JP2003184937A - ウレタン製アッパーサポート及びその製作方法 - Google Patents

ウレタン製アッパーサポート及びその製作方法

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JP2003184937A
JP2003184937A JP2001382192A JP2001382192A JP2003184937A JP 2003184937 A JP2003184937 A JP 2003184937A JP 2001382192 A JP2001382192 A JP 2001382192A JP 2001382192 A JP2001382192 A JP 2001382192A JP 2003184937 A JP2003184937 A JP 2003184937A
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Japan
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metal fitting
cylindrical portion
urethane
upper support
inner metal
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JP2001382192A
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English (en)
Inventor
Michiharu Hikosaka
道治 彦坂
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で、且つ量産に適した構造のウレ
タン製アッパーサポートを提供すること。 【解決手段】 原形状がストレートな円筒状の発泡ウレ
タン成形体にて構成された緩衝体16の筒内に、アウタ
ー金具12と同心的に位置せしめられる円筒状部を有す
るインナー金具14を圧入、固定せしめて構成した組付
け体18を、アウター金具12を構成する上側金具12
aと下側金具12bの間に形成される内部収容空間内に
収容し、緩衝体16を構成する発泡ウレタン成形体の円
筒部を、上側金具12aと下側金具12bとによって軸
方向両側から押圧せしめて、円筒部の軸方向両端部がそ
れぞれ径方向内方に押し倒されて、断面がコ字状形状に
おいて周方向に延びる円環状形態を呈するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両用懸架装置におけるウレタ
ン製のアッパーサポート及びその製作方法に係り、特
に、懸架装置におけるピストン・シリンダーからなる緩
衝器を車体に支持させるための防振支持装置である、組
立て体としてのウレタン製アッパーサポートの製造の容
易な構造、並びにそのようなアッパーサポートを容易に
製作する方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】自動車などの車輪懸架装置は、車輪が路面
から受ける衝撃が直接車体に伝達することを阻止する装
置であって、一般に、スプリングと緩衝器とからなり、
これまでに各種の懸架装置が提案されている。例えば、
ストラット型懸架装置は、ピストン・シリンダーからな
る緩衝器とコイルスプリングとを備え、該緩衝器のピス
トンロッドの一端部でアッパーサポートを介して車体に
固定され、そして、シリンダー部でステアリング・ナッ
クル、アーム等を介して、車軸に回動可能に取り付けら
れるようになっている。なお、コイルスプリングは、一
般に、緩衝器の外周に配置せしめられるようになってい
る。
【0003】また、この種のアッパーサポートは、基本
的に、緩衝器のピストンロッドが連結される内側部材
(インナー金具)と、車体に取り付けられる外側部材
(アウター金具)と、それら両部材間に位置せしめら
れ、且つそれらに加硫接着等にて固着せしめられた環状
のゴム部材とから構成されており、そこにおいて、ゴム
部材は、緩衝体として機能し、緩衝器並びにコイルスプ
リングで吸収しきれない車輪からの振動を吸収し、その
ような振動が車体に伝達されるのを防止するようになっ
ている。
【0004】そして、そのような構成のアッパーサポー
トの一つの変形例として、実開昭55−98605号公
報や、特開昭58−77945号公報等には、外側部材
として、容器状のハウジングを採用し、このハウジング
内に内側部材を保持した環状のゴム部材を収容せしめた
状態において組み付けてなる構造のものが明らかにされ
ている。
【0005】具体的には、例えば、図4に示されるよう
に、アッパーサポート(組立て体)40は、上側金具4
2aと下側金具42bとから構成される容器状のアウタ
ー金具42と、段付円筒形状を呈するインナー金具44
と、横断面がコ字状形状において周方向に延びる円環状
形態を呈するように成形されてなる緩衝体46とを含ん
で構成されており、かかる緩衝体46が、そのコ字状空
間内にインナー金具44の大径円筒状部を収容、保持せ
しめた形態において、アウター金具42の上側金具42
aと下側金具42bとの間に挟持せしめられてなる構造
とされている。なお、そのようなアッパーサポート40
は、よく知られているように、そのアウター金具42部
分において、車体に取り付けられる一方、インナー金具
44に対して、緩衝器のピストンロッドの先端部が取り
付けられるようになっているのである。
【0006】ところで、かくの如きアッパーサポート
(40)において、緩衝体(46)を与える材料として
は、従来から、ゴムが用いられてきているが、近年にお
ける研究により、ウレタン材料、中でも発泡ウレタン材
料を採用することによって、減衰性能を大きくすること
が出来、また、動バネ定数を低く設定することが出来る
という、アッパーサポートにとって有効な性能を発揮さ
せ得ることが明らかとなり、これによって、発泡ウレタ
ン材料からなる緩衝体を用いたウレタン製アッパーサポ
ートの開発が進められている。
【0007】しかしながら、図4に示される如き構造の
アッパーサポート40において、それを構成する緩衝体
46を発泡ウレタン材料にて形成するとき、そのような
発泡ウレタン製緩衝体46を得る一つの手法として、モ
ールド成形操作により、インナー金具44の大径円筒状
部を包み込むようにコ字状横断面形状の発泡ウレタン製
緩衝体46を一体成形してなる、図5に示される如き一
体成形体48として得る方法が考えられるのであるが、
このような方法にあっては、そのような一体成形体48
を得るための専用の設備が必要となり、その製造コスト
を上昇せしめる要因ともなっている。即ち、そのような
一体成形体48は、成形型の所定形状の成形キャビティ
内に、インナー金具44をセットせしめた状態におい
て、発泡ウレタンの原材料を注入し、発泡成形すること
からなる、所謂インサート成形により得られるのである
が、そのために、インナー金具44をセットする装置等
の専用の設備が必要となるからである。
【0008】また、かかる緩衝体46をインナー金具4
4との一体成形体48として得る場合とは異なり、図6
に示される如く、緩衝体46を、インナー金具44とは
関係なく、単独にてモールド成形した後、その緩衝体4
6にインナー金具44を組み付け、そして、その組付け
体をアウター金具40にて挟圧保持せしめることによ
り、目的とするアッパーサポート40を得る方法も考え
られるが、そこで用いられる緩衝体46にあっては、コ
字状の横断面形状にて成形されていることが必須であっ
て、それによって、インナー金具44の大径円筒状部の
上下端と、アウター金具40における上側金具42a及
び下側金具42bとの間に、緩衝体46のコ字形状の対
向部分が介在することとなり(図4参照)、以て、アウ
ター金具42とインナー金具44との間の接触乃至は衝
突が回避されることとなるのであるが、そのようなコ字
状形状のために、緩衝体46の成形に際して、アンダー
カット量が多くなって、発泡成形後において、成形型か
ら緩衝体(発泡ウレタン成形体)46を取り出す際に、
成形された緩衝体46に亀裂が生じ、製品歩留まりが著
しく低下することに加えて、そのような緩衝体46のコ
字状形状内にインナー金具44の大径円筒状部を圧入す
るに際しても、かかる緩衝体46の損傷が惹起され、完
成された組立て体としてのアッパーサポート40の良品
率を著しく低下せしめる問題が内在している。
【0009】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景にして為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、ウレタン製アッパーサポートの製造が容易で、
且つ量産に適した構造を提供することにあり、また、そ
のようなウレタン製アッパーサポートの組付け作業の如
何による問題の発生を回避しつつ、低コストにて有利に
製作し得る方法を提供することにある。
【0010】
【解決手段】そして、本発明にあっては、上記したウレ
タン製アッパーサポートに係る課題を解決するために、
上側金具と下側金具とから構成され、それら両金具の相
互の重合によって、それら両金具間に所定の内部収容空
間が形成される容器状のアウター金具と、該アウター金
具の内部収容空間内に同心的に位置せしめられる円筒状
部を有するインナー金具と、原形状がストレートな円筒
状の発泡ウレタン成形体にて構成され、筒内に該インナ
ー金具の円筒状部が圧入、固定せしめられる緩衝体とを
有し、該インナー金具の円筒状部を圧入せしめた緩衝体
が前記アウター金具の内部収容空間内に収容されて、該
緩衝体を構成する前記発泡ウレタン成形体の円筒部が該
アウター金具の上側金具と下側金具とによって軸方向両
側から押圧せしめられることにより、該円筒部の軸方向
両端部がそれぞれ径方向内方に押し倒されて、横断面が
コ字状形状において周方向に延びる円環状形態を呈する
ように変形せしめられていると共に、かかる円環状形態
におけるコ字状横断面形状にて、前記インナー金具の円
筒状部が軸方向両側から挟持されて、保持せしめられて
いることを特徴とするウレタン製アッパーサポートを、
その要旨とするものである。
【0011】このように、本発明に従うウレタン製アッ
パーサポートにあっては、緩衝体として、原形状がスト
レートな円筒状の発泡ウレタン成形体を用いるものであ
るところから、その発泡成形に際して、成形型内にイン
ナー金具をセットせしめる必要がなく、通常のウレタン
成形型を用いることが出来るのであり、また、そのよう
な発泡ウレタン成形体は、ストレートな円筒形状を呈す
るものであるところから、ウレタン成形型からの成形体
の脱型も極めて容易であって、しかも、脱型に際して、
成形体に亀裂が入る等の問題が惹起されることはないの
であり、更に、そのようなストレートな円筒状の発泡ウ
レタン成形体に対して、インナー金具の円筒状部を圧入
せしめて、組み付けるものであるところから、そのよう
な組付けに際しての発泡ウレタン成形体における損傷の
発生等の問題も、効果的に回避され得て、製品歩留まり
や良品率の向上が、有利に達成され得ることとなるので
ある。
【0012】また、そのような円筒状の発泡ウレタン成
形体からなる緩衝体は、アウター金具を与える上側金具
と下側金具とによって、軸方向両側から押圧せしめられ
ることにより、径方向内方に押し倒されて、横断面がコ
字状形状を呈する円環状形態においてアウター金具内に
収容され、そして、そのコ字状形状内にインナー金具の
円筒状部が挟持せしめられることとなるところから、ア
ウター金具とインナー金具との間には、緩衝体のコ字状
部が介在し、それらの直接の当接乃至は衝突が回避され
得ることとなるところから、軸方向(上下方向)におけ
る防振性能も良好に確保され得ることとなるのである。
【0013】なお、かかる本発明に従うウレタン製アッ
パーサポートの望ましい態様の一つによれば、前記イン
ナー金具の円筒状の外周面に、前記緩衝体を構成する前
記発泡ウレタン成形体の円筒部の内周面に、係止し得る
突起乃至は突条が形成されており、これによって、緩衝
体に対するインナー金具の位置決めが効果的に為され得
ると共に、それらインナー金具と緩衝体との間の軸方向
(上下方向)における滑りが、効果的に抑制乃至は阻止
され得ることとなり、以て異音発生等の問題の解消に有
利に寄与せしめ得るのである。
【0014】また、この本発明に従うウレタン製アッパ
ーサポートの望ましい他の態様によれば、前記緩衝体を
構成する前記発泡ウレタン成形体の円筒部の外周面及び
/又は内周面に、該円筒部の軸方向両端部の径方向内方
への変形を容易と為す凹所が、周方向に延びるように設
けられていたり、或いは、それに代えて、又はそれと共
に、かかる緩衝体を構成する発泡ウレタン成形体の円筒
部の軸方向両端部における外周面側の角部がアール部と
されて、該円筒部の軸方向両端部の径方向内方への変形
が容易となるように構成されることとなる。これらの態
様の少なくとも何れか一つを採用することにより、スト
レートな円筒状の発泡ウレタン成形体を、アウター金具
の上側金具と下側金具とによる挟圧によって、より効果
的にコ字状形状の横断面に変形せしめ得るのである。
【0015】ところで、本発明は、また、前記した製作
方法に係る課題を解決すべく、上述の如き特徴的な構成
を有する本発明に従うウレタン製アッパーサポートを製
作するに際して、(a)前記アウター金具を与える前記
上側金具及び前記下側金具と、前記インナー金具と、前
記緩衝体とを、それぞれ準備する工程と、(b)かかる
緩衝体を構成する発泡ウレタン成形体の円筒部の筒内
に、前記インナー金具の円筒状部を圧入、配置せしめ
て、緩衝体・インナー金具組付け体を得る工程と、
(c)前記アウター金具の上側金具と下側金具との間
で、前記内部収容空間形成部位に位置するように、前記
組付け体を配置し、該組付け体における緩衝体を与える
前記発泡ウレタン成形体の円筒部の軸方向両端部を、そ
れら上側金具と下側金具とによって軸方向に挟圧するこ
とにより、該円筒部の軸方向両端部をそれぞれ径方向内
方に押し倒して、横断面がコ字状形状において周方向に
延びる円環状形態を呈するように変形せしめると共に、
かかる円環状形態におけるコ字状横断面形状にて、前記
インナー金具の円筒状部が軸方向両側から挟持されて、
保持せしめられるようにする工程と、(d)かかるアウ
ター金具の上側金具と下側金具による挟圧によって、前
記発泡ウレタン成形体の円筒部を変形せしめ、前記イン
ナー金具を保持させた状態下において、それら上側金具
と下側金具とを固定して、一体的なアウター金具を形成
せしめる工程とを、含むことを特徴とするウレタン製ア
ッパーサポートの製作方法をも、その要旨とするもので
ある。
【0016】このような本発明に従うウレタン製アッパ
ーサポートの製作方法によれば、緩衝体として、ストレ
ートな円筒状の発泡ウレタン成形体を用いるものである
ところから、その製作が極めて容易であると共に、得ら
れる成形体における損傷等の問題も少なく、また、アウ
ター金具を与える上側金具と下側金具による挟圧によっ
て、緩衝体における円筒部が、コ字状横断面形状に変形
せしめられて、容易に組み付けられ得るところから、そ
の組付け性が効果的に向上せしめられ得ることとなり、
以て量産性が高められ、また、製作コストの低減も有利
に図られ得ることとなるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を更に具体的
に明らかにするために、本発明の代表的な具体例を、図
面に基づいて詳細に説明することとする。
【0018】先ず、図1には、本発明に従うウレタン製
アッパーサポート10が、軸方向の断面形態において示
されているが、そこにおいて、アウター金具12とイン
ナー金具14とは、それぞれ、図4のアッパーサポート
40におけるアウター金具42とインナー金具44と同
様な形状乃至は構造のものである。そして、アウター金
具12やインナー金具14は、何れも、従来と同様に、
鉄等の金属材質のものである。
【0019】そこにおいて、アウター金具12は、深底
の有底円筒形状を呈する上側金具12aと、浅底の有底
円筒形状乃至は皿状を呈する下側金具12bとから構成
されており、それら上側金具12aと下側金具12bと
が、それらの開口部を対向させた形態において重合せし
められることによって、それら両金具12a,12b間
に、所定大きさの内部収容空間を形成して、容器状のア
ウター金具12を呈する構造とされている。なお、上側
金具12aや下側金具12bの底部には、それぞれ貫通
穴が形成されて、例えば緩衝器のピストンロッドとの連
結のために、前記内部収容空間が外部に連通せしめられ
得るようになっており、また、下側金具12bの外面
(下面)には、図示しないバウンドストッパーの上端部
を収容する、金属製の浅底の受座13が、一体的に設け
られている。
【0020】また、インナー金具14は、大径の円筒状
部14aと小径の円筒状部14bとが同心的に連結され
てなる、一体的な段付き円筒形状を呈するものであっ
て、その大径円筒状部14aにおいて、緩衝体16に対
して圧入せしめられて、固定されている一方、その小径
の円筒状部14bにおいて、図示されている如く、緩衝
器のピストンロッドの上端部が、連結せしめられるよう
になっている。そして、かかるインナー金具14の大径
円筒状部14aの外周面には、軸方向に相互に所定間隔
を隔てて、周方向に延びる、3本の円環状の係合突条1
4cが、それぞれ形成されている。
【0021】ところで、緩衝体16は、図1において
は、コ字状形状の横断面において周方向に延びる、円環
状形態を呈しており、そのコ字状形状内に、インナー金
具14の大径円筒状部14aを収容した形態において、
アウター金具12の上側金具12aと下側金具12bと
の間に挟持された形態において保持せしめられているの
であるが、かかる図1に示されるアッパーサポート10
の特徴とするところは、図2に示される如き形状の発泡
ウレタン成形体からなる緩衝体16を用い、そして、そ
れに対してインナー金具14を組み付けることによっ
て、一体的な組付け体18を構成し、更にそれをアウタ
ー金具12に組み付けて、保持させるようにしたところ
にある。
【0022】すなわち、図2において、緩衝体16は、
原形状がストレートな円筒状の発泡ウレタン成形体にて
構成されており、その軸方向中央部位の内周面には、イ
ンナー金具14の大径円筒状部14aの外周面に設けら
れた円環状の係合突条14cに対応する形状の、周方向
に延びる3本の環状の係止溝16aが、相互に所定間隔
を隔てて形成されている。なお、このようなストレート
な円筒状の発泡ウレタン成形体(16)の発泡成形に際
しては、専用の成形設備は不要であって、通常のウレタ
ン成形品単体用の設備を流用することで、生産が可能で
あり、具体的には、所定のウレタン成形型に設けた緩衝
体16形状に対応する成形キャビティ内に、常法に従っ
て、発泡ウレタンの原料を注入して、発泡、硬化せしめ
ることにより、成形を行い、目的とする形状のストレー
トな円筒状の発泡ウレタン成形体(16)を得ることが
出来るのである。
【0023】そして、そのようにして得られたストレー
トな円筒状の発泡ウレタン成形体からなる緩衝体16に
対して、その筒内に、インナー金具14の大径円筒状部
14aを圧入せしめ、そのような大径円筒状部14aの
外周面に設けた係合突条14cを緩衝体16の内周面に
設けた係止溝16aに係止させることにより、それらイ
ンナー金具14と緩衝体16とを組み付けて、一体的な
組付け体18と為すのである。
【0024】次いで、このようにして得られた一体的な
組付け体18を用い、アウター金具12の上側金具12
aと下側金具12bとの間において、内部収容空間形成
部位に位置するようにかかる組付け体18を配置し、こ
の組付け体18における緩衝体16を与える発泡ウレタ
ン成形体の円筒部の軸方向両端部を、それら上側金具1
2aと下側金具12bとによって、軸方向に挟圧せしめ
るような操作が実施されることとなるが、これによっ
て、かかる円筒部の軸方向両端部が、それぞれ径方向内
方に押し倒されて、図1に示される如く、横断面がコ字
状形状において周方向に延びる円環状形態を呈するよう
に、変形せしめられるのである。そして、そのような円
環状形態におけるコ字状横断面形状にて、インナー金具
14の大径の円筒状部14aが軸方向両側から挟持され
て、保持せしめられてなる形態が、実現されるのであ
る。
【0025】その後、かくの如きアウター金具12の上
側金具12aと下側金具12bによる挟圧によって、緩
衝体16を構成する発泡ウレタン成形体の円筒部を変形
せしめ、インナー金具14の大径円筒形状部14aを保
持せしめた状態下において、それら上側金具12aと下
側金具12bとを、それらの重合されたフランジ部にお
いて、プロジェクション溶接等の固着や機械的な固定等
によって、強固に固定せしめて、一体的なアウター金具
12を形成することにより、図1に示される如き構造を
有する、一体的なアッパーサポート10が、完成される
のでる。
【0026】従って、このような構造のアッパーサポー
ト10にあっては、緩衝体16を構成する発泡ウレタン
成形体が、ストレートな円筒形状において、発泡成形せ
しめられて、準備されるものであるところから、緩衝体
とインナー金具とからなる一体成形体をインサート成形
にて成形する場合のような専用の成形設備が不要となる
ことに加えて、コ字状横断面形状の緩衝体を成形する場
合のような、大きなアンダーカット部も存するものでは
ないところから、その発泡成形操作に大きな困難性はな
く、また、ウレタン成形型からの成形体の脱型操作も容
易に行われ得て、その際の成形品の損傷等の問題の発生
も、効果的に回避され得ることとなるのである。
【0027】尤も、かかる緩衝体16を構成する発泡ウ
レタン成形体が、アウター金具12への組付け前の原形
状において、ストレートな円筒状を呈していても、アウ
ター金具12の上側金具12aと下側金具12bとによ
る挟圧作用にて、図1に示される如く、コ字状横断面形
状に変形せしめられて、インナー金具14の大径円筒状
部14aを取り囲み、そのような大径円筒状部14aの
上端面上及び下端面上に、それぞれ、湾曲、変形した緩
衝体16部分が存在して、アウター金具12を構成する
上側金具12aや下側金具12bに対して、直接に接触
したり、衝突したりすることがないようになっていると
ころから、上下方向(軸方向)における防振性能は有効
に確保され得ているのであり、加えて、インナー金具1
4と緩衝体16との組み付けに際しても、緩衝体16に
は、大きなアンダーカット部がなく、単に、その筒内に
インナー金具を圧入すれば足りるものであるところか
ら、その圧入に際しての緩衝体16の破損等の問題も、
何等惹起されることはないのである。
【0028】なお、本具体例においては、インナー金具
14の大径円筒状部14aの外周面に設けた3本の係合
突条が、緩衝体16における内周面に設けた3本の係止
溝16aに、それぞれ係止せしめられることによって、
それらインナー金具14と緩衝体16との相対的な位置
決めが、効果的に実現され得ていると共に、緩衝体16
の内周面に対するインナー金具14における大径円筒状
部14aの外周面の滑りも効果的に抑制乃至は阻止され
得ることとなり、これによって、異音発生等の問題が有
効に解消され得るようになっている。
【0029】ところで、図3に示される他の一つの具体
例にあっては、上述せる具体例とは異なり、緩衝体16
が、その軸方向両端部において、径方向内方により一層
変形せしめられ易い構造とされているところに、大きな
特徴を有している。
【0030】すなわち、図3において、緩衝体16は、
原形状が全体としてストレートな円筒状の発泡ウレタン
成形体にて構成されていると共に、その円筒部の外周面
及び内周面に、周方向に延びる円環状の外側溝20及び
内側溝22が、それぞれ、軸方向両端部側に位置するよ
うに、形成されている。より具体的には、外側溝20
は、軸方向の両端部において、内側溝22よりも軸方向
内側に位置するように設けられており、これにより、そ
の両端部位が、径方向内側に押し倒され易くなっている
のである。
【0031】しかも、かかる緩衝体16にあっては、そ
の円筒部の軸方向両端部における外周面側の角部が、そ
れぞれアール部(湾曲面部)24,24とされているの
であり、このようなアール部24の存在によって、緩衝
体16における円筒部の両端部位が、アウター金具12
の上側金具12aと下側金具12bの挟圧作用にて、径
方向内方に、より押し倒され易くなっているのである。
【0032】従って、そのような構造の緩衝体16に対
して、図3に示される如く、インナー金具14を圧入し
て、一体的な組付け体18を得た後、そのような組付け
体18をアウター金具12の上側金具12aと下側金具
12bとの間に挟み、挟圧せしめることにより、かかる
組付け体18における緩衝体16の軸方向両端部が径方
向内側に容易に押し倒され得て、図1に示される如きコ
字状横断面形状にて、インナー金具14の大径円筒状部
14aが軸方向両側から挟持されて、保持せしめられる
形態が、より一層容易に実現され得るのである。
【0033】以上、本発明の代表的な具体例について説
明したが、本発明が、そのような具体例のもののみに限
定されて、解釈されるものでは決してなく、本発明の趣
旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づい
て、種々なる変更、修正、改良等を加えた形態において
実施され得るものであることが、理解されるべきであ
り、本発明が、また、そのような実施形態のものをも含
むものであることは、言うまでもないところである。
【0034】例えば、本発明に従うアッパーサポート
は、自動車の前輪、後輪の何れの懸架装置においても有
利に用いられ得るものであり、また、緩衝器を用いたも
ので、そのピストンロッドが車体に固定せしめられる形
式の懸架装置であれば、ストラット形のものに限られる
ことなく、本発明が適用され得るのである。
【0035】また、本発明に従う組立て体としてのアッ
パーサポートにおいて、アウター金具12やインナー金
具14の形状としては、容器状を呈するアウター金具で
あり、また、そのようなアウター金具の内部に同心的に
位置せしめられる円筒状部を有するインナー金具である
限りにおいて、公知の各種形状乃至は構造のものが、そ
れぞれ適宜に選択、使用され、また、適宜に変形された
構造乃至は形状とされて、用いられることとなる。
【0036】さらに、例示の具体例においては、係合突
条14cと係止溝16aの嵌合係止構造により、インナ
ー金具14と緩衝体16との間の相対的な位置決めが為
されているが、例示の場合とは逆の凹凸嵌合方式を採用
することも可能であり、また、円環状の突条14cに代
えて、周方向に不連続な突起を設けたり、或いはそのよ
うな突条乃至は突起のみを設けて、緩衝体16における
円筒部の内周面には、そのような突条乃至は突起が嵌合
する溝乃至は凹所を設けなくても、ある程度の係止作用
を発揮せしめることは可能である。
【0037】加えて、緩衝体16における円筒部の軸方
向両端部に設けられる外側溝20や内側溝22、更に
は、アール部24にあっても、その少なくとも一つを採
用することにより、径方向内方への変形が容易となるも
のであるが、勿論、それらの2つ或いは3つを組み合わ
せて採用することにより、径方向内方への屈曲変形が更
に容易となることは言うまでもないところである。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従うウレタン製アッパーサポート構造によれば、それ
を構成する緩衝体を与える発泡ウレタン成形体を成形す
るための専用の成形設備は不要であり、通常の設備を流
用して製造することが出来るものであり、また、成形型
からの脱型やインナー金具の圧入に際しての、緩衝体の
損傷も顧慮する必要もないところから、目的とするウレ
タン製アッパーサポートを量産性良く製作することが出
来ると共に、その製作コストの低減も、効果的に図り得
ることとなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うウレタン製アッパーサポートの一
例を示す断面説明図である。
【図2】図1に示される構造のウレタン製アッパーサポ
ートを与えるインナー金具、緩衝体及びそれらを一体的
に組み付けてなる組付け体を示す断面説明図である。
【図3】図2における緩衝体とは異なる形状の緩衝体を
用いた例を示す図2に対応する断面説明図である。
【図4】従来のアッパーサポート構造を説明するための
断面説明図である。
【図5】図4におけるアッパーサポートを与えるインナ
ー金具と緩衝体との一体成形体を示す断面説明図であ
る。
【図6】図4のアッパーサポートを与えるインナー金具
と緩衝体との組付け体の例を示す断面説明図である。
【符号の説明】
10 アッパーサポート 12 アウター金具 12a 上側金具 12b 下側金具 14 インナー金具 14a 大径円筒状部 14c 係合突条 16 緩衝体 16a 係止溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J048 AA01 AB02 AC01 BA07 BA19 BD02 DA06 EA16 3J059 AA04 AD02 AD05 AE05 BA54 BA79 BC05 BD01 BD05 BD06 CB05 CC01 DA19 EA11 GA03 3J066 AA07 AA26 BA01 BB01 BB04 BC01 BD05 BE01 BE08 CB06 3J069 AA50 CC35 DD48

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側金具と下側金具とから構成され、そ
    れら両金具の相互の重合によって、それら両金具間に所
    定の内部収容空間が形成される容器状のアウター金具
    と、該アウター金具の内部収容空間内に同心的に位置せ
    しめられる円筒状部を有するインナー金具と、原形状が
    ストレートな円筒状の発泡ウレタン成形体にて構成さ
    れ、筒内に該インナー金具の円筒状部が圧入、固定せし
    められる緩衝体とを有し、 該インナー金具の円筒状部を圧入せしめた緩衝体が前記
    アウター金具の内部収容空間内に収容されて、該緩衝体
    を構成する前記発泡ウレタン成形体の円筒部が該アウタ
    ー金具の上側金具と下側金具とによって軸方向両側から
    押圧せしめられることにより、該円筒部の軸方向両端部
    がそれぞれ径方向内方に押し倒されて、横断面がコ字状
    形状において周方向に延びる円環状形態を呈するように
    変形せしめられていると共に、かかる円環状形態におけ
    るコ字状横断面形状にて、前記インナー金具の円筒状部
    が軸方向両側から挟持されて、保持せしめられているこ
    とを特徴とするウレタン製アッパーサポート。
  2. 【請求項2】 前記インナー金具の円筒状の外周面に、
    前記緩衝体を構成する前記発泡ウレタン成形体の円筒部
    の内周面に係止し得る突起乃至は突条が形成されている
    請求項1に記載のウレタン製アッパーサポート。
  3. 【請求項3】 前記緩衝体を構成する前記発泡ウレタン
    成形体の円筒部の外周面及び/又は内周面に、該円筒部
    の軸方向両端部の径方向内方への変形を容易と為す凹所
    が、周方向に延びるように設けられている請求項1また
    は請求項2に記載のウレタン製アッパーサポート。
  4. 【請求項4】 前記緩衝体を構成する前記発泡ウレタン
    成形体の円筒部の軸方向両端部における外周面側の角部
    がアール部とされて、該円筒部の軸方向両端部の径方向
    内方への変形が容易となるように構成した請求項1乃至
    請求項3の何れかに記載のウレタン製アッパーサポー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    ウレタン製アッパーサポートを製作する方法にして、 前記アウター金具を与える前記上側金具及び前記下側金
    具と、前記インナー金具と、前記緩衝体とを、それぞれ
    準備する工程と、 かかる緩衝体を構成する発泡ウレタン成形体の円筒部の
    筒内に、前記インナー金具の円筒状部を圧入、配置せし
    めて、緩衝体・インナー金具組付け体を得る工程と、 前記アウター金具の上側金具と下側金具との間で、前記
    内部収容空間形成部位に位置するように、前記組付け体
    を配置し、該組付け体における緩衝体を与える前記発泡
    ウレタン成形体の円筒部の軸方向両端部を、それら上側
    金具と下側金具とによって軸方向に挟圧することによ
    り、該円筒部の軸方向両端部をそれぞれ径方向内方に押
    し倒して、横断面がコ字状形状において周方向に延びる
    円環状形態を呈するように変形せしめると共に、かかる
    円環状形態におけるコ字状横断面形状にて、前記インナ
    ー金具の円筒状部が軸方向両側から挟持されて、保持せ
    しめられるようにする工程と、 かかるアウター金具の上側金具と下側金具による挟圧に
    よって、前記発泡ウレタン成形体の円筒部を変形せし
    め、前記インナー金具を保持させた状態下において、そ
    れら上側金具と下側金具とを固定して、一体的なアウタ
    ー金具を形成せしめる工程とを、 含むことを特徴とするウレタン製アッパーサポートの製
    作方法。
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