JPS6136734Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6136734Y2 JPS6136734Y2 JP13630481U JP13630481U JPS6136734Y2 JP S6136734 Y2 JPS6136734 Y2 JP S6136734Y2 JP 13630481 U JP13630481 U JP 13630481U JP 13630481 U JP13630481 U JP 13630481U JP S6136734 Y2 JPS6136734 Y2 JP S6136734Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pan
- plate
- buttful
- side wall
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 30
- 101150006573 PAN1 gene Proteins 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関の下部に設けられそして潤滑
油を保持するオイルパンに関するものであり、更
に詳しくはオイルパンのバツフルプレートの取付
手段の改良に関するものである。
油を保持するオイルパンに関するものであり、更
に詳しくはオイルパンのバツフルプレートの取付
手段の改良に関するものである。
通常、内燃機関の下部にはオイルパンが設けら
れ、そのオイルパンの内部にはオイルの過度の動
揺を防ぐためにバツフルプレートが取付けられて
いる。第１図および第２図にはバツフルプレート
を取付けたオイルパンの従来例が示されており、
１はオイルパン、２はバツフルプレートを示し、
このバツフルプレート２の両側端に形成したフラ
ンジ部２ａはオイルパン１の側面にスポツト溶接
３により固着されている。このバツフルプレート
２はプレート自体比較的強度のある板厚、形状で
あり、しかもオイルパン１に強固に溶接されてい
るので、エンジンを運転するとオイルパン１の側
壁の振動によりスポツト溶接部に亀裂が入り、遂
にはバツフルプレートがオイルパンから離脱して
しまうという欠点があつた。
れ、そのオイルパンの内部にはオイルの過度の動
揺を防ぐためにバツフルプレートが取付けられて
いる。第１図および第２図にはバツフルプレート
を取付けたオイルパンの従来例が示されており、
１はオイルパン、２はバツフルプレートを示し、
このバツフルプレート２の両側端に形成したフラ
ンジ部２ａはオイルパン１の側面にスポツト溶接
３により固着されている。このバツフルプレート
２はプレート自体比較的強度のある板厚、形状で
あり、しかもオイルパン１に強固に溶接されてい
るので、エンジンを運転するとオイルパン１の側
壁の振動によりスポツト溶接部に亀裂が入り、遂
にはバツフルプレートがオイルパンから離脱して
しまうという欠点があつた。
本考案は上記の従来技術の欠点を除去するため
に考案されたものであり、長期間の運転に際して
オイルパンの振動によりバツフルプレートがオイ
ルパンより離脱することがない内燃機関のオイル
パンを提供することを目的とするものである。
に考案されたものであり、長期間の運転に際して
オイルパンの振動によりバツフルプレートがオイ
ルパンより離脱することがない内燃機関のオイル
パンを提供することを目的とするものである。
本考案によればバツフルプレートの一側をオイ
ルパンの一方の側壁にスポツト溶接で取付けると
共に、他側はオイルパン側壁に取付けられてい
る。バツフルプレートのサポートにより摺動可能
に保持されている。したがつてオイルパンの両側
壁が振動してもバツフルプレートには振動による
モーメント力が作用しないようになつている。
ルパンの一方の側壁にスポツト溶接で取付けると
共に、他側はオイルパン側壁に取付けられてい
る。バツフルプレートのサポートにより摺動可能
に保持されている。したがつてオイルパンの両側
壁が振動してもバツフルプレートには振動による
モーメント力が作用しないようになつている。
以下本考案の一実施例を第３図ないし第６図を
参照して説明する。
参照して説明する。
これらの図において、第１図および第２図と対
応する部分はすべて同じ符号を付すものとする。
応する部分はすべて同じ符号を付すものとする。
第３図および第５図に示すようにバツフルプレ
ート２の一方の側にはフランジ部２ａが曲折され
て成形され、従来例と同様にスポツト溶接によつ
てオイルパン１の側壁に固着されている。バツフ
ルプレート２の他端２ｂ（第６図）はバツフルプ
レート２と同一平面内に延びており、そしてサポ
ート４で摺動可能に保持されている。このサポー
ト４は第４図および第６図から解るようにＬ字状
の２つのブラケツト４ａ，４ｂを組合せることに
よつて、端部２ｂがオイルパン１の側壁に対して
相対的に直角方向αに摺動できる空間５が形成さ
れている。これらのブラケツト４ａ，４ｂはスポ
ツト溶接３によつてオイルパンの側壁に固着され
ている。
ート２の一方の側にはフランジ部２ａが曲折され
て成形され、従来例と同様にスポツト溶接によつ
てオイルパン１の側壁に固着されている。バツフ
ルプレート２の他端２ｂ（第６図）はバツフルプ
レート２と同一平面内に延びており、そしてサポ
ート４で摺動可能に保持されている。このサポー
ト４は第４図および第６図から解るようにＬ字状
の２つのブラケツト４ａ，４ｂを組合せることに
よつて、端部２ｂがオイルパン１の側壁に対して
相対的に直角方向αに摺動できる空間５が形成さ
れている。これらのブラケツト４ａ，４ｂはスポ
ツト溶接３によつてオイルパンの側壁に固着され
ている。
以上の構成により、オイルパン１の両側壁の振
動がバツフルプレート２の一側端にのみ伝わるこ
とになり、かつバツフルプレート２は摺動が許さ
れているから、従来装置のようにスポツト溶接部
に振動に伴うモーメントがかからなくなり亀裂が
発生しない。しかもバツフルプレート２の一端は
サポート４により保持されているから、反対端側
のスポツト溶接部やサポートの溶接部にも過度の
負荷がかからない。
動がバツフルプレート２の一側端にのみ伝わるこ
とになり、かつバツフルプレート２は摺動が許さ
れているから、従来装置のようにスポツト溶接部
に振動に伴うモーメントがかからなくなり亀裂が
発生しない。しかもバツフルプレート２の一端は
サポート４により保持されているから、反対端側
のスポツト溶接部やサポートの溶接部にも過度の
負荷がかからない。
以上のように、本考案によれば、オイルパン内
に取付けたバツフルプレートの一側をオイルパン
の側壁に溶着させ、他側をオイルパン側壁に固着
したサポートによりバツフルプレートをオイルパ
ンの幅方向αに摺動可能に保持させたので、長期
間の使用においてもオイルパンとバツフルプレー
トとの溶接部の亀裂を完全に防止することができ
る。しかもオイルパンの両側壁はバツフルプレー
トにより支えられることなく比較的自由に振動す
るから構造的にも無理がなくオイルパン全体の寿
命も長くなる。なお、サポート４の構造は端部２
ｂを摺動可能に保持するものであればよく、図示
の実施例に限定されないことはあきらかである。
に取付けたバツフルプレートの一側をオイルパン
の側壁に溶着させ、他側をオイルパン側壁に固着
したサポートによりバツフルプレートをオイルパ
ンの幅方向αに摺動可能に保持させたので、長期
間の使用においてもオイルパンとバツフルプレー
トとの溶接部の亀裂を完全に防止することができ
る。しかもオイルパンの両側壁はバツフルプレー
トにより支えられることなく比較的自由に振動す
るから構造的にも無理がなくオイルパン全体の寿
命も長くなる。なお、サポート４の構造は端部２
ｂを摺動可能に保持するものであればよく、図示
の実施例に限定されないことはあきらかである。
第１図は従来技術に係るオイルパンの平面図、
第２図は第１図−線の断面図、第３図は本考
案の一実施例の平面図、第４図は第３図−線
の断面図、第５図は−線の断面図、第６図は
その要部の斜視図である。 １……オイルパン、２……バツフルプレート、
２ｂ……バツフルプレートの取付端、３……スポ
ツト溶接、４……サポート。
第２図は第１図−線の断面図、第３図は本考
案の一実施例の平面図、第４図は第３図−線
の断面図、第５図は−線の断面図、第６図は
その要部の斜視図である。 １……オイルパン、２……バツフルプレート、
２ｂ……バツフルプレートの取付端、３……スポ
ツト溶接、４……サポート。
Claims (1)
- 内部にバツフルプレートを取付けたオイルパン
において、バツフルプレートの一側をオイルパン
の側壁に固着し、その他側をオイルパンの側壁に
固着したサポートにより摺動可能に保持したこと
を特徴とする内燃機関のオイルパン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13630481U JPS5842313U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 内燃機関のオイルパン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13630481U JPS5842313U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 内燃機関のオイルパン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5842313U JPS5842313U (ja) | 1983-03-22 |
| JPS6136734Y2 true JPS6136734Y2 (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=29929636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13630481U Granted JPS5842313U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 内燃機関のオイルパン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842313U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62143689U (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-10 | ||
| JPS6352789U (ja) * | 1986-09-24 | 1988-04-09 | ||
| JPS63138990A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-10 | シンワ化学工業株式会社 | ばら荷輸送装置 |
| JPS63177214U (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-16 |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP13630481U patent/JPS5842313U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5842313U (ja) | 1983-03-22 |
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