JP2586328B2 - ラックの固定構造およびその固定方法 - Google Patents

ラックの固定構造およびその固定方法

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JP2586328B2 JP6106267A JP10626794A JP2586328B2 JP 2586328 B2 JP2586328 B2 JP 2586328B2 JP 6106267 A JP6106267 A JP 6106267A JP 10626794 A JP10626794 A JP 10626794A JP 2586328 B2 JP2586328 B2 JP 2586328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信機器等の筐体間同士
の固定構造に関し、特にサブラックをラックに固定する
ラックの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のラックの固定構造は、図3
に示すように構成されている。これを同図に基づいて説
明すると、符号2で示すものは、ラックで、上面3の後
端部には傾斜状の凸部4が突出形成され、両側面21に
はねじ孔21aが設けられている。10はサブラック
で、下面11の後端部には傾斜状の凹部12が形成さ
れ、両側面23にはねじ孔23aが設けられている。2
5は上下にねじ取付孔25a、25bが穿設された接続
板である。
【0003】このような構成において、サブラック10
をラック2の上面3に固定する場合には、サブラック1
0の凹部12をラック2の凸部4に係合させて、サブラ
ック10をラック2に位置決めし、接続板25をラック
2とサブラック10との両側面に当てる。そして、ねじ
26をねじ取付孔25aからサブラック10のねじ孔2
3aにねじ込み、さらにねじ26をねじ取付孔25bか
らラック2のねじ孔21aにねじ込むことにより、接続
板25を介してサブラック10をラック2に積み上げて
固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のラックの固定構造では、固定のための接続板を
必要とするため部品点数が増加し、かつ、ラックの両側
面から接続板が突出するため、美観上必ずしも好ましく
ないと共に、ラックを多数横に並べて使用する場合に
は、接続板が使用できないため、サブラックを固定でき
ないという問題もあった。
【0005】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、部品点数を増加することなく、かつ美観を損なうこ
とないラックの固定構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るラックの固定構造は、複数のラック同
士を固定する構造であって、前記複数のラックのそれぞ
れに着脱自在な化粧板を設けるとともに、前記複数のラ
ック間を前記複数の化粧板の1つで連結したものであ
る。また、本発明に係るラックの固定方法は、それぞれ
のラックに着脱自在に設けられた化粧板を取り外し、そ
のうちの1つの化粧板をラック間にまたがるように配置
替えしてそれぞれのラックに固定し、配置替えにより生
じた空間に残りの化粧板を配置替えしてラックに固定し
たものである。また、本発明に係るラックの固定構造
は、2つのラックを積み上げて固定する構造であって、
2つのラックのそれぞれの前面の同じ位置にラックの下
端から上端に延在して着脱自在に取り付けられた化粧板
を設けるとともに、ラックから取り外された化粧板を上
下に移動するようにして前記2つのラック間を前記2つ
の化粧板の1つで連結するとともに、連結した化粧板の
移動により生じた空間部に他方の化粧板を固定したもの
である。
【0007】
【作用】本発明によれば、化粧板が連結板として兼ねら
れる。また、本発明によれば、ラックの前面側に設けた
化粧板により連結しているので、ラックを多数横に並べ
た場合でも固定に支障がない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係るラックの固定構造を示し、
(a)はラックの分解斜視図、(b)はサブラックの分
解斜視図である。これらの図において、本発明に係るラ
ック2には、前面5の一方側端縁に下端から上端に凹設
された凹嵌部6が設けられており、この凹嵌部6には、
ねじ孔6a、6bが螺設されている。7は後述するよう
に連結板を兼ねた長尺状の直方体に形成された化粧板
で、ねじ取付孔7a、7bが穿設されており、ねじ8を
ねじ取付孔7a、7bに挿通し、ねじ孔6a、6bにね
じ込むことにより化粧板7は凹嵌部6に取付けられてい
る。
【0009】一方、サブラック10には、前記ラック2
の凹嵌部6と同じ位置、すなわち、前面13の一方側端
縁に、下端から上端に凹設された凹嵌部14が設けられ
ており、この凹嵌部14にはねじ孔14aが螺設されて
いる。15は直方体に形成された化粧板で、ねじ取付孔
15a、15bが穿設されており、ねじ8をねじ取付孔
15aに挿通し、ねじ孔14aにねじ込むことにより化
粧板15は凹嵌部14に取付けられている。
【0010】このような構成において、サブラック10
をラック2の上面3に積み上げ固定する場合には、ま
ず、ねじ8を緩めて化粧板7および15をラック2およ
びサブラック10から取り外す。次に、サブラック10
の凹嵌部12をラック2の凸部4に係合させるようにし
て位置決めして、サブラック10をラック2に積み上げ
る。そして、一方の化粧板7を上方に移動させて、サブ
ラック10とラック2とをまたがせるようにし、ねじ取
付孔7aを挿通させたねじ8をサブラック10のねじ孔
14aにねじ込み、ねじ取付孔7bを挿通させたねじ8
をラック2のねじ孔6aにねじ込むことにより、化粧板
7を連結板として機能させ、サブラック10をラック2
に固定する。しかるのち、化粧板7が移動したあと空間
部となったラック2の凹嵌部6の下部に他方の化粧板1
5を当て、ねじ取付孔15aを挿通させたねじ8をラッ
ク2のねじ孔6bにねじ込むことにより、化粧板15を
ラック2に固定する。
【0011】なお、本実施例では、ラック2とサブラッ
ク10との2つのラックを固定する構造を示したが、こ
れに限定されず、3つ以上のラックを固定する場合にも
適用できることはいうまでのないことである。また、サ
ブラック10を上下方向に積み上げ固定する構造を示し
たが、左右方向に並べたラックを固定する場合にも適用
できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のラック同士を固定する構造であって、前記複数のラ
ックのそれぞれに着脱自在な化粧板を設けるとともに、
前記複数のラック間を前記複数の化粧板の1つで連結し
たので、連結するための連結板が不要となり、部品点数
が削減され廉価となると共に煩雑な部品管理が排除され
る。また、化粧板を利用したので、美観を損ねることも
ない。
【0013】また、本発明によれば、2つのラックを積
み上げて固定する構造であって、2つのラックのそれぞ
れの前面の同じ位置にラックの下端から上端に延在して
着脱自在に取り付けられた化粧板を設けるとともに、ラ
ックから取り外された化粧板を上下に移動するようにし
て前記2つのラック間を前記2つの化粧板の1つで連結
するとともに、連結した化粧板の移動により生じた空間
部に他方の化粧板を固定し、化粧板による連結をラック
の前面側で行うようにしたので、左右にラックを多数並
べた場合にも、固定を行うことが可能となり、ラックの
設置状態に制約を受けることなく、使い勝手が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラックの固定構造を示し、
(a)はラックの斜視図、(b)はサブラックの斜視図
である。
【図2】 本発明に係るラックの固定構造を示す斜視図
である。
【図3】 従来のラックの固定構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2…ラック、6…凹嵌部、7…化粧板、10…サブラッ
ク、14…凹嵌部、15…化粧板。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラック同士を固定する構造であっ
    て、前記複数のラックのそれぞれに着脱自在な化粧板を
    設けるとともに、前記複数のラック間を前記複数の化粧
    板の1つで連結したことを特徴とするラックの固定構
    造。
  2. 【請求項2】 それぞれのラックに着脱自在に設けられ
    た化粧板を取り外し、そのうちの1つの化粧板をラック
    間にまたがるように配置替えしてそれぞれのラックに固
    定し、配置替えにより生じた空間に残りの化粧板を配置
    替えしてラックに固定したことを特徴とするラックの固
    定方法。
  3. 【請求項3】 2つのラックを積み上げて固定する構造
    であって、2つのラックのそれぞれの前面の同じ位置に
    ラックの下端から上端に延在して着脱自在に取り付けら
    れた化粧板を設けるとともに、ラックから取り外された
    化粧板を上下に移動するようにして前記2つのラック間
    を前記2つの化粧板の1つで連結するとともに、連結し
    た化粧板の移動により生じた空間部に他方の化粧板を固
    定したことを特徴とするラックの固定構造。
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