JPH0225319Y2 - - Google Patents

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JPH0225319Y2
JPH0225319Y2 JP11688782U JP11688782U JPH0225319Y2 JP H0225319 Y2 JPH0225319 Y2 JP H0225319Y2 JP 11688782 U JP11688782 U JP 11688782U JP 11688782 U JP11688782 U JP 11688782U JP H0225319 Y2 JPH0225319 Y2 JP H0225319Y2
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Japan
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shelf
peripheral wall
wall surface
shelf board
mounting bracket
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JP11688782U
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JPS5921237U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアングル鋼材からなる支柱と薄鉄板に
より形成された棚板および支柱への棚板の固着金
具とからなる組立棚に関するものである。
各種形鋼を支柱とし、薄金属板により形成され
た棚板および該棚板の支柱への取付け金具からな
る組立棚については従来から種々な型式のものが
知られ、比較的強靭なことから一般に広く使用さ
れている。かかる組立棚における弱点としては、
組立てた後において垂直方向に延びる4本の支柱
が荷重の影響により平行四辺形状に傾きやすいこ
とが挙げられ、この弱点をカバーすべく、例えば
上下に水平方向の補強材を結合したり、更にその
結合部にL字のプレートを止着したり、あるいは
後面部に斜め方向の補強材を使用したりしている
のが実情である。しかしながらこのような補強手
段を付加した場合、捩れや歪みが防止される上に
頑強となる利点がある反面、組立棚の構成部品を
多く要して高価となるばかりでなく、組立作業が
煩雑となるという不都合が生じる。
このような不都合を改善すべく本考案者は小幅
の平面部を中央部にしてその両側に互に直角に対
向する側面部を一体的に連設し、この両側面部の
端縁の長さ方向に所定間隔をおいて内方に屈曲し
た支持突片を備えた略々L字状の支柱と、四辺縁
を下方へ直角に折曲げて厚み周壁を形成するとと
もに四辺コーナー部に上記した支柱の平面部に対
接する切除部を形成した棚板と、該棚を各コーナ
ー部において支柱に固着するためのL字状の金具
とからなる組立棚(実公昭57−1795号公報参照)
を考案した。そしてこの組立棚は、部品数が少な
く、組立、分解が容易であり、かつ組立後におい
て荷重による傾きがないという点においては満足
されているが、支柱の加工、即ち支柱の両端縁
(リツプ)に棚板支持用の突片を形成するための
切り取り加工を施さねばならず、支柱の製作費が
嵩み、また螺子の締付けにより、取付け金具を介
して棚板を支柱に締付け固定する場合において、
螺子の締付けが弱いと、棚板が支柱に対しガタ付
くことになり、またこのようにガタ(遊び)があ
ると、各支柱間で構成される方形形状が崩れ、所
謂平行四辺形状に傾き、その剛性が極端に低下す
るのである。
一方前記螺子の締付けが強力過ぎると、棚板の
コーナー部が変形して、棚板全体に捻じれが生
じ、この場合も前記と同様支柱間で構成される方
形形状が崩れることになる。
従つて先の考案に係る組立棚にあつては、螺子
の締付けが、棚板と支柱との間にガタがなく、そ
れでいて棚板に捻じれが生じない程度に行わなけ
ればならず、その締付け作業に熟練を必要とする
ごとき問題があつた。
本考案は、前記した従来の組立棚における不都
合を解消するとともに上記した短所をも改善され
た組立棚に係るものであつて、製作費が低廉であ
り、組立作業が容易にして棚間隔が自由に選択で
き、しかも支柱と棚板とを不動結合できて荷重に
よる傾きがない組立棚を提供するものである。
以下本考案の実施例を示した図面について説明
すると、第1図において1は四辺に立設される支
柱、2は適宜の高さ位置に固着される棚板であつ
て、支柱1は第2図および第3図に示したごと
く、断面が略々L字状をなし、その両側面部3,
3の自由端縁が内側に折曲されて該両側面部3,
3と平行する細長い内壁4,4が形成され、両側
面部3,3が連続しているコーナー部が内側に凹
入されて両側面部3,3の折曲縁5,5を結ぶ仮
想面6よりも内側において長さ方向に延びる小幅
な中央平面部7とその両側に上記両側面部3,3
と直角でかつ前記内壁4,4より内側まで延出さ
れた壁面8,8とが形成され、該平面部7に間隔
をおいて複数の透孔9,9が穿設された構造をな
している。一方棚板2は第4図に示すように、矩
形状の薄金属板の4辺縁部を3〜5cm程度下方に
直角に折曲げて周壁面10が形成され、更にその
四隅角部が垂直方向に切除されて前記支柱1の直
角な壁面8,8と当接可能な垂直端縁11,11
が形成され、上記各周壁面10,10の垂直端縁
11,11側に後記する取付け金具の突起が嵌入
されるところの好ましくは若干横長の孔12,1
2が穿設されている。
上記棚板2を上記支柱1に固着するための取付
け金具13は第5図に例示しているように、支柱
1の横断面と略々等しいL字状をなし、その縦幅
が棚板(2)の周壁面10の高さと略々同等に形成さ
れ、中央部に支柱1の中央平面部7の裏面に対向
するところのネジ孔14を備えた小幅な正面部1
5を有し、左右の側面片16,16には上記した
棚板2の孔12に嵌合可能な突起17を備えてい
る。この突起17と棚板2の孔12との相対位置
は、該取付け金具13を棚板2の周壁面10の裏
面側からそのコーナー部に位置させて該突起17
を隣接する周壁面10,10の孔12,12に嵌
入したのち棚板2の垂直端縁11を支柱1の直角
な壁面8,8に当接させ、かつ該突起17を該孔
12の外端側に位置させた状態において、該取付
け金具19の正面部15と支柱1の中央平面部7
の裏面との間に僅かな隙間が生じるような位置関
係に設定され、組立て時におけるビス18の締付
け力が棚板2の垂直端縁11と支柱1の直角な壁
面8との圧接力として作用するようになつてい
る。
続いて本考案による組立棚の組立要領を説明す
ると、まず1つの棚板2の左右いずれか一方側の
コーナー部分に裏面側から取付け金具13を当接
し、該取付け金具13の突起17,17を棚板周
壁面10,10の孔12,12に嵌入したのち、
棚板2のコーナー部分を支柱1の内面側所望個所
に位置させる。次いで支柱1の外側から該支柱1
の透孔9を通してビス18を取付け金具13のネ
ジ孔14内に螺合させて締め付け、かくして棚板
2の一方に2本の支柱1を結合する。続いて反対
側の棚板2のコーナー部に上記同様に取付け金具
13を係合させて他の2本の支柱1,1を該コー
ナー部に当接位置させたのちそれぞれビス18で
もつて締結すれば1つの棚板2の四隅に各支柱
1,1が立設された状態となる。しかるのち、所
望の位置に上記同様の手順によつて4本の支柱1
に順次棚板2を取付ければ第1図に示したごとき
組立棚となすことができる。
このようにして組立てられた組立棚の支柱1と
棚板2との結合固着部は、第5図に示しているよ
うにビス18の締付け力により支柱1の直角な壁
面8と各棚板2の垂直端縁11とが圧接されて棚
板2と支柱1とが直角に規定され、かつ各棚板2
はその各垂直端縁11の支柱1側への圧接力とビ
ス18による支持力とによつて強固に支持された
状態を保持することができる。
なお上記した取付け金具13は厚さ1mm程度の
長方形の鋼板をその上下縁を折曲したのち絞り加
工によつてネジ孔14および突起17を形成し、
しかるのち正面部15を残してL字状に折曲すれ
ば経済的に製作することができる。第6図および
第7図は上記の手段によつて形成された取付金具
13のネジ部14および突起17の部分における
断面図である。
以上詳記したように本考案における組立棚は、
ビス18の締付けにより棚板2の周壁面10を支
柱1の側面部3,3と取付け金具13の側面片1
6,16との間で挟持させる場合、側面部3,3
の折返し内壁4,4がその折返しによる弾性をし
て周壁面10に強力に弾接し、前記周壁面10の
挟持を確実強固に行うことができ、その上前記ビ
ス18の締付け時、突起17,17の孔12,1
2への嵌合を介して周壁面10の端縁11,11
を支柱1の直角壁面8,8に強力に圧接するの
で、前記周壁面10の強固な挟持と相俟つて支柱
1、棚板2、取付け金具13の3者を強力に一体
化して、全体としての剛性を極めて高くできるに
至つたのである。
また前記の如く3者の強力な一体化を計るべく
ビス18の締付けを強力に行うも、周壁面10の
端縁11,11は直角壁面8,8により受止めら
れているので、この周壁面10の端縁11,11
近く、即ち棚板2のコーナー部が変形して、棚板
2に捻じれが生じるような恐れが全くないのであ
る。その上支柱1の両側面部3,3の自由端縁が
内側に折曲されて内壁4,4が形成されているか
ら、組立て時に支柱1のエツジによつて傷害を起
すことがなく、また棚板2の水平方向のクリヤラ
ンスが僅少化され、棚板2の周壁面10が支柱1
の内面に密着した状態となる。更に支柱1の上記
中央平面部7が両側面部3,3の折曲縁5,5よ
りも内側に窪んだ溝状をなしているから、固着用
ビス18の頭部が支柱1が突出せず、極めて体裁
のよい組立棚となり、更にまた支柱1、棚板2お
よび取付け金具13の構造が簡単であることから
製作コストが著しく低廉となり、ドライバー1本
によつて簡単に組立てし得るなど、組立棚として
実用状好都合な多大の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであつて、
第1図は全体の簡略斜視図、第2図は支柱の側面
図、第3図は第2図のA−A線断面拡大図、第4
図は棚板の1部省略斜視図、第5図は支柱への棚
板の取付け部分の1部断面平面図、第6図は取付
け金具の斜視図、そして第7図および第8図は取
付け金具のネジ孔部分および突起部分における縦
方向の断面図である。 1は支柱、2は棚板、3は側面部、4は内壁、
5は折曲縁、6は仮想面、7は中央平面部、8は
直角な壁面、9は透孔、10は周壁面、11は垂
直端縁、12は孔、13は取付け金具、14はネ
ジ孔、15は正面部、16は側面片、17は突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要長さをもつ帯状の中央平面部7と、該平面
    部7の両側から延びる一対の帯状側面部3,3と
    からなる断面L字状の支柱1を形成する一方、周
    囲に垂直な周壁面10をもつ棚板2を形成し、か
    つ正面部15と、該正面部15の両側から延びる
    一対の側面片16,16とからなる取付け金具1
    3を形成し、前記棚板2のコーナー部で周壁面1
    0の外面に支柱1を、内面に取付け金具13を対
    接させると共に、この支柱1の平面部7から取付
    け金具13の正面部15に亙るようビス18を螺
    挿し、該ビス18の締付けにより棚板2の周壁面
    10を支柱1の側面部3,3と取付け金具13の
    側面片16,16との間で挟持すべく構成した組
    立棚において、前記棚板2のコーナー部を切欠し
    て、その周壁面10に一対の垂直端縁11,11
    を形成すると共に、この周壁面10で各端縁1
    1,11近くに孔12,12を形成し、かつ前記
    取付け金具13の側面片16,16に、前記孔1
    2,12に嵌合する突起17,17を形成する一
    方、前記支柱1における両側面部3,3の各自由
    端を内側に折返して、各側面部3,3に対し平行
    な内壁4,4を形成すると共に、前記平面部7両
    側と側面部3,3との接続部分に、各側面部3,
    3に対し直角となる壁面8,8を形成し、前記ビ
    ス18による締付け時、突起17,17の孔1
    2,12への嵌合を介して周壁面10の端縁1
    1,11を壁面8,8に圧接すべく構成したこと
    を特徴とする組立棚。
JP11688782U 1982-07-30 1982-07-30 組立棚 Granted JPS5921237U (ja)

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JP11688782U JPS5921237U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 組立棚

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Publication Number Publication Date
JPS5921237U JPS5921237U (ja) 1984-02-09
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