JPH0611542Y2 - 電気機器ケース装置 - Google Patents

電気機器ケース装置

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JPH0611542Y2
JPH0611542Y2 JP11778688U JP11778688U JPH0611542Y2 JP H0611542 Y2 JPH0611542 Y2 JP H0611542Y2 JP 11778688 U JP11778688 U JP 11778688U JP 11778688 U JP11778688 U JP 11778688U JP H0611542 Y2 JPH0611542 Y2 JP H0611542Y2
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JP
Japan
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rear panel
panel
protruding piece
shaped portion
equipment case
Prior art date
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Application number
JP11778688U
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JPH0254276U (ja
Inventor
裕彦 雪本
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Toa Corp
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Toa Corp
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電気機器ケース、特に、水平垂直面以外の
傾斜面に配置されたパネルを有するケースの組み立て構
造に関するものである。
[従来の技術] 従来、電気機器ケースの後面板を傾斜させ、ここに端子
盤とかコネクタを取り付け配置したものがあった(例え
ば、実開昭60−87173号公報及び実開昭60−8
7183号公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] ところが、後面板が傾斜しているとこの内外両面にまた
がるチェック作業がスペース的にし難いという問題点が
有った。又、通常はネジ結合によりケースが組み立てら
れているが、後面板の端子盤やコネクタにケース内外の
配線が接続された状態でメンテナンス作業を行う為に、
ネジ結合を解いて後面板を取り外すと倒れるから、周辺
部品との電気的絶縁状態が保てなくなり、従って、通電
動作状態での点検作業が困難であるという難点が有っ
た。
そこでこの考案は、前記従来技術の問題点等に鑑みて成
されたものであり、その目的とするところは、電気機器
の後面板が傾斜していても、そこに取り付けられた端子
やコネクタなどの保守調整作業を、通電動作状態でも両
側から容易に行う事が可能なケース装置を提供する事に
ある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成する為にこの考案の要旨は、上面から底
面にかけて傾斜したリア・パネルが後面に配置され、両
サイドに側板が配置され、この側板から内側方向に突き
出た突起片が前記傾斜リア・パネルにそってこれと平行
に設けられ、この突起片に前記リア・パネルが取り付け
られ、前記リア・パネルの上端部に前記突起片に嵌まり
合うコ字状部分が折り曲げ形成され、このコ字状部分の
折り曲げ形成角度は前記リア・パネルの傾斜角度に対応
しており、前記リア・パネルを前記側板から取り外し
て、前記コ字状部分を前記突起片に嵌め合わせたとき、
前記リア・パネルがほぼ直立状態に支持される様に構成
した事を特徴とする電気機器ケース装置に存する。
[作用] この様に構成されており、リア・パネルを側板から外し
て、ほぼ直立状態に支持すると、リア・パネルに取り付
けられた端子接続部品などは、周辺部品に接触すること
は無い。従って、電気的絶縁状態が保持されるから、通
電動作状態でチェック作業が実施され、且つ、リア・パ
ネルの内外両方向からメンテナンス作業が行われる。
[実施例] 次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、薄形で卓上設置型の電気機器ケース装置の半
断面であり、上面に緩斜面を成すフロント・パネル1
0、底面にシャーシ11、両側面にサイド・パネル1
2、上面から底面にかけた後面に急斜面を成すリア・パ
ネル13が配置されて組み立てられている。シャーシ1
1の下面には、木製ベース16と、この下に支持脚17
が付けられている。
双方のサイド・パネル12には、リア・パネル13の内
面に沿ってこれと平行な突起片14が3個宛対向して設
けられている。一番下の突起片14は、シャーシ17の
端を折り曲げて設けることもある。この突起片14にリ
ア・パネル13がネジ15で取り付け固定されている。
なお、突起片14を延長してフレームの桟状に連結形成
しても構わない。
リア・パネル13の上端部は、フロント・パネル10の
接合部に向けて開口し、突起片14に嵌まり合うコ字状
部18が折り曲げ形成されている。又、リア・パネル1
3には、コネクタ、ターミナル、切り替えスイッチ、電
源コードなどの部品19が取り付けられ、多少余裕のあ
る長目のコード20でフロント・パネル10に接続され
ている。
この折り曲げ形成角度は、リア・パネル13の水平面A
に対する傾斜角度をα度としたとき、このα度の傾斜面
Bと直角に交差する直角公差面Cに対しβ度となってお
り、このβ度とα度はほぼ等しくなっている。
第2図に示す様に、ネジ15を外して、リア・パネル1
3を上方に左回転し、コ字状部18を突起片14に嵌合
させると、リア・パネル13は内部配線を接続したまま
直立状態に維持される。
突起片14は、リア・パネル13をネジ15で取り付け
る部品と、直立支持する部品を兼ねている。
この直立状態で、部品19の取り付け、配線、点検、調
整、交換などの作業が行われる。この状態では、リア・
パネル13への取り付け部品19は、金属端子や裸導線
部が露出していても他の周辺部品に接触したり短絡した
りすることはなく、電気的絶縁が保証され、通電状態で
の動作チェックが容易に実施される。
また、リア・パネル13の裏表両側からの作業が効率良
く行われる。リア・パネル13が直立していると、倒れ
る方向の力は突起片14に加わり難いから、捩る無理な
回転力の加わる事が防がれ、充分大きな強度が得られ
る。
リア・パネル13は、例えば、アルミニウム押し出し成
形法により、第3図に示す如く形成され、適当な長さに
切断して使用される。このリア・パネル13には、補強
用リブとスペーサとネジ15のガイドとを兼ねた線状突
起21が形成されている。
第4図及び第5図は、電気機器として混合増幅器の例を
示し、第1図及び第2図に示したケース装置に部品を実
装した状態に於ける右側面図及び平面図である。フロン
ト・パネル10には、操作・表示用部品22が多数配置
され、リア・パネル13には、コネクタ等の接続部品1
9が多数取り付けられている。
なお、リア・パネル13としては、側面側或いは正面側
に配置されているものにも、この考案は適用し得る。
[考案の効果] 前述の通り、この考案によれば、傾斜したリア・パネル
を有する電気機器ケースに於いて、このリア・パネルを
ケース上にほぼ直立状態に支持する事が出来るととも
に、電気的絶縁状態を保つ事が出来、さらに、通電動作
状態で取り付け部品のメンテナンス作業を表裏両方向か
ら容易に効率良く実施する事が出来るなど、実用上顕著
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例を示し、第1図は電気機器ケース装
置の半断面図、第2図は同じく傾斜リア・パネルを取り
外して立てた状態の半断面図、第3図はリア・パネルの
断面図、第4図は電気機器として混合増幅器の右側面
図、第5図は同平面図である。 10……フロント・パネル、12……サイド・パネル、
13……リア・パネル、14……突起片、18……コ字
状部、19……取り付け部品、20……接続コード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面から底面にかけて傾斜したリア・パネ
    ルが後面に配置され、両サイドに側板が配置され、この
    側板から内側方向に突き出た突起片が前記傾斜リア・パ
    ネルにそってこれと平行に設けられ、この突起片に前記
    リア・パネルが取り付けられ、前記リア・パネルの上端
    部に前記突起片に嵌まり合うコ字状部分が折り曲げ形成
    され、このコ字状部分の折り曲げ形成角度は前記リア・
    パネルの傾斜角度に対応しており、前記リア・パネルを
    前記側板から取り外して、前記コ字状部分を前記突起片
    に嵌め合わせたとき、前記リア・パネルがほぼ直立状態
    に支持される様に構成した事を特徴とする電気機器ケー
    ス装置。
JP11778688U 1988-09-07 1988-09-07 電気機器ケース装置 Expired - Lifetime JPH0611542Y2 (ja)

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JP11778688U JPH0611542Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 電気機器ケース装置

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JP11778688U JPH0611542Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 電気機器ケース装置

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Publication Number Publication Date
JPH0254276U JPH0254276U (ja) 1990-04-19
JPH0611542Y2 true JPH0611542Y2 (ja) 1994-03-23

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ID=31361548

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