JPH0319562Y2 - - Google Patents

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JPH0319562Y2
JPH0319562Y2 JP5574685U JP5574685U JPH0319562Y2 JP H0319562 Y2 JPH0319562 Y2 JP H0319562Y2 JP 5574685 U JP5574685 U JP 5574685U JP 5574685 U JP5574685 U JP 5574685U JP H0319562 Y2 JPH0319562 Y2 JP H0319562Y2
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wall
panel
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wall panel
wall portion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンクリート等により構成された壁
面に外壁パネルを取付ける取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、外壁パネル内外の圧力を等しく建物内部
への雨水の侵入を防止すべく、コンクリート壁の
外部から外壁パネルを取付ける場合、コンクリー
ト壁に予め、パネル取付ブラケツトを所定間隔を
有して埋設しておき、該パネル取付ブラケツトを
利用して下段外壁パネルの上部及び上段外壁パネ
ルの下部を夫々取付け、順次、壁面の沿つて外壁
パネルを上下方向に突合せ状態に配置して行く方
法があつた。例えば、特公昭56−2581号公報に示
されるものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 特公昭56−2581号公報の構造によれば、下段の
外壁パネルの上縁部に固定されたブラケツトを壁
面のベースブレートに単にボルト締結し、その
後、上段の外壁パネルの下縁部に設けられたピン
をブラケツトの固定孔に単に嵌入して固定する構
成であり、壁面と外壁パネルとの間隔調整及び、
外壁パネルの上下位置の高さ調整に関し、何等考
慮されていない。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、壁面の外
壁パネルとの間隔調整及び、外壁パネルの高さ調
整を容易行えるものを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、壁1面に設けられたパネル
取付ブラケツト16に、下段外壁パネル2の上部
に備えられた上取付体3が取付けられると共に上
段外壁パネル2の下部に備えられた下取付体4が
取付けられ、順次、壁1面に沿つて上下方向に突
合せ状態に配置される外壁パネル2の取付装置に
おいて、前記パネル取付ブラケツト16の下部に
上取付体3の内方張出壁部11が載置状とされる
受承壁部28を有するパネル上取付部26が設け
られ、張出壁部11と受承壁部28との間隔を調
整自在とすべく、張出壁部11の下面より進退自
在に突出する高さ調整体14が張出壁部11に設
けられ、パネル取付ブラケツト16の上部に下取
付体4の下面に形成された嵌合溝6が嵌合される
立上り壁部20を有すると共に、該立上り壁部2
0が壁1面に対して遠近調整自在とされたパネル
下取付部18が設けられた点にある。
(作用) 本考案によれば、外壁パネル2の下部に備えら
れた下取付体4の下面の形成された嵌合構6を下
位のパネル取付ブラケツト16のパネル下取付部
18の立上り壁部20に嵌合した後、外壁パネル
2の上部の備えられた上取付体3の内方張出壁部
11を上位のパネル取付ブラケツト16のパネル
上取付部26の受承壁部28に載置状として取付
ければよい。そして壁1面と外壁パネル2との間
隔を調整する場合には、壁1面に対する立上り壁
部20の位置を予め、遠近調整しておけばよい。
また外壁パネル2の高さを調整する場合には、内
方張出壁部11を受承壁部28に載置した状態で
高さ調整体14を進退調整すれば、張出壁部11
と受承壁部28との間隔が調整され、ここに外壁
パネル2が上下に高さ調整されるのである。この
際、外壁パネル2の重量が受承壁部28で支持さ
れるため、容易に高さ調整を行うことができるの
である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面の基づいて説明す
ると、第1図乃至第3図において、1はコンクリ
ート等よりなる壁、2はアルミ鋳物、繊維強化セ
メント等よりなる外壁パネルである。外壁パネル
2の上部内面及び下部内面の夫々に側方向複数、
例えば一対の上取付体3及び下取付体4が備えら
れている。該下取付体4は第1図及び第2図に示
される如く、外壁パネル2の内面より内方突出状
に形成された突出壁体5よりなり、突出壁体5の
下面には側方向凹状の嵌合溝6が形成されてい
る。また上取付体3は第1図及び第2図に示され
る如く、外壁パネル2の内面のボス部7に埋設さ
れたボルト8に締結されたハウジング体9を備
え、該ハウジング体9はボス部7に締結される矩
形平板状の取付壁部10と、取付壁部10上縁よ
り内方向張出状の内方張出壁部11と、取付壁部
10の一側縁より内方向張出状の連結壁部12と
から構成さ、内方張出壁部11上面にはナツト体
13が溶接等により固着され、該ナツト体13に
高さ調整体14としてのボルトが螺合されてお
り、高さ調整体14の螺合、螺退により、内方張
出壁部11の下面より高さ調整体14の軸部が進
退自在に突出するよう構成されている。また連結
壁部12には内方向に細長状のボルト挿通孔15
が形成されている。
前記壁1には上下方向及び側方向に夫々、適宜
間隔を有して配置されたパネル取付ブラケツト1
6の基板部17が埋設されている。該基板部17
の外面上部にはパネル下取付部18が設けられて
おり、第1図及び第2図に示される如く、パネル
下取付部18は基板部17に溶接等により固着さ
れた側面視L字状の固定支持体19と、該固定支
持体19上に載置され、上方に突出する立上り壁
部20を有する側面視L字状の移動調整体21と
を備え、固定支持体19と移動調整体21との互
いに重合状とされる部分に、互いにクロス状とさ
れる内外方向及び側方向の細長状のボルト挿通孔
22,23が夫々形成され、ボルト24挿通を介
して、ナツト25で締結されている。そして各ボ
ルト挿通孔22,23とボルト24との相対位置
調整により、移動調整体21が内外方向及び側方
向に移動調整自在とされ、ここに立上り壁部20
と壁1面との間隔が遠近調整自在とされる。また
基板部17の外面下部にはパネル上取付部26が
設けられており、第1図及び第3図に示される如
く、パネル上取付部26は基板部17に溶接時に
より固着された矩形平板状の取付壁部27、取付
壁部27上縁より外方向張出状の受承壁部28
と、取付壁部27の一側縁より外方向張出状の連
結壁部29とから構成され、該連結壁部29には
上下方向に細長状のボルト挿通孔30が形成され
ている。
そして、外壁パネル2を取付ける場合には、パ
ネル取付ブラケツト16のパネル下取付部18の
ボルト24・ナツト25を緩め、立上り壁部20
と壁1面との間隔を調整した後、再度ボルト2
4・ナツト25を締結し、外壁パネル2の下取付
体4の嵌合溝6が立上り壁部20の上方より嵌合
され、外壁パネル2の上取付体3の内方張出壁部
11がパネル上取付部26の受承壁部28上に載
せられる。そして外壁パネル2の高さ調整を行う
場合には高さ調整体14を進退操作すれば、内方
張出壁部11と受承壁部28との間隔が調整さ
れ、ここに外壁パネル2が高さ調整される。この
際、外壁パネル2は所謂、受承壁部28に吊下げ
状に支持された状態であり、重量大なる外壁パネ
ル2を直接、作業者が支持しながら高さ調整を行
う場合と比較して容易に調整作業が行え、作業性
がよい。その後、上取付体3の連結壁部12に形
成されたボルト挿通孔15とパネル上取付部26
の連結壁部に形成されたボルト挿通孔30を利用
してボルト31締結すればよい。そして順次、同
様に上下方向に突合せ状態に取付けて行けばよ
い。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、外壁パネル2の取付けに際し、外壁パネル2
の重量がパネル取付ブラケツト16側で支持され
た状態で、外壁パネル2の高さ調整が行え、高さ
調整作業が容易となり、作業性がよい。また壁1
面と外壁パネル2との間隔調整も行えるという利
点がある。
(考案の効果) 本考案によれば、パネル取付ブラケツトの下部
に、外壁パネルに備えられた上取付体の内方張出
壁部が載置状とされる受承壁部を有するパネル上
取付部が設けられ、張出壁部と受承壁部との間隔
を調整自在とすべく、張出壁部の下面より進退自
在に突出する高さ調整体が設けられ、パネル取付
ブラケツトの上部に、外壁パネルに備えられた下
取付体の下面に形成された嵌合溝が嵌合される立
上り壁部を有すると共に立上り壁部が壁面に対し
て遠近調整自在とされたパネル下取付部が設けら
れたものであり、壁面と外壁パネルとの間隔を調
整する場合には、壁面に対する立上り壁部の位置
を予め、遠近調整しておけばよく、間隔調整が容
易に行える。また外壁パネルの高さを調整する場
合には、内方張出壁部を受承壁部に載置した状態
で高さ調整体を進退調整すれば、外壁パネルを上
下に高さ調整でき、外壁パネルの重量を直接、作
業者が支持する必要がなく、高さ調整作業が容易
に行えるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は第1図−線矢視断面図、第3図は第1図
−線矢視断面図である。 1……壁、2……外壁パネル、3……上取付
体、4……下取付体、6……嵌合溝、11……内
方張出壁部、14……高さ調整体、16……パネ
ル取付ブラケツト、18……パネル下取付部、2
0……立上り壁部、26……パネル上取付部、2
8……受承壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁1面に設けられたパネル取付ブラケツト16
    に、下段外壁パネル2の上部に備えられた上取付
    体3が取付けられると共に上段外壁パネル2の下
    部に備えられた下取付体4が取付けられ、順次、
    壁1面に沿つて上下方向に突合せ状態に配置され
    る外壁パネル2の取付装置において、前記パネル
    取付ブラケツト16の下部に上取付体3の内方張
    出壁部11が載置状とされる受承壁部28を有す
    るパネル上取付部26が設けられ、張出壁部11
    と受承壁部28との間隔を調整自在とすべく、張
    出壁部11の下面より進退自在に突出する高さ調
    整体14が張出壁部11に設けられ、パネル取付
    ブラケツト16の上部に下取付体4の下面に形成
    された嵌合溝6が嵌合される立上り壁部20を有
    すると共に、該立上り壁部20が壁1面に対して
    遠近調整自在とされたパネル下取付部18が設け
    られたことを特徴とする外壁パネルの取付装置。
JP5574685U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0319562Y2 (ja)

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JP5574685U JPH0319562Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JP5574685U JPH0319562Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS61170650U JPS61170650U (ja) 1986-10-23
JPH0319562Y2 true JPH0319562Y2 (ja) 1991-04-25

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JP5574685U Expired JPH0319562Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0633090Y2 (ja) * 1986-11-28 1994-08-31 株式会社イナックス 壁材の取付構造
JP2529805Y2 (ja) * 1990-10-24 1997-03-19 株式会社日本アルミ 外壁構造体

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JPS61170650U (ja) 1986-10-23

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