JP3632355B2 - カウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィス等で使用される据置型カウンターに関し、より詳細には、カウンターにおける脚板と前面パネルとを連結するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の脚板を床に固定しない据置型カウンターは、実公平6−47331号公報に記載されているように、台枠の上に脚板とパネルとを固定することにより、左右両脚板と前面パネルとで構成された断面コの字形状の空間を維持している。
【0003】
かかるカウンターにおいては、後面パネルがないため、脚板と前面パネルとの結合が弱い。そのため、カウンターにおける脚板と前面パネルとの固定を補強するべく、脚板の底面と前面パネルの底面とを同一面とし、これらに、L字形連結片およびT字形連結片を載せ、ネジ止めしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、連結片を固定するネジの頭部が脚板の底面より突出しているため、カウンターを床に設置した場合、ネジの頭部が変形したり、床に傷が付くという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)カウンターにおける脚板の前端底部に設けた水平間隙内に挿入して、脚板の底面にネジ止めされ、かつ脚板の底面に取付けられるアジャスターのシャッタ部の径よりも大きい幅の細長い孔を有する脚板取付部と、この脚板取付部と直交する前面パネル取付部とからなるアングル状連結片における前記前面パネル取付部をもって、前面パネルの下面を支持する。
【0006】
( 2 ) 前項において、アングル状連結片が、平面視L字形のものである。
【0007】
( 3 ) 上記 ( 1 ) 項において、アングル状連結片が、平面視T字形のものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例について説明する。
カウンターは、図1に示すように、天板(12)と、側板を兼ねる脚板(14)(14)と、左右の脚板(14)(14)の間に設けられた中仕切を兼ねる中心脚板(16)と、脚板(14)(16)の前面に取付けられる前面パネル(18)から主として成っている。
【0009】
図2および図3に示すように、天板(12)は、脚板(14)(16)の上部に設けたフランジ部(20)に、トラスタッピング(22)によりネジ止めされ、前面パネル(18)の前面には、段付きビス(24)により化粧板(26)が取付けられている。
【0010】
脚板(14)(16)と前面パネル(18)は、図4から図6に詳細に示すように、本発明により、アングル状連結片(30)により連結されている。
【0011】
左右の脚板(14)と前面パネル(18)とは、L字形連結片(30A)により連結され、中心の脚板(16)と前面パネル(18)とは、T字形連結片(30B)により連結されている。これら連結片(30A)(30B)は、カウンターの脚板(14)(16)の前端部の底片との間に設けられた水平間隙内(32)に挿入され、この底面にネジ(33)(33)によりネジ止めされる脚板取付部(34)と、脚板取付部(34)の一端において脚板取付部(34)と直交し、前面パネル(18)の底面に沿って、複数の点でネジ(33)(33)止めされる前面パネル取付部(36)とから成っている。
【0012】
図4に詳細に示すように、脚板(14)(16)は、スチール製の中空部材であり、脚板(14)(16)の前端部における底面には、連結片 (30A)(30B)の脚板取付部(34)を挿入できる水平間隙(32)が設けられている。連結片(30A)(30B)の脚板取付部(34)の幅は、脚板(14)(16)の内部空間の幅よりも若干狭くなっている。
【0013】
脚板(14)(16)の底面に、床の凹凸に対応するためのアジャスター(40)が取付けられる場合において、アジャスター取付状態での連結板(30A)(30B)の挿入を可能とするため、連結片(30A)(30B)の脚板取付部(34)には、アジャスター(40)のシャンク部(42)の径よりも大きい幅の細長い孔(44)を設けてある。この場合の連結片(30A)(30B)の挿入方法は、図4に示されている。
【0014】
すなわち、天板(12)と脚板(14)(16)と前面パネル(18)とをネジ止めした後、最終的に連結片(30A)(30B)の脚板取付部(34)を脚板(14)(16)の水平間隙(32)内に挿入し、脚板(14)(16)および前面パネル(18)の底部よりネジ止めを行い、脚板(14)(16)と前面パネル(18)とを連結する。
【0015】
【発明の効果】
このように、連結片の脚板取付部は、脚板における水平間隙内に密に嵌合し、脚板と前面パネルとを連結するので、脚板と前面パネルとは強固に連結され、両者の角度が変形するのが確実に防止される。
【0016】
天板の下に広い収納空間が形成できるので、この空間内に、収納キャビネット、机、その他事務用品を収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる、脚板と前面パネルとの連結装置が適用されるカウンターを示す斜視図である。
【図2】図1に示すカウンターの背面を示す倒立斜視図である。
【図3】図2に示すカウンターの詳細分解斜視図である。
【図4】アジャスター貫通孔を設けたL字形連結片を取付る方法を下方より示す一部切り欠き拡大斜視図である。
【図5】L字形連結片を取付る前の脚板底部と連結板を下方より示す拡大部分斜視図である。
【図6】脚板と前面パネルとをT字形連結片で補強した後の状態を下方より示す一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
(10)カウンター
(12)天板
(14)脚板
(16)中心脚板
(18)前面パネル
(20)フランジ部
(22)トラスタッピング
(26)化粧板
(30)アングル状連結片
(30A)L字形連結片
(30B)T字形連結片板
(32)水平間隙
(33)ネジ
(34)脚板取付部
(36)前面パネル取付部
(40)アジャスター
(42)シャンク部
(44)細長い孔
Claims (3)
- カウンターにおける脚板の前端底部に設けた水平間隙内に挿入して、脚板の底面にネジ止めされ、かつ脚板の底面に取付けられるアジャスターのシャッタ部の径よりも大きい幅の細長い孔を有する脚板取付部と、この脚板取付部と直交する前面パネル取付部とからなるアングル状連結片における前記前面パネル取付部をもって、前面パネルの下面を支持したことを特徴とするカウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置。
- アングル状連結片が、平面視L字形のものであることを特徴とする、請求項1記載のカウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置。
- アングル状連結片が、平面視T字形のものであることを特徴とする、請求項1記載のカウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04758697A JP3632355B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | カウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04758697A JP3632355B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | カウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10234504A JPH10234504A (ja) | 1998-09-08 |
JP3632355B2 true JP3632355B2 (ja) | 2005-03-23 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04758697A Expired - Fee Related JP3632355B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | カウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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ITFI20120224A1 (it) * | 2012-10-23 | 2014-04-24 | Fortezza Spa | Kit per la realizzazione in loco di un basamento per un banco cassa quale quelli utilizzati in supermercati, ipermercati e simili attività commerciali |
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1997
- 1997-03-03 JP JP04758697A patent/JP3632355B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10234504A (ja) | 1998-09-08 |
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