JPH0348958Y2 - - Google Patents

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JPH0348958Y2
JPH0348958Y2 JP1984139751U JP13975184U JPH0348958Y2 JP H0348958 Y2 JPH0348958 Y2 JP H0348958Y2 JP 1984139751 U JP1984139751 U JP 1984139751U JP 13975184 U JP13975184 U JP 13975184U JP H0348958 Y2 JPH0348958 Y2 JP H0348958Y2
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plate
outer panel
muffler
decorative
decorative outer
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車用排気装置、特にその装飾
外板の取付構造に関する。
(従来の技術) 自動二輪車において、エンジンから後方に延設
した排気管に接続されるマフラの外周に装飾用の
ほぼ筒状を成す外板を装着することが行われる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、装飾外板をマフラ外周に密着して接
合すると、エンジン運転中に高温となるマフラの
熱が装飾外板に直接伝わるため、外板が熱変色し
たり、また円周方向の熱膨張により外板が熱変形
したしまう。
そこで、マフラ外周と装飾外板内周とに空隙を
設けることが考えられるが、装飾外板の前後端の
みをマフラに接合しただけでは、衝撃等の外力に
より外板の中間部が変形し易い。
従つて本考案の目的は、排気装置への装飾外板
の接合構造に工夫を施し、排気装置外周と装飾外
板内周との間の空隙を確保して外板の熱変色を防
止するとともに、外板の円周方向への熱膨張も許
容して熱変形を未然に防止し、しかも衝撃等の外
力による外板の中間部の変形防止も図れるように
した自動二輪車用排気装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成すべく本考案は、エンジンに接
続される排気装置の外周を装飾外板で覆つた自動
二輪車において、前記装飾外板は前記排気装置の
ほぼ全周を覆い、前記排気装置外周と装飾外板内
周とに空隙を設け、該空隙の周方向の少なくとも
一箇所に排気装置の長手方向に細長いプレートを
配置するとともにこのプレートを前記排気装置外
周に固定し、前記装飾外板に長手方向のスリツト
を形成し、該スリツトに沿つてプレートと装飾外
板とを溶接したことを特徴とする。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
第1図及び第2図は自動二輪車1の側面図と平
面図で、車体フレーム2前端のヘツドパイプ3に
は前輪11を軸支し、ハンドル12にて操舵され
るフロントフオーク13が操向自在に支持され、
フレーム2のメインパイプ4下方空間内には側面
視V型エンジン14が搭載され、メインパイプ4
からシートパイプ5上には燃料タンク15及びシ
ート16が載置され、駆動輪を成す後輪17を軸
支するリヤフオーク18はセンターパイプ6前方
に突設したブラケツト7にて揺動自在に枢支さ
れ、フレーム2とリヤフオーク18間には不図示
の緩衝装置が架設される。
左右のセンターパイプ6の下部後方にはエンジ
ン14に接続した排気管19,19が延設され、
後輪17の両側でリヤフオーク18の側方に臨む
排気管19,19後部には更に円筒形のマフラ2
0,20が連結され、両マフラ20,20の外周
に、該外周のほぼ全周を覆う装飾外板40,40
を装着する。
第3図はマフラ20の底面図であり、図中下側
には後輪17が位置するものとし、マフラ20の
中心C1に対し排気管19の中心C2を後輪17側、
即ち車体の左右中心側にオフセツトεさせて排気
管19にマフラ20を連結する。
マフラ20は排気管19より十分に大径で、内
部は第4図の如く隔板21,22,23にて区画
され、連通管24,25,26,27にて相連通
され、最終段の外気連通管28を経て排気は外気
へ排出される。
第5図乃至第7図は第4図の各部縦断面図で、
マフラ20の前部外周と後部外周とにそれぞれ欠
円状のリングプレート31,34を外嵌してスポ
ツト溶着し、前後のリングプレート31,34間
のマフラ20外周に円周方向に離間して二枚の細
長い接合プレート38,39をスポツト溶着し、
これらプレート31,34,38,39を介しほ
ぼ円筒形を成す装飾外板40を装着し接合する。
ここで、一方の接合プレート38をマフラ20の
下面側で、且つその中心C1から後輪17側に位
置させ、他方の接合プレート39を第6図に示す
如くマフラ20の外側面の若干上部に位置させ
る。
即ち装飾外板40はステンレス鋼板製で長手方
向にスリツト41を形成した断面欠円状の円筒形
を成し、外表面をヘヤーライン仕上げして成り、
そのヘヤーライン方向は長手方向とする。
斯かるステンレス製装飾外板40の内径はマフ
ラ20の外径よりも前記プレート31,34,3
8,39の肉厚分だけ大きく構成し、プレート3
1,34,38,39を介してマフラ20外周上
に装飾外板40を外嵌する際にはそのスリツト4
1をマフラ20下面側で、且つその中心C1から
後輪17側に位置させる。
以上において、後部リングプレート34のスリ
ツト35は装飾外板40のスリツト41と一致
し、また前部リングプレート31のスリツト32
はマフラ20外周の後輪17側に臨んでおり、両
スリツト32,35の両側にはマフラ20の中間
部外周側へ突出する突片33,33,36,36
を備える。
斯くして装飾外板40のスリツト41に沿つて
溶接棒を当て、溶接により外板40を一方の細長
い接合プレート38及び前後のリングプレート3
1,34を介してマフラ20外周に接合し、また
他方の細長い接合プレート39には外板40を単
に重ねる。
尚、第8図に示す如く装飾外板40前部の後輪
17側に臨む部分には切欠部42を形成し、この
切欠部42は外板40前端に開放し、切欠部42
にはマフラ20外周に溶接して備えたステイ29
が起立して臨み、前部リングプレート31の突片
33,33にラツプする外板40部分には長孔4
3,43を形成する。この長孔43,43に溶接
を施し、またスリツト32にも溶接を施す。そし
てステイ29をリヤパイプ8に支持したピリオン
ステツプブラケツト8にボルト接合し、マフラ2
0を車体に支持する。
このように装飾外板40のスリツト41をマフ
ラ20下面側で後輪17側、即ち内側へ位置させ
て溶接したため、上方乃至外側方には装飾外板4
0の溶接部分が露出せず、従つて外観性が良い。
特にマフラ20の長手方向に細長い接合プレー
ト38,39を介して装飾外板40を装着したた
め、マフラ20外周と装飾外板40内周間に熱絶
縁用の空隙Sをほぼ円周方向にわたつて確保でき
るので、外板40の熱変色対策上も良好であり、
外板40の円周方向への熱膨張も許容でき、従つ
て熱変形対策上も良好である。しかも細長い接合
プレート38,39をマフラ20下面側と外側面
側とに配したため、外板40は下方及び外側方か
らの外力に対し必要十分な強度を備える。
そしてマフラ20の中心C1に対し排気管19
の中心C2を車体中心側にオフセツトεしたため、
排気管19からマフラ20内へ流入する排気によ
り高温となる側には第6図に示す如く接合プレー
トが存せず、その反対側の比較的低温となる部分
に側方の接合プレート39が位置しているので、
外板40の熱変色対策上、一層有利となる。
更にステンレス製の装飾外板40を採用したの
で、軽量化が図れ、錆も発生しない。
尚、実施例では二枚の細長い接合プレートを介
して外板を接合したが、少なくとも下方の接合プ
レートだけでも初期の目的は達成される。また排
気管外周も装飾外板で覆うようにしても良い。
(考案の効果) 以上のように本考案の排気装置によれば、自動
二輪車の排気装置外周と装飾外板内周とに設けた
空隙の周方向の少なくとも一箇所に排気装置の長
手方向に細長いプレートを配し、このプレートを
介して排気装置外周に装飾外板を接合したため、
熱絶縁用の空隙を確保して外板の熱変色、熱変形
を防止できるとともに、外力による外板の中間部
の変形も防止できる等、実用上優れた効果を発揮
する。又、装飾外板に長手方向のスリツトを形成
し、このスリツトに沿つてプレートと装飾外板を
溶接するので、溶接をより確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は同平面
図、第3図は装飾外板を装着した排気装置部分の
底面図、第4図は同縦断面図、第5図乃至第7図
はそれぞれ第4図−線、−線、−線
断面図、第8図は第5図矢視方向の図である。 尚、図面中1は自動二輪車、17は後輪、19
は排気管、20はマフラ、31,34はリングプ
レート、38,39は接合プレート、40は装飾
外板、41はスリツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンに接続される排気装置の外周を装飾外
    板で覆つた自動二輪車において、前記装飾外板は
    前記排気装置のほぼ全周を覆い、前記排気装置外
    周と装飾外板内周とに空隙を設け、該空隙の周方
    向の少なくとも一箇所に排気装置の長手方向に細
    長いプレートを配置するとともにこのプレートを
    前記排気装置外周に固定し、前記装飾外板に長手
    方向のスリツトを形成し、該スリツトに沿つてプ
    レートと装飾外板とを溶接したことを特徴とする
    自動二輪車用排気装置。
JP1984139751U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0348958Y2 (ja)

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JP1984139751U JPH0348958Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JP1984139751U JPH0348958Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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