JPH0345075Y2 - - Google Patents

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JPH0345075Y2
JPH0345075Y2 JP6890785U JP6890785U JPH0345075Y2 JP H0345075 Y2 JPH0345075 Y2 JP H0345075Y2 JP 6890785 U JP6890785 U JP 6890785U JP 6890785 U JP6890785 U JP 6890785U JP H0345075 Y2 JPH0345075 Y2 JP H0345075Y2
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ventilation fan
mounting bracket
mounting
ceiling
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JP6890785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、換気扇を天井から吊下げ支持する換
気扇の天井取付装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば第5図に示すような換気扇の天井
取付装置があつた。第5図において、1は換気扇
本体で、側端部1aには後述の取付金具の取付位
置に対応した当接壁部1bが設けられている。2
は取付金具で直角に折り曲げられて形成され、後
述するボルトが連結される上面部と換気扇本体の
当接壁部1bへの取付部2aとから成る。3は金
具取付ネジ、4は一端を天井に固着されて吊り下
がるボルト、5はナツトである。
このように構成された従来の換気扇の天井取付
装置においては、取付金具2の取付部2aとこれ
に対応する換気扇本体の当接壁部1bにそれぞれ
設けられた貫通孔(図示せず)を一致させ、金具
取付ネジ3で固定し、場合によつてはスポツト溶
接で両者を結合させ、そして天井に吊り下げられ
たボルト4を取付金具の上面部に設けられた貫通
孔(図示せず)に通し、下方からナツト5を螺合
して支持する。これにより、換気扇本体1は天井
から吊り下げられ支持されることとなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のように、従来の換気扇の天井取付装置で
は取付金具2がネジ固定、あるいはスポツト溶接
により換気扇本体の当接壁部1bに取付けられて
いた。
ところで、外観上の美観、あるいは防錆性の点
から換気扇本体1等には塗装鋼板や塩ビ鋼板等の
表面処理を施した鋼材が用いられるようになつて
いるが、ネジ固定にするとその外観上の美観が損
なわれ、さらに、例えば多湿の空気を換気する場
合、固定個所が多湿雰囲気に晒され続けることに
より腐食し、吊下げ強度の低下を招く。
またこの場合、部材に穴加工を施したり、金具
取付ネジ3等の取付用付属部品を要するので取付
のコスト増の原因になる。
一方、スポツト溶接では、上記鋼材の取付けに
は別処理を必要とする。
この考案は、かかる問題を解決するためになさ
れたもので、美観や防錆性に優れる鋼板材の適用
を可能にすると共に、取付けが容易で、吊下げ強
度を維持でき、しかも安価な換気扇の天井取付装
置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る換気扇の天井取付装置は、天井
に吊り下げ固定される取付金具に支持手段を設
け、換気扇本体の側端部の所定位置には取付金具
の支持手段を差込む開口を形成し、該開口には前
記支持手段に係止されて換気扇本体が担持される
上縁部が形成され、換気扇本体には上縁部に連続
して、取付金具の側面と接着剤で固着される当接
壁部を形成して構成したものである。
〔作用〕
この考案においては、取付金具の支持手段を換
気扇本体の側端部の開口に差し込み、該支持手段
を開口の上縁部に係止して換気扇本体を担持する
と共に換気扇本体の当接壁部と取付金具の側面と
を接着剤を介して直接結合し、これにより取付金
具を換気扇本体に取付ける。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案の一実施例で、1は換気扇
本体で、その側端部1aには後述する取付金具の
取付位置に対応して当接壁部1bと開口7とが所
定位置に設けられている。この開口7は換気扇の
本来的機能を損わない位置に形成されている。2
は取付金具で、天井への吊り下げに利用される上
面部と換気扇本体側端部1aに対する取付部2a
とで形成され、該取付部2aにはその下端を外方
に向つてU字状に折り曲げて形成された支持手段
2bが設けられている。6は接着剤である。な
お、4,5は前述した従来のものと同一のボルト
およびナツトである。
このように構成された換気扇の天井取付位置に
おいては、取付金具2における取付部2aの支持
手段2bを開口7に差し込み、該開口7の上縁部
にU字状の支持手段2bを係止して換気扇本体1
を担持し、開口7の上縁部に連続して形成された
換気扇本体1の当接壁部1bと取付金具2におけ
る取付部2aとを接着剤6で接着し、取付金具2
を換気扇本体1に固着する。これにより、換気扇
本体側端部の当接壁部1bに対して取付金具の取
付部2aをネジや溶接などを用いることなく容易
にしかも確実に取付けることができる。
第3図は取付金具2を換気扇本体の側端部1a
に取付ける場合の他の実施態様を示すもので、取
付金具の取付部2aにおいて、外方に向つて段部
を設け、この部分を換気扇本体に対する支持手段
2bとしている。この第3図に示される実施の態
様によれば、換気扇本体1の側端部1aに形成さ
れる開口7は先の実施例に比べて小さくてよく、
この結果換気扇本体1内への塵埃の進入が防止さ
れ、しかも美観の上からも都合がよい。
なお、取付金具2の取付後の厚みによる出張り
を無くするため、この取付金具の取付部2aの形
状や厚みに合わせて本体の当接壁部1bの相当部
分を凹状に形成することも可能であり、この場
合、外観上の見栄えも増し、金具の取付けもさら
に容易となる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、換気扇本体側
端部の所定位置に開口と当接壁部を、また取付金
具の取付部には支持手段を夫々設け、該支持手段
を開口の上縁部に係止して換気扇本体を担持する
と共に両者を接着剤で固着するように構成したの
で、金具の取付けが簡単にかつ確実に行なえるの
みならず、後述する鋼材の適用と相まつて極めて
大きい吊下げ強度を保つことができるという効果
がある。また、金具取付ネジ等の付属部品も不要
となり取付コストの低減が図れる。更に、塗装鋼
板、塩ビ鋼板等の表面処理を施した鋼材の使用も
可能となり、従つて適用鋼材の範囲を拡大できる
と同時に外観上の美観を向上できるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を説明する一部切
断断面図、第2図は同実施例の取付金具の取付け
を説明する概略図、第3図は別の実施例を説明す
る一部切断断面図、第4図は同実施例の金具取付
けを説明する概略図、第5図は従来の換気扇取付
装置の構成を示す一部の切断断面図である。 1……換気扇本体、1a……側端部、1b……
当接壁部、2……取付金具、2a……取付部、2
b……支持手段、6……接着剤、7……開口。な
お、各図中同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面部と換気扇本体側端部への取付部とを備
    え、該取付部の端部には更に換気扇本体に対す
    る支持手段を備え、前記上面部を利用して天井
    に吊り下げ固定される取付金具と、前記換気扇
    本体の側端部の所定位置に形成され、前記取付
    金具の支持手段を差込む開口と、該開口に差込
    まれた前記取付金具の支持手段に担持される前
    記開口の上縁部と、該上縁部に連続し、前記取
    付金具の取付部側面と接着剤で固着される前記
    換気扇本体の当接壁部とを含んで構成されてな
    る換気扇の天井取付装置。 (2) 前記取付金具の支持手段が金具の下端を外方
    に向つて折り曲げられたU状部から構成される
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の換気扇の天井取付装置。 (3) 前記取付金具の支持手段が金具に外方に向つ
    て形成された段部から構成されることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の換気
    扇の天井取付装置。
JP6890785U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0345075Y2 (ja)

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JP6890785U JPH0345075Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JPS61186026U JPS61186026U (ja) 1986-11-20
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