JPH1168352A - 電気機器収納用箱のベース取付構造 - Google Patents
電気機器収納用箱のベース取付構造Info
- Publication number
- JPH1168352A JPH1168352A JP16322498A JP16322498A JPH1168352A JP H1168352 A JPH1168352 A JP H1168352A JP 16322498 A JP16322498 A JP 16322498A JP 16322498 A JP16322498 A JP 16322498A JP H1168352 A JPH1168352 A JP H1168352A
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- JP
- Japan
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- base
- fixing member
- mounting
- back plate
- member mounting
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電気機器収納用箱の奥行き方向の機器取付スペ
ースが広く取ることができ、また、ベースの前面に突起
物がない電気機器収納用箱のベース取付構造を提供する
こと。 【解決手段】電気機器収納用箱の背面板1の前面周辺に
固定部材取付部2を複数配設したうえ、該固定部材取付
部2の内側の背面板1の前面にベース3を添装し、該ベ
ース3の縁部前面を固定部材取付部2に取り付けた固定
部材4の上端側部に連繋させ設けた押さえ具5に押圧さ
せる。
ースが広く取ることができ、また、ベースの前面に突起
物がない電気機器収納用箱のベース取付構造を提供する
こと。 【解決手段】電気機器収納用箱の背面板1の前面周辺に
固定部材取付部2を複数配設したうえ、該固定部材取付
部2の内側の背面板1の前面にベース3を添装し、該ベ
ース3の縁部前面を固定部材取付部2に取り付けた固定
部材4の上端側部に連繋させ設けた押さえ具5に押圧さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤・配電盤等に使
用される電気機器収納用箱のベース取付構造に関するも
のである。
用される電気機器収納用箱のベース取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器収納用箱のベース取付構
造としては、背面板に取付孔を透設して裏面から挿通し
たボルトをベースに設けたねじ挿通孔に挿通してナット
で締めつけ固定するものがよく知られている。しかし、
これは屋外に設置した場合に背面板の取付孔から雨水が
しみ込む虞があった。これを解決するものとして、図7
に示すように電気機器収納用箱の背面板21にナットホ
ルダー22を溶接してこのナットホルダー22にナット
23を嵌合してベース24をナットホルダー22上に載
置し該ベース24に透設したネジ挿通孔25にネジ26
を挿通して締めつけて取付するものがある。また、図8
に示すように背面板21にボルトホルダー27を溶接し
てこのボルトホルダー27にボルト頭部28aを嵌合し
たうえボルトホルダー27の上面からボルトサポーター
29でボルト28を固定し、ベース24をボルトサポー
ター29上に載置し該ベース24に透設したネジ挿通孔
25にボルト28の軸部を挿通してネジ挿通孔25から
張出した軸部先端にナット30を螺合して取付するもの
がある。
造としては、背面板に取付孔を透設して裏面から挿通し
たボルトをベースに設けたねじ挿通孔に挿通してナット
で締めつけ固定するものがよく知られている。しかし、
これは屋外に設置した場合に背面板の取付孔から雨水が
しみ込む虞があった。これを解決するものとして、図7
に示すように電気機器収納用箱の背面板21にナットホ
ルダー22を溶接してこのナットホルダー22にナット
23を嵌合してベース24をナットホルダー22上に載
置し該ベース24に透設したネジ挿通孔25にネジ26
を挿通して締めつけて取付するものがある。また、図8
に示すように背面板21にボルトホルダー27を溶接し
てこのボルトホルダー27にボルト頭部28aを嵌合し
たうえボルトホルダー27の上面からボルトサポーター
29でボルト28を固定し、ベース24をボルトサポー
ター29上に載置し該ベース24に透設したネジ挿通孔
25にボルト28の軸部を挿通してネジ挿通孔25から
張出した軸部先端にナット30を螺合して取付するもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ものは、ベース24と背面板21との間にナットホルダ
ー22或いはボルトホルダー27とボルトサポーター2
9が介在しておりその分電気機器収納用箱における奥行
き方向の機器取付スペースが狭くなる問題がある。特に
木ベースは鉄ベースより板厚が厚いことからより顕著で
あった。また、ネジ26の頭部或いはボルト28の軸部
先端及びこれに螺合しているナット30がベース24上
に突出しているためベース24上に機器類を取り付ける
際の障害となる問題もあった。さらに、いずれもベース
の側縁近くにネジ挿通孔を設ける必要がありベースの加
工コストが高いものとなる欠点もあった。
ものは、ベース24と背面板21との間にナットホルダ
ー22或いはボルトホルダー27とボルトサポーター2
9が介在しておりその分電気機器収納用箱における奥行
き方向の機器取付スペースが狭くなる問題がある。特に
木ベースは鉄ベースより板厚が厚いことからより顕著で
あった。また、ネジ26の頭部或いはボルト28の軸部
先端及びこれに螺合しているナット30がベース24上
に突出しているためベース24上に機器類を取り付ける
際の障害となる問題もあった。さらに、いずれもベース
の側縁近くにネジ挿通孔を設ける必要がありベースの加
工コストが高いものとなる欠点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、電気機器収納用箱の背面板の前
面周辺に固定部材取付部を複数配設したうえ、該固定部
材取付部の内側の背面板の前面にベースを添装し、該ベ
ースの縁部前面を固定部材取付部に取り付けた固定部材
の上端側部に連繋させ設けた押さえ具に押圧させたこと
を特徴とするものである。また、固定部材取付部を合成
樹脂製の電気機器収納用箱の背面板の前面に一体成形し
たボス部よりなるものとするとともに、押さえ具を大径
座面よりなることとすることが好ましい。その他に、押
さえ具を押さえ片部と取付片部よりなるものとし、該取
付片部を固定部材取付部に固定部材をもって取り付けて
もよい。
めになされた本発明は、電気機器収納用箱の背面板の前
面周辺に固定部材取付部を複数配設したうえ、該固定部
材取付部の内側の背面板の前面にベースを添装し、該ベ
ースの縁部前面を固定部材取付部に取り付けた固定部材
の上端側部に連繋させ設けた押さえ具に押圧させたこと
を特徴とするものである。また、固定部材取付部を合成
樹脂製の電気機器収納用箱の背面板の前面に一体成形し
たボス部よりなるものとするとともに、押さえ具を大径
座面よりなることとすることが好ましい。その他に、押
さえ具を押さえ片部と取付片部よりなるものとし、該取
付片部を固定部材取付部に固定部材をもって取り付けて
もよい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。先ず、図1、図2及び図
3に示す第1の実施の形態において、1は電気機器収納
用箱の背面板であり、該背面板1の前面周辺に固定部材
取付部2が複数即ち隅部に4個配設されている。この固
定部材取付部2は電気機器収納用箱を合成樹脂製のもの
とした場合に前記背面板1の前面に一体成形したボス部
2aにより構成されている。3は前記した固定部材取付
部2であるボス部2aの4個の内側の背面板1の前面に
添装したベースである。このベース3は縁部前面を固定
部材取付部2に取り付けた固定部材4の上端側部に連繋
させ設けた押さえ具5に押圧されて背面板1に取り付け
られている。すなわち、タッピンネジ4aよりなる固定
部材4をボス部2aにより構成した固定部材取付部2に
ネジ止めし、該タッピンネジ4aに形成した大径の座面
5aを押さえ具5としてベース3の縁部前面を該座面5
aにより押圧している。
面に基づいて詳細に説明する。先ず、図1、図2及び図
3に示す第1の実施の形態において、1は電気機器収納
用箱の背面板であり、該背面板1の前面周辺に固定部材
取付部2が複数即ち隅部に4個配設されている。この固
定部材取付部2は電気機器収納用箱を合成樹脂製のもの
とした場合に前記背面板1の前面に一体成形したボス部
2aにより構成されている。3は前記した固定部材取付
部2であるボス部2aの4個の内側の背面板1の前面に
添装したベースである。このベース3は縁部前面を固定
部材取付部2に取り付けた固定部材4の上端側部に連繋
させ設けた押さえ具5に押圧されて背面板1に取り付け
られている。すなわち、タッピンネジ4aよりなる固定
部材4をボス部2aにより構成した固定部材取付部2に
ネジ止めし、該タッピンネジ4aに形成した大径の座面
5aを押さえ具5としてベース3の縁部前面を該座面5
aにより押圧している。
【0006】このように構成された第1の実施の形態の
ものは、ベース3は背面板1の前面周辺に配設した固定
部材取付部2であるボス部2aの内側の背面板1の前面
に添装されて、該ベース3の縁部前面は各ボス部2aに
取り付けた固定部材4であるタッピンネジ4aの上端側
部に設けたこととなる押さえ具5とした座面5aにより
押圧されて、電気機器収納用箱の背面板1の前面に添装
されて的確に取付られることとなる。従って、ベース3
と電気機器収納用箱の背面板1との間には取付金具類が
介在していないので電気機器収納用箱の奥行き方向の機
器取付スペースが狭くなる問題がない。
ものは、ベース3は背面板1の前面周辺に配設した固定
部材取付部2であるボス部2aの内側の背面板1の前面
に添装されて、該ベース3の縁部前面は各ボス部2aに
取り付けた固定部材4であるタッピンネジ4aの上端側
部に設けたこととなる押さえ具5とした座面5aにより
押圧されて、電気機器収納用箱の背面板1の前面に添装
されて的確に取付られることとなる。従って、ベース3
と電気機器収納用箱の背面板1との間には取付金具類が
介在していないので電気機器収納用箱の奥行き方向の機
器取付スペースが狭くなる問題がない。
【0007】また、背面板1に取付孔を透設する必要が
ないので密閉性もよく屋外に設置した場合に雨水がしみ
込む虞もないものである。しかも、電気機器収納用箱を
合成樹脂製のものとして背面板1の前面に固定部材取付
部2としてボス部2aを一体成形したことにより、雌ね
じ加工することなく固定部材4としてタッピンネジ4a
を使用することができ安価に製造できるものである。さ
らに、ベース3に取付用の孔加工を不要であるのでこの
面からもコスト低減が可能となり、また、縁部近くに孔
加工が厄介なパーティクルボードもベースとして利用で
き、特に廃材を再利用して製造したパーティクルボード
の用途を広げる利点もある。さらに、ボス部2aの高さ
をベースの厚さと同じに形成し、タッピンネジ4aをボ
ス部2aに締めつけることにより押さえ具5であるタッ
ピンネジ4aの大径の座面5aによりベースを押圧する
ためタッピンネジ4aの締めつけトルクが一定となり、
個々の硬度にバラツキが大きいパーティクルボード製等
のベースにあっても自動機による組立が容易となり取付
不良の虞もないものである。なお、図2、図3に示すよ
うに背面板1のベースを取り付ける部分1aを一段低く
形成しておけば、ベースの位置がずれることはない。
ないので密閉性もよく屋外に設置した場合に雨水がしみ
込む虞もないものである。しかも、電気機器収納用箱を
合成樹脂製のものとして背面板1の前面に固定部材取付
部2としてボス部2aを一体成形したことにより、雌ね
じ加工することなく固定部材4としてタッピンネジ4a
を使用することができ安価に製造できるものである。さ
らに、ベース3に取付用の孔加工を不要であるのでこの
面からもコスト低減が可能となり、また、縁部近くに孔
加工が厄介なパーティクルボードもベースとして利用で
き、特に廃材を再利用して製造したパーティクルボード
の用途を広げる利点もある。さらに、ボス部2aの高さ
をベースの厚さと同じに形成し、タッピンネジ4aをボ
ス部2aに締めつけることにより押さえ具5であるタッ
ピンネジ4aの大径の座面5aによりベースを押圧する
ためタッピンネジ4aの締めつけトルクが一定となり、
個々の硬度にバラツキが大きいパーティクルボード製等
のベースにあっても自動機による組立が容易となり取付
不良の虞もないものである。なお、図2、図3に示すよ
うに背面板1のベースを取り付ける部分1aを一段低く
形成しておけば、ベースの位置がずれることはない。
【0008】次に、図4、図5及び図6に示す第2の実
施の形態を説明する。この第2の実施の形態は前記第1
の実施の形態と基本的に同様であるが、該固定部材4の
上端側部に連繋させ設けた押さえ具5が相違するのもの
である。すなわち、押さえ具5はベース3の縁部前面す
なわち角部前面を押圧する平板状の押さえ片部6と該固
定部材4の上端に着脱自在に取り付けられる取付片部7
よりなるもので、該取付片部7に設けたネジ挿通孔7a
に背面板1に設けた固定部材取付部2であるスタッドナ
ット2bに螺合する固定部材4である取付ネジ4bを挿
通し、該取付片部7を締めつけ固定して固定部材4に取
り付け、固定部材4である取付ネジ4bの上端側部に該
押さえ具5を連繋させて設けたものとしている。
施の形態を説明する。この第2の実施の形態は前記第1
の実施の形態と基本的に同様であるが、該固定部材4の
上端側部に連繋させ設けた押さえ具5が相違するのもの
である。すなわち、押さえ具5はベース3の縁部前面す
なわち角部前面を押圧する平板状の押さえ片部6と該固
定部材4の上端に着脱自在に取り付けられる取付片部7
よりなるもので、該取付片部7に設けたネジ挿通孔7a
に背面板1に設けた固定部材取付部2であるスタッドナ
ット2bに螺合する固定部材4である取付ネジ4bを挿
通し、該取付片部7を締めつけ固定して固定部材4に取
り付け、固定部材4である取付ネジ4bの上端側部に該
押さえ具5を連繋させて設けたものとしている。
【0009】なお、この押さえ具5は図4、図5に示す
ものは押さえ片部6を直角三角形状に形成し、直角側の
一方の辺に先端側を残して取付片部7を該押さえ片部6
と同一面として連設するとともに支え片部8、8を直角
側の一方の辺の先端側及び他方の辺に折曲形成してい
る。また、図6に示すものは基本的には図4、図5と同
様であるが、ネジ挿通孔7a付の取付片部7が押さえ片
部6に比べ背面板1側に低段状として取付ネジ4bの頭
部がベース2の前面から突出しないものとして該ベース
2の角部まで機器類を取り付けを可能としている。な
お、取付片部7を低段状とする手段として押さえ片部6
との間に垂直板部9を介在させたものとすることにより
該垂直板部9が支え片部8の機能を発揮するので取付片
部7側に別異に支え片部8を設ける必要のないものであ
る。
ものは押さえ片部6を直角三角形状に形成し、直角側の
一方の辺に先端側を残して取付片部7を該押さえ片部6
と同一面として連設するとともに支え片部8、8を直角
側の一方の辺の先端側及び他方の辺に折曲形成してい
る。また、図6に示すものは基本的には図4、図5と同
様であるが、ネジ挿通孔7a付の取付片部7が押さえ片
部6に比べ背面板1側に低段状として取付ネジ4bの頭
部がベース2の前面から突出しないものとして該ベース
2の角部まで機器類を取り付けを可能としている。な
お、取付片部7を低段状とする手段として押さえ片部6
との間に垂直板部9を介在させたものとすることにより
該垂直板部9が支え片部8の機能を発揮するので取付片
部7側に別異に支え片部8を設ける必要のないものであ
る。
【0010】さらに、この図示の第2の実施の形態のも
のは固定部材4として取付ネジ4bを1個として上端側
部に押さえ具5を連繋させて設けたものとしているが、
該押さえ具5に対応する固定部材4を複数個の取付ネジ
4bよりなるものとして固定部材取付部2であるスタッ
ドナット2bを複数個としてもよく、また、取付片部8
を押さえ片部6の直角側の2辺にそれぞれ設けたものと
してもよい。また、第1の実施の形態と同様電気機器収
納用箱を合成樹脂製のものとし、固定部材取付部2を背
面板1の前面に一体成形したボス部2aにより構成し
て、固定部材4としてタッピンネジを使用してもよい。
のは固定部材4として取付ネジ4bを1個として上端側
部に押さえ具5を連繋させて設けたものとしているが、
該押さえ具5に対応する固定部材4を複数個の取付ネジ
4bよりなるものとして固定部材取付部2であるスタッ
ドナット2bを複数個としてもよく、また、取付片部8
を押さえ片部6の直角側の2辺にそれぞれ設けたものと
してもよい。また、第1の実施の形態と同様電気機器収
納用箱を合成樹脂製のものとし、固定部材取付部2を背
面板1の前面に一体成形したボス部2aにより構成し
て、固定部材4としてタッピンネジを使用してもよい。
【0011】このように構成された第2の実施の形態の
ものは、ベース3は背面板1の前面周辺に配設した固定
部材取付部2であるスタッドナット2bの内側の背面板
1の前面に添装されて、該ベース3の縁部前面は各スタ
ッドナット2bに取り付けた固定部材4である取付ネジ
4bの上端側部に設けたこととなる押さえ具5の押さえ
片部6により押圧されて、電気機器収納用箱の背面板1
の前面に添装されて的確に取付られることとなる。従っ
て、ベース2と電気機器収納用箱の背面板1との間には
取付金具類が介在していないので気機器収納用箱の奥行
き方向の機器取付スペースが狭くなる問題がない。ま
た、図4に示すように、押さえ具5の向きを90度づつ
変えてベース2を固定すれば、ベース3上に機器をネジ
止め等で取り付ける時に発生する応力を支え片部8で均
等に分散することができ、取付時にベース2の位置がず
れる虞が無くなる。
ものは、ベース3は背面板1の前面周辺に配設した固定
部材取付部2であるスタッドナット2bの内側の背面板
1の前面に添装されて、該ベース3の縁部前面は各スタ
ッドナット2bに取り付けた固定部材4である取付ネジ
4bの上端側部に設けたこととなる押さえ具5の押さえ
片部6により押圧されて、電気機器収納用箱の背面板1
の前面に添装されて的確に取付られることとなる。従っ
て、ベース2と電気機器収納用箱の背面板1との間には
取付金具類が介在していないので気機器収納用箱の奥行
き方向の機器取付スペースが狭くなる問題がない。ま
た、図4に示すように、押さえ具5の向きを90度づつ
変えてベース2を固定すれば、ベース3上に機器をネジ
止め等で取り付ける時に発生する応力を支え片部8で均
等に分散することができ、取付時にベース2の位置がず
れる虞が無くなる。
【0012】また、ベース2の前面は角部に押さえ具5
の平板状の押さえ片部6が密着しているのみで突起物が
ないことから、ベース2上に機器類を取り付ける際の障
害となる虞もないものであり、ベース2に背面板1への
取付用の孔加工を不要とする。また、個々の硬度にバラ
ツキが大きいパーティクルボード等のベースにあっても
自動機による組立が容易となり取付不良の虞もないとい
う作用効果も第1の実施の形態と同様である。
の平板状の押さえ片部6が密着しているのみで突起物が
ないことから、ベース2上に機器類を取り付ける際の障
害となる虞もないものであり、ベース2に背面板1への
取付用の孔加工を不要とする。また、個々の硬度にバラ
ツキが大きいパーティクルボード等のベースにあっても
自動機による組立が容易となり取付不良の虞もないとい
う作用効果も第1の実施の形態と同様である。
【0013】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、ベースと電気機器収納用箱の背面板との間に介在物
がないので電気機器収納用箱の奥行き方向の機器取付ス
ペースが広く取ることができ、また、ベースの前面は突
起物がないので、機器類の取付も容易なものである。ま
た、背面板に取付孔を透設する必要がないので密閉性も
よく屋外に設置した場合に雨水がしみ込む虞もないもの
であり、ベースに取付用の孔加工を不要であるのでコス
ト低減が可能となる利点もある。さらに、個々の硬度に
バラツキのあるベースであっても自動機による組立が容
易となり取付不良の虞もないというすぐれた効果があ
る。従って、本発明は従来の電気機器収納用箱のベース
取付構造の問題を解決したものとして、業界に寄与する
ところ大なものである。
に、ベースと電気機器収納用箱の背面板との間に介在物
がないので電気機器収納用箱の奥行き方向の機器取付ス
ペースが広く取ることができ、また、ベースの前面は突
起物がないので、機器類の取付も容易なものである。ま
た、背面板に取付孔を透設する必要がないので密閉性も
よく屋外に設置した場合に雨水がしみ込む虞もないもの
であり、ベースに取付用の孔加工を不要であるのでコス
ト低減が可能となる利点もある。さらに、個々の硬度に
バラツキのあるベースであっても自動機による組立が容
易となり取付不良の虞もないというすぐれた効果があ
る。従って、本発明は従来の電気機器収納用箱のベース
取付構造の問題を解決したものとして、業界に寄与する
ところ大なものである。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態の要部を示す断面図
である。
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態の要部を示す斜視図
である。
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の他例の要部を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】従来例を示す一部切欠側面図である。
【図8】他の従来例を示す一部切欠側面図である。
1 背面板 2 固定部材取付部 2a ボス部 3 ベース 4 固定部材 4a タッピンネジ 5 押さえ具 5a 座面 6 押さえ片部 7 取付片部
Claims (3)
- 【請求項1】 電気機器収納用箱の背面板(1) の前面周
辺に固定部材取付部(2)を複数配設したうえ、該固定部
材取付部(2) の内側の背面板(1) の前面にベース(3) を
添装し、該ベース(3) の縁部前面を固定部材取付部(2)
に取り付けた固定部材(4) の上端側部に連繋させ設けた
押さえ具(5) に押圧させたことを特徴とする電気機器収
納用箱のベース取付構造。 - 【請求項2】 固定部材取付部(2) を合成樹脂製の電気
機器収納用箱の背面板(1) の前面に一体成形したボス部
(2a)よりなるものとするとともに、押さえ具(5)を大径
の座面(5a)よりなることとした請求項1に記載の電気機
器収納用箱のベース取付構造。 - 【請求項3】 押さえ具(5) を押さえ片部(6) と取付片
部(7) よりなるものとし、該取付片部(7) をもって固定
部材取付部(2) に固定部材(4) をもって取り付けた請求
項1に記載の電気機器収納用箱のベース取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16322498A JPH1168352A (ja) | 1997-06-12 | 1998-06-11 | 電気機器収納用箱のベース取付構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-155279 | 1997-06-12 | ||
JP15527997 | 1997-06-12 | ||
JP16322498A JPH1168352A (ja) | 1997-06-12 | 1998-06-11 | 電気機器収納用箱のベース取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168352A true JPH1168352A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=26483320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16322498A Pending JPH1168352A (ja) | 1997-06-12 | 1998-06-11 | 電気機器収納用箱のベース取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168352A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009015008A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Funai Electric Co Ltd | 薄型表示装置 |
JP2014022393A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Nitto Kogyo Co Ltd | 電気電子機器収納用箱の機器取付板固定金具 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP16322498A patent/JPH1168352A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009015008A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Funai Electric Co Ltd | 薄型表示装置 |
JP4645626B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2011-03-09 | 船井電機株式会社 | 薄型表示装置 |
JP2014022393A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Nitto Kogyo Co Ltd | 電気電子機器収納用箱の機器取付板固定金具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990716 |