さらに従来例における蝶ボルト(12)を必要としない
め、作業性が良くなるとともに、安価なものとなる。
この考案は以上説明したとおり、嵌入側程広がった間隔
で対向し合う側壁のそれぞれにモータ取付脚を受け入れ
る係合凹部を設け、それぞれの係合凹部の開口方向が逆
となるようにし、両側壁には対向方向への弾性力をもた
せてあるから、ガード止め金具をモータ取付脚に取着す
る作業がきわめて容易であり、送風機の振動によるガー
ド止め金具の緩みや異常音の発生を防止できる効果を有
する。
で対向し合う側壁のそれぞれにモータ取付脚を受け入れ
る係合凹部を設け、それぞれの係合凹部の開口方向が逆
となるようにし、両側壁には対向方向への弾性力をもた
せてあるから、ガード止め金具をモータ取付脚に取着す
る作業がきわめて容易であり、送風機の振動によるガー
ド止め金具の緩みや異常音の発生を防止できる効果を有
する。
第１図はこの考案の一実施例を示す側面図、第２図(a)
(b)は同じくガード止め金具(17)のモータ取付脚(4)への
嵌合状態と係合状態を示す斜視図、第３図は従来の送風
機の固定具を示す側面図、第４図はその取付け状態を示
す断面図、第５図は同じく取付け状態を示す背面図であ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示し、
(1)は送風機、(2)はモータ、(3)は羽根車、(4)はモータ
取付脚、(5)はガード、(17)はガード止め金具、(17a)は
ウエブ部、(18)は固着具、(19)は側壁、(20)は係合凹部
である。
(b)は同じくガード止め金具(17)のモータ取付脚(4)への
嵌合状態と係合状態を示す斜視図、第３図は従来の送風
機の固定具を示す側面図、第４図はその取付け状態を示
す断面図、第５図は同じく取付け状態を示す背面図であ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示し、
(1)は送風機、(2)はモータ、(3)は羽根車、(4)はモータ
取付脚、(5)はガード、(17)はガード止め金具、(17a)は
ウエブ部、(18)は固着具、(19)は側壁、(20)は係合凹部
である。
Claims (1)
- 【請求項１】モータと羽根車から成る送風機の上記モー
タを支持するモータ取付脚に上記羽根車を保護するガー
ドをガード止め金具により取着するようにした送風機の
保護ガード固定具において、上記モータ取付脚を嵌入し
うる間隔を有し、その嵌入側程広い間隔で対向し合う側
壁と、この両側壁を繋ぐウェブ部と、このウェブ部に上
記保護ガードを固定する固定具とを備え、上記両側壁に
上記モータ取付脚を受け入れ、その開口方向が上記両側
壁においてほぼ逆方向となる係合凹部を設け、上記両側
壁に上記対向方向への弾性力をもたせたことを特徴とす
る送風機の保護ガード固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775686U JPH0619840Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 送風機の保護ガ−ド固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775686U JPH0619840Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 送風機の保護ガ−ド固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6363596U JPS6363596U (ja) | 1988-04-26 |
| JPH0619840Y2 true JPH0619840Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31080604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15775686U Expired - Lifetime JPH0619840Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 送風機の保護ガ−ド固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619840Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-15 JP JP15775686U patent/JPH0619840Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6363596U (ja) | 1988-04-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4284114A (en) | Locking member for a clamping bolt | |
| JPH0619840Y2 (ja) | 送風機の保護ガ−ド固定具 | |
| KR200197016Y1 (ko) | 케이블 트레이 고정장치 | |
| JPH0214601Y2 (ja) | ||
| JPH0743951Y2 (ja) | 車両用バッテリの保持装置 | |
| JPH0140268Y2 (ja) | ||
| JPH0623867Y2 (ja) | 送風機取付金具 | |
| JP4971247B2 (ja) | スタッドボルト用固定クリップ | |
| JPH0422636Y2 (ja) | ||
| JPH06640Y2 (ja) | 軸流ファンの取付装置 | |
| JP4059550B2 (ja) | 柱材連結金具 | |
| JP2891964B2 (ja) | パレット用の間隔保持具セット | |
| JPS6230573Y2 (ja) | ||
| JPH0644969Y2 (ja) | 天井吊り構造 | |
| JPH0634967Y2 (ja) | 長尺部材間の隙間形成用スペーサ | |
| JPH0510529Y2 (ja) | ||
| JPS6333028Y2 (ja) | ||
| JPS6016185Y2 (ja) | 入隅外壁コーナーの保持具 | |
| JPH066271Y2 (ja) | 弛み防止ナット | |
| JPH0332186Y2 (ja) | ||
| JPS6059447B2 (ja) | ボルト固定具 | |
| JPH0332825Y2 (ja) | ||
| JPH0542255Y2 (ja) | ||
| JP2503456Y2 (ja) | 内壁パネルの取付け金具 | |
| JPH0332813Y2 (ja) |