JP3057808U - Ｌ型端子台 - Google Patents

Ｌ型端子台

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JP3057808U
JP3057808U JP1998008342U JP834298U JP3057808U JP 3057808 U JP3057808 U JP 3057808U JP 1998008342 U JP1998008342 U JP 1998008342U JP 834298 U JP834298 U JP 834298U JP 3057808 U JP3057808 U JP 3057808U
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terminal block
horizontal
wiring
pedestal
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JP1998008342U
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澄男 渡辺
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Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御盤内の底部に端子台を設置した場合に、
端子台の端子部の配線作業がし易く、端子台の設置スペ
ースを有効に利用でき、端子部の配線時の絶縁確保が確
実にできる端子台を得ることが課題である。 【解決手段】 端子台に設置した端子板の一方を水平部
とし、他方を傾斜部とすると共に、水平部と傾斜部に垂
直なガイド部を台座部の両側に形成し、端子板の水平部
と傾斜部に設けた端子部の端子座金を常時上方に付勢す
るバネを設けたＬ型端子台。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、制御盤等の電気機器内に設置して外部電線の入出力端子、中継端子 として使用される端子台において、配線の作業性、設置スペースの有効利用化、 配線時の絶縁距離の確保等を改良した端子台に関するものである。
【０００２】
【従来技術】
この種の端子台として、すでに実公昭４４−９２３に示す図１の如く、絶縁基 台１の略半分を水平にし、他方の略半分を斜状にした端子板２を設け、端子板２ の一方を水平方向より配線し、他方を傾斜方向より配線できるようにしたもので 、端子台を並列に配置して配線した場合に、圧着端子等の引出線を配線しても上 下に絶縁距離を確保でき、端子台を並列に近接して設置可能にしたものがある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本願は、従来例に示すＬ型端子台に、端子部にネジアップ構造を採用し、配線 時には、端子座金を取外すことなく迅速に配線でき、配線を取外す時も端子座金 が自動的にアップして取外しが迅速にできるもので、ネジアップ部の端子座金の スムースな上下動を可能にし、狭いスペースでの配線をしやすくしたＬ型端子台 を得るものである。
【０００４】
【考案が解決するための手段】
端子基台の両側壁部及び載置部と台座部の間に端子板を設置し、端子板は一方 を水平部とし他方を傾斜部とすると共に、水平部と傾斜部に垂直なガイド部を台 座部の両側に形成し、端子板の水平部と傾斜部に設けた端子部の端子座金を常時 上方に付勢するバネを設けたＬ型端子台の構造。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図２〜図４に基づいて本考案の実施例を説明すると、１０は端子基台、１１は 略Ｌ型の端子板で基台１０の両側壁部１２、１２と載置部１３に載置され、端子 板１１は一方が水平部１４と他方に傾斜部１５が形成され、１６は台座部で端子 板１１の傾斜部１５の上面に当接し、載置部１３と台座部１６との間に端子板１ １の傾斜部１５が嵌入設置され、台座部１６は端子板１１の水平部１４に垂直な ガイド部１７と傾斜部１５に垂直なガイド部１８を形成している。
【０００６】 １９は水平部１４に設けた端子部で逆Ｌ形の端子座金２０が上下動可能に水平 部１４の案内部に摺動案内され、２１はバネで基台１０の係止部２２と端子座金 ２０の足部２３に係止して、常時端子座金２０を上方に付勢している。１９′は 傾斜部１５に設けた端子部で、逆形Ｌの端子座金２０′が上下動可能に傾斜部１ ５の案内部に案内され、２１′はバネで基台１０の係止部２２′と端子座金２０ ′の足部２３′に係止して、常時端子座金２０′を上方に付勢している。
【０００７】 端子座金２０，２０′の足部２３，２３′は台座部１６のガイド部１７，１８ に当接して上下動する。端子部１９，１９′の端子座金２０，２０′のバネ２１ ，２１′は台座部１６に対して傾斜方向に配置されている。
【０００８】 次に配線方法に付いて説明すると、端子ネジ２４，２４′をドライバーで緩め るとバネ２１，２１′で端子座金２０，２０′が上昇し、端子板１１の水平部１ ４，傾斜部１５の上面と端子ネジ２４，２４′の先端の間に空隙が生じる。ネジ ２４，２４′の端部と端子板１１の空隙に電線又は圧着端子を挿入して端子ネジ ２４，２４′を締付ければ端子ネジ２４，２４′を端子板１１から分離すること なく迅速に配線ができる。図４に示す如く端子台を制御盤２５内の底部の垂直面 に固定した場合には、上部の端子部２０は上方２６に配線を引出し、下部の端子 部２０′は傾斜方向２７に配線を引出すことができるので配線作業がし易い。
【０００９】
【考案の効果】
端子台の端子部の配線方向を水平部と傾斜部とし、端子部の端子座金は配線時 端子ネジを取外した際、端子座金が自動的に上昇して上昇位置で保持する構造と したので、端子台を機器内の最下部に設置した場合に配線が傾斜方向に引出せる ために配線作業がし易く、狭いスペースに端子台の設置が可能となり、配線端子 の絶縁距離が確実に確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 従来例のＬ型端子台の正面図
【図２】 本考案のＬ型端子台の正面図
【図３】 本考案の分解斜視図
【図４】 本考案のＬ型端子台の配線状態を説明する図
【符号の説明】
１０ 端子基台 １１ 端子板 １２，１２ 側壁部 １３ 載置部 １４ 水平部 １５ 傾斜部 １６ 台座部 １７ ガイド部 １８ ガイド部１９ ，１９′ 端子部 ２０，２０′ 端子座金 ２１，２１′ バネ ２２，２２′ 係止 ２３，２３′ 足部 ２４，２４′ ネジ ２５ 制御盤 ２６ 上方 ２７ 傾斜方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】両側部に形成した側壁部と、該側壁部の略
    中間部に設けた載置部と、該載置部に対抗して設けた台
    座部を有する端子基台と、前記両側壁部及び載置部と台
    座部の間に設置した端子板と、該端子板は一方を水平部
    とし他方を傾斜部とし、該水平部と傾斜部に垂直なガイ
    ド部を台座部の両側に形成し、前記端子板の水平部と傾
    斜部の端部に形成した端子部のＬ型座金を常時上方に付
    勢するバネを有するＬ型端子台。
JP1998008342U 1998-09-17 1998-09-17 Ｌ型端子台 Expired - Lifetime JP3057808U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741841U (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 日機装株式会社 洗浄機能を備えたシャンデリア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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