JPH0425418Y2 - - Google Patents

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JPH0425418Y2
JPH0425418Y2 JP1985183304U JP18330485U JPH0425418Y2 JP H0425418 Y2 JPH0425418 Y2 JP H0425418Y2 JP 1985183304 U JP1985183304 U JP 1985183304U JP 18330485 U JP18330485 U JP 18330485U JP H0425418 Y2 JPH0425418 Y2 JP H0425418Y2
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JP
Japan
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heat shield
power cylinder
shield plate
fixing
vehicle body
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JP1985183304U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ラツクアンドピニオン方式の操舵
装置における遮熱板取付け構造に関する。
(従来の技術) 第3,4図に示した従来の取付け構造は、車体
フレーム1に固定したブラケツト2に、ラツクチ
ユーブ3を固定するとともに、上記ブラケツト2
には、取付け金具4を固定し、この取付け金具4
の先端に遮熱板5を固定している。
この遮熱板5は、図示していないエンジンの輻
射熱が、パワーシリンダに作用しないようにする
ためのもので、もし、この遮熱板5がないとする
と、パワーシリンダが上記エンジンの輻射熱で高
熱化してしまう。このようにパワーシリンダが高
熱化すると、そのシール部材を劣化させたり、作
動油を劣化させたりするために、当該操舵装置に
悪影響を及ぼすことになる。
しかし、上記したように遮熱板5を設けること
によつて、エンジンの輻射熱による影響を無くす
ことができる。
(本考案が解決しようとする問題点) 上記のようにした従来の取付け構造では、遮熱
板5の一端を取付け金具4で固定し、他端を自由
端にするいわゆる片持ち方式を採用しているの
で、この遮熱板5が振動しやすくなり、振動異音
を発生するという問題があつた。
この考案は、遮熱板の取付けが簡単でありなが
ら、その振動も吸収して振動異音が発生しないよ
うにした装置の提供を目的にする。
(問題点を解決する手段) この考案は、パワーシリンダの所定箇所に遮熱
板を設けたラツクアンドピニオン方式の操舵装置
を前提にするものである。
上記の操舵装置を前提にしつつ、この考案は、
遮熱板に固定され、しかも、この遮熱板を車体フ
レームに固定するための取付け金具と、この遮熱
板に設けた固定金具とを具え、この固定金具は一
対の脚片からなり、この脚片の先端部分を、パワ
ーシリンダをホールドできるように湾曲させると
ともに、この湾曲部分に合成樹脂をコーテイング
してなるコーテイング部を設けた点に特徴を有す
る。
(本考案の作用) 上記のように遮熱板を、車体フレームに固定し
た取付け金具と、パワーシリンダをホールドする
固定金具とで、最少でも2点支持されることにな
る。
しかも、固定金具は一対の脚片に設けたコーテ
イング部で、パワーシリンダをホールドできるの
で、当該パワーシリンダを車体フレームに組み付
ける以前において、遮熱板とパワーシリンダとを
組み付の状態にできる。
(本考案の効果) この考案の装置によれば、遮熱板が最少限2点
で支持されて振動が少なくなるので、振動異音が
発生しなくなる。
また、固定金具に形成した一対の脚片で、パワ
ーシリンダをホールドできるので、遮熱板の取付
けが簡単になる。したがつて、パワーシリンダを
車体フレームに組み付ける以前に、パワーシリン
ダと遮熱板とをあらかじめ組み付けておけるの
で、両者を車体フレームに組み付けるときの組み
付け工数を減らすことができる。
しかも、上記一対の脚片の先端に、合成樹脂の
コーテイング部を設けたので、このコーテイング
部でパワーシリンダの振動を吸収できる。したが
つて、振動防止機能がさらに向上することにな
る。
(本考案の実施例) 第1,2図に示した実施例の遮熱板aは、その
天井部11の一側に裾部12を形成しているが、
この裾部12は、第2図からも明らかなように、
下方に向つて垂れ下がつている。
そして、上記天井部11の裏面であつて、上記
裾部12とは反対側に、取付け金具13を固定す
るとともに、上記裾部12の所定箇所にも取付け
金具14を固定し、これら両取付け金具13,1
4を対向させている。
上記両取付け金具13,14は、その先端にね
じ孔15,16を形成し、このねじ孔15,16
に図示していないボルトを通して車体フレームに
固定するようにしている。
また、この遮熱板aの裏面で、上記取付け金具
13,14よりやや離れた位置に、固定金具17
を固定しているが、この固定金具17は、二又状
の脚片18,19を主要素にしている。
そして、上記脚片18,19の先端部分は、パ
ワーシリンダSの直径に合わせて湾曲させるとと
もに、その湾曲部を含めた部分を合成樹脂でコー
テイングしてコーテイング部18a,19aとし
ている。
しかして、パワーシリンダS及び遮熱板aを車
体フレームに取り付ける以前に、脚片の上記コー
テイング部18a,19a間にパワーシリンダS
を押し込み、当該固定金具17でパワーシリンダ
Sをホールドさせる。このようにしておけば、遮
熱板aとパワーシリンダSとがあらかじめ組み付
けられた状態になるので、パワーシリンダSを含
めた操舵装置を車体フレームに取り付ける場合に
も、その組み付け作業の工数を減らすことができ
る。
また、上記のようにして取り付けられた遮熱板
aは、一対の取付け金具13,14と固定金具1
7との3点で支持されるので、安定性が増して振
動など発生しなくなる。
さらに、上記コーテイング部18a,19aに
よつて、パワーシリンダSの振動も吸収すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面第1,2図はこの考案の実施例を示すもの
で、第1図は遮熱板の平面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3,4図は従来の構造を示す
もので、第3図は正面図、第4図は第3図−
線断面図である。 S……パワーシリンダ、a……遮熱板、13,
14……取付け金具、17……固定金具、18,
19……脚片、18a,19a……コーテイング
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワーシリンダの所定箇所に遮熱板を設けたラ
    ツクアンドピニオン方式の操舵装置において、上
    記遮熱板に固定され、しかも、この遮熱板を車体
    フレームに固定するための取付け金具と、この遮
    熱板に設けた固定金具とを具え、この固定金具は
    一対の脚片からなり、この脚片の先端部分を、パ
    ワーシリンダをホールドできるように湾曲させる
    とともに、この湾曲部分に合成樹脂をコーテイン
    グしてなるコーテイング部を設けたことを特徴と
    する操舵装置の遮熱板取付け構造。
JP1985183304U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0425418Y2 (ja)

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JP1985183304U JPH0425418Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP1985183304U JPH0425418Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JPS6290884U JPS6290884U (ja) 1987-06-10
JPH0425418Y2 true JPH0425418Y2 (ja) 1992-06-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160272U (ja) * 1984-04-04 1985-10-24 日産自動車株式会社 ピストンロツドの保護カバ−の取付け構造

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JPS6290884U (ja) 1987-06-10

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