JPH0742188Y2 - 天井吊り金具 - Google Patents

天井吊り金具

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Publication number
JPH0742188Y2
JPH0742188Y2 JP8627290U JP8627290U JPH0742188Y2 JP H0742188 Y2 JPH0742188 Y2 JP H0742188Y2 JP 8627290 U JP8627290 U JP 8627290U JP 8627290 U JP8627290 U JP 8627290U JP H0742188 Y2 JPH0742188 Y2 JP H0742188Y2
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JP
Japan
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top plate
plate
ceiling hanging
mortise
vertical groove
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Application number
JP8627290U
Other languages
English (en)
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JPH0443334U (ja
Inventor
清寿 渋谷
Original Assignee
株式会社アカギ
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Publication date
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、配管ないし配線などに利用される天井吊り金
具、特に、スラブコンクリートの下面に配置されるデッ
キプレートの縦溝(断面が蟻ほぞ用のほぞ穴である)に
取り付けて使用されるタイプの天井吊り金具に関する。
[従来の技術] 上記したタイプの天井吊り金具には、実開平2-9222号、
同2-9223号公報などに示されているように、係止部をデ
ッキプレートの縦溝(ほぞ穴)の内側でボルトの押し込
みで拡げる地獄ほぞの原理を使用したものや、実開平1-
76126号公報に示されているように、係止部をバネの力
で広げて縦溝に固定するものなどが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来例の内、バネの力で係止部を広げるタイプ
のものは、デッキプレートに対する取り付けは簡単であ
るが、吊り下げ荷重には自ら限界があり、また、地獄ほ
ぞの原理を利用したタイプのものは、荷重の大きい配管
を吊り下げることができるものではあるが、係止部をデ
ッキプレートの縦溝(ほぞ穴)内で広げるために吊りボ
ルトを回転させる必要があり、この作業は、係止部側を
縦溝(ほぞ穴)内に挿入して片手で押えながら他方の手
でボルトを回転する両手作業であり、高所作業であるの
で、作業能率が低いだけでなく、作業事故発生の懸念も
ある。
本考案は、上記に鑑み、吊り下げ荷重が大きく、しかも
簡単にセットすることが可能である、改良された天井吊
り金具を明らかにすることを主目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る天井吊り金具は、一定の間隔を以って直立
される一対の側板の頂部を天板により連絡し、この天板
にはボルトを取り付けるためのナットを固定すると共
に、両側板の天板側には、90度回転したときにデッキプ
レートの縦溝(ほぞ穴)の下縁突起に接触することから
の逃げ構造を設けつつ天板側に末広がりの係止部を配置
したこと、逃げ構造が、側板に1部の折り曲げであるこ
と、逃げ構造が、側板の1部の切欠であること、を特徴
とするものであり、以下、その詳細を添付図面に示す実
施例に従って説明する。
第1図〜第3図は、本考案に係る天井吊り金具の第1の
実施例を示すものであり、10・11は側板、12は天板であ
る。側板10・11の上部には、天板12によって連結されて
いる係止部13が形成されており、天板12のほぼ中央部に
はナット14がカシメ止めされており、ボルト15が取り付
けられる構造になっている。
側板10・11のそれぞれには、折り曲げ部16と切欠部17と
が設けられており、天井吊り金具を第1図に示す姿勢で
デッキプレート20の縦溝(ほぞ穴)21に差し込み、これ
を90度回転させて第2図に示す姿勢にするときに、側板
10・11が、縦溝(ほぞ穴)21の下縁突起22・23に接触し
て回転不能にならないように工夫されている。
上記のような工夫の必要な原理は、第4図〜第7図に示
されている。即ち、第4図は、第1図に示した天井吊り
金具と同じような折り曲げ構造のものであるが、デッキ
プレート20の縦溝(ほぞ穴)21に差し込んだ状態(第5
図)から、これを90度回転させようとすると、下縁突起
22・23の巾を直径とする円からはみ出ることになるの
で、側板10・11に対する折り曲げや切り込みなどが必要
となるのである。
天井吊り金具を第6図に示すような折り曲げ構造にした
場合においても、第7図から明らかなように、同様の工
夫は必要である。
そこで、下縁突起22・23を直径とする円からはみ出る部
分の側板10・11に対して、折り曲げないし切欠などを施
して、所謂逃げ部分を形成する必要があり、第1図〜第
3図に示す実施例では、折り曲げ部16と切欠部17とした
が、更に、第8図に示すように、側板10・11の1部にの
み曲げ加工を行う態様、第9図に示す如く、側板10・11
の両側部に絞り加工を行う態様、第10図に示す如く、一
方にのみ切り込みを設ける態様などがある。
本願考案の天井吊り金具は上記のように構成されている
ので、デッキプレート20の縦溝(ほぞ穴)21に対し、第
1図に示す姿勢で下方から差し込み、そのまま90度回転
して第2図に示す姿勢に変更して仮止めし、更にボルト
15を回転させて仮想線で示すように縦溝(ほぞ穴)21の
頂部まで押し込むようにすれば、係止部13が縦溝(ほぞ
穴)21の斜面部まで下がり、天井吊り金具はデッキプレ
ート20に固定されることになる。
[考案の効果] 天井吊り金具をデッキプレート20の縦溝(ほぞ穴)21に
差し込む作業、これを90度回転して縦溝(ほぞ穴)21に
仮止めする作業、ボルト15を回転して固定する作業を片
手で行うことができ、強度的にも、従来の最高の強度の
ものと変わりないので、頭記した課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の天井吊り金具の1実施例を示す正面
図、第2図は同じく側面図、第3図は同じく斜視図、第
4図、第6図、第8図〜第10図は他の実施例を示す斜視
図、第5図及び第7図は説明図である。 図中において各符号は下記を指示する。 10……側板 11……〃 12……天板 13……係止部 14……ナット 15……ボルト 16……折り曲げ部 17……切欠部 20……デッキプレート 21……縦溝(ほぞ穴) 22……下縁突起 23…… 〃

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の間隔を以って直立される一対の側板
    の頂部を天板により連絡し、この天板にはボルトを取り
    付けるためのナットを固定すると共に、両側板の天板側
    には、90度回転したときにデッキプレートの縦溝(ほぞ
    穴)の下縁突起に接触することからの逃げ構造を設けつ
    つ天板側に末広がりの係止部を配置したことを特徴とす
    る天井吊り金具。
  2. 【請求項2】逃げ構造が、側板の1部の折り曲げである
    ことを特徴とする請求項1に記載の天井吊り金具。
  3. 【請求項3】逃げ構造が、側板の1部の切欠であること
    を特徴とする請求項1に記載の天井吊り金具。
JP8627290U 1990-08-15 1990-08-15 天井吊り金具 Expired - Lifetime JPH0742188Y2 (ja)

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JP8627290U JPH0742188Y2 (ja) 1990-08-15 1990-08-15 天井吊り金具

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Publication Number Publication Date
JPH0443334U JPH0443334U (ja) 1992-04-13
JPH0742188Y2 true JPH0742188Y2 (ja) 1995-09-27

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JPH0443334U (ja) 1992-04-13

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