JP3137734B2 - フロアパネルの支持装置 - Google Patents

フロアパネルの支持装置

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JP3137734B2
JP3137734B2 JP04141827A JP14182792A JP3137734B2 JP 3137734 B2 JP3137734 B2 JP 3137734B2 JP 04141827 A JP04141827 A JP 04141827A JP 14182792 A JP14182792 A JP 14182792A JP 3137734 B2 JP3137734 B2 JP 3137734B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロアパネルの支持装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フロアパネルの支持装置の従来例を図7
に示す。この従来例において、フロアパネルの支持装置
は、床基部1上に立設される支柱2と、この支柱2に高
さ調整可能に装着され、フロアパネル4の四隅裏面を支
承するパネル受け3と、フロアパネル4の衝合部に装着
されて該フロアパネル4を押え付けるパネル押え5とか
らなる。
【0003】パネル受け3は、位置決め爪10を備えて
おり、該位置決め爪10をフロアパネル4の位置決め孔
11に挿入してフロアパネル4のずれ止めがなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、位置決め孔11とパネル受け3側の位置決
め爪10との間には、フロアパネル4の敷設作業を容易
にするために、大きなクリアランスが取られており、フ
ロアパネル4の正確な位置決めを行うことができないと
いう欠点を有するものであった。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、敷設作業が容易で、かつ、フロアパネ
ルの敷設位置を正確に位置決めすることのできるフロア
パネルの支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、床基部上に立設される支柱と、支柱に高さ調整可能
に装着されるパネル受けと、フロアパネルの衝合隅部を
固定するパネル押えと、パネル受けの上面に装着され、
前記パネル押えを係止するパネル押え受けとを有し、前
記パネル押え受けは、中央部膨隆部を有するととも
に、その周縁にフロアパネルのガイド穴に遊嵌するガイ
ド突部を備え、パネル押え受けの膨隆部の側壁の傾斜面
でフロアパネルの四隅部側壁の位置決め用面取部を位置
決めするフロアパネルの支持装置を提供することにより
達成される。
【0007】
【作用】フロアパネル支持装置は、支柱2と、フロアパ
ネル4の四隅部裏面を支承するパネル受け3と、フロア
パネル4の衝合隅部を固定するパネル押え5と、このパ
ネル押え5を係止するパネル押え受け6とを有する。パ
ネル押え受け6は中央部に膨隆部7を備え、該膨隆部7
においてパネル押え5を受容する。
【0008】また、上記膨隆部7は、同時にフロアパネ
ル4の位置決め手段としても使用され、パネル押え受け
6に突設されるガイド突部5aによりガイドされて敷設
されたフロアパネル4は、膨隆部7の側壁により位置決
めされる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図1、および図2に本発明に
係る支持装置により設置された二重床を示す。この実施
例において、支持装置は、床基部1に固定される支柱2
と、該支柱2の上端に装着され、フロアパネル4の四隅
部裏面を支承するパネル受け3と、フロアパネル4の衝
合部に装着されるパネル押え5と、該パネル押え5を係
止するためのパネル押え受け6とを有して構成される。
【0010】支柱2は、床基部1に接着、固定される固
定板12と螺杆13とを有し、固定板12の各側縁の中
心には、設置位置を位置決めするためのノッチ12aが
切り欠かれている。なお、図2において12bは接着剤
フロー用の孔を示す。
【0011】パネル受け3は、金属板材により形成され
ており、図3、図4に詳細に示すように、中心部に接合
されたカシメナット14を螺杆13にねじ込んで高さ調
整可能に装着される。また、上記カシメナット14とパ
ネル受け3との間には補強用座金15が介装されてい
る。この補強用座金15は、パネル受け3にフロアパネ
ル4からの荷重が負荷された際のパネル受け3の変形を
防止するために十分な径、および厚みをもって形成さ
れ、カシメナット14のカシメ時に共締めされる。
【0012】パネル押え受け6は、中央部に矩形の膨隆
部7を備えるとともに、パネル受け3の周縁を覆うこと
ができるように周縁に垂下壁9を備えた合成樹脂製の部
材であり、垂下壁9から下方に突設されるフック部16
をパネル受け3の周縁に弾発係止させるとともに、膨隆
部7の天井部から裏面に垂下される係止爪8をパネル受
け3の係止孔17に係止させることにより装着される。
この膨隆部7の天井部には、裏面をカム面7bとした嵌
合穴7aが開設されており、パネル押え5を受容する。
【0013】後述するように、パネル受け3は、上面に
パネル押え受け6をサブアッセンブリした状態で支柱2
に装着されるもので、支柱2への装着時におけるぐらつ
き等を防止するために、パネル受け3の上面には固定座
金18が配置される。パネル受け3のサブアッセンブリ
状態における固定座金18の位置決めを行うために、パ
ネル受け3に、位置決め用の突部19が形成され、パネ
ル押え受け6には、固定座金18を上方から押えつける
押え片20が形成される。なお、固定座金18は、カシ
メナット14のカシメ代との干渉を防止するために、中
央部がやや上方に膨隆されている。
【0014】また、上記膨隆部7の壁面は、上方に行く
に従って中心部に向かい、かつ、裾部が円弧状面とされ
た傾斜面21とされ、後述するフロアパネル4の位置決
め用面取部22の移動を規制する。
【0015】したがってこの実施例において、先ずパネ
ル受け3の中央部に固定座金18を装着した後、パネル
押え受け6を弾発的に装着する。この状態において、パ
ネル受け3の上面部、すなわち、フロアパネル4との当
接部は、すべて合成樹脂製のパネル押え受け6により覆
われることとなり、フロアパネル4のメタルコンタクト
が防止されるとともに、該パネル受け3の周縁は垂下壁
9により覆われてパネル受け3の切断端面からの錆の発
生が防止され、かつ、切断端面によるケーブルの受傷が
防止される。この後、パネル受け3と、パネル押え受け
6とのサブアッセンブリ体を支柱2の螺杆13に螺合さ
せた後、支柱2を床基部1に固定し、さらに、設置高さ
を調整した後、パネル受け3の上方からナット23を緩
く締め付けて床基部1上の所定高さに保持される。
【0016】一方、フロアパネル4は、図5に示すよう
に、上面パネル24と、上面パネル24の周縁部におい
て接合される裏面パネル25とからなり、上面パネル2
4と裏面パネル25との間の中空部に無機質充填材26
を充填させて形成される。
【0017】上記フロアパネル4は、四隅部側壁に位置
決め用面取部22を備える。この位置決め用面取部22
は、パネル受け3の膨隆部7に形成された傾斜面21と
合致する傾斜壁面を備え、その下端部は膨隆部7の円弧
状面に合致する円弧状面とされる。また、フロアパネル
4は、四隅部において四分円形状に窪ませられており、
該窪み部27の先端に同心円状の切欠28が形成され
る。
【0018】したがってこの実施例において、フロアパ
ネル4のガイド穴4aをパネル押え受け6のガイド突部
5aに嵌め込むようにしてフロアパネル4をパネル受け
3上に敷設すると、各フロアパネル4は、位置決め用面
取部22がパネル受け3側の膨隆部7の傾斜面21に沿
って落としこまれて位置決めされ、その後の横方向への
移動が規制される(図6参照)。さらに、フロアパネル
4の載置によりパネル受け3は、支柱2との間で空転が
阻止された状態となるので、フロアパネル4の切欠28
により形成される円形の穴から工具を挿入してナット2
3を締め付け、パネル受け3の固定を行う。ナット23
の締め付けにより、パネル受け3本体は、補強用座金1
5と固定座金18に表裏面が挟みつけられた状態で所定
高さに固定され、ぐらつき等が完全に防止される。
【0019】次に、パネル押え5は、図1、図2に示す
ように、各フロアパネル4の窪み部27により形成され
る凹部内に収納される頭部29と、該頭部29から突出
され、フロアパネル4の切欠28により形成される穴に
挿通する軸部30とからなり、軸部30の下端には、係
止突部31が放射状に突設されている。
【0020】しかして、フロアパネル4を敷設した後、
軸部30をパネル受け3の嵌合穴7aに挿通させ、頭部
29を治具等を使用して略45°回転させると、膨隆部
7が撓みながら係止突部31がカム面7bにより下方に
引き込まれ、頭部29が各フロアパネル4の窪み部27
を押圧してフロアパネル4の浮き上り、あるいはずれが
防止される。
【0021】パネル押え5を装着した際におけるパネル
押え受け6の変形は、フロアパネル4により押え付けら
れている円弧状面近傍を支点32とし、窪み部27を作
用点として生じるために、撓み距離dが長くなり、締め
付け力のばらつきが防止される(図1参照)。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、パネル受けの上面に合成樹脂製のパネル押え
受けを装着し、該パネル押え受けの中央部にフロアパネ
ルの位置決めを行う膨隆部を設けたので、フロアパネル
を正確な位置に敷設することができる上に、フロアパネ
ルは、ガイド穴をパネル押え受けのガイド突部に遊嵌さ
せて落しこむだけで、膨隆部の傾斜面に沿って正規位置
にガイドされるので、施工の作業性を向上させることが
できる。
【0023】また、パネル押え受けによりパネル受けの
周縁を完全に覆った場合には、フロアパネルとパネル受
けとのメタルコンタクトが防止されるので、がたつき音
等の発生を防止できる。
【0024】さらに、パネル受けの切断端縁がパネル押
え受けにより覆われるために、該端縁からの腐蝕を防止
することができ、パネル受けに対するメッキ等が不要と
なって製造原価を低減させることができる上に、床下に
配設されるケーブルに傷を付けることがなくなる。
【0025】その上、パネル押え受けに膨隆部の裏面か
ら垂下される係止爪を設け、この係止爪をパネル受けに
弾発係止させた場合には、パネル押え受けは、変形荷重
の作用点近傍で、しかも荷重の作用方向においてパネル
受けに係止されるために、パネル押え受けが妄りにパネ
ル受けから浮き上がることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】パネル押え受けの装着状態を示す説明図で、
(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線断面図であ
る。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】フロアパネルの裏面斜視図である。
【図6】フロアパネルの敷設状態を示す説明図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床基部 2 支柱 3 パネル受け 4 フロアパネル 4a ガイド穴 5 パネル押え 5a ガイド突部 6 パネル押え受け 7 膨隆部 8 係止爪 9 垂下壁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/00 101 E04D 15/024 601 - 606

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床基部上に立設される支柱と、 支柱に高さ調整可能に装着されるパネル受けと、 フロアパネルの衝合隅部を固定するパネル押えと、 パネル受けの上面に装着され、前記パネル押えを係止す
    るパネル押え受けとを有し、 前記パネル押え受けは、中央部に膨隆部を有するととも
    に、その周縁にフロアパネルのガイド穴に遊嵌するガイ
    ド突部を備え、 パネル押え受けの膨隆部の側壁の傾斜面でフロアパネル
    の四隅部側壁の位置決め用面取部を位置決めするフロア
    パネルの支持装置。
  2. 【請求項2】床基部上に立設される支柱と、 支柱に高さ調整可能に装着されるパネル受けと、 フロアパネルの衝合隅部を固定するパネル押えと、 パネル受けの上面に装着され、前記パネル押えを係止す
    るパネル押え受けとを有し、 前記 パネル押え受けは、中央部に膨隆部を有するととも
    に、その周縁にフロアパネルのガイド穴に遊嵌するガイ
    ド突部を備えて、前記膨隆部の裏面から垂下される係止
    爪をパネル受けに弾発係止させて装着され、 パネル押え受けの膨隆部の側壁でフロアパネルの四隅部
    側壁を位置決めする フロアパネルの支持装置。
  3. 【請求項3】前記パネル受けは金属製材料により形成さ
    れ、かつ、パネル押え受けは合成樹脂材料により形成さ
    れる請求項1または2記載のフロアパネルの支持装置。
  4. 【請求項4】パネル押え受けの周縁には、パネル受けの
    端縁を覆う垂下壁が設けられる請求項3記載のフロアパ
    ネルの支持装置。
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