JPH08109980A - 配管用クランプ - Google Patents

配管用クランプ

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JPH08109980A
JPH08109980A JP6247735A JP24773594A JPH08109980A JP H08109980 A JPH08109980 A JP H08109980A JP 6247735 A JP6247735 A JP 6247735A JP 24773594 A JP24773594 A JP 24773594A JP H08109980 A JPH08109980 A JP H08109980A
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Japan
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pipe
bolt
clamp
collar
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JP6247735A
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Haruhisa Kamiya
晴久 神谷
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Daiwa Kasei Industry Co Ltd
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Daiwa Kasei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプをホールドするための受承部と押え部
とを一体化することにより、クランプの取扱いや管理を
容易とし、かつ作業性の向上を図る。 【構成】 剛性の高いパイプをホールドした状態で所定
の配管箇所34にボルト20で固定される配管用クラン
プであって、前記パイプを受ける受承部10と、この受
承部10を覆うように変形可能な押え部12とが一体に
形成され、しかも前記ボルト20の挿通可能で、かつこ
のボルト20の締付け力を支えるカラー18が挿入され
た取付け孔16を備え、前記押え部12は前記ボルト2
0を前記取付け孔16に挿通させて締付けることにより
前記の変形が生じるように前記カラー18の端面よりも
突出させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車におけ
る燃料用デリバリパイプなどの金属製パイプをホールド
した状態で所定の配管箇所(車体など)に固定される配
管用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の配管用クランプが斜視図で
示されている。この図面で明らかなようにクランプは、
受承部材40と押え部材42とによって構成され、これ
らの両部材40,42は金属プレート44にゴム45を
接着した構造となっている。そして両部材40,42を
それぞれのゴム45の合わせ面間に金属製のパイプ30
(デリバリパイプ)を挟んだ状態で接合させ、両部材4
0,42に挿通させたボルト48を車体などに締付け
る。これによってクランプは前記パイプ30をホールド
した状態で固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の配管用クランプ
は、前記受承部材40と押え部材42とに分かれている
ので、作業前の取扱いや部品管理が煩雑であり、また前
記のようにパイプ30をホールドして固定するときの作
業性も悪い。本発明が解決しようとする課題は、パイプ
をホールドするための受承部と押え部とを一体化するこ
とにより、クランプの取扱いや管理を容易とし、かつ作
業性の向上を図ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の配管用クランプはつぎのように構成されて
いる。すなわち剛性の高いパイプをホールドした状態で
所定の配管箇所にボルトで固定される配管用クランプで
あって、前記パイプを受ける受承部と、この受承部を覆
うように変形可能な押え部とが一体に形成され、しかも
前記ボルトの挿通可能で、かつこのボルトの締付け力を
支えるカラーが挿入された取付け孔を備え、前記押え部
は前記ボルトを前記取付け孔に挿通させて締付けること
により前記の変形が生じるように前記カラーの端面より
も突出させている。
【0005】
【作用】この構成によれば前記受承部にパイプをセット
した後、前記取付け孔にボルトを挿通させて前記配管箇
所に締付けることにより、このボルトの締付け力が前記
カラーで支えられる前に前記押え部が変形して前記パイ
プを受承部の側に押付ける。これによって前記パイプが
クランプでホールドされるとともに、このクランプが前
記配管箇所に固定され、その作業性が向上する。なお前
記受承部と押え部とが一体であることから、クランプの
取扱いや管理も容易となる。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図1〜6にしたがっ
て説明する。図1は配管用クランプの正面図、図2はそ
の平面図、図3は配管用クランプの斜視図、図4は配管
用クランプの断面図である。これらの図面で示されてい
るようにクランプの両側部には溝形状の受承部10がそ
れぞれ形成されており、これらの受承部10は後で説明
するパイプ30を受ける形状になっている。また両受承
部10と隣接する部分は、それぞれリップ形状の押え部
12となっている。なおクランプは合成樹脂などの弾性
材で一体に形成され、したがって前記の両受承部10と
押え部12とが一体であるとともに、両押え部12はそ
れぞれの受承部10を覆うように弾性変形可能である。
【0007】前記の両押え部12の間、つまりクランプ
のほぼ中央部には上下に貫通する取付け孔16が形成さ
れている。この取付け孔16には金属などの剛性を有す
る材質で円筒状に形成されたカラー18が挿入されてい
る。このカラー18はクランプの成形時にインサート成
形によって設けてもよく、クランプの成形後に差し込ん
でもよい。なお前記の両押え部12はカラー18の上端
面よりも突出する寸法に設定されている。
【0008】前記取付け孔16(カラー18の中空部)
に対しては、図3,4で示すボルト20の挿通が可能で
ある。このボルト20は図4で示す配管箇所34(車両
のボデーなど)に固定されたナット36にねじ込んで締
付け可能であり、またボルト20の頭部21側にはクラ
ンプの両押え部12に干渉する大きさ(径)のフランジ
22が形成されている。ただし、このフランジ22はボ
ルト20と別体のワッシャなどに代えてもよい。
【0009】さて前記構成のクランプによってパイプ3
0をホールドして前記配管箇所34に固定するには、ま
ず前記の両受承部10にパイプ30をそれぞれセットす
る。そして前記ボルト20を前記取付け孔16に挿通さ
せ、かつ前記配管箇所34のナット36に締付ける。そ
の状態が図5の斜視図及び図6の断面図で示されてい
る。これらの図面から明らかなように前記ボルト20の
締付けに伴い、前記フランジ22によって前記の両押え
部12が前記パイプ30の外周をそれぞれの受承部10
側へ押付けるように変形する。なお前記ボルト20の締
付け力は、図6から明らかなように前記フランジ22と
前記配管箇所34との間に介在している前記カラー18
によって支えられ、クランプはパイプ30をホールドし
た状態で配管箇所34に固定される。また前記パイプ3
0は例えば金属製の燃料用デリバリパイプであって所定
の剛性を有している。
【0010】
【発明の効果】本発明は、クランプの取扱いや管理が容
易になるとともに、パイプをホールドして固定するとき
の作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管用クランプの正面図である。
【図2】配管用クランプの平面図である。
【図3】配管用クランプの斜視図である。
【図4】配管用クランプの断面図である。
【図5】クランプによるパイプのホールド状態を表した
斜視図である。
【図6】クランプによるパイプのホールド状態を表した
断面図である。
【図7】従来の配管用クランプを表した斜視図である。
【符号の説明】
10 受承部 12 押え部 16 取付け孔 18 カラー 20 ボルト 30 パイプ 34 配管箇所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性の高いパイプをホールドした状態で
    所定の配管箇所にボルトで固定される配管用クランプで
    あって、 前記パイプを受ける受承部と、この受承部を覆うように
    変形可能な押え部とが一体に形成され、しかも前記ボル
    トの挿通可能で、かつこのボルトの締付け力を支えるカ
    ラーが挿入された取付け孔を備え、前記押え部は前記ボ
    ルトを前記取付け孔に挿通させて締付けることにより前
    記の変形が生じるように前記カラーの端面よりも突出さ
    せていることを特徴とした配管用クランプ。
JP24773594A 1994-10-13 1994-10-13 配管用クランプ Expired - Fee Related JP3670035B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1159337A (ja) * 1997-08-15 1999-03-02 Asmo Co Ltd 車両用部品およびその取付構造
JP2008008338A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Denso Corp 空調装置の配管固定構造
CN103292048A (zh) * 2013-06-04 2013-09-11 无锡金顶石油管材配件制造有限公司 一种石油管道底托结构
CN104006218A (zh) * 2014-06-12 2014-08-27 无锡金顶石油管材配件制造有限公司 一种管道支架结构
KR20150001102U (ko) * 2013-09-04 2015-03-12 대우조선해양 주식회사 홀드다운 타입의 스트랩 고정장치
WO2018016336A1 (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス

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WO2018016336A1 (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス

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