JP2600380B2 - 駐車ブレーキケーブルの配索構造 - Google Patents

駐車ブレーキケーブルの配索構造

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JP2600380B2
JP2600380B2 JP15690189A JP15690189A JP2600380B2 JP 2600380 B2 JP2600380 B2 JP 2600380B2 JP 15690189 A JP15690189 A JP 15690189A JP 15690189 A JP15690189 A JP 15690189A JP 2600380 B2 JP2600380 B2 JP 2600380B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は駐車ブレーキケーブルの配索構造に関す
る。
<従来の技術> 従来の駐車ブレーキケーブルの配索構造としては、例
えば第3図〜第5図に示すようなものがある(実開昭60
−166683号公報参照)。
1は自動車のフロアトンネルで、その前方右側位置に
は駐車ブレーキハンドル2を備えてある。フロアトンネ
ル1の上面部3の上側には駐車ブレーキケーブル支持ブ
ラケット4を設けてあり、その上面部3の下側にはレイ
ンフォース5を設けてあり、ネジ孔30を介し両者はフロ
アトンネル1の上面部3を挟み込んだ状態で、ボルト
6、ナット7により取付けられている。そして、これら
駐車ブレーキケーブル支持ブラケット4、フロアトンネ
ル1の上面部3、レインフォース5の三者には、各々対
応する貫通孔8、9、10を連続して形成してある。この
貫通孔8、9、10には前記駐車ブレーキハンドル2から
延びている駐車ブレーキケーブル11を挿通してある。こ
の駐車ブレーキケーブル11はアウタチューブ11aとイン
ナワイヤ11bとからなっており、駐車ブレーキハンドル
2の操作に応じて、インナワイヤ11bだげがアウタチュ
ーブ11a内で移動するようになっている。この時に前記
各貫通孔8、9、10に対して駐車ブレーキケーブル11が
駐車ブレーキハンドル2の操作力に応じた強い力で以て
当接するが、フロアトンネル1がレインフォース5にて
補強されているために、フロアトンネル1の貫通孔9近
辺が変形しづらい状態となる。尚、この駐車ブレーキケ
ーブル11を挿通している貫通孔8、9、10には、図示さ
れていないが水密性を確保するためのシール構造が設け
られている。
また、前記貫通孔8、9、10の若干後方位置に相当す
るフロアトンネル1内には、センタベアリング支持ブラ
ケット12を設けてある。このセンタベアリング支持ブラ
ケット12は、フロアトンネル1の内面に接合されるフラ
ンジ部13と、フロアトンネル1との間に空間Sを形成す
る膨出部14とを備えた断面逆ハット形状をしており、そ
の左右両側へ延びている膨出部14の下端部間には、セン
タベアリング15用の支持メンバー16が架設されている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながらこのような従来の技術にあっては、駐車
ブレーキハンドル2の操作時における駐車ブレーキケー
ブル11の当接でフロアトンネル1の貫通孔9近辺が変形
しないよう、レインフォース5でもってフロアトンネル
1を補強していたが、このレインフォース5だけでは必
ずしも補強が十分であるとは言えなかった。そしてこの
レインフォース5を設けていた分だけ、重量的及びコス
ト的に不利となっていた。
また、貫通孔8、9、10に水密性を確保するためのシ
ール構造(図示せず)を設ける必要があったため、この
点においてもコスト的に不利であった。
<課題を解決するための手段> この発明に係る駐車ブレーキケーブルの配索構造は、
前記の如き課題を解決するために、フロアトンネル内
に、該フロアトンネル内面に接合されるフランジ部とフ
ロアトンネルとの間に空間を形成する膨出部とを備えた
断面逆ハット形状のセンタベアリング支持ブラケットを
設け、前記フランジ部を接合した部分のフロアトンネル
に、駐車ブレーキケーブル支持ブラケットを取付け、そ
して、前記駐車ブレーキケーブル支持ブラケット、フロ
アトンネル、及びセンタベアリング支持ブラケットの膨
出部の三者に、駐車ブレーキケーブル配索用の貫通孔を
各々形成して、これら貫通孔を通過する駐車ブレーキケ
ーブルが前記膨出部にて形成された空間部を介して車外
へ配索されたものである。
<作用> センタベアリング支持ブラケットにて補強されている
部分のフロアトンネルに駐車ブレーキケーブルを配索す
るので、補強が確実且つ十分で、従来のレインフォース
が不要となる。
また、センタベアリング支持ブラケットの膨出部に形
成した貫通孔とフロアトンネルや駐車ブレーキケーブル
支持ブラケットの各貫通孔との間に空間が介在すること
から、仮に膨出部の貫通孔から水が侵入したとしても、
フロアトンネルや駐車ブレーキケーブル支持ブラケット
の貫通孔までは空間に応じた距離があるので、その水が
それら貫通孔まで達して車室内側へ侵入してしまうこと
はない。従って、従来必要であった水密性確保用のシー
ル構造が不要となる。
更に、フランジ部を接合した部分のフロアトンネル
に、駐車ブレーキケーブル支持ブラケットを取付けるの
で、駐車ブレーキケーブル支持ブラケットの取付剛性も
従来より向上する。
<実 施 例> 以下この発明の好適な一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の
符号を付し、重複する説明は省略する。
この実施例では、駐車ブレーキケーブル支持ブラケッ
ト17が、センタベアリング支持ブラケット18を取付けた
部分のフロアトンネル19に設けられている。すなわち、
センタベアリング支持ブラケット18の前後のフランジ部
20及びそれが接合されている部分のフロアトンネル19の
上面部21にはそれぞれネジ孔22を形成してあり、且つこ
のネジ孔22の下端にはウェルドナット23を予め取付けて
ある。駐車ブレーキケーブル支持ブラケット17には、前
記ネジ孔22に対応するネジ孔24を形成してあり、それら
ネジ孔22、24同士を対応位置決めし、ネジ25を前記ウェ
ルドナット23へ螺入させることで、この駐車ブレーキケ
ーブル支持ブラケット17を取付けている。
このように取付けた駐車ブレーキケーブル支持ブラケ
ット17には上方へ筒状に突出した貫通孔26が形成されて
いると共に、フロアトンネル19の上面部21及びセンタベ
アリング支持ブラケット18の膨出部27には、それぞれ前
記貫通孔26に対応する貫通孔28、29を形成してあり、そ
してこれら貫通孔26、27、28に駐車ブレーキケーブル11
を挿通してある。従来採用していたレインフォースは不
要となるので廃止してある。
センタベアリング支持ブラケット18自体は、膨出部27
を有していることから、それ自身の強度が非常に高い。
従って、このセンタベアリング支持ブラケット18のフラ
ンジ部20も接合することによりフロアトンネル19の剛性
も高まり、そこに取付けられる駐車ブレーキケーブル支
持ブラケット17の取付剛性も同時に高まる。このセンタ
ベアリング支持ブラケット18の膨出部27に形成した貫通
孔29にも駐車ブレーキケーブル11を挿通していることか
ら、駐車ブレーキハンドル2操作時における駐車ブレー
キケーブル11の挙動はこの膨出部27の貫通孔29でも受け
止められることとなり、フロアトンネル19の貫通孔28近
辺が変形したりすることがない。
また、センタベアリング支持ブラケット18の膨出部27
に形成した貫通孔29と、駐車ブレーキケーブル支持ブラ
ケット17やフロアトンネル19の各貫通孔26、28との間に
空間Sがあることから、仮に膨出部27の貫通孔29から水
が侵入したとしても、この貫通孔29と上方の各貫通孔2
6,28とは空間Sに応じた距離Lだけ離れているので、そ
の水が車室内Rまで侵入してしまうことはない。従っ
て、水密性は確保され従来のような複雑なシール構造は
不要となる。
<発明の効果> この発明に係る駐車ブレーキケーブルの配索構造によ
れば、センタベアリング支持ブラケットにて補強されて
いる部分のフロアトンネルに駐車ブレーキケーブルを配
索するので、補強が確実且つ十分で、従来のレインフォ
ースを廃止することができる。従って、重量的及びコス
ト的に有利となる。
また、センタベアリング支持ブラケットの膨出部に形
成した貫通孔とフロアトンネルや駐車ブレーキケーブル
支持ブラケットの各貫通孔との間に空間が介在すること
から、水密性確保用のシール構造を特別に設けなくて
も、水が貫通孔を介して車室内へ侵入するようなことは
ない。
更に、フランジ部を接合した部分のフロアトンネル
に、駐車ブレーキケーブル支持ブラケットを取付けるの
で、駐車ブレーキケーブル支持ブラケットの取付剛性も
従来より向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る駐車ブレーキケーブ
ルの配索構造を示す斜視図、 第2図は第1図中矢示II−II線に沿う断面図、 第3図は従来の構造を示す第1図相当の斜視図、 第4図は第3図中矢示IV−IV線に沿う断面図、 第5図は第3図中矢示V−V線に沿う断面図である。 1、19……フロアトンネル 2……駐車ブレーキハンドル 4、17……駐車ブレーキ支持ブラケット 8、26……駐車ブレーキ支持ブラケットの貫通孔 9、28……フロアトンネルの貫通孔 11……駐車ブレーキケーブル 12、18……センタベアリング支持ブラケット 13、20……フランジ部 14、27……膨出部 29……センタベアリング支持ブラケットの貫通孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアトンネル内に、該フロアトンネル内
    面に接合されるフランジ部とフロアトンネルとの間に空
    間を形成する膨出部とを備えた断面逆ハット形状のセン
    タベアリング支持ブラケットを設け、 前記フランジ部を接合した部分のフロアトンネルに、駐
    車ブレーキケーブル支持ブラケットを取付け、 そして、前記駐車ブレーキケーブル支持ブラケット、フ
    ロアトンネル、及びセンタベアリング支持ブラケットの
    膨出部の三者に、駐車ブレーキケーブル配索用の貫通孔
    を各々形成して、これら貫通孔を通過する駐車ブレーキ
    ケーブルが前記膨出部にて形成された空間部を介して車
    外へ配索されていることを特徴とする駐車ブレーキケー
    ブルの配索構造。
JP15690189A 1989-06-21 1989-06-21 駐車ブレーキケーブルの配索構造 Expired - Lifetime JP2600380B2 (ja)

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FR3041924A1 (fr) * 2015-10-01 2017-04-07 Peugeot Citroen Automobiles Sa Tunnel de caisse de vehicule automobile renforce

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