JP3308787B2 - ラジエータサポート - Google Patents

ラジエータサポート

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JP3308787B2
JP3308787B2 JP35330195A JP35330195A JP3308787B2 JP 3308787 B2 JP3308787 B2 JP 3308787B2 JP 35330195 A JP35330195 A JP 35330195A JP 35330195 A JP35330195 A JP 35330195A JP 3308787 B2 JP3308787 B2 JP 3308787B2
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雅彦 花崎
弘平 堀
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Toyota Motor Corp
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    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
    • B60K11/04Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/14Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove
    • F28F2275/143Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove with pin and hole connections
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/45Flexibly connected rigid members
    • Y10T403/455Elastomer interposed between radially spaced members

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はラジエータと車体
側取付部との間に介装されてラジエータを弾性支持する
ラジエータサポートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
のラジエータと車体側取付部との間にラジエータをフロ
ーティング状態に弾性支持するラジエータサポートを介
装し、ラジエータを慣性質量として利用することによっ
て、車体振動を抑制することが行われている。
【0003】この種ラジエータサポートとして、従来図
8に示すような形態のものが公知である(特公昭60−
11317)。このラジエータサポートは、全体として
筒状を成すゴム弾性体200の内周側部及び外周側部に
内筒金具202,外筒金具204(板厚は例えば1.2
mm程度)をそれぞれ埋設した形態のもので、外筒金具
204を埋設した外周側部が車体側取付部206の嵌合
穴部208内に嵌入され、また内筒金具202を埋設し
た内周側部にラジエータ側から下向きに突き出した嵌合
ピン210を嵌入させることによって、ラジエータと車
体側取付部206との間に組み付けられる。
【0004】このラジエータサポートにあっては、専ら
ゴム弾性体200における中間部212の弾性変形に基
づいて、車体側取付部206とラジエータとの間の相対
変位を吸収する。このラジエータサポートにおいて、樹
脂製の剛性内筒部材と樹脂製の剛性外筒部材とを中間の
ゴム弾性体で連結した形態とすることが考えられ、この
場合ラジエータサポートの重量を軽量化することができ
るとともにコストを安価となすことができる。但しこの
場合、組付性を考慮して剛性内筒部材とラジエータ側の
下向きの嵌合ピンとの間及び剛性外筒部材と車体側取付
部の嵌合穴部との間に嵌合クリアランスを確保しておく
ことが必要である。
【0005】しかしながらその場合、組付状態におい
て、嵌合ピンと剛性内筒部材との間、及び剛性外筒部材
と車体側取付部の嵌合穴部との間に隙間が生じることと
なり、車両走行時において嵌合ピンと剛性内筒部材との
当接により、或いは剛性外筒部材と嵌合穴部との当接に
より異音が発生する恐れがある。またラジエータサポー
トをラジエータに取り付けた状態で搬送する場合、ラジ
エータサポートがラジエータから脱落してしまう恐れも
生ずる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明のラジエータサポートは、ラジエータと車体側取
付部との間に介装されて、該ラジエータを弾性支持する
ラジエータサポートであって、前記車体側取付部の嵌合
穴部内に嵌入される剛性外筒部材と、前記ラジエータ側
の嵌合ピンを内部に嵌入させる剛性内筒部材と、それら
の間のゴム弾性体とを備えて成り、該ゴム弾性体の内周
面側には内向きの突出部が形成される一方、該剛性内筒
部材には対応する個所に板厚方向の貫通凹所が形成さ
れ、該内向き突出部が該貫通凹所を通じて該剛性内筒部
材の内周面より中心部側に突出させられていることを特
徴とする(請求項1)。
【0007】本願の更に別の発明のラジエータサポート
は、ラジエータと車体側取付部との間に介装されて、該
ラジエータを弾性支持するラジエータサポートであっ
て、前記車体側取付部の嵌合穴部内に嵌入される剛性外
筒部材と、前記ラジエータ側の嵌合ピンを内部に嵌入さ
せる剛性内筒部材と、それらの間のゴム弾性体とを備え
て成り、該ゴム弾性体の外周面側には外向きの突出部が
形成される一方、該剛性外筒部材には対応する個所に板
厚方向の貫通凹所が形成され、該外向き突出部が該貫通
凹所を通じて該剛性外筒部材の外周面より外向きに突出
させられていることを特徴とする(請求項2)。
【0008】本願の更に別の発明のラジエータサポート
は、請求項1又は2において、前記剛性外筒部材が前記
車体側取付部の上面に着座するフランジ部を有している
とともに、前記ゴム弾性体が該フランジ部の上面に重ね
合わされるゴムフランジ部を有しており、該ゴムフラン
ジ部に下向きの突出部が形成される一方、該剛性外筒部
材のフランジ部には対応する個所に貫通凹所が形成さ
れ、該ゴムフランジ部の下向き突出部が、該剛性外筒部
材のフランジ部の貫通凹所を通じてその下面より下向き
に突出させられていることを特徴とする(請求項3)。
【0009】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、ラジエータサポートを剛性外筒部材と剛性内筒部材
とそれらの間のゴム弾性体とを含むように構成した上、
ゴム弾性体の内周面側に内向き突出部を形成して、これ
を剛性内筒部材に形成した貫通凹所を通じて剛性内筒部
材の内周面より中心部側に突出させるようになしたもの
である。
【0010】本発明によれば、ラジエータ側の嵌合ピン
と剛性内筒部材との間に嵌合クリアランスを設けて嵌合
ピンの剛性内筒部材への嵌入を容易となしつつ、嵌合ピ
ンの嵌入状態の下で、剛性内筒部材内周面より中心部側
に突出したゴム弾性体の内向き突出部を嵌合ピンの外周
面に当接状態とすることができ、その内向き突出部の当
接作用及び弾性変形作用に基づいて、上記嵌合クリアラ
ンスによる嵌合ピンと剛性内筒部材との間のがたつきを
防止することができる。
【0011】従って本発明によれば、ラジエータサポー
トをラジエータに取り付けた状態でこれを搬送したとき
のラジエータサポートの脱落を防止することができると
ともに、車両走行時において嵌合ピンと剛性内筒部材と
の当接による異音の発生を防止することができる。
【0012】上記のように本発明は、剛性内筒部材に貫
通凹所を形成してゴム弾性体の内向き突出部をこの貫通
凹所を通じて内周面側に突出させるようになしたもの
で、本発明よれば、剛性内筒部材を樹脂製とする場合に
おいてラジエータサポートを容易に製造できる特長を有
する。
【0013】即ち、本発明によればゴム弾性体を予め成
形しておいてこれを樹脂の成形金型にセットし、その状
態で樹脂材を成形金型に注入して剛性内筒部材を成形す
るとともに、その際に貫通凹所を同時成形してそこから
ゴム弾性体における内向き突出部を突出させるようにす
れば良く、ラジエータにおける嵌合ピンの中心と剛性内
筒部材の中心位置の狂い或いはそれら嵌合ピンと剛性内
筒部材の寸法差を吸収すべく剛性内筒部材全体をゴム弾
性体で包み込むようにする場合に比べて、容易にラジエ
ータサポートを製造できる。
【0014】尚、本発明において上記内向き突出部,貫
通凹所は周方向に所定間隔で複数形成することが望まし
く、このようにした場合、それら複数の弾性内向き突出
部によって効果的に剛性内筒部材,嵌合ピン間のがたつ
きを吸収することができるとともに、嵌合ピンを剛性内
筒部材の中心位置に位置出しすることができる。ここで
上記内向き突出部は、剛性内筒部材の軸心と平行方向に
縦長に形成するのが望ましい。
【0015】次に請求項2の発明は、ゴム弾性体の外周
面側に外向き突出部を形成し、その外向き突出部を剛性
外筒部材の対応する個所に形成した貫通凹所を通じて剛
性外筒部材の外周面より外向きに突出させるようになし
たもので、本発明によれば、車体側取付部の嵌合穴部と
剛性外筒部材との間に所定の嵌合クリアランスを設けて
それらの嵌合を容易となしつつ、剛性外筒部材と嵌合穴
部との嵌合状態の下で、ゴム弾性体における外向き突出
部を嵌合穴部内面に当接状態とすることができ、その外
向き突出部の当接作用及び弾性変形作用に基づいて剛性
外筒部材と嵌合穴部との間のがたつきを効果的に防止す
ることができる。従って本発明によれば、車両走行時に
おいて剛性外筒部材と車体側取付部の嵌合穴部とのがた
つきによる異音の発生を防止することができる。
【0016】本発明においては、剛性外筒部材を樹脂製
とする場合においてゴム弾性体を予め成形しておき、こ
れを樹脂の成形金型にセットして、その状態で樹脂を成
形金型に注入することで剛性外筒部材を成形でき、その
際に剛性外筒部材に貫通凹所を同時成形して、その凹所
より外向き突出部を突出させた状態とすることができ、
剛性外筒部材をゴム弾性体で包み込むようにする場合に
比べてラジエータサポートを容易に製造できる。尚、本
発明においても外向き突出部及び剛性外筒部材における
貫通凹所を、周方向に沿って所定間隔で複数形成するこ
とが望ましく、またその外向き突出部及び貫通凹所は縦
長形状とするのが良い。
【0017】請求項3の発明は、剛性外筒部材とゴム弾
性体とに外向きのフランジ部を設け、そしてゴムフラン
ジ部に下向きの突出部を形成して、その下向き突出部を
剛性外筒部材のフランジ部の対応する個所に形成した貫
通凹所を通じて下向きに突出させるようになしたもの
で、本発明によれば、その下向き突出部を介して剛性外
筒部材におけるフランジ部を車体側取付部の上面に弾性
的に着座させることができる尚、この下向き突出部及び
対応する貫通凹所もまた周方向に沿った複数個所に形成
することが望ましい。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1,図3及び図4において、10は本例の
ラジエータサポートであって樹脂製の剛性内筒部材12
と、同じく樹脂製の剛性外筒部材14(本例では何れも
ポリアミド樹脂製)及びそれらの間に位置して剛性内筒
部材12,剛性外筒部材14(以下単に内筒部材,外筒
部材と略す)を連結する中間のゴム弾性体(本例ではN
Rゴム)16とから成っている。
【0019】図1(A)に示しているように内筒部材1
2は、円筒部18と、円筒部18の上端において半径方
向外向きに延出するフランジ部20とを有している。同
じく外筒部材14も、内筒部材12の円筒部18よりも
大径の円筒部22と、円筒部22の上端において半径方
向外向きに延出するフランジ部24とを有している。
【0020】一方ゴム弾性体16は、内筒部材12にお
ける円筒部18を取り巻く形態の内筒部26と、外筒部
材14における円筒部22の内側に形成された外筒部2
8と、それら内筒部26及び外筒部28を連結する連結
部としての中間部30(図3)を有している。ここで中
間部30は、外周側から内周側に向かうにつれて上向き
に傾斜する形状とされている。
【0021】ゴム弾性体16は、また、半径方向外向き
のゴムフランジ部32及び内周側において上向きに突出
する上向き突出部34(図3)を備えており、そのゴム
フランジ部32が外筒部材14におけるフランジ部24
の上面に重ね合わされるとともに、上向き突出部34の
上端が内筒部材12おけるフランジ部20の下面に当接
させられ、内筒部材12におけるフランジ部20とゴム
弾性体16自身におけるゴムフランジ部32との間に環
状隙間35を形成している(図3参照)。
【0022】ゴム弾性体16には、図4に示しているよ
うに内周面側に且つ内周面全高に亘って内向き突出部4
2が一体成形されており、この内向き突出部42が、内
筒部材12の対応する個所に形成された貫通凹所として
のスリット状切欠き44(図1(A))を通じて内筒部
材12の内周面から、その中心部側に所定寸法突出させ
られている。これら内向き突出部42及びスリット状切
欠き44は、図3(C)に示しているように周方向に9
0°ずつ隔たった4個所に形成されている。
【0023】ゴム弾性体16には、また、外筒部28の
外周面より外向きに突出する外向き突出部46が一体成
形されており、この外向き突出部46が、外筒部材14
の対応する個所に形成されたスリット状の切欠き48
(図1参照)を通じて外筒部材14の外周面から所定寸
法外向きに突出させられている。これら外向き突出部4
6,スリット状切欠き48もまた、図3(C)に示して
いるように周方向に90°ずつ隔たった4個所に形成さ
れている。
【0024】ゴム弾性体16には、ゴムフランジ部32
にその下面側から下向きに突出する下向き突出部50が
一体成形されており、この下向き突出部50が、外筒部
材14におけるフランジ部24に形成された対応する切
欠き52(図1参照)を通じてフランジ部24の下面よ
り下向きに一定寸法突出させられている。
【0025】尚、これらゴムフランジ部32における下
向き突出部50及び外筒部材14における切欠き52
は、それぞれ外向き突出部46及び対応するスリット状
切欠き48にそれぞれ連続する状態で複数形成されてい
る。
【0026】本例のラジエータサポート10において
は、下向き突出部50を通すための切欠き52と52と
の間の位置において、周方向に90°ずつ隔たった4個
所に、平面形状が矩形状の浅い切欠き54、即ち円筒部
22に達しない深さの切欠き54が形成されており、ゴ
ム弾性体16におけるゴムフランジ部32の対応する部
分の下面が下向きに露出させられている。このゴムフラ
ンジ部32における切欠き54に対応する部分は、被挾
持部56とされている。
【0027】本例のラジエータサポート10は、図2に
示しているようにラジエータ37の下向きの嵌合ピン3
6(この例では樹脂製)を内筒部材12の内部に嵌入さ
せ、また外筒部材14を車体側取付部38(この例では
金属製)の嵌合穴部40内に嵌入させることで、車体側
取付部38とラジエータ37との間に組み付けられる。
【0028】而してラジエータサポート10は、その組
付状態において主にゴム弾性体16における中間部30
の上下方向の剪断弾性変形に基づいて、ラジエータ37
と車体側取付部38との間の上下方向の相対変位を吸収
する。
【0029】この相対変位は、内筒部材12のフランジ
部20とゴム弾性体16におけるゴムフランジ部32と
の間に形成された環状隙間35によって確保され、そし
て相対変位が一定以上に大きくなったとき、内筒部材1
2のフランジ部20とゴム弾性体16のゴムフランジ部
32とが当接して過大な変形を防止する。即ち、ゴムフ
ランジ部32は、上下の過大な相対変位を防止するスト
ッパ部として作用するものである。
【0030】本例のラジエータサポート10は、ゴム弾
性体16を単体で予め成形しておいてこれを成形金型に
セットした状態で、樹脂製の内筒部材12,外筒部材1
4を射出成形することにより簡単に製造することができ
る。
【0031】図6はその製造方法を具体的に示してい
る。同図において58は樹脂の成形金型であって、上型
62と下型60と左右の割型64A,64Bとから成っ
ており、内部にゴム弾性体16のセット空間66、及び
内筒部材12の成形空間68,外筒部材14の成形空間
70を有している。
【0032】ここでこれらゴム弾性体16のセット空間
66及び内筒部材12,外筒部材14の各成形空間6
8,70は、それぞれ互いに連続した空間となってい
る。尚、下型60にはゴム弾性体16における前記被挾
持部56を左右の割型64A,64Bと共同して把持す
るための、前記外筒部材14における切欠き54と同形
状の挾持部72が設けられている。
【0033】本例の製造方法の場合、予め接着処理を施
したゴム弾性体16を成形金型58のセット空間66に
セットする。そのときゴム弾性体16は、被挾持部56
において左右の割型64A,64Bと下型60における
挾持部72とにより挾持され、位置固定に拘束された状
態となる。
【0034】この状態で環状の通路74及びゲート76
を通じて成形空間68内部に樹脂材料を注入し、また環
状の通路78及びゲート80を通じて成形空間70内部
に樹脂材料を注入し、固化させることによって、内筒部
材12,外筒部材14を成形できると同時にゴム弾性体
16と一体化することができる。即ち、ラジエータサポ
ート10を得ることができる。
【0035】尚、内筒部材12,外筒部材14を成形す
る際に、上記スリット状切欠き44,48,52を同時
成形することによって、ゴム弾性体16における対応す
る内向き突出部42,外向き突出部46,下向き突出部
50を、それら切欠き44,48,52から内向き,外
向き,下向きにそれぞれ突出させた状態とすることがで
きる。
【0036】本例のラジエータサポート10の場合、ゴ
ム弾性体16の内向き突出部42が樹脂製の内筒部材1
2の内周面より中心部側に突出した状態にあり、従って
内筒部材12とラジエータ37側の嵌合ピン36との間
に所定の嵌合クリアランスを設けて、それら嵌合ピン3
6と内筒部材12との嵌合組付性を良好となしつつ、弾
性の内向き突出部42を嵌合ピン36に当接状態とする
ことができ、その内向き突出部42の当接作用及び弾性
変形作用に基づいて嵌合ピン36と内筒部材12との間
のがたつきを吸収できる。従ってそのがたつきに基づい
て車両走行時に異音が発生するのを防止できる。
【0037】同様に本例のラジエータサポート10は、
外筒部材14と車体側取付部38の嵌合穴部40との間
に所定の嵌合クリアランスを設けて嵌合組付性を良好と
なしつつ、ゴム弾性体16の外向き突出部46を嵌合穴
部40の内面に対して弾性的に当接状態とすることがで
き、その外向き突出部46の弾性当接作用に基づいて外
筒部材14と嵌合穴部40との間のがたつきを防止し、
車両走行時における異音の発生を防止することができ
る。
【0038】またゴム弾性体16におけるゴムフランジ
部32には下向き突出部50が形成されていて、その下
向き突出部50が外筒部材14におけるフランジ部24
を貫通して下向きに突出しており、ラジエータサポート
10がこの下向き突出部50を介して車体側取付部38
の上面に弾性的に当接した状態となすことができる。
【0039】更に本例のラジエータサポート10は、ゴ
ム弾性体16を予め成形しておいてこれを樹脂の成形金
型58にセットし、その状態で樹脂材を成形金型58に
注型することによって、簡単に製造することができる。
即ち、ゴム弾性体16における内向き突出部42,外向
き突出部46,下向き突出部50が内筒部材12,外筒
部材14に形成したスリット状切欠き44,48,52
を通じてそれぞれ内面側,外面側に突出するようになさ
れているため、予めゴム弾性体16を成形し、これを成
形金型58にセットした状態で内筒部材12,外筒部材
14を成形するだけで、ラジエータ37の嵌合ピン3
6,車体側取付部38の嵌合穴部40及び車体側取付部
38の上面に対して弾性的に当接する内向き突出部4
2,外向き突出部46,下向き突出部50を簡単に設け
ることができる。
【0040】しかも外筒部材14には、フランジ部24
に切欠き54が周方向に沿って適数個所に複数(本例で
は4個所)設けられていて、ゴム弾性体16を成形金型
にセットしたとき、その切欠き54の部分において成形
金型58によりゴムフランジ部32、具体的には被挾持
部56を把持し拘束した状態とすることができるため、
内筒部材12,外筒部材14を成形すべく樹脂を高圧力
で注型したとき、ゴム弾性体16がその樹脂の注入圧力
によって変形するのを防止でき、ゴム弾性体16ひいて
はラジエータサポート10全体を良好に成形することが
できる。
【0041】尚、この例では外筒部材14における切欠
き54を周方向の複数個所に設け、ゴムフランジ部32
における対応する部分の被挟持部56を成形金型58に
よって把持するようにしているが、図7に示しているよ
うに下型60に把持部82を全周に亘って設け、この把
持部82と左右の割型64A,64Bによってゴム弾性
体16におけるゴムフランジ部32の全周に亘る被把持
部84を把持するようになすことも可能である。
【0042】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるラジエータサポートの
全体斜視図及び分解斜視図である。
【図2】図1のラジエータサポートの外観図を相手組付
部材とともに示す図である。
【図3】図1のラジエータサポートの側面断面図及び裏
面図である。
【図4】図1〜図3のラジエータサポートを一部切り欠
いて示す斜視図及びゴム弾性体単体の一部切欠き斜視図
である。
【図5】図4のゴム弾性体の側面断面図及び裏面図であ
る。
【図6】図1〜図3のラジエータサポートの製造方法の
説明図である。
【図7】図6とは異なる製造方法の説明図である。
【図8】従来のラジエータサポートの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ラジエータサポート 12 剛性内筒部材 14 剛性外筒部材 16 ゴム弾性体 24 フランジ部 32 ゴムフランジ部 36 嵌合ピン 37 ラジエータ 38 車体側取付部 40 嵌合穴部 42 内向き突出部 44,48,52 スリット状切欠き 46 外向き突出部 50 下向き突出部 54 切欠き 56 被挟持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宿谷 雅之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−314624(JP,A) 実開 平4−28248(JP,U) 実開 昭60−178228(JP,U) 実開 昭63−66325(JP,U) 実開 昭58−116717(JP,U) 実開 昭60−46335(JP,U) 実開 昭58−86720(JP,U) 特公 昭60−11317(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 11/04 F16F 15/08 F28F 9/00 321 F01P 3/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータと車体側取付部との間に介装
    されて、該ラジエータを弾性支持するラジエータサポー
    トであって前記車体側取付部の嵌合穴部内に嵌入される
    剛性外筒部材と、前記ラジエータ側の嵌合ピンを内部に
    嵌入させる剛性内筒部材と、それらの間のゴム弾性体と
    を備えて成り、該ゴム弾性体の内周面側には内向きの突
    出部が形成される一方、該剛性内筒部材には対応する個
    所に板厚方向の貫通凹所が形成され、該内向き突出部が
    該貫通凹所を通じて該剛性内筒部材の内周面より中心部
    側に突出させられていることを特徴とするラジエータサ
    ポート。
  2. 【請求項2】 ラジエータと車体側取付部との間に介装
    されて、該ラジエータを弾性支持するラジエータサポー
    トであって前記車体側取付部の嵌合穴部内に嵌入される
    剛性外筒部材と、前記ラジエータ側の嵌合ピンを内部に
    嵌入させる剛性内筒部材と、それらの間のゴム弾性体と
    を備えて成り、該ゴム弾性体の外周面側には外向きの突
    出部が形成される一方、該剛性外筒部材には対応する個
    所に板厚方向の貫通凹所が形成され、該外向き突出部が
    該貫通凹所を通じて該剛性外筒部材の外周面より外向き
    に突出させられていることを特徴とするラジエータサポ
    ート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記剛性外筒
    部材が前記車体側取付部の上面に着座するフランジ部を
    有しているとともに、前記ゴム弾性体が該フランジ部の
    上面に重ね合わされるゴムフランジ部を有しており、該
    ゴムフランジ部に下向きの突出部が形成される一方、該
    剛性外筒部材のフランジ部には対応する個所に貫通凹所
    が形成され、該ゴムフランジ部の下向き突出部が、該剛
    性外筒部材のフランジ部の貫通凹所を通じてその下面よ
    り下向きに突出させられていることを特徴とするラジエ
    ータサポート。
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