JP2607860Y2 - 吊り金具 - Google Patents

吊り金具

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JP2607860Y2
JP2607860Y2 JP1993072970U JP7297093U JP2607860Y2 JP 2607860 Y2 JP2607860 Y2 JP 2607860Y2 JP 1993072970 U JP1993072970 U JP 1993072970U JP 7297093 U JP7297093 U JP 7297093U JP 2607860 Y2 JP2607860 Y2 JP 2607860Y2
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JP
Japan
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nut
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hanging
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Application number
JP1993072970U
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English (en)
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JPH0738863U (ja
Inventor
清寿 渋谷
Original Assignee
株式会社アカギ
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/02Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • F16B2/06Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action
    • F16B2/065Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action using screw-thread elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、所謂H鋼・アングルな
どの形鋼のフランジ部分に取り付けて配管や配線その他
様々な設備・物体を吊り下げるのに利用される吊り金具
に関する。 【0002】 【従来の技術】図3に示すように、従来の吊り金具は、
金具本体Aを形鋼のフランジBに噛み合わせてボルトC
で固定するもので、物体を吊り下げるには、金具本体A
の底板Dに形成されているボルト孔Eに下側から吊り下
げ用のボルトFを差し込み、ナットGを指先で押さえて
回転を止めながらボルトFを回転させて取り付ける構成
である(実開昭50−124597号参照)。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】上記のような従来品で
は、ボルトFの取り付けが両手作業となるため煩雑であ
るだけでなく、高所では危険作業であり、また、ナット
孔Eが円形であり、ボルトFの差し込み位置が固定的で
あるために、吊り下げる物品の位置によっては、ボルト
Fが垂直でなく斜めになってしまうことから、ボルトF
にかかる荷重負担が増加して好ましくない事態の発生が
危惧される。 【0004】上記の事態の発生を防止するために、ボル
ト孔Eを円形でなく長孔とすることにより、ボルト締め
付け位置をアジャストできるよう工夫がなされた。 【0005】然しながら、ボルト孔Eを長孔とするだけ
では、ボルトFの挿入位置とナットの位置が対応せずナ
ットを取り付けることが容易ではない。特に、吊り金具
の取り付け作業は、脚立などを利用した高所作業となる
場合がほとんどで、脚立の上に立ち、右手又は左手でボ
ルトFを差し込み左手又は右手でナットGを取り付けボ
ルトの位置調整を行う作業は危険であり、また、作業性
が非常に悪いので、人件費高騰の折から施工コストの上
昇を招く結果となっているのが現状である。 【0006】本考案は、上記に鑑み、片手操作でも簡単
にボルトFの取り付け作業を行うことができ、作業能率
を向上させることができる吊り金具を明らかにすること
を目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本考案に係る吊り金具
は、金属板を短い角パイプ型に折り曲げて天井板・両側
板・底板となした構成を有し、更に、底板に取り付けた
ボルトの締め付けにより形鋼のフランジ等に取り付け利
用する吊り金具において、前記底板に物体吊り下げ用の
ボルトを通す長孔を形成すると共に、ナットの一端側に
パイプ状突起が形成されているナットを、前記長孔に差
し込んでパイプ状突起の先端をカシめることにより外側
に展開させて鍔状に形成して、長孔から脱落できないよ
うに、しかもこの長孔に沿って自由に水平移動可能な状
態でナットを取り付けた構成であり、且つ前記ナットは
前記両側板に当接することによって回動不可な構成であ
ること、を特徴とする。 【0008】 【考案の具体的構成】次に、本考案の具体的構成を添付
の図面に従って詳細に説明する。 【0009】図1において、本考案に係る吊り金具10
は、基本的構造の点で図3に示す従来の吊り金具と同種
であって、天井板11、側板12・13、底板14で構
成されており、態様によっては、側板12・13の一部
が切欠されて圧止片15が形成されていて、ボルト16
により形鋼のフランジに取り付ける構造である。 【0010】本考案の吊り金具10において特徴的な点
は、底板14に形成されている長孔17に沿って自由に
水平移動が可能な状態でカシメナット18が取り付けら
れている点である。 【0011】カシメナット18は、ナットの一端側にパ
イプ状突起が形成されているナットを、長孔17に上方
から差し込んで、パイプ状突起の先端をカシめることに
より外側に展開させて鍔状に形成して、長孔17から脱
落できないように取り付けたものである。このカシメナ
ット18は長孔17に沿ってスライド可能であるが、そ
の側面が側板12・13に当接することで回動不可の構
成である。 【0012】本考案の吊り金具10は、上記のように構
成されているので、側板14の切欠部を形鋼のフランジ
に差し込みボルト16を締め付けることにより強固に取
り付けることができ、次いで、物体を吊り下げるには、
ボルト20を長孔17の下側から上方に差し込み、その
先端をカシメナット18に押し当てながら回転させるだ
けで、カシメナット18を指先で押さえることなく、ボ
ルト20のカシメナット18への取り付けを行うことが
でき、また、ボルト20の取り付け位置の調整は長孔1
7に沿ってカシメナット18を取り付けたボルト20を
水平移動させるだけで行うことが可能である。 【0013】カシメナット18が長孔17に沿って移動
できるだけで回転することができない構成とするには、
前述したように、側板12・13の内面にその側面を当
接させて回転止めとする態様の外、熔接等の手法により
方形の板部材をナットに固定しておき、その端部を側板
12・13の内面に接触させて回転止めとする態様等が
採用される。 【0014】 【考案の効果】本考案の吊り金具10は上記のように構
成されているので、ナット18を指で押さえることなく
ボルト20に取り付けることができ、また、長孔17に
沿って自由にその取付位置を調整することができ、これ
らの作業は片手作業で行うことができるので、脚立に乗
っての作業でも危険性が低く、非常に作業能率が高いの
で頭記した目的の達成が可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の吊り金具の斜視図 【図2】同じく中央部縦断面図 【図3】従来の吊り金具の縦断面図 【符号の説明】 10−吊り金具 11−天井板 12−側板 13−側板 14−底板 15−圧止片 16−ボルト 17−長孔 18−カシメナット 20−ボルト

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】金属板を短い角パイプ型に折り曲げて天井
    板・両側板・底板となした構成を有し、更に、底板に取
    り付けたボルトの締め付けにより形鋼のフランジ等に取
    り付け利用する吊り金具において、前記底板に物体吊り
    下げ用のボルトを通す長孔を形成すると共に、ナットの
    一端側にパイプ状突起が形成されているナットを、前記
    長孔に差し込んでパイプ状突起の先端をカシめることに
    より外側に展開させて鍔状に形成して、長孔から脱落で
    きないように、しかもこの長孔に沿って自由に水平移動
    可能な状態でナットを取り付けた構成であり、且つ前記
    ナットは前記両側板に当接することによって回動不可な
    構成であることを特徴とする吊り金具。
JP1993072970U 1993-12-20 1993-12-20 吊り金具 Expired - Lifetime JP2607860Y2 (ja)

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JPH0738863U JPH0738863U (ja) 1995-07-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8353486B2 (en) 2008-01-21 2013-01-15 Erico International Corporation Lateral seismic brace
US20090183443A1 (en) 2008-01-21 2009-07-23 Osborn Eric C Universal structural attachment for seismic brace

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