JPH0550860A - エンジン等取付用ブラケツト - Google Patents

エンジン等取付用ブラケツト

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Publication number
JPH0550860A
JPH0550860A JP20694591A JP20694591A JPH0550860A JP H0550860 A JPH0550860 A JP H0550860A JP 20694591 A JP20694591 A JP 20694591A JP 20694591 A JP20694591 A JP 20694591A JP H0550860 A JPH0550860 A JP H0550860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
engine
bracket
pedestal
improvement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20694591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunta Shioda
俊太 潮田
Yuichi Takami
祐一 高見
Masao Yokoyama
政雄 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Showa Aluminum Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP20694591A priority Critical patent/JPH0550860A/ja
Publication of JPH0550860A publication Critical patent/JPH0550860A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留の向上、製造コストダウン、設計の自由
度向上、剛性の向上および吸振性能の向上を図りうるエ
ンジン等取付用ブラケットを提供することを目的とす
る。 【構成】 車体等の取付側に取り付けられる台座部
(1)と、エンジン等の取付部材を取付ける取付部
(2)とを、それぞれ別々のアルミニウム押出型材で構
成する。そして、これらを加硫ゴムからなる吸振材層
(9)を介して連結一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車のエン
ジンやミッション等を車体等に取り付ける際に用いられ
るエンジン等取付用ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のエンジンやミッション等
は、車体に対して取付用ブラケットを介して取り付けら
れる。
【0003】この種の取付用ブラケットとしては、例え
ば図4に示されるように、車体等に取付けるためのボル
ト挿通孔(23)が穿設された三方突出状の脚部(2
4)を有する台座部(21)と、エンジン等を取付ける
ための筒状支持部(28)を有する取付部(22)とを
有する一体成形品からなるマウントケースを備えたもの
が用いられていた。そして、該マウントケースの前記筒
状支持部(28)内には、同一軸線上に円筒状のブッシ
ュ(20)がその周囲に加硫ゴムからなる吸振材(2
5)を充填させた状態で配設されている。
【0004】しかして、前記台座部(21)の脚部(2
4)を利用して車体等の取付側に取り付ける一方、取付
部(22)内に配設されたブッシュ(20)にエンジン
等より延設された取付用軸部を挿入することによって、
エンジン等を車体等に取り付け得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記取
付用ブラケットは、そのマウントケースが鉄やアルミニ
ウムの鋳物あるいはダイキャスト製品からなるものが専
ら用いられていたため、歩留が悪く、かつ製造コストが
高くつくものであった。また、その設計の自由度にも限
界があり、また機能的にも剛性に欠けるものであった。
【0006】更には、エンジン等の振動は、円筒状支持
部(28)とブッシュ(20)との間に介在配置された
加硫ゴムからなる吸振材(25)のみによって吸収する
ものであったため、必ずしも満足のいく吸振性を得るこ
とはできないという難を有するものであった。
【0007】この発明は、上述の問題点を解消すべくな
されたものであり、歩留の向上および製造コストダウン
を図ることができると共に、設計の自由度が向上され、
それでいて剛性および吸振性能に優れたエンジン等取付
用ブラケットを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明にお
いては、マウントケースを台座部と取付部とに分割する
と共に、これら台座部および取付部としていずれもアル
ミニウム押出型材からなるものを用い、かつ両者を加硫
ゴムからなる吸振材層を介して連結一体化したものであ
る。
【0009】即ち、この発明は、車体等の取付側に取り
付けられる台座部と、エンジン等の取付部材を取付ける
取付部とを有し、上記台座部および取付部が、それぞれ
別々に成形されたアルミニウム押出型材からなり、かつ
これらが加硫ゴムからなる吸振材層を介して連結一体化
されてなることを特徴とするエンジン等取付用ブラケッ
トを要旨とするものである。
【0010】エンジン取付用ブラケットの剛性アップの
目的で台座部と取付部をいずれも6000系アルミニウ
ム合金からなるものを用いることが好ましい。
【0011】台座部と取付部との連結を容易かつ確実に
行うことができるようにする目的で、台座部の一部に例
えば断面半円弧状等の膨隆部を設ける一方、取付部の基
端部を前記膨隆部に対応する形状に成形し、両者をメカ
ニカルフィティングにより連結し得るようにしておくこ
とが望ましい。
【0012】台座部と取付部との連結部分の対向面に互
いに噛み合う凹凸条を形成しておいても良い。
【0013】台座部には、これを車体等に取付けるため
にボルト等の締結部材を挿通するためのボルト挿通孔を
形成しておくことが好ましい。
【0014】
【実施例】以下、この発明をエンジン取付用ブラケット
に適用した実施例に基づいて説明する。
【0015】なお、この明細書において、アルミニウム
の語はその合金を含む意味において使用する。
【0016】図1及び図2において、(A)はエンジン
取付用ブラケットであり、該エンジン取付用ブラケット
は車体に取付けるための台座部(1)と、エンジンを取
付けるための取付部(2)とを有する。
【0017】前記台座部(1)はアルミニウム押出型材
からなる平面視略矩形状に形成された厚板状の一体成形
品であり、同図に示すように、一側部の両端に一対のボ
ルト挿通孔(3)(3)が穿設されると共に、他側部の
両端が延設され該延設部(4)(4)にボルト挿通孔
(3)(3)が穿設されている。また該台座部(1)は
その中央部に上方屈曲状の連結部(5)を有する。該連
結部(5)はその表面に長手方向に沿う凹凸条(5a)
が形成されている。上記台座部(1)は押出成形により
極めて容易に製造することができ、特に好ましくはその
材料として6000系アルミニウム合金が好適に使用さ
れる。
【0018】一方、前記取付部(2)は同じくアルミニ
ウム押出型材からなる一体成形品である。そして基端側
が、台座部(1)の連結部(5)の外周面に適合する対
応凹部(6)を有し、かつその内周面に凹凸条(6a)
が形成された連結部(7)となされており、また先端側
が、前記連結部(7)からやや斜め上方に延設されたエ
ンジン支持用の筒状支持部(8)となされている。
【0019】この取付部(2)も前記台座部(1)と同
様に押出成形により容易に製造することができ、その材
料として6000系アルミニウム合金が好適に使用され
る。上述のように台座部(1)および取付部(2)をい
ずれも6000系アルミニウム合金押出材で構成するこ
とによって、剛性に優れたものとすることができるとい
う効果がある。
【0020】しかして、台座部(1)の連結部(5)と
取付部(2)の連結部(7)とが、前者の連結部(5)
上に後者の連結部(7)の対応凹凸条(6a)を嵌合さ
せ、かつそれらの間に加硫ゴムからなる吸振材層(9)
を介在させた状態でメカニカルフィッティングにより連
結一体化されている。この連結状態において前記両連結
部(5)(7)の凹凸条(5a)(7a)の係合作用に
より台座部(1)と取付部(2)との回動が確実に阻止
されている。
【0021】前記取付部(2)の筒状支持部(8)に
は、その内部に中心軸を一致させた状態でアルミニウム
切削管からなるブッシュ(10)が配置されており、該
ブッシュ(10)と前記筒状支持部(8)との間には加
硫ゴムからなる吸振材(11)が充填されている。
【0022】しかして上記エンジン取付用ブラケットは
次ぎのようにして使用される。
【0023】即ち、台座部(1)をそのボルト挿通孔
(3)に挿通された図示しないボルトにより車体側に締
結固定する。一方、前記取付部(2)のブッシュ(1
0)に、エンジン等の取付部材から延設された図示しな
い取付用軸を差し込んで固定する。これによってエンジ
ン等は上記エンジン取付用ブラケットを介して車体側に
取り付けられる。
【0024】上記取付状態において、エンジンおよび車
体双方からの振動は、筒状支持部(8)とブッシュ(1
0)との間に充填された加硫ゴムからなる吸振材(1
1)により吸収されると共に、取付部(2)の連結部
(7)と台座部(1)の連結部(5)との間に介在配置
された加硫ゴムからなる吸振材層(9)によっても吸収
される。従って、吸振性能においてより一層優れたもの
となっている。
【0025】上記エンジン取付用ブラケットは、上述の
とおり、台座部(1)の連結部(5)と取付部(2)の
連結部(7)との間、および取付部(2)の筒状支持部
(8)とブッシュ(10)との間にそれぞれ加硫ゴムか
らなる吸振材(層)が設けられているが、これらは両者
を同時にゴム加硫することによって、後者のみを備えた
従来品を製造する場合と比較して、生産性を低下させる
ことなく効率良く形成することができるものである。
【0026】図3は、他の実施例を示すものであり、上
記第1の実施例とは台座部と取付部との連結構造が異な
っている。図3(イ)に示す第2の実施例は、第1の実
施例におけるような連結部の凹凸条が形成されていな
い。他の構成は第1の実施例と同様であるので同一符号
を付してその説明を省略する。図3(ロ)に示す第3の
実施例は台座部と取付部との連結をより一層強固なもの
とすべく、台座部側の連結部をその基端部側がくびれた
断面形状とする一方、取付部側の連結部を対応形状とし
たものである。他の構成は第1の実施例と同様であるの
で同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】なお、上記実施例においてはエンジン取付
用ブラケットを例にとって説明したが、この発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばミッションやサスペ
ンション等を車体フレームやボディー等に取付ける際に
使用するようなブラケットにも適用され得るものであ
る。
【0028】
【発明の効果】上述のとおり、この発明にかかるエンジ
ン等取付用ブラケットにあっては、車体等の取付側に取
り付けられる台座部と、エンジン等の取付部材を取付け
る取付部とを有し、上記台座部および取付部が、それぞ
れ別々に成形されたアルミニウム押出型材からなるもの
であるから、鋳造あるいはダイキャスト一体成形品から
なる従来品と較べて、歩留の向上を図ることができると
共に、生産性を向上することができる。従って、製造コ
ストダウンを図ることができる。
【0029】また、別々に成形した押出型材を組み合わ
せてなるものであるから、設計の自由度を増大すること
ができると共に、鋳造品等からなるものと較べて剛性を
向上することができる。
【0030】更には、台座部と取付部とは、加硫ゴムか
らなる吸振材層を介して連結一体化されたものであるか
ら、台座部と取付部とが一体成形された従来品と較べ
て、吸振性能をより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるエンジン取付用ブラケットの
全体斜視図である。
【図2】図1に示すエンジン取付用ブラケットの正面図
である。
【図3】変形例を示すもので、同図(イ)は図2に対応
する正面図、同図(ロ)は更に他の変形例を示すもので
図2に対応する正面図である。
【図4】従来のエンジン取付用ブラケットを示す全体斜
視図である。
【符号の説明】
1…台座部 2…取付部 9…吸振材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 政雄 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体等の取付側に取り付けられる台座部
    (1)と、エンジン等の取付部材を取付ける取付部
    (2)とを有し、上記台座部(1)および取付部(2)
    が、それぞれ別々に成形されたアルミニウム押出型材か
    らなり、かつこれらが加硫ゴムからなる吸振材層(9)
    を介して連結一体化されてなることを特徴とするエンジ
    ン等取付用ブラケット。
JP20694591A 1991-08-19 1991-08-19 エンジン等取付用ブラケツト Pending JPH0550860A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20694591A JPH0550860A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 エンジン等取付用ブラケツト

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JP20694591A JPH0550860A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 エンジン等取付用ブラケツト

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JPH0550860A true JPH0550860A (ja) 1993-03-02

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JP20694591A Pending JPH0550860A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 エンジン等取付用ブラケツト

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5671908A (en) * 1995-12-27 1997-09-30 Tokai Rubber Industries, Ltd. Elastic mount and process of manufacturing the same
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