JPS5828921Y2 - 自動車用ミラ−の取付装置 - Google Patents
自動車用ミラ−の取付装置Info
- Publication number
- JPS5828921Y2 JPS5828921Y2 JP16876079U JP16876079U JPS5828921Y2 JP S5828921 Y2 JPS5828921 Y2 JP S5828921Y2 JP 16876079 U JP16876079 U JP 16876079U JP 16876079 U JP16876079 U JP 16876079U JP S5828921 Y2 JPS5828921 Y2 JP S5828921Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut member
- fitting
- screw
- hole
- mounting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ミラーを装着したボデーにステーを取付ける
自動車用ミラーの取付装置に関するものである。
自動車用ミラーの取付装置に関するものである。
自動車用ミラーは、一般に、ボデーの前面にリングを超
音波溶着してミラーを装着し、そのボデーにステーをナ
ツト部材、スクリュー、ワッシャー、スプリング等から
なる取付装置により取付けてなるもので、このためにス
テーをボデーにスクリューにより取付ける間ナツト部材
をボデーに固定する必要、すなわちスクリューの締付時
におけるナツト部材の回転や浮き上がりを防ぐ必要があ
る。
音波溶着してミラーを装着し、そのボデーにステーをナ
ツト部材、スクリュー、ワッシャー、スプリング等から
なる取付装置により取付けてなるもので、このためにス
テーをボデーにスクリューにより取付ける間ナツト部材
をボデーに固定する必要、すなわちスクリューの締付時
におけるナツト部材の回転や浮き上がりを防ぐ必要があ
る。
かかる従来のこの種の取付装置は、第1図および第2図
に示すように、ミラー1を装着したボデー2の内側のス
テー3を取付ける箇所、例えば底部隅部に設けたガイド
部4と、そのガイド部4にセットしたナツト部材5と、
そのナツト部材5にステー3、ワッシャー60、スプリ
ング61等を介装して螺合してステー3をボデー1に取
付けるスクリュー62とを備え、前記ナツト部材5は方
形の座板50上にナツト51を溶接により固定し、一方
前記ガイド部4は台座部40上に口形状の係合部41を
設けると共に、その係合部41の左右両側壁の下部に切
欠42を設けて前記ナツト部材5を挿入してナツト部材
5の上面および左右両側面を係合し得るように構成する
。
に示すように、ミラー1を装着したボデー2の内側のス
テー3を取付ける箇所、例えば底部隅部に設けたガイド
部4と、そのガイド部4にセットしたナツト部材5と、
そのナツト部材5にステー3、ワッシャー60、スプリ
ング61等を介装して螺合してステー3をボデー1に取
付けるスクリュー62とを備え、前記ナツト部材5は方
形の座板50上にナツト51を溶接により固定し、一方
前記ガイド部4は台座部40上に口形状の係合部41を
設けると共に、その係合部41の左右両側壁の下部に切
欠42を設けて前記ナツト部材5を挿入してナツト部材
5の上面および左右両側面を係合し得るように構成する
。
該台座部40の略中夫にスクリュ−62挿通用の透孔4
3を設け、係合部41の中央壁にスクリュ−62挿通用
の切欠44を設けたものである。
3を設け、係合部41の中央壁にスクリュ−62挿通用
の切欠44を設けたものである。
そして、前記ナツト部材5をガイド部4にセットするこ
とにより、該ナツト部材5の側面や上面がガイド部4の
係合部41や切欠42において係合され、スクリュ−6
2締付時におけるナツト部材5の回転や浮き上りを防ぐ
ように構成されている。
とにより、該ナツト部材5の側面や上面がガイド部4の
係合部41や切欠42において係合され、スクリュ−6
2締付時におけるナツト部材5の回転や浮き上りを防ぐ
ように構成されている。
しかしながら、従来の取付装置は、座板50の上にナツ
ト51を溶接により固定したナツト部材5を使用するた
め、価格が高く、しかもガイド部4の係合部41により
ナツト部材5の上面を係合してナツト部材5の浮き上り
を防ぐように構成したものであるから、係合部41の長
さがナツト部材5の長さより長く、従って外面へのヒケ
等により強度の面から肉厚を厚くする必要があるなどの
欠点がある。
ト51を溶接により固定したナツト部材5を使用するた
め、価格が高く、しかもガイド部4の係合部41により
ナツト部材5の上面を係合してナツト部材5の浮き上り
を防ぐように構成したものであるから、係合部41の長
さがナツト部材5の長さより長く、従って外面へのヒケ
等により強度の面から肉厚を厚くする必要があるなどの
欠点がある。
本考案は、上述の諸欠点を改善した自動車用ミラーの取
付装置を提供せんとするものである。
付装置を提供せんとするものである。
以下、本考案に係る自動車用ミラーの取付装置の一実施
例を第3図及至第5図を参照して説明する0 図中、第1図および第2図と同符号は同一のものを示す
。
例を第3図及至第5図を参照して説明する0 図中、第1図および第2図と同符号は同一のものを示す
。
しかして、この実施例における本考案の取付装置は、ナ
ツト部材7およびガイド部8の構造が従来のものと異な
る。
ツト部材7およびガイド部8の構造が従来のものと異な
る。
すなわち、前記ナツト部材7は略々長方形状の薄鋼板を
プレス加工により、水平板部70と、その水平板部70
の一端部を下方に直角に折曲して設けた垂下片部72と
、その垂下片部72に後述するねじ孔76と直交するよ
うに設けた嵌合孔75と、水平板部70の他端に段部7
3を介して設けた巾狭部74とを形成すると共に、バー
リング加工により水平板部70のほぼ中央に円筒形状の
起立部71を形成し、そしてその起立部71を起立部7
1の軸心に沿ってタップでねじ切りしてねじ孔76を設
ける。
プレス加工により、水平板部70と、その水平板部70
の一端部を下方に直角に折曲して設けた垂下片部72と
、その垂下片部72に後述するねじ孔76と直交するよ
うに設けた嵌合孔75と、水平板部70の他端に段部7
3を介して設けた巾狭部74とを形成すると共に、バー
リング加工により水平板部70のほぼ中央に円筒形状の
起立部71を形成し、そしてその起立部71を起立部7
1の軸心に沿ってタップでねじ切りしてねじ孔76を設
ける。
一方、前記ガイド部8は台座部80にスクリュ−62挿
通用の透孔81を設け、この台座部80の一端面に前記
ナツト部材7の嵌合孔75に嵌合し得る嵌合突起82を
突設し、該台座部80の他端部の上面に前記ナツト部材
7の巾狭部74が挿入して巾狭部T3の上面および左右
両側面を係合し得る 形状の係合部83を設け、この係
合部83の中央壁に前記ナツト部材7のねじ部71の挿
入用の切欠84を設ける。
通用の透孔81を設け、この台座部80の一端面に前記
ナツト部材7の嵌合孔75に嵌合し得る嵌合突起82を
突設し、該台座部80の他端部の上面に前記ナツト部材
7の巾狭部74が挿入して巾狭部T3の上面および左右
両側面を係合し得る 形状の係合部83を設け、この係
合部83の中央壁に前記ナツト部材7のねじ部71の挿
入用の切欠84を設ける。
この実施例における本考案の自動車用ミラーの取付装置
は、以上の如き構成よりなるから、ナツト部材7の巾狭
部74をガイド部8の係合部83に挿入し、ナツト部材
7のねじ孔76をガイド部8の切欠84に位置させ、さ
らにナツト部材7の嵌合孔75をガイド部8の嵌合突起
82に外嵌してナツト部材7をガイド部8にセットする
ことにより、巾狭部73の左右両側面および上面かつ水
平板部70の巾狭部73寄りの約半分の上面が係合部8
3の内面により押えられ、さらに垂下片部72の嵌合孔
75が嵌合突起82に外嵌しているので、スクリュー6
2をナツト部材7のねじ孔76に締付けてもナンド部材
7が回転したり浮き上ったりする虞れはない。
は、以上の如き構成よりなるから、ナツト部材7の巾狭
部74をガイド部8の係合部83に挿入し、ナツト部材
7のねじ孔76をガイド部8の切欠84に位置させ、さ
らにナツト部材7の嵌合孔75をガイド部8の嵌合突起
82に外嵌してナツト部材7をガイド部8にセットする
ことにより、巾狭部73の左右両側面および上面かつ水
平板部70の巾狭部73寄りの約半分の上面が係合部8
3の内面により押えられ、さらに垂下片部72の嵌合孔
75が嵌合突起82に外嵌しているので、スクリュー6
2をナツト部材7のねじ孔76に締付けてもナンド部材
7が回転したり浮き上ったりする虞れはない。
すなわち、ナツト部材7の嵌合孔T5とガイド部8の嵌
合突起82との嵌合、ナツト部材7の水平板部70の巾
狭部73寄りの約半分の上面および巾狭部73の上面と
ガイド部8の係合部83の中央水平壁の下面との係合に
より、ナツト部材7の浮き上りを防ぎ、また、ナツト部
材7の嵌合部15とガイド部8の嵌合突起82との嵌合
、ナツト部材7の巾狭部73の左右両側面とガイド部8
の係合部8の左右両側立壁の内面との係合により、ナツ
ト部材7の回転を防ぐものである。
合突起82との嵌合、ナツト部材7の水平板部70の巾
狭部73寄りの約半分の上面および巾狭部73の上面と
ガイド部8の係合部83の中央水平壁の下面との係合に
より、ナツト部材7の浮き上りを防ぎ、また、ナツト部
材7の嵌合部15とガイド部8の嵌合突起82との嵌合
、ナツト部材7の巾狭部73の左右両側面とガイド部8
の係合部8の左右両側立壁の内面との係合により、ナツ
ト部材7の回転を防ぐものである。
そして、この実施例)こおいては、ナツト部材7にねじ
孔76をバーリング加工、タッピング加工により一体に
成形したので、従来の溶接加工に比べてコストが安い。
孔76をバーリング加工、タッピング加工により一体に
成形したので、従来の溶接加工に比べてコストが安い。
しかも、ナツト部材Iの一端部側、すなわち垂下片部7
2側の浮き上りを嵌合突起82と嵌合孔γ5との嵌合に
より防ぐので、ガイド部8の係合部83の長さはナツト
部材7の水平板部70の半分で済み、従って係合部83
の強度が向上され、係合部83の肉厚を厚くする必要が
ない。
2側の浮き上りを嵌合突起82と嵌合孔γ5との嵌合に
より防ぐので、ガイド部8の係合部83の長さはナツト
部材7の水平板部70の半分で済み、従って係合部83
の強度が向上され、係合部83の肉厚を厚くする必要が
ない。
なお、上述の実施例においては、ナツト部材7に嵌合孔
75を設け、ガイド部8に嵌合突起82を設けたが、こ
の反対にナツト部材7に嵌合突起を設け、ガイド部8に
嵌合孔を設けても良い。
75を設け、ガイド部8に嵌合突起82を設けたが、こ
の反対にナツト部材7に嵌合突起を設け、ガイド部8に
嵌合孔を設けても良い。
また、この実施例の取付装置は、ピボット機構であって
、ミラーボデー2をステー3に対して傾斜角度を任意に
変えられる。
、ミラーボデー2をステー3に対して傾斜角度を任意に
変えられる。
以上の実施例からも明らかなように、本考案の自動車用
ミラーの取付装置は、ナツト部材にねじ孔を一体に設け
るので、従来の溶接加工によるものと比較してコストを
低減させることができ、しかもナツト部材の一端側を嵌
合孔と嵌合突起との嵌合により抑制し、他端側を係合部
への挿入により抑制するので、ガイド部の特に係合部が
短かくて済み従って強度が向上され、係合部の肉厚を必
要以上に厚くする必要がないなどの効果がある。
ミラーの取付装置は、ナツト部材にねじ孔を一体に設け
るので、従来の溶接加工によるものと比較してコストを
低減させることができ、しかもナツト部材の一端側を嵌
合孔と嵌合突起との嵌合により抑制し、他端側を係合部
への挿入により抑制するので、ガイド部の特に係合部が
短かくて済み従って強度が向上され、係合部の肉厚を必
要以上に厚くする必要がないなどの効果がある。
なお、当然のことながら本考案の自動車用ミラーの取付
装置は、上述の実施例)このみ限定されるものではない
。
装置は、上述の実施例)このみ限定されるものではない
。
第1図および第2図は従来の自動車用ミラーの取付装置
を示した分解斜視図および部分断面図である。 第3図乃至第5図は本考案に係る自動車用ミラーの取付
装置の一実施例を示し、第3図は本考案の取付装置によ
り取付けた自動車用ミラーの正面図、第4図は第3図に
おけるIV−IV線断面図、第5図は分解斜視図である
。 1・・・・・・ミラー、2・・・・・ボデー、3・・・
・・・ステー60・・・・・・ワッシャー 61・・・
・・・スプリング、62・・・・・・スクリュー 7・
・・・・・ナツト部材、70・・・・・・水平板部、7
1・・・・・・起立部、72・・−・・・垂下片部、7
4・・・・・・巾狭部、75・・・・・・嵌合孔、76
・・・・・・ねじ孔、8・・・・・・ガイド部、82・
・・・・・嵌合突起、83・・・・・・係合部。
を示した分解斜視図および部分断面図である。 第3図乃至第5図は本考案に係る自動車用ミラーの取付
装置の一実施例を示し、第3図は本考案の取付装置によ
り取付けた自動車用ミラーの正面図、第4図は第3図に
おけるIV−IV線断面図、第5図は分解斜視図である
。 1・・・・・・ミラー、2・・・・・ボデー、3・・・
・・・ステー60・・・・・・ワッシャー 61・・・
・・・スプリング、62・・・・・・スクリュー 7・
・・・・・ナツト部材、70・・・・・・水平板部、7
1・・・・・・起立部、72・・−・・・垂下片部、7
4・・・・・・巾狭部、75・・・・・・嵌合孔、76
・・・・・・ねじ孔、8・・・・・・ガイド部、82・
・・・・・嵌合突起、83・・・・・・係合部。
Claims (1)
- ミラーを装着したボデーの内側のステーを取付ける箇所
に設けたガイド部と、そのガイド部にセットしたナツト
部材と、そのナツト部材にステーワッシャー、スプリン
グ等を介装して螺合してステーをミラーボデーに取付け
るスクリューとを備え、前記ナツト部材はほぼ中央にス
クリューが螺合するねじ孔を設けると共に、−側に嵌合
孔または嵌合突起をねじ孔に対して直交するように設け
、一方前記ガイド部は略中炎にスクリュー挿通用の透孔
を設け、−側に前記ナツト部材の嵌合孔または嵌合突起
と嵌合する嵌合突起または嵌合孔を設けると共に、他側
に前記ナツト部材の他側の上面を係合する保合部を設け
、かくしてなるナツト部材の他側をガイド部の係合部に
係合すると共に、嵌合孔と嵌合突起とを嵌合させてスク
リュー締付時におけるナツト部材の回転や浮き上りを防
ぐように構成したことを特徴とする自動車用ミラーの取
付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16876079U JPS5828921Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 自動車用ミラ−の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16876079U JPS5828921Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 自動車用ミラ−の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5685803U JPS5685803U (ja) | 1981-07-10 |
JPS5828921Y2 true JPS5828921Y2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=29679594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16876079U Expired JPS5828921Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 自動車用ミラ−の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828921Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-07 JP JP16876079U patent/JPS5828921Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5685803U (ja) | 1981-07-10 |
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