JPH0783210A - キャニスター保持構造 - Google Patents

キャニスター保持構造

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JPH0783210A
JPH0783210A JP22745593A JP22745593A JPH0783210A JP H0783210 A JPH0783210 A JP H0783210A JP 22745593 A JP22745593 A JP 22745593A JP 22745593 A JP22745593 A JP 22745593A JP H0783210 A JPH0783210 A JP H0783210A
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JP
Japan
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canister
holding
inclined surface
main body
claw
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Application number
JP22745593A
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JP3019680B2 (ja
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Yutaka Seki
裕 関
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャニスター取付時の位置決めが容易である
と共に安定した保持が得られるキャニスター保持構造の
提供を目的とする。 【構成】 車体側に固定されるブラケット部5に、キャ
ニスター本体3を抱き締めるバンド部5d,5eおよび
キャニスター本体3の底部3gを保持する底受け部5g
を設け、キャニスター3の上部外周に、傾斜面3bおよ
び凸部3aを設け、バンド部5d,5eに、キャニスタ
ー本体3の傾斜面3bに当接して底受け部5gへ向けて
押圧すると共に凸部3aに係合してキャニスター本体3
の回転止めを行う爪部5aを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のキャニスター保
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のキャニスター保持構造としては、
従来、例えば図4に示すようなものが知られている。こ
の場合、キャニスター本体23は車体パネルであるカウ
ルトップパネル27前部にスクリュー29にて固定され
た保持具25によってエンジンルーム31内に略鉛直に
保持されている。さらに詳細には、保持具25にはバン
ド式クランプのバンド部25a,25aがエンジンルー
ム31内方に向かって延出して形成され、スクリュー3
3にてその先端部25bを締め付けられて、キャニスタ
ー本体23を抱締し、保持している。また、保持具25
の下部はL字状に曲げられ、受け部25cがキャニスタ
ー本体23底部に当接し、キャニスター本体23の上
下、横方向の保持を分担している。
【0003】そして、キャニスター本体23の底部には
燃料タンク(図示省略)からの燃料蒸気を導くホース3
5が接続され、上部には燃料蒸気をエンジンの吸気系へ
導く管路(図示省略)が接続されている(この種の従来
技術としては、例えば、実開昭62−110076号公
報に示すようなものがある)。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】ところが、このような
保持構造であると、キャニスターの取付作業時に、キャ
ニスター本体23やホース35の周辺部材との干渉を避
けるための上下方向の位置決めとキャニスター軸まわり
の方向決めを精度良く行うのが困難であった。また、キ
ャニスター本体23の保持力をバンド部による略水平方
向の抱締力に頼っているため、キャニスター本体23の
保持が不安定であるという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、キャニスター取付時の位置決めが容
易であると共に安定した保持が得られるキャニスター保
持構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、車体側に固定されるブラケット部に、キ
ャニスターを抱き締める抱締保持部、およびキャニスタ
ーの底部を保持する底受け部を設け、前記キャニスター
の上部外周に、傾斜面および凸部を設け、前記抱締保持
部に、前記キャニスターの傾斜面に当接して前記底受け
部へ向けて押圧すると共に凸部に係合してキャニスター
の回転止めを行う爪部を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、抱締保持部によってキャニス
ターを抱締めすると、キャニスターの上部傾斜面と抱締
保持部の爪部とが当接し、爪部がキャニスターを底受け
部へ向けて押圧するので、キャニスター底部は底受け部
に当接する。こうして、抱締めとキャニスター上、下部
での当接とによってキャニスターの上下、横方向共に取
付位置が容易に決まり、かつ、保持が安定する。また、
キャニスターの凸部と抱締保持部の爪部との係合により
回転止めされ、キャニスターの軸まわりの方向決めも容
易に精度良く決まり、保持が安定する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係るキャニス
ター保持構造を示し、キャニスター本体3をキャニスタ
ー保持具4で抱き締め保持している。図示のように、キ
ャニスター本体3はキャニスター保持具4により、フロ
ントフェンダー7内側のエンジンルーム9内においてフ
ードレッジパネル10に略鉛直に取り付けられている。
【0010】まず、キャニスター本体3は樹脂製で略円
筒状を呈し、その上半部と下半部とが熱融着により接合
されて一体化されている。そして、頂部は小型化するた
め図2に示すように外周が面そぎされ、傾斜面3bが設
けられている。また、この傾斜面3b部には熱融着時に
治具(図示省略)に取付けるための凸部3aが2個形成
されている。本実施例では、この傾斜面3bと凸部3a
(2個中の1個)をキャニスター保持のために利用して
いる。また、キャニスター本体3の底部3gには燃料タ
ンク(図示省略)からの燃料蒸気をキャニスター本体3
に導くホースの接続部3cが、キャニスター本体3の円
筒軸まわりの所定の方向に向いて設けられている。
【0011】一方、キャニスター保持具4は、図2に示
すように、取付けフランジ部5hを有するブラケット部
5とバンド部(抱締保持部)5d,5eと下部の底受け
部5gとからなる。前記フランジ部5hは、車体側のフ
ードレッジパネル10の面に対応する所定の傾斜面に形
成され、スクリュー11にて固定されるための取付穴5
j(本実施例では2個)を有する。相対向するバンド部
5d,5eは全体として略リング帯状を呈し、所定の径
の円筒を略鉛直に抱き込むように略水平方向に延出し、
その先端部5fが対向している。これら先端部5fがス
クリュー13にて締め付けられるとバンド部5d,5e
はバンド式クランプとなるように形成されている。そし
て、ブラケット部5の下部は、エンジンルーム9内側に
L字状に曲げられ、前記底受け部5gとなっている。
【0012】さらに、バンド部5dには爪部5a,5a
が傾斜し突出して設けられ、その傾斜角度がキャニスタ
ー本体3上部の傾斜面3bの傾斜角度に一致し、かつ、
爪部5a,5a間の間隔は凸部3aの幅に対応し、凸部
3aを挟み込んでこれと係合するように形成されてい
る。
【0013】つぎに、キャニスター保持構造の取り付け
と保持作用について説明する。
【0014】まず、スクリュー11(2本)にてブラケ
ット部5のフランジ部5hをフードレッジパネル10に
固定する。ついで、キャニスター本体3上部の凸部3a
とブラケット部5の爪部5aとが係合するようにしてキ
ャニスター本体3をバンド部5d,5eに挿入し、スク
リュー13にてバンド部先端部5fを締め付けてキャニ
スター本体3を抱締めする。
【0015】このような抱締めによる作用は、まず、ス
クリュー13を締め付けると、図3の模式図に示すよう
にバンド部5dの爪部5aはキャニスター本体3の傾斜
面3bに当接するので、矢印Aのように斜め下方へキャ
ニスター本体3を押し付ける力が作用し、その底部3g
はブラケット部5の底受け部5gに当接する。また同時
に、スクリュー13の締付けによりバンド部5d,5e
はキャニスター本体3を抱締めするので、凸部3aと爪
部5aとにより回転止めされキャニスター本体3の軸ま
わりの方向決めが容易に精度良く決まると共にキャニス
ター本体3の上下、横方向共に取付位置が決まり、保持
が安定する。
【0016】なお、キャニスター本体の既存の傾斜面と
凸部とを保持用に利用しているので、保持構造を安価に
できる。
【0017】このようにして、本実施例によれば、キャ
ニスター保持具によってキャニスター本体を抱締めする
と、キャニスター本体は上部傾斜面と底部との両当接部
間で上下、横方向共に取付位置が容易に決まり、また、
キャニスターの凸部と抱締保持部の爪部との係合により
キャニスター本体の軸まわりの方向決めも容易に精度良
く決まり、保持が安定する。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、キャニスター取付時の位置決めが容易である
と共に安定した保持が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における配置を示す図である。
【図2】一実施例の構成図である。
【図3】一実施例を説明する模式図である。
【図4】従来例の構成図である。
【符号の説明】
3 キャニスター本体 3a 凸部 3b 傾斜面 3g 底部 4 キャニスター保持具 5 ブラケット部 5a 爪部 5d,5e バンド部(抱締保持部) 5g 底受け部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されるブラケット部に、キ
    ャニスターを抱き締める抱締保持部、およびキャニスタ
    ーの底部を保持する底受け部を設け、 前記キャニスターの上部外周に、傾斜面および凸部を設
    け、 前記抱締保持部に、前記キャニスターの傾斜面に当接し
    て前記底受け部へ向けて押圧すると共に凸部に係合して
    キャニスターの回転止めを行う爪部を設けたことを特徴
    とするキャニスター保持構造。
JP5227455A 1993-09-13 1993-09-13 キャニスター保持構造 Expired - Lifetime JP3019680B2 (ja)

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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