JP3753803B2 - 配管用クランプ - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車におけるフューエルパイプなどの配管を車体側の所定個所に固定するための配管用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の配管は、自動車の振動源であるシリンダブロック側の部材に接続されているため、この配管自体が振動伝達経路を構成している。したがって配管をクランプによって車体の一部に固定する場合、配管からクランプを通じて車体に振動が伝わるのを防止するために、このクランプに振動を遮断(吸収)する機能を持たせることが必要となる。
【0003】
そこで従来は、クランプ本体とそれを車体側にボルト止めするときの締め付けトルクを受け持つカラーとを合成樹脂などによって個別に形成している。そしてクランプ本体の外周をゴムなどの防振部材で包み込むとともに、前記カラーをクランプ本体のカラー組み付け孔にはめ込んでいる。これにより、クランプ本体は振動吸収機能有すると同時に車体側に対して適正にボルト止めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記カラーがクランプ本体とは別部品として存在することとなり、これらの取扱中に例えばカラーがクランプ本体から外れ落ちて紛失するなどのトラブルを招くことがある。またクランプ本体とカラーとを個別に成形することから、コストアップの原因にもなる。
【0005】
本発明の第1の目的は、クランプ本体とカラーとの間で振動の吸収が可能であるにもかかわらず、これらを一部品としてカラーの紛失などを防止し、かつコストの低減を図ることである。
本発明の第2の目的は、配管用クランプとしての振動吸収機能の向上を図ることである。
本発明の第3の目的は、配管用クランプの製造コストをより軽減することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、クランプ本体と、このクランプ本体のベース部を所定個所にボルト止めするときに、そのボルトを挿通させて締め付けトルクを受け持つためのカラーとを備え、ベース部とカラーとの間に防振部材を介在させてこれら相互間の振動伝達を遮断する構成の配管用クランプであって、クランプ本体のベース部とカラーとが連結部を通じて樹脂材で一体に成形され、この連結部は樹脂材の弾性によって撓むことが可能であり、防振部材はカラー外周部、連結部の周囲及びクランプ本体のベース部を共に包み込んでいることを特徴とする。
このようにクランプ本体のベース部とカラーとは連結部によって一体化されているため、配管用クランプが単一部品となり、その取扱中にカラーが紛失するなどのトラブルが防止される。そして、この連結部は樹脂材の弾性によって撓むことができるので、クランプ本体のベース部とカラーとの間での防振部材による振動吸収機能は保持される。
【0007】
第2の発明は、第1の発明の配管用クランプであって、前記クランプ本体が配管をクランプする把持部を備えているとともに、この把持部における配管との接触部分が防振部材で形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、把持部と配管との間においても振動が吸収されるため、配管用クランプの振動吸収機能がより高められる。
【0008】
第3の発明は、第2の発明の配管用クランプであって、前記カラーの外周部を包み込んだ防振部材と、前記把持部の防振部材とが一体に成形されていることを特徴とする。
この場合には、クランプ本体とカラーとを例えば硬質の樹脂材によって一体に成形した後、前記の防振部材を軟質の樹脂材の射出成形などによって一工程で成形できる。このため配管用クランプのコストをより低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は配管用クランプの正面図、図2は配管用クランプの平面図、図3は配管用クランプの一部を破断して表した正面図、図4は同じく配管用クランプの一部を破断して表した背面図である。これらの図面で示すようにクランプ本体10は平板状のベース部12、このベース部12と直角に形成された壁部14、この壁部14の上部に形成された一対の把持部16,18を備えている。
【0010】
また前記ベース部12のほぼ中央部には筒形状のカラー20が薄肉の連結部22により、このベース部12に対して一体に結合されている。図2で示すように前記連結部22は、カラー20の周方向に関して一定の間隔で複数個(四個)形成されている。そしてクランプ本体10の各部位、カラー20及び連結部22はポリアセテートなどの硬質の樹脂材による射出成形などで一体成形されている。ただし前記の各連結部22は樹脂材の弾力に基づいて撓み可能である。
【0011】
なおカラー20は、クランプ本体10を図示外の車体側に取り付けるためボルトが挿入され、このボルトの締め付けトルクを受け持つためのものである。そしてカラー20の内外周の形状は、ボルト締めによるクランプ本体10の取付位置を調整できるように楕円形をしている(図2)。
【0012】
図5,6はクランプ本体10の両把持部16,18を拡大して表した説明図、図7は図2のA−A線拡大断面図である。これらの図面からも明らかなように両把持部16,18は互いに上下逆向きに開放された湾曲状に形成され、自動車におけるフューエルパイプなどの配管をクランプできるようになっている。これらの両把持部16,18には、その内周の中央において突起26,28が形成されているとともに、個々の突起26,27の両側において内外周に貫通する小孔27,29がそれぞれあけられている。
【0013】
さて前記クランプ本体10におけるベース部12の上下両面には、エラストマーなどの軟質の弾性素材からなる防振部材30が所定の厚みで形成されている。この防振部材30においてベース部12の上面に位置する上面部分31は、図3,4で示すように前記カラー20の上下両端面を除いた外周及び前記連結部22の下面を除いた周囲を包み込んでいる。そしてベース部12の下面に位置する下面部分32と前記上面部分31とは、ベース部12の二個所のコーナ13及び各連結部22の間の隙間を通じて互いに結合されている。
【0014】
一方、クランプ本体10における把持部16,18の内周部は、前記防振部材30と同様にエラストマーなどの軟質の弾性素材からなる防振部材34,36によってそれぞれ被覆されている。これらの防振部材34,36は、把持部16,18の前記突起26,28の箇所において個々の把持部16,18の内部を二つに分離する隔壁35,37を備えている。また防振部材34,36は、把持部16,18の前記小孔27,29と、把持部16,18の端部内周に形成された溝17,19とに対してそれぞれは入り込み、これによってクランプ本体10との一体化が保持されている。
【0015】
前記把持部16の防振部材34は前記壁部14の切欠き部24及び壁部14の片側面を通じて前記防振部材30の上面部分31と一体化されている。さらに把持部18の防振部材36は壁部14の他方の側面に形成されている連通溝25を通じて防振部材30の下面部分32と一体化されている。したがって防振部材30,34,36は、クランプ本体10及びカラー20を硬質樹脂で一体成形した後に、軟質樹脂を射出成形することによって一工程で成形できる。
【0016】
前記の配管用クランプの使用にあたっては、クランプ本体10の把持部16,18により、フューエルチューブなどの管を前記防振部材34,36を介してクランプする。なお図面で示す把持部16,18の場合は、防振部材34,36の隔壁35,37の両側において二本の管をクランプすることができる。
つぎに車体の所定個所に固定されているスタッドボルト(図示外)を前記カラー20に挿通させてナットを締め付ける。このときの締め付けトルクはカラー20によって受けられ、かつクランプ本体10のベース部12は防振部材30を介して車体側に取り付けられる。そして配管側の振動は前記の各防振部材30,34,36によって吸収され、車体側への振動伝達が防止される。
【0017】
このように各防振部材30,34,36により、クランプ本体10のベース部12とカラー20との間及び把持部16,18と配管との間において振動を吸収できるにもかかわらず、クランプ本体10とカラー20とを単一部品として取扱うことができる。また前記の配管用クランプは、一つの成型機によってクランプ本体10及びカラー20の成形工程と、防振部材30,34,36の成形工程とを自動的に行う成形手段を採用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管用クランプの正面図。
【図2】配管用クランプの平面図。
【図3】配管用クランプの一部を破断して表した正面図。
【図4】同じく配管用クランプの一部を破断して表した背面図。
【図5】クランプ本体の一方の把持部を拡大して表した説明図。
【図6】クランプ本体の他方の把持部を拡大して表した説明図。
【図7】図2のA−A線拡大断面図。
【符号の説明】
10 クランプ本体
12 ベース部
16 把持部
18 把持部
20 カラー
22 連結部
30 防振部材
34 防振部材
36 防振部材

Claims (3)

  1. クランプ本体と、このクランプ本体のベース部を所定個所にボルト止めするときに、そのボルトを挿通させて締め付けトルクを受け持つためのカラーとを備え、ベース部とカラーとの間に防振部材を介在させてこれら相互間の振動伝達を遮断する構成の配管用クランプであって、クランプ本体のベース部とカラーとが連結部を通じて樹脂材で一体に成形され、この連結部は樹脂材の弾性によって撓むことが可能であり、防振部材はカラー外周部、連結部の周囲及びクランプ本体のベース部を共に包み込んでいることを特徴とした配管用クランプ。
  2. 請求項1記載の配管用クランプであって、前記クランプ本体が配管をクランプする把持部を備えているとともに、この把持部における配管との接触部分が防振部材で形成されていることを特徴とした配管用クランプ。
  3. 請求項2記載の配管用クランプであって、前記カラーの外周部を包み込んだ防振部材と、前記把持部の防振部材とが一体に成形されていることを特徴とした配管用クランプ。
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