JPS6218422Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218422Y2 JPS6218422Y2 JP6076581U JP6076581U JPS6218422Y2 JP S6218422 Y2 JPS6218422 Y2 JP S6218422Y2 JP 6076581 U JP6076581 U JP 6076581U JP 6076581 U JP6076581 U JP 6076581U JP S6218422 Y2 JPS6218422 Y2 JP S6218422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- synthetic resin
- cover
- flange base
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は合成樹脂製のカバー特に流体を処理
するためのパイプを有するカバーにおいて、その
パイプを強固に取付けうるようにした定着装置に
関する。
するためのパイプを有するカバーにおいて、その
パイプを強固に取付けうるようにした定着装置に
関する。
例えば、車両用エンジンのシリンタヘツドカバ
ーは、最近では、合成樹脂で作られ、排気対策の
ために第1図のようにその上壁の一部にはパイプ
Pが設けられ、これをホースhを介してエアクリ
ーナAに接続し、エンジンEの運転中におけるブ
ローバイガス(クランクケース内の未燃ガス)の
一部をヘツドカバーCから取出して、エアクリー
ナAに導き、そこから再び吸気管Kに戻すように
している。
ーは、最近では、合成樹脂で作られ、排気対策の
ために第1図のようにその上壁の一部にはパイプ
Pが設けられ、これをホースhを介してエアクリ
ーナAに接続し、エンジンEの運転中におけるブ
ローバイガス(クランクケース内の未燃ガス)の
一部をヘツドカバーCから取出して、エアクリー
ナAに導き、そこから再び吸気管Kに戻すように
している。
ところで、上記パイプPはヘツドカバーCの成
形時に一体成形されることもあるが、これでは機
種ごとにパイプPの向きや取付け位置が異なるの
で、機種が異なるごとに金型を必要とし、生産管
理が煩雑でコスト高となるところから、通常には
ヘツドカバーCとパイプPとを別個に成形して、
後でパイプPをヘツドカバーCに溶着するように
している。
形時に一体成形されることもあるが、これでは機
種ごとにパイプPの向きや取付け位置が異なるの
で、機種が異なるごとに金型を必要とし、生産管
理が煩雑でコスト高となるところから、通常には
ヘツドカバーCとパイプPとを別個に成形して、
後でパイプPをヘツドカバーCに溶着するように
している。
そして、従来では第2図のように、ヘツドカバ
ーC上に形成したボス部Caの上面にパイプPの
平坦なフランジ基部Paを重ね合せて、その接合
部を超音波、振動摩擦などの手段によつて溶着し
ているが、しかし、この平面同志の溶着では上下
方向の力に対しては強固であるが、接合面に平行
な力に対しては意外と弱く、パイプPにホースh
を差し込む際に、パイプPが往往にして離脱する
ことがある。
ーC上に形成したボス部Caの上面にパイプPの
平坦なフランジ基部Paを重ね合せて、その接合
部を超音波、振動摩擦などの手段によつて溶着し
ているが、しかし、この平面同志の溶着では上下
方向の力に対しては強固であるが、接合面に平行
な力に対しては意外と弱く、パイプPにホースh
を差し込む際に、パイプPが往往にして離脱する
ことがある。
この考案は上記のような欠点を解消すべくなさ
れたもので、車両エンジンのシリンタヘツドカバ
ーのように一部分に流体処理用のパイプを備えた
合成樹脂製のカバーにおいて、縦、横いずれの方
向からの力に対してもパイプが容易に離脱しない
ようにしたパイプの定着装置を提供するものであ
る。
れたもので、車両エンジンのシリンタヘツドカバ
ーのように一部分に流体処理用のパイプを備えた
合成樹脂製のカバーにおいて、縦、横いずれの方
向からの力に対してもパイプが容易に離脱しない
ようにしたパイプの定着装置を提供するものであ
る。
第3図はこの考案の実施例を示すものであり、
1は直角状に屈曲した合成樹脂製のパイプであつ
て、その下端には通常のように横に広がるフラン
ジ基部1aを有するが、その下面中央部には、高
さが合成樹脂製カバー2の上壁の一部に形成され
た肉厚ボス部2aの肉厚にほぼ等しく、若干下す
ぼまりになつたパイプ状の突出部1bが形成さ
れ、この突出部1bが上記カバー2の肉厚ボス部
2aに設けられた突出部1bの外径よりやや小径
の孔2bに圧入され、かくて、パイプ1の下端部
はフランジ基部1aの下面と突出部1bの周面と
の縦、横方向の二面によつてカバー2の肉厚ボス
部2aに接合し、その接合部において肉厚ボス部
2aに溶着されている。
1は直角状に屈曲した合成樹脂製のパイプであつ
て、その下端には通常のように横に広がるフラン
ジ基部1aを有するが、その下面中央部には、高
さが合成樹脂製カバー2の上壁の一部に形成され
た肉厚ボス部2aの肉厚にほぼ等しく、若干下す
ぼまりになつたパイプ状の突出部1bが形成さ
れ、この突出部1bが上記カバー2の肉厚ボス部
2aに設けられた突出部1bの外径よりやや小径
の孔2bに圧入され、かくて、パイプ1の下端部
はフランジ基部1aの下面と突出部1bの周面と
の縦、横方向の二面によつてカバー2の肉厚ボス
部2aに接合し、その接合部において肉厚ボス部
2aに溶着されている。
そして、これは第4図のように、パイプ1を機
械的に往復回転させつつ、その突出部1bをカバ
ー2の肉厚ボス部2aに圧入しながら、摩擦溶着
するものである。
械的に往復回転させつつ、その突出部1bをカバ
ー2の肉厚ボス部2aに圧入しながら、摩擦溶着
するものである。
第5図は上記のようにして流体流通用のパイプ
1を上壁の一部に定着した合成樹脂製のカバー2
を示すものである。
1を上壁の一部に定着した合成樹脂製のカバー2
を示すものである。
なお、パイプ1はカバーの上壁に限らず、側壁
に取付けるようにしてもよい。
に取付けるようにしてもよい。
この考案は、上記のように、合成樹脂製のパイ
プ1のフランジ基部1aの下面にパイプ状の突出
部1bを形成し、該突出部1bを合成樹脂製カバ
ー2の一部に設けた肉厚基部2aの孔2bに圧入
し、パイプ1の下端部をフランジ基部1aの下面
と突出部1bの周面との縦、横方向の二面によつ
て上記肉厚ボス部2aに接合して、該接合部を溶
着したので、パイプ1とカバー2との溶着部面積
が増加して取付けが強化されると共にホースhの
差し込みなどにより作用する横方向の力は縦方向
の溶着部によつて受け止めることになり、パイプ
1が妄りに離脱することなく長期の使用に耐える
ものである。
プ1のフランジ基部1aの下面にパイプ状の突出
部1bを形成し、該突出部1bを合成樹脂製カバ
ー2の一部に設けた肉厚基部2aの孔2bに圧入
し、パイプ1の下端部をフランジ基部1aの下面
と突出部1bの周面との縦、横方向の二面によつ
て上記肉厚ボス部2aに接合して、該接合部を溶
着したので、パイプ1とカバー2との溶着部面積
が増加して取付けが強化されると共にホースhの
差し込みなどにより作用する横方向の力は縦方向
の溶着部によつて受け止めることになり、パイプ
1が妄りに離脱することなく長期の使用に耐える
ものである。
第1図は車両用エンジンの一部を切断した概略
的な側面図。第2図は従来のパイプの取付け状態
を示すシリンダヘツドカバーの一部の断面図。第
3図はこの考案の実施例を示す断面図。第4図は
パイプの定着過程を示す断面図。第5図は合成樹
脂製カバーの斜視図。 図中、1,P……パイプ、1a,Pa……フラ
ンジ基部、1b……突出部、2,C……カバー、
2a,Ca……肉厚ボス部、2b……孔、h……
ホース、A……エアクリーナ。
的な側面図。第2図は従来のパイプの取付け状態
を示すシリンダヘツドカバーの一部の断面図。第
3図はこの考案の実施例を示す断面図。第4図は
パイプの定着過程を示す断面図。第5図は合成樹
脂製カバーの斜視図。 図中、1,P……パイプ、1a,Pa……フラ
ンジ基部、1b……突出部、2,C……カバー、
2a,Ca……肉厚ボス部、2b……孔、h……
ホース、A……エアクリーナ。
Claims (1)
- 合成樹脂製パイプ1のフランジ基部1aの下面
にパイプ状の突出部1bを形成し、該突出部1b
を合成樹脂製カバー2の一部に設けた肉厚ボス部
2aの孔2bに圧入し、パイプ1の下端部をその
フランジ基部1aの下面と上記突出部1bの周面
との縦、横方向の二面によつて上記肉厚ボス部2
aに接合して、該接合部を溶着してなる合成樹脂
製カバーにおけるパイプの定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076581U JPS6218422Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076581U JPS6218422Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57174014U JPS57174014U (ja) | 1982-11-02 |
JPS6218422Y2 true JPS6218422Y2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=29857052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6076581U Expired JPS6218422Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218422Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003106493A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 金属管とアイジョイントとの接続構造及びその接続方法 |
-
1981
- 1981-04-28 JP JP6076581U patent/JPS6218422Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003106493A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 金属管とアイジョイントとの接続構造及びその接続方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57174014U (ja) | 1982-11-02 |
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