JP3506821B2 - ラバーマウント装置 - Google Patents

ラバーマウント装置

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JP3506821B2 JP29705595A JP29705595A JP3506821B2 JP 3506821 B2 JP3506821 B2 JP 3506821B2 JP 29705595 A JP29705595 A JP 29705595A JP 29705595 A JP29705595 A JP 29705595A JP 3506821 B2 JP3506821 B2 JP 3506821B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジン等の振
動体の支持装置として用いられるラバーマウント装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラバーマウント装置として、例え
ば実開平1−63837号公報に記載された技術が知ら
れている。この装置は、外筒部にインシュレータを圧入
するマウントブラケットを、鋼板素材によりステイ部と
外筒部の一部とを一体に形成した主ブラケットと、鋼板
素材により補強部と外筒部の一部とを一体に形成した副
ブラケットとにより構成するとともに、前記主ブラケッ
トの外筒未形成部に、前記副ブラケットの外筒形成部を
重ね合わせた状態で当接し、これら主ブラケット及び副
ブラケットが溶接により一体形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
1−63837号公報に記載の技術装置にあっては、主
ブラケット及び副ブラケットによりマウントブラケット
が構成され、これら主ブラケット及び副ブラケットを、
外筒未形成部に外筒形成部を重ね合わせてた状態で組み
合わせ、それらの溶接作業を行うことにより一体に形成
しているので、組み合わせ作業及び溶接作業に手間がか
かり、製造コストの面で問題がある。
【0004】また、外筒部にインシュレータを圧入する
際には、外筒部の特定位置にインシュレータが装着され
るように圧入力を調整して作業を行わなければならない
ので、インシュレータを装着する際の作業能率が低下し
やすい。この発明は、上記従来例の未解決の課題に着目
してなされたものであり、従来装置と同一機能を有しな
がら製造コストの低減化を図るとともに、外筒部へのイ
ンシュレータの圧入作業を容易とするラバーマウント装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、外筒部及びステイ部を形成した
マウントブラケットと、前記外筒部に圧入されるインシ
ュレータとを備えたラバーマウント装置において、前記
マウントブラケットを、鋼板素材のプレス成形により前
記外筒部及び前記ステイ部を一体形成した単一部材によ
り構成し、前記外筒部を、前記インシュレータの外径よ
り小さい内径を有する筒形状に形成され、且つ圧入され
た前記インシュレータの外周の一部が当接しない筒未形
成部を設けた第1圧入部と、この第1圧入部の軸方向に
同一の内径で筒形状に連続して形成されて前記インシュ
レータの外周全域と当接する第2圧入部とを備えた構造
とし、前記ステイ部を、前記外筒部の一部から該外筒部
の軸線と直交する方向に延在する取付け板部と、前記第
1圧入部の前記筒未形成部の位置から連続して前記取付
け板部の周縁に立ち上がって形成されたステイ壁とを備
えた有底函形状とし、前記ステイ壁における前記外筒部
に近い部分どうしの間を狭くしてくびれ壁とした。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のラバーマウント装置において、連続して形成された
前記第1圧入部及び前記ステイ壁の全周にわたって、そ
れらの壁面と直交して外方に突出する補強フランジを連
続して形成した。また、請求項3記載の発明は、請求項
1又は2記載のラバーマウント装置において、前記第2
圧入部の端部に、この第2圧入部の径方向内方に延在
し、前記インシュレータの外径より小さい内周径の円形
開口部を有する環状の位置決めフランジを形成した。
【0007】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3の何れかに記載のラバーマウント装置において、前
記くびれ壁に囲まれた前記取付け板部に、この一部をプ
レス成形することにより該くびれ壁間の空間に向けて膨
出する第1ビードを形成し、この第1ビードに前記外筒
部の内周面と対向するビード面を形成し、前記外筒部に
圧入された前記インシュレータの外周に対して前記ビー
ド面が押圧力を付与しながら当接することを特徴として
いる。
【0008】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
乃至4の何れかに記載のラバーマウント装置において、
前記外筒部側の前記取付け板部の一部をプレス成形する
ことにより、前記外筒部の外周に向けて膨出する補強ビ
ードを形成した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1から図5は、第1実施形態の
ラバーマウント装置を示すものである。図1の符号10
で示すラバーマウント装置は、マウントブラケット16
とインシュレータ18とにより構成されており、前記マ
ウントブラケット16は外筒部12及びステイ部14を
備え、前記インシュレータ18は外筒部12に圧入され
る。前記インシュレータ18は、内筒部材18aと、こ
の内筒部材18aの外径より大きな内径に設定されたイ
ンシュレータ外筒18bと、複数のスグリ18cを形成
したマウントラバー18dとを備え、内筒部材18aと
インシュレータ外筒18bとの間に、マウントラバー1
8dが加硫接着されながら装着されて構成されている。
【0010】また、前記マウントブラケット16は、鋼
板を素材としたプレス成形により平面視略ひょうたん形
に形成した単一部材である。そして、外筒部12とステ
イ部14との境界位置には、ステイ部14を構成するス
テイ壁14bの一部となり、互いの対向面間が狭くなる
ように互いに対向する方向に向けて湾曲しているくびれ
壁16a、16bが形成されている。
【0011】前記外筒部12は、図2に示すように、前
記くびれ壁16a、16bと連続する円筒状の壁により
形成された第1圧入部12aと、この第1圧入部12a
の軸方向に連続して形成された第2圧入部12bとを備
えている。すなわち、第1圧入部12aは、図3にも示
すように、くびれ壁16a、16bと連続する位置に筒
未形成部12cを設けた円筒形状とされ、その内周面1
2a1 の直径D1 は、インシュレータ18の外径D
2 (図1参照)より小さく設定されている。そして、こ
の第1圧入部12aの上縁全周には、径方向外方に延在
する補強フランジ17aが形成されている。
【0012】また、第2圧入部12bは、第1圧入部1
2aと同軸とされてその下側に連続して形成され、第1
圧入部12aの内周面12a1 の直径D1 と同一寸法の
内周面12b1 を有し、且つその内周面12b1 が全周
に渡って形成された円筒形状とされている。そして、こ
の第2圧入部12bの最下部には、径方向内方に延在す
る環状の位置決めフランジ20が形成されている。な
お、この位置決めフランジ20の円形開口部20aの直
径は、インシュレータ外筒18bの内周径より小さく設
定されている。
【0013】これにより、外筒部12の第1圧入部12
a側からインシュレータ18を圧入すると、インシュレ
ータ外筒18bの下側外周の全域が、第2圧入部12b
の内周面12b1 に当接するとともに、インシュレータ
外筒18bの上側外周は、くびれ壁16a、16b間に
位置する部分を除いた部分が第1圧入部12aの内周面
12a1 に当接する。また、そのインシュレータ外筒1
8bの下端面は、位置決めフランジ20の内面に当接す
る。
【0014】また、くびれ壁16a、16bの上縁部に
は、第1圧入部12aに形成した前記補強フランジ17
aと連続する補強フランジ17bが形成されている。一
方、ステイ部14は、取付け板部14aと、この取付け
板部14aの周縁から連続して形成されたステイ壁14
bとを備えている。すなわち、取付け板部14aは、前
記外筒部12の軸P方向の中央部から軸Pと直交する方
向に延在し、くびれ壁16a、16bの最下部どうしと
樋状に連結する連結板部14a1 を形成しているととも
に、くびれ壁16a、16bから離間した位置に、複数
のボルト挿通孔14a2 が形成されている。
【0015】また、ステイ壁14bは、くびれ壁16
a、16bの長手方向から連続して取付け板部14aの
周縁全域に所定高さhで立ち上がって形成されており、
これにより、ステイ部14の外観が有底函形状をなして
いる。そして、ステイ壁14bの上縁全周には、くびれ
壁16a、16bの補強フランジ17bと連続する補強
フランジ17cが形成されている。したがって、マウン
トブラケット16の平面視全周には、補強フランジ17
a、17b、17cが連続して形成されている。
【0016】ここで、図2から図4に示すように、連結
板部14a1 には、くびれ壁16a、16b間に設けた
空間に向けて膨出する第1ビード22が形成されてい
る。そして、この第1ビード22には、外筒部12の内
周面12a1 側を向くビード面22aが形成されてお
り、このビード面22aから外筒部12の軸Pを通過し
て内周面12a1 に達する直径は、内周面12a1 と同
一寸法D1 に設定されている。これにより、インシュレ
ータ18が圧入されると、インシュレータ外筒18bの
外周が前記ビード面22aに当接する。
【0017】また、くびれ壁16a、16bと前記第1
ビード22との間の連結板部14a 1 には、第1ビード
22の逆側に膨出、即ち、連結板部14aの裏側に向け
て膨出する2つの第2ビード(補強ビード)24が形成
されている。これら第2ビード24は、図5に示すよう
に、連結板部14aから外筒部12の外周に向けて斜め
に連続する壁部を形成している。
【0018】上記構成のラバーマウント装置によると、
プレス成形による単一部材としてマウントブラケット1
6を形成したので、マウントブラケット16には溶接部
分が一か所もなく、溶接精度の良否による部材強度のバ
ラツキが発生しない。しかも、本実施形態のマウントブ
ラケット16は、略均一肉厚の部材として形成されなが
ら、ステイ部14の周縁全周に、くびれ壁16a、16
bを介して外筒部12と連続する所定高さhのステイ壁
14bが連続して形成され、さらに、外筒部12、くび
れ壁16a、16b及びステイ壁15bの上縁全周に補
強フランジ17a、17b、17cが連続して形成され
ているので、部材強度が高められ、且つ外力が加わって
も容易に変形しずらい剛性の高い構造となる。
【0019】また、インシュレータ18をマウントブラ
ケット16の外筒部12に圧入する際には、図1に示す
ように、インシュレータ18は外筒部12の第1圧入部
12a側から圧入されるが、外筒部12に圧入されてい
くインシュレータ18は、そのインシュレータ外筒18
bの下端面が位置決めフランジ20に当接することによ
り圧入作業が完了するので、圧入作業を簡単に行うこと
ができる。
【0020】そして、外筒部12に圧入されたインシュ
レータ18は、図2に示すように、その下部側全周が円
筒形状とされた第2圧入部12bの内周面12b1 に当
接し、その上部側が第1圧入部12aの内周面12a1
に当接し、この内周面12a 1 に当接していない外周の
一部が第1ビード22のビード面22aに当接している
ので、安定した圧入保持力を確保することができる。
【0021】また、本実施形態のラバーマウント装置を
エンジンマウントとして使用する際には、インシュレー
タ18の内筒部材18aと、ステイ部14のボルト挿通
孔14a2 に挿通した連結ボルト(図示せず)とを使用
し、一方の部材(例えば内筒部材18a)を車体側部材
に、他方(連結ボルト)をエンジン側に取付けてエンジ
ンや車体から伝達されてくる振動をマウントラバー18
dの防振機能により低減させる。この使用時において、
図2に示すように、内筒部材18aに対してステイ部1
4側に向かう外力N1 が作用すると、第2圧入部12b
のステア部14側、第1ビード22及びくびれ壁16
a、16bがインシュレータ外筒18bを確実に支持す
る。また、連結板部14aから外筒部12の外周に向け
て延在している第2ビード24も、第2圧入部12bの
ステア部14側を介してインシュレータ外筒18bを支
持する。また、前述した外力N1 以外の方向、例えば外
力N 1 と逆方向の外力N2 が内筒部材18aに作用する
と、外筒部材12全体によりインシュレータ外筒18b
を確実に支持する。さらに、図2に示すように、内筒部
材18aに対して軸Pに沿う外力N3 が作用しても、位
置決めフランジ20がインシュレータ18の移動を確実
に防止するストッパーとして機能する。
【0022】したがって、本実施形態のラバーマウント
装置は、内筒部材18aを介して振動が入力しても、剛
性を高めたマウントブラケット16がインシュレータ1
8を確実し支持するので、マウントラバー18dの安定
した防振機能を確保することができる。次に、図6及び
図7は、本発明の第2実施形態を示すものである。
【0023】この実施形態は、連結板部14a1 の裏側
に向けて膨出する第3ビード(補強ビード)26が形成
されており、他の構成部は、第1実施形態と同様の構成
とされているので、同一符号を付してその説明を省略す
る。この第3ビード26は、第1実施形態で示した第2
ビード24と比較して大きな形状で膨出しており、連結
板部14aから外筒部12の外周に向けて斜めに連続す
る大きな壁部を形成している。
【0024】これにより、本実施形態でも、第1実施形
態と同様の作用効果が得られるとともに、外筒部12の
外周に向けて大きな壁部を形成した第3ビード26が形
成されているので、外筒部12の剛性をさらに高めるこ
とができる。なお、上記各実施形態を図面に基づいて説
明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
マウントブラケット16の形状であれば、上述したもの
と同様の作用効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のラバーマウント装置は、鋼板素材のプレス成形による
単一部材としてマウントブラケットを形成したので、組
み合わせ作業や溶接する部分が一か所もなく、溶接精度
の良否による部材強度のバラツキが発生しない。したが
って、マウントブラケットの製造コストを大幅に削減す
ることができる。
【0026】しかも、本発明に係るマウントブラケット
は、外筒部と一体形成されたステイ部が、取付け板部の
周縁に立ち上がるステイ壁により有底函形状に形成さ
れ、且つステイ壁における外筒部に近い部分どうしの間
を狭くしてくびれ壁が形成されているので部材強度が高
められ、且つ外力が加わっても容易に変形しずらい剛性
の高い構造となる。これにより、本発明のラバーマウン
ト装置は、例えばエンジン等の振動体の支持装置として
用いられる場合には、剛性を高めたマウントブラケット
がインシュレータを確実し支持するので、インシュレー
タの安定した防振機能を確保することができる。
【0027】また、外筒部の第2圧入部は、内部に圧入
されたインシュレータの外周全域と確実に当接している
ので、インシュレータの安定した圧入保持力を確保する
ことができる。一方、請求項2記載のラバーマウント装
置は、外筒部及びステイ壁の全周にわたって補強フラン
ジが連続して形成されているので、マウントブラケット
の部材強度及び剛性を高めることができ、さらに安定し
た防振機能を確保することができる。
【0028】また、請求項3記載のラバーマウント装置
は、インシュレータを外筒部に圧入する際には、インシ
ュレータの外周端面が位置決めフランジに当接すること
により圧入作業が完了するので、圧入作業の能率化を図
ることができる。さらに、請求項4記載のラバーマウン
ト装置は、インシュレータを外筒部に圧入した際には、
第1ビードのビード面がインシュレータの外周に対して
押圧力を付与して当接するので、さらに安定したインシ
ュレータに対する圧入保持力を確保することができる。
【0029】さらにまた、請求項5記載のラバーマウン
ト装置は、外筒部の外周に向けて膨出する補強ビードが
形成されており、この補強ビードは外筒部を外周側から
支持する補強部となるので、マウントブラケットの剛性
をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のラバーマウント装置を
示す斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線矢視断面を示す図であ
る。
【図3】第1実施形態のマウントブラケットに形成され
た第1ビード及び補強ビードを示す要部平面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図を示す図である。
【図5】第1実施形態のマウントブラケットを裏返して
示した要部斜視図である。
【図6】第2実施形態のマウントブラケットに形成され
た補強ビードを示す要部斜視図である。
【図7】図6におけるVII −VII 線矢視断面図である。
【符号の説明】
10 ラバーマウント装置 12 外筒部 12a 第1圧入部 12b 第2圧入部 12c 筒未形成部 14 ステイ部 14a 取付け板部 14b ステイ壁 16 マウントブラケット 16a、16b くびれ壁 17a、17b、17c 補強フランジ 18 インシュレータ 20 位置決めフランジ 22 第1ビード 22a ビード面 24、26 補強ビード
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 康弘 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−219424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 1/38 F16F 15/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒部及びステイ部を形成したマウント
    ブラケットと、前記外筒部に圧入されるインシュレータ
    とを備えたラバーマウント装置において、前記マウント
    ブラケットを、鋼板素材のプレス成形により前記外筒部
    及び前記ステイ部を一体形成した単一部材により構成
    し、 前記外筒部を、前記インシュレータの外径より小さい内
    径を有する筒形状に形成され、且つ圧入された前記イン
    シュレータの外周の一部が当接しない筒未形成部を設け
    た第1圧入部と、この第1圧入部の軸方向に同一の内径
    で筒形状に連続して形成されて前記インシュレータの外
    周全域と当接する第2圧入部とを備えた構造とし、 前記ステイ部を、前記外筒部の一部から該外筒部の軸線
    と直交する方向に延在する取付け板部と、前記第1圧入
    部の前記筒未形成部の位置から連続して前記取付け板部
    の周縁に立ち上がって形成されたステイ壁とを備えた有
    底函形状とし、前記ステイ壁における前記外筒部に近い
    部分どうしの間を狭くしてくびれ壁としたことを特徴と
    するラバーマウント装置。
  2. 【請求項2】 連続して形成された前記第1圧入部及び
    前記ステイ壁の全周にわたって、それらの壁面と直交し
    て外方に突出する補強フランジを連続して形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のラバーマウント装置。
  3. 【請求項3】 前記第2圧入部の端部に、この第2圧入
    部の径方向内方に延在し、前記インシュレータの外径よ
    り小さい内周径の円形開口部を有する環状の位置決めフ
    ランジを形成したことを特徴とする請求項1または2記
    載のラバーマウント装置。
  4. 【請求項4】 前記くびれ壁に囲まれた前記取付け板部
    に、この一部をプレス成形することにより該くびれ壁間
    の空間に向けて膨出する第1ビードを形成し、この第1
    ビードに前記外筒部の内周面と対向するビード面を形成
    し、前記外筒部に圧入された前記インシュレータの外周
    に対して前記ビード面が押圧力を付与しながら当接する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のラバ
    ーマウント装置。
  5. 【請求項5】 前記外筒部側の前記取付け板部の一部を
    プレス成形することにより、前記外筒部の外周に向けて
    膨出する補強ビードを形成したことを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載のラバーマウント装置。
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