JPH09250517A - パイプクランプ - Google Patents

パイプクランプ

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JPH09250517A
JPH09250517A JP5728696A JP5728696A JPH09250517A JP H09250517 A JPH09250517 A JP H09250517A JP 5728696 A JP5728696 A JP 5728696A JP 5728696 A JP5728696 A JP 5728696A JP H09250517 A JPH09250517 A JP H09250517A
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JP
Japan
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pipe
holding
pipe holding
soft resin
body mounting
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JP5728696A
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Inventor
Shigeo Oi
茂雄 大井
Kazuyoshi Murase
一義 村瀬
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Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/16Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプクランプの吸振性を高める。 【解決手段】 パイプ等を保持するためのパイプ保持部
1と、ボディパネルBへの装着のためのボディ装着部2
とを別個独立に形成し、これらは共に硬質の樹脂材によ
って成形しておく。パイプ保持部1とボディ装着部2と
の間には吸振機能を持つ軟質樹脂部9を介在させ、これ
によってパイプ保持部1とボディ装着部2とを接続す
る。こうすることで、振動を伝達しやすい硬質樹脂部分
が分離され、両間に介在した軟質樹脂部で振動が吸収さ
れるため、パイプで発生した振動がボディ側へ伝達され
るのが緩和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプクランプに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には各種配管が施されており、こ
れらをボディ側に固定するために、従来よりパイプクラ
ンプと呼ばれる樹脂製の保持具が使用されてきた。パイ
プクランプはポリプロピレン等の合成樹脂材によって一
体に形成されたものが多い。一方、配管の中には内部を
通過する流体の脈動等が原因で振動が生じるものがあ
る。このような振動が、パイプクランプを通じてボディ
側に伝達することは回避されねばならないが、上記した
ような単に合成樹脂材によって一体成形されたパイプク
ランプを使用したのでは、振動伝達を回避しにくい。
【0003】そこで、従来でパイプを保持する部分に軟
質樹脂部を積層し、パイプを軟質樹脂部によって包み込
むようにしたものが開発されていた。その一例として、
図10に示すようなものが挙げられる。このものは、パ
イプクランプPCの中央部をヒンジ50によって接続
し、常にはパイプを保持する部分を全開状態にしてお
き、閉じたときにはパイプの全周が軟質樹脂部51によ
って挟持されるようになっている。こうすることで、パ
イプは硬質樹脂によって形成された本体部分52と直接
触れることがないため、ボディへの振動の伝達を抑制す
ることが可能となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術では、次のような点において改良の余地があっ
た。パイプは軟質樹脂材によって保持されるため、振動
吸収には有効ではあるものの保持力自体の低下は避けら
れない。したがって、装着後に外力を受けるとパイプが
斜めに保持されてしまうことがあり、図10の場合のよ
うに複数本のパイプを並列して保持させるタイプのもの
にあっては、パイプ同士の接触により損傷も懸念され
る。また、接触状態のままで組み付けられてしまった場
合には、例えば一方のパイプのみが振動を生じさせる原
因を有していた場合、振動発生要因のないパイプに振動
が伝達されてしまう恐れもある。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは、吸
振性に優れかつパイプ等を確実に保持することができる
パイプクランプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、パイプ、チューブ等を保持する
ためのパイプ保持部と、前記パイプ、チューブ等を固定
面に装着するためのボディ装着部とが硬質の合成樹脂材
にて形成されるとともに、前記パイプ保持部と前記ボデ
ィ装着部とは振動吸収のための弾性部材を介在させた状
態で接続されていることを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2の発明は請求項1記載のも
のにおいて、前記パイプ保持部は複数本のパイプを保持
するために複数列が備えられるとともに、それらは別個
独立して配置され、さらにこれらパイプ保持部が設置さ
れている設置面の下層には前記弾性部材が配され、かつ
この設置面における隣接するパイプ保持部間には、これ
らの間での振動伝達を遮断するための溝部が、少なくと
も弾性部材に至る深さをもって刻設されていることを特
徴とするものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、パイ
プ等はパイプ保持部によって保持され、パイプクランプ
はボディ装着部によってその全体の固定がなされる。こ
の場合、パイプ保持部は硬質の合成樹脂材によって形成
されているため、充分な保持のための剛性が得られ、し
たがってパイプは正規姿勢のまま確実に保持される。
【0009】また、パイプ保持部とボディ装着部との間
には弾性部材が介在されるようにしたため、パイプ内に
生じた振動は弾性部材によって有効に吸収されて、ボデ
ィ装着部への伝達が緩和されるため、結果として車内の
静粛性に寄与するものとなる。
【0010】請求項2の発明では、複数のパイプ保持部
を形成してこれらを接続することなく別個独立に配置し
ている。また、隣接するパイプ保持部間においてパイプ
保持部の設置面には溝部を形成するようにしたため、パ
イプ保持部間での振動の伝達を緩和することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
―第1実施形態― 図1〜図4は本発明の第1実施形態に係るパイプクラン
プCを示すものであり、自動車用配管(例えば、ブレー
キオイル用配管、以下単にパイプPという。)をボディ
パネルに固定する場合を例示するものである。概略の構
成としては、パイプPを保持するためのパイプ保持部1
と、パイプクランプC全体をボディパネルBに固定する
ためのボディ装着部2とから構成されており、本実施形
態において、これらは共に硬質樹脂材(例えばポリアセ
タール)によって成形され、かつこれらは分離成形され
た二部材となっている。そして、これらは組み合わされ
た状態で金型内にインサートされ、そのもとで軟質樹脂
材が充填されてることによって、前記両部1,2が接続
された構成となっている。
【0012】まず、パイプ保持部1について説明する
と、パイプ保持部1は方形の板状に形成された設置面7
を有し、その上面にはパイプ保持溝3が2列、並列して
設けられている。両パイプ保持溝3は上方へ開放するU
字状に形成され、かつ両パイプ保持溝3における外側に
位置する壁面の上縁には、パイプPを押さえ込んで保持
するための押さえ片4が、パイプ保持溝3の内側へ向け
て斜め下向きに突出している。両押さえ片4は共に撓み
変形が可能であり、パイプPがパイプ保持溝3へ押し込
まれるときには外側へ退避してパイプPを受け入れ、パ
イプPがパイプ保持溝3内に収容されたときには弾性復
帰してそれらの先端がパイプPの外周面に当接して保持
することができるようになっている。また、両パイプ保
持溝3を仕切っている中央の壁の上部には長さ方向に沿
って肉抜き5がしてあり、材料の軽減の目的とパイプP
挿入時のための僅かなすぼみ変形を許容する目的をもっ
て形成されている。
【0013】また、設置面7の裏側の中央部には軟質樹
脂材との接続強化のための接続片6が設けられている。
この接続片6はパイプ保持溝3の軸線方向と直交する方
向に配され、ほぼ板状をなして形成されている。また、
接続片6が設置面7と接する側の縁部には二つの窓孔8
が開口しており、これらは軟質樹脂材を回し込ませるよ
うにしてパイプ保持部1と軟質樹脂部(以下、パイプ側
軟質樹脂部9という。)との機械的連結強度を高める役
割を果たすものである。
【0014】パイプ側軟質樹脂部9は設置面7の下側に
おいて、設置面7とほぼ同じ大きさでかつ所定の厚み
(良好な吸振性を発揮できる程度の厚み)をもって形成
されている。このパイプ側軟質樹脂部9はゴム弾性を有
する材質(以下、エラストマーという。)によって成形
されたものであり、パイプ側軟質樹脂部9と次述するボ
ディ装着部2とを接続している。
【0015】次に、ボディ装着部2について説明する
と、ボディ装着部2におけるパイプ保持部1側との接続
部分には基板10が備えられている。この基板10は前
記設置面7より大きめの板状に形成され、その裏面は外
周部分を残して除肉されることで凹部11が形成され、
この凹部11内に軟質樹脂材を充填することができるよ
うになっている。また、基板10の上面の中央部には差
し込み溝12が貫通しており、パイプ保持部1側の接続
片6を遊挿させることができる。なお、こうして挿通さ
れた接続片6の下端は基板10(軟質樹脂部)の裏面に
露出される。さらに、基板10の上面において上記差し
込み溝12の外側位置には計4個の丸孔13が貫通して
いる。これらも軟質樹脂を回り込ませて軟質樹脂部9と
ボディ装着部2との機械的接続強度を向上させるための
ものである。
【0016】ボディ装着部2は上記した基板10の一方
の側から一対の脚片14を平行に起立させており、これ
らの上端相互は連結板15によって連結されている。連
結板15は中央部に貫通孔16を有しているとともに、
その上面にはボディ側軟質樹脂部17を構成するシート
18が積層されている。但し、このシート18も図2に
示すように、その成形時には連結板15の下面側へ回り
込むようにして成形され、連結板15との機械的接続強
度を向上させることができるようにしてある。また、シ
ート18の中央部には、上記貫通孔16と同心で通し孔
19が貫通しており、ボディパネルBから下向きに溶着
されたスタッドボルトSの基部を挿通可能となってい
る。さらに、シート18の上面においてこの通し孔19
を取り囲むようにして四分割されたシール部20が環状
に配されており、ボディパネルB側に密着されるように
なっている。さらにまた、通し孔19の途中には段差が
形成され、次述するスペーサ22を装着するための係止
縁23となっている。但し、本実施形態の場合では、通
し孔19および貫通孔16がパイプPの配管方向に沿っ
て長径となる楕円状に形成されており、組み付け上の誤
差を吸収できるようにしてある。
【0017】スペーサ22は、パイプクランプCと同様
にポリアセタールによって一体に成形され、シート18
の下面側に当接する当接片24を有している。また、こ
の当接片24は前記通し孔19へ差し込み可能な筒部2
5を有するとともに、この筒部25の先端側には前記係
止縁23に係合可能な爪部26が張り出し形成されてお
り、爪部26を係止縁23に係合させることでスペーサ
22をパイプクランプCと一体化できる。また、筒部2
5にはスタッドボルトSの軸部を遊挿できる収容孔27
が楕円状をなして形成されている。
【0018】第1実施形態は上記のように構成されたも
のであり、次のようにしてパイプPの保持が行われる。
【0019】まず、固定すべき2本のパイプPをパイプ
保持溝3に適合させてそのまま押し込む。この場合に
は、押さえ片4が撓み変形してパイプ保持溝3を拡開さ
せるため、パイプPは押さえ片4を通過してパイプ保持
溝3内に収容される。押さえ片4はこれに伴って弾性復
帰しパイプPの外周面に当接してパイプPを押さえ付け
る。かくして、パイプPがパイプ保持溝3内に保持され
る。
【0020】上記のパイプP保持作業の後、あるいはこ
れに先立ってボディパネルBへの取付け作業が行われ
る。この場合には、予めスペーサ22はボディ装着部2
に取り付けられて一体化されている。
【0021】ボディパネルB側のスタッドボルトSに対
しシート18の通し孔19を適合させ、スペーサ22の
収容孔27へ挿通させる。その後、スペーサ22側から
ナットNを締め込んでやればボディ装着部2の側の固定
がなされる。かくして、パイプクランプC全体はパイプ
P保持した状態でボディパネルBから吊り下げ支持され
る。
【0022】ところで、本実施形態のパイプクランプC
ではパイプ保持部1とボディ装着部2とが分離されて成
形され、これらをインサート成形によって形成されるパ
イプ側軟質樹脂部9によって接続するようにしている。
つまり、比較的振動を伝達しやすい硬質樹脂による成形
部分が途中で分断され、これらの間に振動吸収力のある
エラストマーによる成形部分が介在されているため、パ
イプP内に脈動等による振動が生じたとしても、パイプ
側軟質樹脂部9において振動が吸収され、さらに本実施
形態ではボディ側においても同様に軟質樹脂部17が配
されているため、一層吸振性に優れる。
【0023】また、本実施形態によればパイプPを保持
する部分を硬質樹脂材によって成形しているにも拘らず
吸振性に優れたものとなっているため、従来のようにパ
イプPを保持する部分に軟質樹脂を用いたものに比較し
てパイプPをがたつきなく安定した状態で保持すること
ができる。したがって、複数列に近接してパイプPを保
持するような場合においても、パイプP同士が当接し合
う事態もなく、損傷の回避およびパイプP間での振動伝
達を未然に回避することができる。
【0024】また、図10に示したもののように、ヒン
ジによって開閉させパイプPを挟持するようなタイプの
ものでは、ヒンジの弾発力が開き方向の付勢力となって
しまう。しかし、本実施形態のものではヒンジを用いな
いタイプであるため、この意味からもパイプP保持に対
する高い信頼性を得ることができる。
【0025】さらに、本実施形態ではいわゆる二色成形
法によってパイプクランプCを成形しているが、異種材
料間の接着強度をより信頼性の高いものにするために、
特に、硬質樹脂部に軟質樹脂を回り込ませるような手段
を講じており、これによって異種材料同士を機械的に接
続して接着状況が強固なものが得られている。 ―第2実施形態― 図5〜図8は本発明の第2実施形態を示すものであり、
このものも第1実施形態と同様、ボディ装着部2とパイ
プ保持部1とから構成されており、このうちボディ装着
部2については第1実施形態とほぼ同一の構成であるた
め、詳細な説明は省略する。ただ、ボディ装着部2のう
ちパイプ保持部1との接続側は、枠状をなす基枠28を
備えており、パイプ保持部1をこの中に収容するように
している。
【0026】さて、第2実施形態におけるパイプ保持部
1では、パイプ保持溝3を構成する3つの壁面のうち中
央のものおよびボディ装着部2側に位置するものに、そ
れぞれ押さえ片4が形成されている。また、これらパイ
プ保持溝3の前後には両パイプ保持溝3を構成する3つ
の壁面をつなぐようにして接続板29が配されており、
それぞれにはパイプ保持溝3に連続しかつパイプPの外
周に適合する弧面30が形成されている。
【0027】パイプ保持部1にはボディ装着部2側の基
枠28内に収納される枠体29Aが一体に備えられ、そ
の下端はパイプ側軟質樹脂部9の裏面に露出するように
している。また、接続板29の両側面にはそれぞれ2本
ずつピン軸31が突出しており、これらはボディ装着部
2の基枠28の側面に貫通する大径の円孔32へ挿入さ
れてここから同軸で突出している。
【0028】パイプ側軟質樹脂部9は、基枠28の内壁
とパイプ保持部1の外壁との間および各ピン軸31と円
孔32との間の隙間にそれぞれ充填されて形成されてい
る。上記したように、各ピン軸31をボディ装着部2か
ら突出させているのは、万一、パイプ側軟質樹脂部9が
痩せて劣化するようなことが生じたとしても、ピン軸3
1が円孔32に引っ掛かりパイプ保持部1がボディ装着
部2から脱落してしまう事態が確実に回避できるためで
ある。また、第2実施形態では、パイプ保持溝3を構成
する壁面のうち最も外側に位置するものの側面にも軟質
樹脂部の一部が積層されており(図5に示す9A部
分)、その周囲にボディ側に接続された何らかの部材が
存在するような取付け環境においても、振動の伝達が回
避できる。
【0029】第2実施形態は上記のように構成されたも
のであり、第1実施形態と同様にしてパイプPを保持す
ることができる。 ―第3実施形態― 図9は本発明の第3実施形態を示すものであり、パイプ
保持溝3を構成する壁面部を2つに分け個々に独立して
配置して成形したものである。より詳細には、設置面7
もパイプ保持溝3が設けられている範囲についてのみ分
離して成形し、さらにその下層のパイプ側軟質樹脂部9
についても両パイプ保持溝3を分断するようにして振動
遮断溝33が刻設されている。このように2つのパイプ
保持溝3を独立したものとすれば、パイプP間での振動
伝達が確実に回避される。
【0030】他の構成は、第1実施形態とほぼ同様であ
り、もって同様の作用効果を発揮することができる。
【0031】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0032】いずれの実施形態も軟質樹脂部をパイプ
保持部1の設置面7の下層に配置したが、要はボディ側
への振動の伝達が回避できればよく、軟質樹脂部の設置
箇所は図示のものに限定されない。例えば、ボディ装着
部2の脚片14の途中であってもよく、この場合にはボ
ディ装着部2とパイプ保持部1とは、ここにおいて分離
されることになる。
【0033】いずれの実施形態もボディパネルBへの
装着部位に軟質樹脂によって成形されたシート18を形
成し、パイプ側軟質樹脂部9と同時に成形されるように
したが、別体で成形してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるパイプクランプの斜視図
【図2】同じく正面側から見た断面図
【図3】同じく底面側から見た断面図
【図4】同じく側面図
【図5】第2実施形態におけるパイプクランプの斜視図
【図6】同じく正面側から見た断面図
【図7】同じく底面側から見た断面図
【図8】同じく側面図
【図9】第3実施形態におけるパイプクランプを示す斜
視図
【図10】従来のパイプクランプを示す斜視図
【符号の説明】
1…パイプ保持部 2…ボディ装着部 9…パイプ側軟質樹脂部 B…ボディパネル C…パイプクランプ P…パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ、チューブ等を保持するためのパ
    イプ保持部と、前記パイプ、チューブ等を固定面に装着
    するためのボディ装着部とが硬質の合成樹脂材にて形成
    されるとともに、前記パイプ保持部と前記ボディ装着部
    とは振動吸収のための弾性部材を介在させた状態で接続
    されていることを特徴とするパイプクランプ。
  2. 【請求項2】 前記パイプ保持部は複数本のパイプを保
    持するために複数列が備えられるとともに、それらは別
    個独立して配置され、さらにこれらパイプ保持部が設置
    されている設置面の下層には前記弾性部材が配され、か
    つこの設置面における隣接するパイプ保持部間には、こ
    れらの間での振動伝達を遮断するための溝部が、少なく
    とも弾性部材に至る深さをもって刻設されていることを
    特徴とする請求項1記載のパイプクランプ。
JP5728696A 1996-03-14 1996-03-14 パイプクランプ Pending JPH09250517A (ja)

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