JPH0748096Y2 - 机の組み立て構造 - Google Patents

机の組み立て構造

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JPH0748096Y2
JPH0748096Y2 JP9525491U JP9525491U JPH0748096Y2 JP H0748096 Y2 JPH0748096 Y2 JP H0748096Y2 JP 9525491 U JP9525491 U JP 9525491U JP 9525491 U JP9525491 U JP 9525491U JP H0748096 Y2 JPH0748096 Y2 JP H0748096Y2
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JP
Japan
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top plate
bolt
hole
desk
screw hole
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JP9525491U
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JPH0543929U (ja
Inventor
雅宏 若杉
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、机の天板と脚部とを組
み立てる際の組み立て構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、机51の組み
立て構造として、脚部53に数個の貫通孔55を備えた
取付片57を設け、ねじ釘59を、それら貫通孔55に
貫通させた状態で、天板61の裏面にねじ込み、取付片
57を天板61に固定することで、天板61と脚部53
とを組み立てるものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一般に、机類は輸送効
率を高めるため、脚部をノックダウンにする場合が多い
が、輸送先で複数ヶ所のねじ釘によるねじ込み作業を行
うことは、労力を必要とするだけでなく、そのための時
間的ロスも大きなものとなっていた。このようなねじ釘
による固定は、ルトをねじ孔に螺合することによる固
定とは異なり、ある程度の力と正確さが要求される。し
かも、輸送先においては、工場内とは異なり、道具や機
械類が十分に揃っていない環境下で作業を行わなければ
ならず、ねじ込む位置がばらついてしまう問題も生じて
いた。
【0004】本考案では、上記問題点を踏まえ、輸送先
において、机の天板と脚部とを容易かつ正確に組み立て
可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案は次のような構成を採用している。即ち、天
板および脚部の一方に設けられたボルト貫通孔および
係合部と、上記天板および上記脚部の他方に設けら
れたねじ孔および上記第係合部と係合可能な第係合
部と、上記ねじ孔に螺合するボルトと、を備えることに
より、上記第係合部と上記第係合部とを係合させる
とともに、上記ボルトを上記ボルト貫通孔を貫通させ
た状態で上記ねじ孔に螺合することにより、上記天板と
上記脚部とを組み立てて机を形成することを可能とする
机の組み立て構造を要旨とする。
【0006】
【作用】本考案の机の組み立て構造においては、天板お
よび脚部の一方には、ボルト貫通孔および第係合部
が設けられ、天板および脚部の他方には、ねじ孔および
係合部が設けられている。これらを用いて天板と脚
部とを組み立てる場合、まず最初に、第係合部と第
係合部とを係合する。次に、ボルトを、ボルト貫通孔
に貫通させた状態で、ねじ孔に螺合する。このことで、
天板と脚部とのもう一ヶ所が固定されるとともに、第
係合部と第係合部とが外れてしまうのを防止できる。
【0007】この作業を輸送先で行うことにより、机の
天板と脚部とは、第係合部と第係合部とを係合させ
一つのボルトをねじ孔に螺合するだけで、容易かつ正確
に組み立てられる。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は、本考案一実施例としての机の組み立
て構造の全体斜視図である。机1は、天板3および脚部
5から構成されている。
【0009】天板3は、板材7、天板金具9およびねじ
釘11から構成されている。天板金具9は、長尺の板状
をなし、一方の端に係合鈎部13、他方の端にねじ孔部
15、中央およびその両端の間との計三ヶ所に天板金具
貫通孔17を備えている。天板金具9は、ねじ釘11
を、天板金具貫通孔17に貫通させた状態で、板材7の
裏面にねじ込むことにより、固定されている。第係合
部としての係合鈎部13は、天板金具9の先端19が丸
みを帯びた三角形に加工されており、その先端19と、
端に近いもう一ヶ所との二ヶ所が各々直角に折れ曲げら
れていて、全体が鈎状となっている。ねじ孔部15で
は、天板金具9の端の一ヶ所が直角に曲げられており、
その曲げた箇所には、ねじ孔21が切られている。
【0010】脚部5は、支柱23、天板受け金具25、
固定金具27、キャップ29およびボルト31から構成
されている。支柱23は、直方の筒状をなし、机1の脚
の一つである。その支柱23の先端近くには、係合鈎部
13の先端19を嵌め込めるように、第係合部として
の係合開口部33が設けられている。天板受け金具25
は、長方形の金属板を折り曲げることによって、断面コ
の字状に形成したものである。天板受け金具25は、そ
の一端が支柱23の係合開口部33の周囲に溶接されて
おり、このことで、支柱23と天板受け金具25とは直
角に固定されている。天板受け金具25の他方の端に
は、長方形の固定金具27が、端からわかに内側の位
置に、溶接されている。このことにより、天板受け金具
25の端には、浅い凹部が形成されている。この固定金
具27には、ボルト用貫通孔35が設けられている。キ
ャップ29は、直方体の樹脂部37および長方形の金属
板39から構成されており、これら樹脂部37と金属板
39とは一体に固着されている。樹脂部37には、ボル
ト31のねじの部分を貫通できる孔が設けてあり、その
孔の内周には、ボルト31の頭部を止めて支えるための
段差が設けられている。金属板39にも貫通孔が設けら
れており、樹脂部37と金属板39とが固着すると、こ
れらの孔は、キャップ29全体を貫通するキャップ貫通
孔41を形成している。キャップ29の金属板39を、
天板受け金具25と固定金具27とで作られている凹部
に合わせると、キャップ貫通孔41は、ボルト用貫通孔
35の位置に来る。ボルト31は、その頭部に六角形の
凹部が設けられており、断面がこれと同じ大きさの六角
形をなすL字型締め具を用いて、ねじ孔21に螺合可能
となっている。
【0011】図2は、机1の天板3と脚部5とを組み立
てる際の断面図、図3は、天板3と脚部5とを組み立て
た状態の断面図である。天板3と脚部5とを組み立てる
場合、まず最初に、図2に示すように、支柱23の第
係合部としての係合開口部33を、第係合部としての
係合鈎部13の先端19に持っていく。この際、係合鈎
部13からねじ孔部15までの距離と、係合開口部33
から固定金具27までの距離とは、ほぼ等しくなってい
る。また、係合鈎部13も、係合開口部33の位置に合
わせて形成されており、ねじ孔21の位置もボルト用
通孔35の位置に合わせてある。このとにより、図3
に示すように、係合鈎部13と係合開口部33を係合さ
せると、ボルト用貫通孔35の位置は、ちょうどねじ孔
21の位置に来る。そして、ボルト31を、キャップ貫
通孔41、ボルト用貫通孔35に貫通させた状態で、ね
じ孔21に螺合する。L字型締め具により、ボルト31
を締め、ボルト31の頭をキャップ29の樹脂部37に
強く圧接させ、キャップ29、固定金具27およびねじ
孔部15を固定させる。これで、天板3と脚部5とは、
組み立てられた。この作業を、机1の全ての脚について
行えばよい。
【0012】このように、机1の天板3と脚部5とは、
係合鈎部13と係合開口部33とを係合させ一つのボ
ルト31を、ボルト用貫通孔35を通して、ねじ孔21
に螺合するだけで、容易かつ正確に組み立て可能となっ
た。この、ボルト31をねじ孔21に螺合する作業は、
それほどの労力や慎重さを要求されるものではないの
で、輸送先の不十分な環境下でも、速やかに作業を終え
ることができる。また、この作業は熟練性を必要としな
いので、組み立てを例えば購入者等の素人に任せること
ができる。その場合でも、机としての機能は維持され、
熟練者による作業と差異が生ずることもない。一方、天
板金具9を板材7に取り付ける作業は、工場内の整備さ
れた環境下で行うので、取り付け位置が正確に決まり、
しかも、しっかりと固定できる。
【0013】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案による机の
組み立て構造を採用することにより、輸送先で、天板と
脚部とを、第係合部と第係合部とを係合させ一つ
のボルトを、ボルト用貫通孔を通して、ねじ孔に螺合す
るだけで、容易かつ正確に組み立てることが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案一実施例としての机の組み立て構造
の全体斜視図である。
【図2】 それを組み立てる際の断面図である。
【図3】 それを組み立てた状態の断面図である。
【図4】 従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1・・・机、3・・・天板、5・・・脚部、13・・・
係合鈎部、15・・・ねじ孔部、19・・・先端、21
・・・ねじ孔、23・・・支柱、25・・・天板受け金
具、27・・・固定金具、29・・・キャップ、31・
・・ボルト、33・・・係合開口部、35・・・ボルト
貫通孔、41・・・キャップ貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板(3)および脚部(5)の一方に設
    けられたボルト貫通孔(35)および第係合部(3
    3)と、 上記天板(3)および上記脚部(5)の他方に設けられ
    たねじ孔(21)および上記第係合部(33)と係合
    可能な第係合部(13)と、 上記ねじ孔(21)に螺合するボルト(31)と、 を備えることにより、上記第係合部(33)と上記第
    係合部(13)とを係合させるとともに、上記ボルト
    (31)を上記ボルト用貫通孔(35)を貫通させた状
    態で上記ねじ孔(21)に螺合することにより、上記天
    (3)と上記脚部(5)とを組み立てて机(1)を形
    成することを可能とする机の組み立て構造。
JP9525491U 1991-11-20 1991-11-20 机の組み立て構造 Expired - Lifetime JPH0748096Y2 (ja)

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JP9525491U JPH0748096Y2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 机の組み立て構造

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Publication Number Publication Date
JPH0543929U JPH0543929U (ja) 1993-06-15
JPH0748096Y2 true JPH0748096Y2 (ja) 1995-11-08

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ID=14132629

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