JP3724079B2 - 車体のフロント構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は車体のフロント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車体のフロント構造としては、例えば図6及び図7に示されるようなものが知られている(類似構造として、特開平6−144297号公報参照)。尚、以下の説明で、Aが前方、Bが後方、Cが外側(車幅中央に対して)、Dが内側(車幅中央側)を各々示している。
【0003】
1がフロントサイドメンバで、前後方向に沿った状態で、車体の左右両側にそれぞれ配されている(但し、図は左側のものだけを代表して図示している)。このフロントサイドメンバ1は、それぞれ外側が開口した断面ハット形状のフロントサイドメンバ本体2と、それに接合されるクロージングプレート3とから成る閉断面構造を呈しており、その後端にはフランジ1aが各々形成されている。そして、このフランジ1aはダッシュロアパネル4の前面に突き当てた状態で接続されている。
【0004】
ダッシュロアパネル4は上側垂直部5と下側傾斜部6とから主に形成されており、該上側垂直部5と下側傾斜部6との角部Kに前記フロントサイドメンバ1のフランジ1aを接続している。下側垂直部6の後側にはフロアパネル7が連続して設けられている。また、ダッシュロアパネル4の後面には補強用のダッシュロアレインフォース8も接合されている。
【0005】
フロントサイドメンバ1の後端下部には後方へ延びるエクステンションメンバ9が接続部Sを介して接続されている。このエクステンションメンバ9の後方にはフロアパネル7の下面に接合された状態で更に後方へ延びるエクステンションリヤ10が接続されている。エクステンションメンバ9とエクステンションリヤ10との間には補強プレート11が設けられている。
【0006】
そして、エクステンションメンバ9の底面部12における前側の段部12aには、別の補強プレート13を介して前側ボルト14が設定されている。この前側ボルト14にはサスペンションメンバ15が取付けられていると共に、その下端に該サスペンションメンバ15の取付剛性を高めるためのステー16の前端が取付けられている。エクステンションメンバ9の底面部12の後側の段部12bには後側ボルト17が設定されており、この後側ボルト17にステー16の後端が取付けられている。
【0007】
前側ボルト14に加わる横向きの荷重f1 、f2 はエクステンションメンバ9及びフロントサイドメンバ1を介してダッシュロアパネル4の下側傾斜部6に伝達され、そこで受け止められる。
【0008】
一方、エクステンションメンバ9よりも上側のフロントサイドメンバ1のクロージングプレート3には、断面概略L字形状をしたアウトリガー18が取付けられている。このアウトリガー18により、フロントサイドメンバ1を車体外側に位置する閉断面構造のサイドシル(図示せず)と連結し、前側ボルト14に加わる横向きの荷重f1 、f2 をこのアウトリガー18を介してサイドシル(図示せず)にも伝達できるようになっている。このアウトリガー18はフロントサイドメンバ1のクロージングプレート3にしか取付けることができず、エクステンションメンバ9まで延長した状態で取付けることはできない。なぜならば、エクステンションメンバ9が閉断面構造となっており、アウトリガー18の取付けが困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、フロントサイドメンバ1をダッシュロアパネル4の角部Kに対して突き当て状態で接続しているため、フロントサイドメンバ1に過大な後向きの荷重Fが加わった場合に、その荷重Fがダッシュロアパネル4に直接加わることになる。このような荷重Fを受け止めるために、ダッシュロアパネル4の後面にダッシュロアレインフォース8を接合しているが、荷重Fを十分且つ確実に受け止めるためには、ダッシュロアパネル4及びダッシュロアレインフォース8の板厚を上げたり、別の補強部材を追加して剛性を高めたりする対策が必要となり重量及びコストの面で不利となっている。
【0010】
また、前側ボルト14に加わる横向きの荷重f1 、f2 をエクステンションメンバ9及びフロントサイドメンバ1を介してダッシュロアパネル4に伝達するようになっているものの、エクステンションメンバ9とフロントサイドメンバ1との間に接続部S(図7参照)が存在するため、荷重f1 、f2 の伝達の面で不利な構造となっており、過大な横向きの荷重f1 、f2 を伝達するためには、やはり板厚の増加や補強部材の追加が必要となり、重量及びコストの面で不利となっている。
【0011】
更に、アウトリガー18の取付けがフロントサイドメンバ1の限られた範囲内でしか行えないため、アウトリガー18の断面サイズを拡大できず、前側ボルト14に加わる前記横向きの荷重f1 、f2 を図示せぬサイドシルに伝達する上で不利である。
【0012】
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたものであり、フロントサイドメンバから加わる後向きの荷重を確実に受け止めることができ、ステーから加わる横向きの荷重をダッシュロアパネルに確実に伝達することができ、アウトリガーの断面サイズを拡大することができる車体のフロント構造を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、フロントサイドメンバの後端部をダッシュロアパネルの前面に突き当てた状態で接続すると共に、該フロントサイドメンバの後端部に後方へ延びるエクステンションメンバを接続した車体のフロント構造において、前記ダッシュロアパネルにおけるフロントサイドメンバの後端部対応位置に車幅方向に沿う閉断面部を形成し、前記エクステンションメンバが底面部を有する断面形状で、該エクステンションメンバとフロントサイドメンバとの接続部がダッシュロアパネルの角部寄りに位置しており、ステー取付用の前側ボルトを前記接続部よりも後側におけるエクステンションメンバの底面部に設定し、前記前側ボルトよりも後側のエクステンションメンバに該エクステンションメンバの底面部よりも下方に位置する水平部を有したブラケットを取付けると共に、該ブラケットの水平部にステー取付用の後側ボルトを設定したものである。
【0014】
請求項1記載の発明によれば、ダッシュロアパネルにおけるフロントサイドメンバの後端部対応位置に車幅方向に沿う閉断面部が形成されているため、フロントサイドメンバから加わる後向きの荷重を確実に受け止めることができる。
また、エクステンションメンバとフロントサイドメンバとの接続部がダッシュロアパネルの角部寄りに位置しているため、前側ボルトとダッシュロアパネルとの間に接続部が存在せず、前側ボルトに加わる横向きの荷重をダッシュロアパネルへ確実に伝達することができる。
さらに、エクステンションメンバに取付けたブラケットに後側ボルトを設定し、後側ボルトをエクステンションメンバの底面部に直接設定しないようにしたため、その分、エクステンションメンバの形状を単純化でき、エクステンションメンバの成形性を向上させることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、エクステンションメンバの外側面からブラケットの外側端にかけてアウトリガーを取付けたものである。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、エクステンションメンバの外側面からブラケットの外側端にかけてアウトリガーを接続したため、アウトリガーの断面サイズが大きくなり、横向き荷重をサイドシルへ確実に伝達することができる。
【0017】
請求項3記載の発明は、エクステンションメンバの前端部をフロントサイドメンバの後端開口内に挿入して接続したものである。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、エクステンションメンバの前端部がフロントサイドメンバの後端開口内に挿入されているため、エクステンションメンバの底面部が連続した面となり、前側ボルトを設定し易くなる。
【0019】
請求項4記載の発明は、閉断面部が、ダッシュロアパネルと、該ダッシュロアパネルの後面に接合されるダッシュロアレインフォースの凸部により形成されている。
【0020】
請求項4記載の発明によれば、閉断面部を従来からあるダッシュロアパネルとダッシュロアレインフォースにより形成したため、部品点数が特に増加することがない。
【0021】
請求項5記載の発明は、閉断面部が、ダッシュロアパネルにおける上側垂直部と下側傾斜部との角部付近に形成されている。
【0022】
請求項5記載の発明によれば、閉断面部がダッシュロアパネルの角部付近に形成されているため、フロントサイドメンバからの後向き荷重を受け止めるのに効果的である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施例を図1〜図5に基づいて説明する。尚、図中における方向性を示す符号等は従来と同様である。
【0028】
図1〜図4はこの発明の第1実施形態を示す図である。フロントサイドメンバ19は、断面ハット形状のフロントサイドメンバ本体20と、板状のクロージングプレート21とから形成されている(図は左側のものだけを代表して図示している)。フロントサイドメンバ19には後端開口22が形成され、該後端開口22部分のフロントサイドメンバ本体20及びクロージングプレート21にはそれぞれフランジ20a、21aがそれぞれ形成されている。
【0029】
フロントサイドメンバ19はその後端開口22のフランジ20a、21aをダッシュロアパネル23の角部Kに突き当てた状態で接続させている。すなわち、ダッシュロアパネル23は上側垂直部24と下側傾斜部25とから主になっており、その上側垂直部24と下側傾斜部25との角部Kに前記フロントサイドメンバ19のフランジ20a、21aが接続されている。下側傾斜部25にはスポット溶接ガンG(図4参照)を挿入するための作業開口25aが設けられている。下側傾斜部25の後側にはフロアパネル26が連続して設けられている。ダッシュロアパネル23及びフロアパネル26の車幅方向中央にはそれぞれトンネル23a、26aが形成されている。
【0030】
そして、ダッシュロアパネル23の後面に接合されているダッシュロアレインフォース27の前記角部Kに相当する位置には、トンネル23aをはさんだ左右両側に凸部27aが形成されている。そして、この凸部27aとダッシュロアパネル23とで断面三角形状の閉断面部Hが各々形成されている。
【0031】
一方、エクステンションメンバ28は基本的に上部にフランジ28aを有した断面逆ハット形状をしているが、前端部29はフランジ28aを省略した断面上向きコ字形状をしている。そして、この前端部29は前記フロントサイドメンバ19の後端開口22内に挿入された状態で該フロントサイドメンバ19に対して接続されている。
【0032】
このエクステンションメンバ28の後方にはフロアパネル26の下面に接合された状態で更に後方へ延びるエクステンションリヤ30が接続されている。エクステンションメンバ28とエクステンションリヤ30との間には補強プレート31が設けられている。
【0033】
エクステンションメンバ28の底面部32における前側の段部32aには、別の補強プレート33を介して前側ボルト34が設定されている。この前側ボルト34にはサスペンションメンバ35が取付けられ、その下端に該サスペンションメンバ35の取付剛性を高めるためのステー36の前端が取付けられている。この実施形態では、エクステンションメンバ28の前端部29がフロントサイドメンバ19の後端開口22内に挿入されているため、エクステンションメンバ28における底面部32の上面が連続した面となり、前側ボルト34を設定し易い。つまり、逆にするとフロントサイドメンバ19の底面部がエクステンションメンバ28の底面部32の上に位置し、該底面部32が連続した面にならないため、前側ボルト34が設定しづらくなる。
【0034】
また、エクステンションメンバ28の底面部32における前記前側ボルト34を設定した段部32aよりも後側位置には従来のような「段部」が形成されておらず、単純な傾斜形状を呈している。従って、この実施形態のエクステンションメンバ28は従来よりも形状が単純でプレス成形し易くなっている。
【0035】
この実施形態のエクステンションメンバ28では後側の「段部」を形成する代わりに、該エクステンションメンバ28の底面部よりも下方に位置する水平部37を有したブラケット38が取付けられている。このブラケット38は前後がエクステンションメンバ28の底面部32に接合されると共に、内側端にエクステンションメンバ28の内側面に接合される上向きフランジ38aが形成され、外側端には下向きフランジ38bが形成されている。そして、このブラケット38の水平部27に2本の後側ボルト39が設定され、該後側ボルト39に前記ステー36の後端が取付けられている。
【0036】
一方、アウトリガー40の内側端にはフランジ40aが形成されており、該フランジ40aがエクステンションメンバ28の外側面から前記ブラケット38の下向きフランジ38bにかけて接続されている。このアウトリガー40はエクステンションメンバ28の底面部32よりも下側に位置するブラケット38にも接続される形状のため、その断面サイズが従来よりも大きくなっている。
【0037】
以下この実施形態の優れている点を説明する。
【0038】
後向き荷重Fに対する剛性(図2参照):
ダッシュロアパネル23におけるフロントサイドメンバ19の後端部対応位置に車幅方向に沿う閉断面部Hが形成されているため、その部分の剛性が向上し、フロントサイドメンバ19から加わる後向きの荷重Fを確実に受け止めることができる。しかも、この実施形態では、フロントサイドメンバ19の真後ろの角部Kに閉断面部Hを形成したため、後向き荷重Fを受け止めるのに効果的である。そして、この閉断面部Hは従来からあるダッシュロアレインフォース27に凸部27aを設けるだけで形成することができるため、部品点数の増加もない。
【0039】
横向き荷重f 1 、f 2 のダッシュロアパネル23への伝達性(図3参照):
エクステンションメンバ28とフロントサイドメンバ19との接続部Sが角部K寄りに位置しているため、前側ボルト34とダッシュロアパネル23との間に接続部Sが存在せず、一体的なエクステンションメンバ28が存在するのみである。従って、前側ボルト34に加わる横向きの荷重f1 、f2 を該エクステンションメンバ28のみを介してダッシュロアパネル23に確実に伝達することができる。
【0040】
横向き荷重f 1 、f 2 のサイドシル(図示せず)への伝達性(図4参照):
アウトリガー40の断面サイズが大きいため、横向き荷重f1 、f2 を従来よりも確実にサイドシル(図示せず)へ伝達することができる。特に、アウトリガー40の下部がブラケット38の水平部37と連続的に接続されているため、横向き荷重f1 、f2 のうち、特に外向き荷重f1 が剪断面で伝達されることとなり、より確実な荷重f1 の伝達を行うことができる。更に、ブラケット38の外側端に形成した下向きフランジ38bとアウトリガー40の内側端に形成したフランジ40aを突き合わせて接合しているため、前記外向き荷重f1 の伝達には特に有効である。
【0041】
図5は第2実施形態を示す図である。この実施形態では、ブラケット41の外側端41a及びアウトリガー42の内側端42aにそれぞれフランジを形成せず、そのまま重合させて接続したものである。この構造によれば、アウトリガー42の上下方向での位置決めが確実である。尚、アウトリガー42のエクステンションメンバ28に対応する内側端には先に実施形態と同様のフランジ40a(図1参照)が形成されている。尚、その他の構成及び作用効果は先の実施形態と同様に付き、共通部分に同一符号を付し、重複説明を省略する。
【0042】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ダッシュロアパネルにおけるフロントサイドメンバの後端部対応位置に車幅方向に沿う閉断面部が形成されているため、フロントサイドメンバから加わる後向きの荷重を確実に受け止めることができる。
また、エクステンションメンバとフロントサイドメンバとの接続部がダッシュロアパネルの角部寄りに位置しているため、前側ボルトとダッシュロアパネルとの間に接続部が存在せず、前側ボルトに加わる横向きの荷重をダッシュロアパネルへ確実に伝達することができる。
さらに、エクステンションメンバに取付けたブラケットに後側ボルトを設定し、後側ボルトをエクステンションメンバの底面部に直接設定しないようにしたため、その分、エクステンションメンバの形状を単純化でき、エクステンションメンバの成形性を向上させることができる。
【0043】
請求項2記載の発明によれば、エクステンションメンバの外側面からブラケットの外側端にかけてアウトリガーを接続したため、アウトリガーの断面サイズが大きくなり、横向き荷重をサイドシルへ確実に伝達することができる。
【0044】
請求項3記載の発明によれば、エクステンションメンバの前端部がフロントサイドメンバの後端開口内に挿入されているため、エクステンションメンバの底面部が連続した面となり、前側ボルトを設定し易くなる。
【0045】
請求項4記載の発明によれば、閉断面部を従来からあるダッシュロアパネルとダッシュロアレインフォースにより形成したため、部品点数が特に増加することがない。
【0046】
請求項5記載の発明によれば、閉断面部がダッシュロアパネルの角部付近に形成されているため、フロントサイドメンバからの後向き荷重を受け止めるのに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る車体のフロント構造を示す分解斜視図。
【図2】車体のフロント構造の組立状態を示す一部断面の側面図。
【図3】図2中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図4】図2中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図5】この発明の第2実施例に係る車体のフロント構造を示す図4相当の断面図。
【図6】従来の車体のフロント構造の組立状態を示す一部断面の側面図。
【図7】図6中矢示SC−SC線に沿う断面図。
【符号の説明】
19 フロントサイドメンバ
22 後端開口
23 ダッシュロアパネル
24 上側垂直部
25 下側傾斜部
27 ダッシュロアレインフォース
27a 凸部
28 エクステンションメンバ
32 底面部
34 前側ボルト
35 サスペンションメンバ
36 ステー
37 水平部
38、41 ブラケット
39 後側ボルト
40、42 アウトリガー
H 閉断面部
K 角部
S 接続部

Claims (5)

  1. フロントサイドメンバの後端部をダッシュロアパネルの前面に突き当てた状態で接続すると共に、該フロントサイドメンバの後端部に後方へ延びるエクステンションメンバを接続した車体のフロント構造において、
    前記ダッシュロアパネルにおけるフロントサイドメンバの後端部対応位置に車幅方向に沿う閉断面部を形成し、
    前記エクステンションメンバが底面部を有する断面形状で、該エクステンションメンバとフロントサイドメンバとの接続部がダッシュロアパネルの角部寄りに位置しており、ステー取付用の前側ボルトを前記接続部よりも後側におけるエクステンションメンバの底面部に設定し、
    前記前側ボルトよりも後側のエクステンションメンバに該エクステンションメンバの底面部よりも下方に位置する水平部を有したブラケットを取付けると共に、該ブラケットの水平部にステー取付用の後側ボルトを設定したことを特徴とする車体のフロント構造。
  2. 前記エクステンションメンバの外側面からブラケットの外側端にかけてアウトリガーを取付けた請求項1記載の車体のフロント構造。
  3. 前記エクステンションメンバの前端部をフロントサイドメンバの後端開口内に挿入して接続した請求項2記載の車体のフロント構造。
  4. 前記閉断面部が、ダッシュロアパネルと、該ダッシュロアパネルの後面に接合されるダッシュロアレインフォースの凸部により形成された請求項1〜3のいずれか1項に記載の車体のフロント構造。
  5. 前記閉断面部が、ダッシュロアパネルにおける上側垂直部と下側傾斜部との角部付近に形成された請求項1〜4のいずれか1項に記載の車体のフロント構造。
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