JPH06245825A - デスク又はテーブルの垂直パネル固定金具 - Google Patents

デスク又はテーブルの垂直パネル固定金具

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JPH06245825A
JPH06245825A JP6262493A JP6262493A JPH06245825A JP H06245825 A JPH06245825 A JP H06245825A JP 6262493 A JP6262493 A JP 6262493A JP 6262493 A JP6262493 A JP 6262493A JP H06245825 A JPH06245825 A JP H06245825A
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JP
Japan
Prior art keywords
top plate
tightening
panel
fixing
side facing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6262493A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yada
朗博 矢田
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TOYOSETSUTO KK
Original Assignee
TOYOSETSUTO KK
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスク又はテーブルの天板の端部上面に垂直
パネルを直立に固定する際、天板の端部に取付穴等を一
切形成する必要のない固定金具を提供する。 【構成】 固定金具14は、金具本体16と可動クラン
プ18および締付けビス20とを備える。金具本体16
は、パネル側固定部16aと締付け側対向部16bとが
本体連結部16cで連結されたU字形状をなし、また可
動クランプ18は上部押付け部18aと下部保持部18
bとが連結部18cで連結されたU字形の断面を有し、
かつ上下方向に移動できるよう締付け側対向部16bに
組み付けられている。この可動クランプ18の上部押付
け部18aにはストッパ部18eが設けられ、これが天
板6の縦フレーム端縁30cに内側から当接し、また金
具本体16の本体連結部16cがストッパ部18eとは
直角な方向から天板6の角部端面に接して位置決めさ
れ、その状態で締付けビス20が締め込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デスク又はテーブル
の天板の端部上面に立てられる垂直パネルを、その天板
に固定するための固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、事務用デスクやOAテーブル等の
天板の端部上面に垂直パネルを立て、それをパーティシ
ョンとして使用したり、あるいはその垂直パネルをカウ
ンタパネルとして、その上端で水平方向のカウンタトッ
プを支持したりすることが行われている。そのような垂
直パネルを天板の端部上面に固定するには、天板に取付
穴を形成し、その取付穴に連結金具を上向きに突出した
状態で差し込み、さらにその突出した連結金具に、垂直
パネルをその下端面に形成された装着穴において装着
し、それによって垂直パネルを直立状態に支持してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の連結構造では、デスク又はテーブルの天板の
端部上面に取付穴を形成しなければならず、通常のデス
ク又はテーブルに比べて、その取付穴の加工工程が余分
にかかる他、そのような取付穴の形成されたデスク又は
テーブルを単独で使用する場合には、そのような取付穴
が外観に現れて意匠上好ましくない。また、そのような
取付穴を塞ごうとすれば、カバー等の余分な部材が必要
となり、部品点数および製造工程の増加を招くことにな
る。
【0004】本発明の課題は、上記のように垂直パネル
を天板の端部上面に直立に装着する際、その天板の端部
上面に取付穴等を一切必要としない固定金具を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明に係る固定金具は、金具本体と、締付けねじ部
材と、可動クランプとを含むことを特徴とする。
【0006】金具本体は、垂直パネルの下端面に固定さ
れるパネル側固定部を備え、このパネル側固定部が天板
の端部上面で支持される。また、金具本体は、そのパネ
ル側固定部に上記天板の端部を挟んで対向する締付け側
対向部を有し、その締付け側対向部が天板の端部下面の
下側に位置するようにされる。そして、それらパネル側
固定部と締付け側対向部とは、本体連結部により天板の
端面に沿って上下方向に連結されている。締付けねじ部
材は、締付け側対向部を上下方向に貫通して形成された
ねじ穴に螺合され、螺進することにより、締付け側対向
部から上方に突出可能とされる。
【0007】さらに、可動クランプは、締付け側対向部
に対して上下方向に移動可能に設けられたもので、締付
け側対向部を挟んでその上側に位置する上部押付け部
と、その対向部の下側に位置する下部保持部と、それら
を締付け側対向部を迂回して連結する連結部とを備え、
さらに上部押付け部から上方に突出するストッパ部が形
成され、そのストッパ部が天板の端部に前記本体連結部
とは直角な方向から接するようにされる。そして、この
可動クランプにおいては、下部保持部に形成されたねじ
挿入穴に上記締付けねじ部材が挿入されるとともに、そ
の上部押付け部に締付けねじ部材の先端が直接または他
部材を介して間接的に突き当てられ、その上部押付け部
が天板の端部下面に押し付けられるようになっている。
【0008】
【作用】このような固定金具においては、金具本体のパ
ネル側固定部を垂直パネルの下端面に固定した後、金具
本体を天板の端部角部に嵌め入れることにより、可動ク
ランプがその天板の端部下面に位置するとともに、その
可動クランプのストッパ部が天板の端部に当たって、一
方向の位置に位置決めがなされ、また金具本体の本体連
結部が、上記ストッパ部とは直角な方向から天板端面に
当たって、さらにもう一方向からの位置決めがなされ
る。これら二方向からの位置決めにより、本固定金具の
天板に対する位置は一義的に定まる。その状態で締付け
ねじ部材が締め込まれることにより、可動クランプが天
板の端部下面に押し付けられ、金具本体のパネル側固定
部との間で天板の端部を挟圧することにより、垂直パネ
ルが天板に固定される。なお、この固定金具は、未装着
の単体状態では、可動クランプの下部保持部を貫通して
締付けねじ部材が通っているため、可動クランプは金具
本体から離脱することはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、デスク2および4が、それらの
天板6および8の後部辺同士で背中合わせに突き合わさ
れている。これら天板6および8の突合わせ部の両端に
は、それぞれ垂直パネルとしてのカウンタパネル10
が、双方の天板6および8に跨がるように互いに対向し
て設けられ、それらカウンタパネル10の上端に支持さ
れてカウンタトップ12が水平方向に設けられている。
【0010】これらカウンタパネル10を天板6または
8に固定するために、図2に示す固定金具14が設けら
れている。この固定金具14は、図4に分解して示すよ
うに、金具本体16と可動クランプ18と締付けねじ部
材としての締付けビス20とを備えている。金具本体1
6は、パネル側固定部16aと締付け側対向部16bと
が、垂直方向の本体連結部16cによって連結されるこ
とによりU字状の形態をなしているが、パネル側固定部
16aが締付け側対向部16bより横方向に長く突出し
て形成され、この部分にカウンタパネル固定用のビス2
2を挿通するためのビス穴16dが形成されている。こ
のように、上側のパネル側固定部16aが長く形成され
ているのは、ビス22を締付け側対向部16bと干渉す
ることなく下側から締め込める位置に、ビス穴16dを
形成するためである。また、下側の締付け側対向部16
bには、ねじ穴16eが形成され、ここに下側から締付
けビス20が螺合される。
【0011】可動クランプ18は、上部押付け部18a
と、それより一定距離隔てて下側に位置する下部保持部
18bとが、垂直方向の連結部18cで連結されたU字
形の断面形状を有している。上部押付け部18aと下部
保持部18bとの内のり寸法は、金具本体16の締付け
側対向部16bの厚さより一定寸法大きく形成されてい
る。可動クランプ18の下部保持部18bには、締付け
ビス20を緩く挿通させるための挿通穴18dが形成さ
れ、上部押付け部18aには、そのU字形の先端側の端
部から上向きに垂直に立ち上がるストッパ部18eが一
体に形成されている。
【0012】そして、図7に示すように、可動クランプ
18は金具本体16の締付け側対向部16bに、それを
横から跨ぐように組み付けられ、その締付け側対向部1
6bの下側に下部保持部18bが、また上側に上部押付
け部18aが位置し、かつその可動クランプ18の挿通
穴18dと金具本体16のねじ穴16eとが合致した状
態で、下側から締付けビス20が挿入され、締付け側対
向部16bのねじ穴16eに螺合されるとともに、そこ
から上方に突出した先端が可動クランプ18の上部押付
け部18aの下面に当接した状態となる。このように、
組み立てられた状態の固定金具14では、可動クランプ
18が金具本体16の締付け側対向部16bに対し、両
者の隙間の範囲で上下方向に移動可能であり、また、そ
の可動クランプ18は自身に形成された挿通穴18dを
貫通する締付けビス20によって、金具本体16から離
脱しないようになっている。
【0013】以上のような固定金具14は、図2および
図3に示すように、例えば天板6の角部に組み付けられ
る。カウンタパネル10の下端面には、図5に示すよう
に金具本体16のパネル側固定部16aの厚さにほぼ対
応する浅い凹部24が形成されており、そこに埋め込ま
れた固定ナット26の上下方向のねじ穴28に、ビス2
2が締め込まれることによって、パネル側固定部16a
がカウンタパネル10と一体化される。
【0014】そして、パネル側固定部16aと可動クラ
ンプ18との間において、固定金具14が天板6の角部
に嵌め込まれる。ここで天板6は鋼板製のもので、外枠
を構成する縦フレーム材30とこれに直角に連結された
複数の横フレーム材32とを備え、それらの上側に上鋼
板34が設けられ、最外層がメラミン樹脂層36で被わ
れている。縦フレーム材30は内方向に開放された箱形
の断面を有し、上部フランジ30aおよび下部フランジ
30bを有している。そして、可動クランプ18のスト
ッパ部18eは各横フレーム材32の間の空間に挿入さ
れ、縦フレーム材30における下部フランジ30bの端
縁30cに内側から当接させられる。図6はこの状態を
示すものである。また、金具本体16の本体連結部16
cがそのストッパ部18eとは直角な方向から天板6の
外端面に当接する。このような2箇所のストッパ機能に
より、図8に示すように、天板6のX方向およびこれに
直角なY方向において、それぞれ固定金具14が位置決
めされる。言い換えれば、これら本体連結部16cとス
トッパ部18eとの二方向の位置決め作用により、固定
金具14の天板6に対する位置は一義的に定まる。
【0015】そのように位置決めされた状態で、図6の
締付けビス20が締め込まれ、これが可動クランプ18
を上方に押し上げて、それの上部押付け部18aとパネ
ル側固定部16aとの間で天板6の角部を締め付けるこ
とにより、カウンタパネル10はこの固定金具14を介
して天板6に固定される。なお、図3のように、固定金
具14の本体連結部16cの背面には、他方の天板8の
端面が押し付けられ、カウンタパネル10は天板6と8
との双方に跨がって、それらから直立に立ち上がること
となる。
【0016】そして、図1に示すように、カウンタパネ
ル10が互いに対向して立てられた状態で、その上にカ
ウンタトップ12が固定されることにより、デスクの組
立体が得られる。上記のような固定金具14を使用する
ことで、天板6または8の角部には、取付用の穴等は一
切必要ない。
【0017】
【発明の効果】本発明の固定金具によれば、金具本体の
本体連結部と可動クランプのストッパ部とにより、天板
に対して固定金具の互いに直角な二方向の位置決めが同
時になされ、これによって当該固定金具の天板に対する
位置は一義的に定まる。したがって、天板に対する固定
金具の装着が容易であり、かつ固定金具が予め定められ
た位置に必ず装着されるため、正しい装着が保証され
る。また、可動クランプが金具本体の締付け側対向部を
挟むように組み付けられ、その下側保持部を締付けねじ
部材が貫通するため、未装着状態の固定金具において可
動クランプが金具本体から離脱することがなく、これを
一つのアッセンブリとして取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である固定金具を用いたデス
ク組立体の斜視図。
【図2】その固定金具を用いた固定部の拡大斜視図。
【図3】図2の正面図。
【図4】その固定金具の分解斜視図。
【図5】図2の連結部の分解斜視図。
【図6】その連結部の断面図。
【図7】固定金具の側面図。
【図8】固定金具の位置決めの説明図。
【符号の説明】
6、8 天板 10 カウンタパネル(垂直パネル) 12 カウンタトップ 14 固定金具 16 金具本体 16a パネル側固定部 16b 締付け側対向部 16c 本体連結部 16d ビス穴 16e ねじ穴 18 可動クランプ 18a 上部押付け部 18b 下側保持部 18c 連結部 18d ねじ挿通穴 18e ストッパ部 20 締付けビス(締付けねじ部材) 30 縦フレーム材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスク又はテーブルの天板の端部上面に
    立てられる垂直パネルをその天板に固定するために天板
    の端部角部に取り付けられる固定金具であって、 前記垂直パネルの下端面に固定されるとともに、前記天
    板の端部上面で支持されるパネル側固定部と、このパネ
    ル側固定部に前記天板の端部を挟んで対向し、その天板
    の端部下面の下側に位置するように設けられた締付け側
    対向部と、それらパネル側固定部と締付け側対向部とを
    前記天板の端面に沿って上下方向に連結する本体連結部
    とを備えた金具本体と:前記締付け側対向部を上下方向
    に貫通して形成されたねじ穴に螺合され、螺進すること
    により前記締付け側対向部から上方に突出可能とされた
    締付けねじ部材と:前記締付け側対向部に対し上下方向
    に移動可能に設けられ、前記締付け側対向部を挟んでそ
    の上側に位置する上部押付け部と、その対向部の下側に
    位置する下部保持部と、それらを前記締付け側対向部を
    迂回して連結する連結部と、前記上部押付け部から上方
    に突出して形成され、前記天板の端部に前記本体連結部
    とは直角な方向から接するストッパ部とを有し、かつ、
    前記下部保持部に形成されたねじ挿入穴に前記締付けね
    じ部材が挿入されるとともに、前記上部押付け部に前記
    締付けねじ部材の先端が直接又は他部材を介して間接的
    に突き当てられ、その上部押付け部において前記天板の
    端部下面に押し付けられる可動クランプと:を含むこと
    を特徴とするデスク又はテーブルの垂直パネル固定金
    具。
JP6262493A 1993-02-26 1993-02-26 デスク又はテーブルの垂直パネル固定金具 Pending JPH06245825A (ja)

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JP (1) JPH06245825A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09201235A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Itoki Crebio Corp 机のパネル取付装置
JP2011050520A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Kokuyo Co Ltd デスクトップパネル
KR200485640Y1 (ko) * 2017-06-26 2018-03-14 박성민 조이스틱 고정기구

Cited By (3)

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JPH09201235A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Itoki Crebio Corp 机のパネル取付装置
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