JPH0740787Y2 - 配管支持部材 - Google Patents

配管支持部材

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JPH0740787Y2
JPH0740787Y2 JP1989126407U JP12640789U JPH0740787Y2 JP H0740787 Y2 JPH0740787 Y2 JP H0740787Y2 JP 1989126407 U JP1989126407 U JP 1989126407U JP 12640789 U JP12640789 U JP 12640789U JP H0740787 Y2 JPH0740787 Y2 JP H0740787Y2
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JP
Japan
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pipe
support member
pipe support
notch
piping
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JP1989126407U
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宣文 山縣
邦保 松尾
長司 菅原
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、配管ユニット内で配管を支承させるに好適な
配管支持部材に関する。
(従来の技術) 配管のサポート形式は用途に応じて種々提案されてい
る。
第5図は縦置きフレーム100に沿わせた配管101をUボル
ト102で固定した代表的な従来例を示す。
この例では、フレーム100に上下に長孔103,103を穿設し
ているので、ナット104,104をゆるめて、Uボルト102を
ルーズにし、Uボルト102を上下させることにより配管1
01のレベルを変更できることに特徴がある。
第6図は横置きビーム110に沿わせた配管111をUボルト
112で固定した従来例を示す。
ビーム110に水平に長孔113,113を穿設しておけば、配管
111を水平に移動できる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、第5図の例では水平方向の位置変更は難しい。
また、第6図の例ではビーム110の縦面110aより上方に
他の配管114を置かなければならず、Uボルト112の最下
点112aからビームの縦面110aの最上点110bまでの間は空
間を有することとなり、枠体内に多数の配管が密集する
配管ユニット等においては好ましいとは言えなかった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、配管の延出方向に対し
て直角に臨む第1の面とこの第1の面に直交する第2の
面とが断面視L形状をなす配管支持部材であって、第2
の面は配管側に張り出してこの配管を収容する切欠きを
備え、この切欠きは収納した配管の左右方向への動きを
許容する大きさを有するとともにこの切欠きの両側に第
2の面の張り出し方向に延出する長孔を穿設し、第1の
面には収納した配管と直交する方向に長孔を穿設した。
(作用) 第1の面を水平にして水平な配管を支承する場合には、
第1の面の長孔にて配管を水平方向に移動し、また第2
の面の長孔にて配管支持部材を上下方向に移動する如く
して、配管を上下、水平に位置調整する。
第2の面は配管側に折り曲げてあるので、他の配管の邪
魔にはならず、もって第1の面に近接して他の配管を配
置できる。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
第1図は本考案に係る配管支持部材の斜視図である。
配管支持部材1は断面視L形状であって配管P1の延出方
向に対して直角に臨む側を第1の面2とし、他の面を第
2の面3,3とし、これら第2の面は配管P1を収納しかつ
配管P1の左右方向への動きを許容する切り口が弧状の大
きな切欠き4を設けてある。
第1の面2には図面左右方向に伸びる長孔5,5が穿設さ
れ、また第2の面3の切欠き4の両側には第2の面3の
張り出し方向(上下方向)に伸びる長孔6,6が穿設され
ている。なお、第2の面3の高さは当該配管P1の外径寸
法を越えないものとする。
以上に述べた配管支持部材の作用を次に述べる。
第2図は配管支持部材の使用例を示し、配管支持部材1
を第1図のものを逆向きにして配管ユニットの枠7,7に
掛け渡し、ビス8,8で止め、配管支持部材1の下方に配
管P1を通し、この配管に掛けたUボルト9のネジ部9a,9
aを第1の面の長孔5,5に貫通し、ナット10,10で締め上
げたものである。
従って第2図において第1の面の長孔5,5によってUボ
ルト9及び配管P1を図面左右に移動でき、また、第2の
面の長孔6,6によって配管支持部材1、Uボルト9及び
配管P1を一緒に上下方向に移動できる。
よって、配管P1の組付時及び組付後ともに、配管P1の位
置調整は自在に為せる。又、配管支持部材1の第1の面
の反配管P1側には他の配管P2を極く近接して配設でき
る。
第3図は第1図の別実施例図であり、平板をプレス曲げ
して第1の面2と左右の長方形状の第2の面3、3を断
面視L形状に形成して、配管支持部材11を構成したもの
である。左右の第2の面3、3間には切欠き4が形成し
てある。
第4図は第3図の使用例を示し、枠7,7に配管支持部材1
1を第3図とは逆向きにして掛け渡してビス8,8で止める
とともに、下方の配管P1にUバンド12を掛け、Uバンド
12の脚部フランジ12a,12aを第1の面2に当てつつ、丸
小ねじ13,13、ナット14,14で締め上げたものである。
この別実施例によれば、配管支持部材11から上方へ突出
するものは丸小ねじ13,13の頭のみであるから、上方に
ごく接近して別の配管P2を介設することが出来る。
(考案の効果) 以上に述べた通り本考案の配管支持部材を採用すること
により、配管を上下前後に位置変更でき、もって配管施
工を容易にし、作業性の向上を図っている。
また、第2の面を配管側に折り曲げているので、配管支
持部材は他の配管の邪魔にならず、もって多数の配管を
狭い空間に効率良く配置できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る配管支持部材の斜視図、 第2図は配管支持部材の使用例を示す図、 第3図は第1図の別実施例図、 第4図は第3図の使用例を示す図、 第5図及び第6図は従来の配管支持部材を説明する図。 1…配管支持部材、2…第1の面 3…第2の面、5…長孔 6…長孔、P1…配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管の延出方向に対して直角に臨む第1の
    面とこの第1の面に直交する第2の面とが断面視L形状
    をなす配管支持部材であって、 前記第2の面は配管側に張り出してこの配管を収容する
    切欠きを備え、この切欠きは収納した配管の左右方向へ
    の動きを許容する大きさを有するとともにこの切欠きの
    両側に第2の面の張り出し方向に延出する長孔を穿設
    し、前記第1の面には前記収納した配管と直交する方向
    に長孔を穿設したことを特徴とする配管支持部材。
JP1989126407U 1989-10-27 1989-10-27 配管支持部材 Expired - Fee Related JPH0740787Y2 (ja)

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JPH0365076U (ja) 1991-06-25

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