JPH0348883Y2 - - Google Patents

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JPH0348883Y2
JPH0348883Y2 JP16086785U JP16086785U JPH0348883Y2 JP H0348883 Y2 JPH0348883 Y2 JP H0348883Y2 JP 16086785 U JP16086785 U JP 16086785U JP 16086785 U JP16086785 U JP 16086785U JP H0348883 Y2 JPH0348883 Y2 JP H0348883Y2
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JP
Japan
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mounting bracket
engine mounting
engine
fixing
bolts
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JP16086785U
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Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のエンジンをボデーに対し
て支架するエンジンマウンチングブラケツトのす
べり防止構造に関する。
(従来の技術) エンジンマウンチングブラケツトは、その一端
をエンジンブロツクの一側面に固定ボルトにて固
定され、その一端を、ラバーインシユレータを介
してボデーに枢着されている。
(考案が解決しようとする問題点) 自動車の急発進時や路面の突起乗上げ時に、エ
ンジンとボデーとの間の慣性の違いにより、エン
ジンマウンチングブラケツトには大きな力が作用
する。このとき、エンジンマウンチングブラケツ
トは、エンジンブロツクとの間にすべりを生じる
ので、固定ボルトが弛んだり破損するという現象
が懸念される。かかるすべり対策としては、固定
ボルトの本数、サイズ、間隔のそれぞれの増大や
ノツクピンの設置などが考えられるが、何れもエ
ンジンブロツクの加工を伴うために、対応が困難
であつたり、レイアウト上実施出来ないという問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、エンジンブロツクには、補機類を取
付るための固定部材が存在することに着目して、
この固定部材とエンジンマウンチングブラケツト
とを、エンジンマウンチングブラケツトを固定す
る固定ボルトと直交する向きのすべり止め用ボル
トで互いに固定した構造に特徴がある。
(作 用) エンジンマウンチングブラケツトへの大入力
は、互いに直交している、該ブラケツトをエンジ
ンブロツクに固定している固定ボルトと、該ブラ
ケツトを固定部材に連結固定しているすべり止め
用ボルトによつて、受け止められる。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。
第1図乃至第3図において、エンジンブロツク
1の先端面である一側面2には、エンジンマウン
チングブラケツト3が配置され、一側面2に騒隣
る他側面4には、適宜の補機類例えばクーラコン
プレツサ(図示せず)を取り付けるための固定部
材としてのクーラコンプレツサブラケツト5が配
置されている。なお、第1図に示す各ブラケツト
3,5は、概略的な外観で示されていて、第2図
と第3図に示す各ブラケツトとは細かい部分の形
状が異なつているが、これらが固定されるエンジ
ンブロツク1の取付側面は何れも同じである。
エンジンマウンチングブラケツト3は、その先
端部をエンジンブロツク1に螺合される3本の固
定ボルト6,7,8によつて一側面2に固定され
ている。エンジンマウンチングブラケツト3に
は、ラバーインシユレータ9が設けられていて、
このラバーインシユレータは、その中心孔に挿通
された支持軸10を介して図示されないボデーに
枢着されている。
クーラコンプレツサブラケツト5は、その先端
部をエンジンブロツク1に螺合される4本の固定
ボルト12,13,14,15によつて他側面4
に固定されている。クーラコンプレツサブラケツ
ト5には、図示されないクーラコンプレツサを取
り付るためのねじ孔16,16,16,16(第
2図にのみ示す)が形成されている。
エンジンブロツク1に固定されたエンジンマウ
ンチングブラケツト3の一側面3aには、クーラ
コンプレツサブラケツト5の一部5aが対接して
いる。上記一側面3aには、固定ボルト6,7,
8と直交する向きに形成されたねじ孔16,17
が開口している。一方、クーラコンプレツサブラ
ケツト5の、上記ねじ孔16,17に対応する部
分5aには、貫通孔18,19がそれぞれ穿設さ
れている。そして、貫通孔18,19には、すべ
り止め用ボルト20,21が挿通されていて、こ
のボルトは、その先端部をねじ孔16,17にそ
れぞれ螺合させられている。
すなわち、エンジンマウンチングブラケツト3
は、固定ボルト6,7,8によつてエンジンブロ
ツク1に固定されると共に、すべり止め用ボルト
20,21によつてクーラコンプレツサブラケツ
ト5と連結されている。換言すると、エンジンマ
ウンチングブラケツト3は、それぞれの締め付け
方向が互いに直交しているボルトで固定されてい
ることになる。
図示の実施例においては、すべり止め用ボルト
を2本設けているが、ボルト相互間が充分にとれ
ない場合やボルトを一本しか設置出来ない場合に
は、すべり止め用ボルトから最も遠い位置に設け
られる固定ボルト(第3図における固定ボルト
8)をリーマボルトとすれば、固定ボルトを剪断
する向きのエンジンマウンチングブラケツトのす
べりをより抑止できる。リーマボルトに代えてリ
ーマスタツドやノツクピン、ブツシユノツクを用
いてもよい。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、互いに直交す
る向きに設けられた固定ボルトとすべり止め用ボ
ルトによつて、エンジンマウンチングブラケツト
が固定部材と連結されているので、それぞれのボ
ルトを剪断する向きの力が相殺されて該ブラケツ
トのすべりが効果的に防止される。
また、エンジンマウンチングブラケツトの固定
にあたり、エンジンブロツクを加工する必要がな
いから、コストの低いすべり防止構造を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は同側面図、第3図は同正面図である。 1……エンジンブロツク、2……一側面、3…
…エンジンマウンチングブラケツト、4……他側
面、5……固定部材としてのクーラコンプレツサ
ブラケツト、6,7,8……固定ボルト、16,
17……ねじ孔、18,19……貫通孔、20,
21……すべり止め用ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の固定ボルトによつてその一端をエンジン
    ブロツクの一側面に固定され、その他端をボデー
    に枢着されたエンジンマウンチングブラケツトに
    おいて、上記エンジンブロツクの一側面と相隣る
    他側面に固定された固定部材の、上記エンジンマ
    ウンチングブラケツトの側面に対接する位置に貫
    通孔を設け、上記エンジンマウンチングブラケツ
    トの側面に、上記貫通孔に連通し上記固定ボルト
    に直交する向きのねじ孔を形成し、上記貫通孔を
    介して挿通したすべり止め用ボルトを上記ねじ孔
    に螺合させることにより、上記エンジンマウンチ
    ングブラケツトが、互いに直交する向きに設けら
    れた上記固定ボルトと上記すべり止め用ボルトで
    固定されたことを特徴とするエンジンマウンチン
    グブラケツトのすべり防止構造。
JP16086785U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH0348883Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16086785U JPH0348883Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

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JP16086785U JPH0348883Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6268815U JPS6268815U (ja) 1987-04-30
JPH0348883Y2 true JPH0348883Y2 (ja) 1991-10-18

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ID=31086650

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JP16086785U Expired JPH0348883Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522619Y2 (ja) * 1987-06-19 1997-01-16 三菱自動車工業株式会社 車両用エンジンの防振装置
JP2522147Y2 (ja) * 1988-05-20 1997-01-08 マツダ株式会社 パワーユニットの支持装置

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JPS6268815U (ja) 1987-04-30

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