JPS599052Y2 - エンジン排気系の遮熱装置 - Google Patents
エンジン排気系の遮熱装置Info
- Publication number
- JPS599052Y2 JPS599052Y2 JP6932079U JP6932079U JPS599052Y2 JP S599052 Y2 JPS599052 Y2 JP S599052Y2 JP 6932079 U JP6932079 U JP 6932079U JP 6932079 U JP6932079 U JP 6932079U JP S599052 Y2 JPS599052 Y2 JP S599052Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat shield
- exhaust system
- nut
- flange
- shaped member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用のエンジン排気系たとえば排気管、触
媒装置等の路面側に遮熱板を設けてなる遮熱装置に関す
る。
媒装置等の路面側に遮熱板を設けてなる遮熱装置に関す
る。
このような遮熱装置は、排気系の熱膨張による伸びを吸
収する必要があり、遮熱板を排気系に支持するにあたっ
ては少なくとも一部の支持部を摺動可能に支持しなけれ
ばならない。
収する必要があり、遮熱板を排気系に支持するにあたっ
ては少なくとも一部の支持部を摺動可能に支持しなけれ
ばならない。
このため、排気系に固着した連結部材にばねを介して遮
熱板を摺動可能に支持したものが提案されている。
熱板を摺動可能に支持したものが提案されている。
（実開昭５１−１１０１１６号公報参照）しかし、かか
る装置は、排気系の振動により共振を起こしビビリ音を
発生したり、ばねが伸びて間隙が生じがたつく等の問題
があるとともに、連結部材にばねを介して遮熱板を取付
けるにあたって上下からボルトとナットで連結するため
組付けが煩雑で精度管理が難しいという問題があった。
る装置は、排気系の振動により共振を起こしビビリ音を
発生したり、ばねが伸びて間隙が生じがたつく等の問題
があるとともに、連結部材にばねを介して遮熱板を取付
けるにあたって上下からボルトとナットで連結するため
組付けが煩雑で精度管理が難しいという問題があった。
本考案は、上記問題に鑑みなされたものであって、排気
管に固着した連結部材にナットを固着するとともに、全
周にフランジを有する皿状部材を該ナットとボルトによ
り該ナットを覆うように連結部材に固定し、該皿状部材
のフランジと連結部材の間に遮熱板を摺動可能に扶持し
たことを特徴とするエンジン排気系の遮熱装置を要旨と
するものである。
管に固着した連結部材にナットを固着するとともに、全
周にフランジを有する皿状部材を該ナットとボルトによ
り該ナットを覆うように連結部材に固定し、該皿状部材
のフランジと連結部材の間に遮熱板を摺動可能に扶持し
たことを特徴とするエンジン排気系の遮熱装置を要旨と
するものである。
以下本考案を実施例を示す図面に基づいて詳説する。
１は排気管、２は排気管１の路面側すなわち下方部分を
覆う遮熱板で排気管１に溶接により固着された連結部材
３に支持されている。
覆う遮熱板で排気管１に溶接により固着された連結部材
３に支持されている。
遮熱板２は排気管１の軸方向においてＡ部とＢ部の２個
所で支持されており、Ａ部において連結部材３に直接固
定され、Ｂ部において連結部材３に摺動可能に支持され
、排気管１がその軸方向に熱膨張した場合の伸びをＢ部
で吸収するよう構威されている。
所で支持されており、Ａ部において連結部材３に直接固
定され、Ｂ部において連結部材３に摺動可能に支持され
、排気管１がその軸方向に熱膨張した場合の伸びをＢ部
で吸収するよう構威されている。
尚、本実施例の遮熱装置は左右対称であって、第２図は
第１図のＩＩ−ＩＩ断面であるがその対称な右部分の記
載を省略している。
第１図のＩＩ−ＩＩ断面であるがその対称な右部分の記
載を省略している。
４は連結装置３に溶接されたウエルテ゛イングナット、
５は全周にフランジ５ａを有する皿状部材であって底部
５ｂに孔５Ｃを有する。
５は全周にフランジ５ａを有する皿状部材であって底部
５ｂに孔５Ｃを有する。
また、６はボルトで、ワツシャ７及び皿状部材５の孔５
Ｃを慣通しウエルデイングナット４に螺合する。
Ｃを慣通しウエルデイングナット４に螺合する。
その際、遮熱板２は、排気管１の軸方向に長い長穴２ａ
にウエルデイングナット４の軸部４ａを遊嵌し、皿状部
材５のフランジ５ａとウエルデイングナット４のつば部
４ｂとの間に摺動可能に扶持される。
にウエルデイングナット４の軸部４ａを遊嵌し、皿状部
材５のフランジ５ａとウエルデイングナット４のつば部
４ｂとの間に摺動可能に扶持される。
皿状部材５は、ウエルデイングナット４を覆うように、
換言すれば、ウェルテ゛イングナット４の軸部４ａをそ
の凹部に差し込んだ状態でボルト６で固定され、遮熱板
２の押圧力すなわち皿状部材５の底部５ｂからフランジ
５ａまでの深さｄをウエルデイングナット４の軸部４ａ
の長さによって規定するよう構威される。
換言すれば、ウェルテ゛イングナット４の軸部４ａをそ
の凹部に差し込んだ状態でボルト６で固定され、遮熱板
２の押圧力すなわち皿状部材５の底部５ｂからフランジ
５ａまでの深さｄをウエルデイングナット４の軸部４ａ
の長さによって規定するよう構威される。
該皿状部材５は金属板をプレス或形して製作され、製作
時における底部５ｂからフランジ５ａまでの深さは組付
時の深さｄよりもやや大きく形威されボルト６により組
付けるときその差を底部５ｂのたわみにより吸収しフラ
ンジ５ａにより遮熱板２を適当な押圧力でウエルデイン
グナット４のつば部４ｂに押圧する。
時における底部５ｂからフランジ５ａまでの深さは組付
時の深さｄよりもやや大きく形威されボルト６により組
付けるときその差を底部５ｂのたわみにより吸収しフラ
ンジ５ａにより遮熱板２を適当な押圧力でウエルデイン
グナット４のつば部４ｂに押圧する。
上記実施例において、遮熱板２は、皿状部材５のフラン
ジ５ａとウエルデイングナット４のつば部４ｂとの間に
扶持されているが、つば部４ｂのないナットを用い直接
に連結部材３と皿状部材４のフランジの間に扶持するよ
うにしてもよい。
ジ５ａとウエルデイングナット４のつば部４ｂとの間に
扶持されているが、つば部４ｂのないナットを用い直接
に連結部材３と皿状部材４のフランジの間に扶持するよ
うにしてもよい。
上記の装置によれば、金属板で或形された全周にフラン
ジ５ａを有する皿状部材５で遮熱板２を押圧支持するこ
とにより、排気管が振動しても共振等を起こすことなく
確実に遮熱板２を摺動可能に支持できる。
ジ５ａを有する皿状部材５で遮熱板２を押圧支持するこ
とにより、排気管が振動しても共振等を起こすことなく
確実に遮熱板２を摺動可能に支持できる。
また、連結部材３に固着したナット４に該ナット４を覆
うように皿状部材５をボルト６で固定するため、ボルト
６のみで組付けできるとともに、皿状部材５の遮熱板２
に対する押圧力をナット４の高さで規定でき簡単に遮熱
板２の適正な力での支持が可能となる。
うように皿状部材５をボルト６で固定するため、ボルト
６のみで組付けできるとともに、皿状部材５の遮熱板２
に対する押圧力をナット４の高さで規定でき簡単に遮熱
板２の適正な力での支持が可能となる。
以上のように、本考案によれば、組付けが容易で、確実
に遮熱板を摺動可能に支持できるエンジン排気系の遮熱
装置を得ることができる。
に遮熱板を摺動可能に支持できるエンジン排気系の遮熱
装置を得ることができる。
第１図及至第４図は本考案の実施例を示すものであって
、第２図は第１図のＩＩ − ＩＩ断面図、第３図は第
２図のＩＩＩ−ＩＩＩ断面図、第４図は皿状部材の斜視
図である。 １・・・・・・排気管、２・・・・・・遮熱板、３・・
・・・・連結部材、４・・・・・・ナット、５・・・・
・・皿状部材、５ａ・・・・・・フランジ、６・・・・
・・ボルト。
、第２図は第１図のＩＩ − ＩＩ断面図、第３図は第
２図のＩＩＩ−ＩＩＩ断面図、第４図は皿状部材の斜視
図である。 １・・・・・・排気管、２・・・・・・遮熱板、３・・
・・・・連結部材、４・・・・・・ナット、５・・・・
・・皿状部材、５ａ・・・・・・フランジ、６・・・・
・・ボルト。
Claims (1)
- 排気系に固着した連結部材に遮熱板を摺動可能に支持し
たエンジン排気系の遮熱装置において、連結部材にナッ
トを固着するとともに、全周にフランジを有する皿状部
材を該ナットとボルトにより該ナットを覆うように連結
部材に固定し、該皿状部材のフランジと連結部材の間に
遮熱板を摺動可能に扶持したことを特徴とするエンジン
排気系の遮熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6932079U JPS599052Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | エンジン排気系の遮熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6932079U JPS599052Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | エンジン排気系の遮熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55170411U JPS55170411U (ja) | 1980-12-06 |
| JPS599052Y2 true JPS599052Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=29303146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6932079U Expired JPS599052Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | エンジン排気系の遮熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599052Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-22 JP JP6932079U patent/JPS599052Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55170411U (ja) | 1980-12-06 |
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