JPH0536892Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536892Y2 JPH0536892Y2 JP3696688U JP3696688U JPH0536892Y2 JP H0536892 Y2 JPH0536892 Y2 JP H0536892Y2 JP 3696688 U JP3696688 U JP 3696688U JP 3696688 U JP3696688 U JP 3696688U JP H0536892 Y2 JPH0536892 Y2 JP H0536892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- small groove
- fixed
- board
- wall board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 11
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は壁板の取付構造に関する。
従来、無機質壁板を同縁などに取付ける場合、
第3図に示すようにいわゆるいなずま金具と称さ
れる金具Aを壁板B裏面にボルトナツト等Cで固
定し、この金具Aを介してアングル材等から成る
同縁に壁板を固定することが行なわれる(例えば
実公昭59−3042号)。
第3図に示すようにいわゆるいなずま金具と称さ
れる金具Aを壁板B裏面にボルトナツト等Cで固
定し、この金具Aを介してアングル材等から成る
同縁に壁板を固定することが行なわれる(例えば
実公昭59−3042号)。
ところで、上記取付手段による場合、金具Aが
固定部C′を中心として矢印で示すように倒れやす
く、壁板の重量が嵩むことも有つて取付工事時に
非常にわずらわしい思いをする欠点が有つた。
固定部C′を中心として矢印で示すように倒れやす
く、壁板の重量が嵩むことも有つて取付工事時に
非常にわずらわしい思いをする欠点が有つた。
もつとも、このような欠点を解消するため、金
具Aを前もつて同縁Dなどに溶接したり、金具A
の基面を幅広にし、その肩を壁面に当てることに
よつて回転止めを行なうことや、壁板裏面に金具
の嵌まり込み凹部を設けることなどが考えられる
が、溶接の場合、表面塗料が損傷される問題があ
り、後二者にあつては、特別に金具、あるいは壁
板の形状を整える必要があつてコストアツプとな
るなどの問題が有る。
具Aを前もつて同縁Dなどに溶接したり、金具A
の基面を幅広にし、その肩を壁面に当てることに
よつて回転止めを行なうことや、壁板裏面に金具
の嵌まり込み凹部を設けることなどが考えられる
が、溶接の場合、表面塗料が損傷される問題があ
り、後二者にあつては、特別に金具、あるいは壁
板の形状を整える必要があつてコストアツプとな
るなどの問題が有る。
この考案は上記問題点に鑑み、壁板の取付固定
に至るまでの間、金具を確実に固定出来、しか
も、実施も容易な壁板の取付構造を提供すること
を目的としてなされたものである。
に至るまでの間、金具を確実に固定出来、しか
も、実施も容易な壁板の取付構造を提供すること
を目的としてなされたものである。
即ち、この考案の壁板の取付構造は裏面に長さ
方向に連続する小溝が形成され、該小溝に爪部を
嵌合させて取付金具の基板が前記壁板に締結金具
を介して固定され、前記基板より延出する取付片
が壁板支持材に適宜手段で固定されて成ることを
特徴とするものである。
方向に連続する小溝が形成され、該小溝に爪部を
嵌合させて取付金具の基板が前記壁板に締結金具
を介して固定され、前記基板より延出する取付片
が壁板支持材に適宜手段で固定されて成ることを
特徴とするものである。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は
実施例の分解状態を示す要部拡大斜視図である。
実施例の分解状態を示す要部拡大斜視図である。
この考案の壁板の取付構造は、例えば押出成形
による無機質壁板1などの裏面1Aに長さ方向に
連続する小溝2が形成され、この小溝2に爪部3
Aを嵌合させて取付金具3の基板3Bがボルトナ
ツト等の締結金具4を介して固定され、基板3B
より延出する取付片3Aが壁板支持材5(図示例
はアングル材)に適宜手段で固定されて構成され
ている。
による無機質壁板1などの裏面1Aに長さ方向に
連続する小溝2が形成され、この小溝2に爪部3
Aを嵌合させて取付金具3の基板3Bがボルトナ
ツト等の締結金具4を介して固定され、基板3B
より延出する取付片3Aが壁板支持材5(図示例
はアングル材)に適宜手段で固定されて構成され
ている。
なお、壁板支持材5への取付は先端がL字状に
曲折されたボルト(図示せず)及びナツト4によ
る締結の他、ビスあるいは溶接などの適宜手段が
用いられる。
曲折されたボルト(図示せず)及びナツト4によ
る締結の他、ビスあるいは溶接などの適宜手段が
用いられる。
上記実施例において取付金具3の爪部3Aは、
基板3Bの縁端に切り込みを設け、この部分を折
り返した簡単な構造のもので十分である。
基板3Bの縁端に切り込みを設け、この部分を折
り返した簡単な構造のもので十分である。
また、壁板裏面の小溝2は第2図に示すように
壁板1の中空孔1Bに対応した位置に設けられ、
押出成形時に成形ダイに設けた突起などにより一
時に成形されたものである。
壁板1の中空孔1Bに対応した位置に設けられ、
押出成形時に成形ダイに設けた突起などにより一
時に成形されたものである。
この考案において、取付金具3は、小溝2に嵌
合する爪片3Aと締結金具4との二点によつて支
持されるので、回転することはない。
合する爪片3Aと締結金具4との二点によつて支
持されるので、回転することはない。
また、小溝2は壁板裏面において、丁度罫書線
として利用出来、ボルト貫通孔を穿設する場合の
位置が簡単に設定出来る。
として利用出来、ボルト貫通孔を穿設する場合の
位置が簡単に設定出来る。
この考案は以上説明したように、壁板裏面に取
付けた金具は、一たん取付後は、外力の影響によ
り回転してしまうことがなく、取付施工が容易と
なると共に、壁板裏面の小溝は、罫書線としての
機能を営むのでボルト孔穿設作業も容易となる。
付けた金具は、一たん取付後は、外力の影響によ
り回転してしまうことがなく、取付施工が容易と
なると共に、壁板裏面の小溝は、罫書線としての
機能を営むのでボルト孔穿設作業も容易となる。
さらに、金具には爪片を、また壁板には押出成
形の場合に成形ダイに突起を設けるだけで簡単に
成形出来るので実施も容易であるなど種々の実用
的効果を有する。
形の場合に成形ダイに突起を設けるだけで簡単に
成形出来るので実施も容易であるなど種々の実用
的効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は
実施例の分解状態を示す要部拡大斜視図、第3図
は従来例の斜視図である。
実施例の分解状態を示す要部拡大斜視図、第3図
は従来例の斜視図である。
Claims (1)
- 裏面に長さ方向に連続する小溝が形成され、該
小溝に爪部を嵌合させて取付金具の基板が前記壁
板に締結金具を介して固定され、前記基板より延
出する取付片が壁板支持材に適宜手段で固定され
て成ることを特徴とする壁板の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3696688U JPH0536892Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3696688U JPH0536892Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148434U JPH01148434U (ja) | 1989-10-13 |
JPH0536892Y2 true JPH0536892Y2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=31263552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3696688U Expired - Lifetime JPH0536892Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536892Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP3696688U patent/JPH0536892Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01148434U (ja) | 1989-10-13 |
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