JP3411657B2 - ブラケット装置 - Google Patents

ブラケット装置

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JP3411657B2
JP3411657B2 JP05619694A JP5619694A JP3411657B2 JP 3411657 B2 JP3411657 B2 JP 3411657B2 JP 05619694 A JP05619694 A JP 05619694A JP 5619694 A JP5619694 A JP 5619694A JP 3411657 B2 JP3411657 B2 JP 3411657B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、間仕切りの支柱等に係
止して吊り戸棚等を支持するようにしたブラケット装置
において、下方からの突き上げによる上向きの外力によ
って起こり得る、ブラケット装置の支柱からの脱落を防
止するための発明に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のブラケット装置は、被取
付物としての吊り戸棚等に固着されたブラケット本体か
ら後ろ向きに突設され、その先端には下方に垂下する爪
部が形成された係止爪を有し、この係止爪を間仕切りの
支柱等に上下適宜間隔で穿設された係止孔に挿入すると
ともに下方にスライドさせ、係止孔に係止することによ
って吊り戸棚を支柱に取り付け支持するようにしてい
る。 【0003】ところが、上記構成のブラケット装置で
は、吊り戸棚の下面に上向きの外力がかかったりする
と、吊り戸棚がガタついて取り付け状態が不安定にな
り、最悪の場合はブラケット本体が上昇動してその係止
爪が支柱の係止孔から抜け出てしまい、ブラケット本体
およびこれで支持した吊り戸棚が支柱から脱落してしま
うという問題があった。 【0004】そこで、先行技術としての実開昭63−1
7645号公報には、吊り戸棚の側板内側面に埋設され
て後ろ向きに突設された係止爪を有したユニット本体
に、支柱の係止孔に嵌入する抜止め片を前後摺動自在か
つ後ろ向きに付勢してなるブラケットユニットが記載さ
れている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行技術では、ブラケットユニット自体を吊り戸棚の側板
内側面に埋設し、さらに抜止め片は後ろ向きに付勢され
つつ前後摺動自在に装着されているため、ブラケットユ
ニットが複雑な構造となり製造コストがかさむばかりで
はなく、係止爪の係合操作とは別に抜止め片を係止孔に
嵌入するための位置合わせを必要としてしまうという問
題点があった。また、吊り戸棚の着脱、すなわちブラケ
ット着脱の際は吊り戸棚の扉を開けてから吊り戸棚の収
納部奥方に突出して配設された操作つまみにて抜止め片
の摺動操作をしなければならず、高位置に配置されがち
な吊り戸棚においてその着脱作業は非常に面倒であっ
た。 【0006】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、簡素な構成で、支柱に対して確実に取り付けるとと
もに、容易に着脱作業をすることができるブラケット装
置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によるブラケット装置は上下所定間隔で穿設さ
れた係止孔を有した支柱等に被取付物を取り付けるブラ
ケット装置において、前記係止孔に係脱自在な係止爪を
後方突出してなるブラケットと、前記係止孔に挿入さ
れ、かつ係止孔内を上下に動き得る高さ寸法の挿入片を
上下調節自在に備える抜止め機構と、を具備し、 前記抜
止め機構は、本体と、ナット部を一体に設けた前記挿入
片とからなり、本体を構成する下片の下方よりボルトを
挿入し、ナット部に螺合させ、ボルトの回転操作により
前記挿入片を上下に移動させる構造とされており、この
抜止め機構をブラケットに添設したことを特徴としてい
る。 【0008】 【作用】ブラケットの係止爪と抜止め機構の挿入片とを
同時に支柱の係止片に挿入したのち、抜止め機構の挿入
片を上方に移動させることにより、係止爪の係止孔への
係合が深まり、かつ挿入片の上端が係止孔の上縁に当接
して係止孔間を係止爪と挿入片とで挟み込むため、ブラ
ケットの上方移動を阻止し、すなわち下方からの突き上
げ等外力にて係止爪の係合が外れブラケットが支柱から
脱落することを確実に防止できる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図1は本発明のブラケット装置の一実
施例を示す斜視図、図2は取付状態を示す側断面図であ
る。 【0010】この実施例によるブラケット装置は、被取
付物としての吊り戸棚10の後方に張り出した左右両側
板内側面11aにそれぞれ配設されており、ブラケット
1と抜止め機構3とを有している。 【0011】図1に示すように、ブラケット1は後部に
延出するとともに先端部分が下方に垂下した爪部2aが
形成された複数(図中3個)の係止爪2を備え、この係
止爪2が吊り戸棚10の側板外側面11bと略面一に位
置するように吊り戸棚10の側板後端面11cおよび内
側面11aに沿って折曲げ形成され、吊り戸棚10の側
板内側面11aの後端部にビス止めされている。なお、
ブラケット1に形成された係止爪2は複数でなく少なく
とも1個であってもよい。 【0012】抜止め機構3は上下片4a,4bを有した
正面コ字形の本体4と、ナット部7を一体に設けた挿入
片6とからなり、本体4の上下片4a,4bにはそれぞ
れボルト挿通孔5,5が穿設され、下片4bの下方より
ボルト8を挿入し、上下片4a,4bの間に配設された
挿入片6のナット部7に螺合させるとともに先端を上片
4aより突出させて支持し、ボルト8自体は本体4に対
して回動自在かつ上下動不能となるように装着してあ
る。 【0013】挿入片6はブラケット1と同様、挿入片先
端部6aが吊り戸棚10の側板外側面11bと略面一に
位置するように折曲げ形成されており、ボルト8の回転
操作により挿入片6は本体4に対して上下片4a,4b
の間で上下に移動する。この抜止め機構3は吊り戸棚1
0の側板内側面11aのブラケット1直下に本体4の側
片4c側を介してビス止めされる。また、挿入片先端部
6aは、吊り戸棚10が取り付けられる間仕切り12の
支柱13に上下所定間隔で穿設された係止孔13aに挿
入するべく形成され、その高さ幅は係止孔13aの上下
寸法よりも幅狭に形成されている。 【0014】吊り戸棚10を間仕切り12の支柱13に
取り付ける際は、図2に示すように、挿入片先端部6a
とブラケット1の係止爪2との間隔を係止孔13aのピ
ッチの整数倍にして、係止爪2と同時に挿入片先端部6
aを各係止孔13a,13aに挿入し仮係止したのち、
ボルト8の回転操作により挿入片6を上方移動させ挿入
片先端部6aの上端が係止孔13aの上縁に当接するこ
とにより係止爪2を引き付け、係止爪2の係止孔13a
に対する係合を深めるとともに挿入片先端部6aと係止
爪2とによりそれぞれが挿入した係止孔13a,13a
間を挟み込み、ブラケット1が上方移動することを阻止
する。 【0015】したがって、このように構成されたブラケ
ット装置では、抜止め機構3の奥行き寸法は比較的小さ
くてすみ、吊り戸棚10の収納奥行きを損なわなくても
すむ。また吊り戸棚10の着脱時に吊り戸棚10の扉を
開けることなく、下方からボルト操作により抜け止めお
よび抜止め解除をするので、吊り戸棚の着脱作業が容易
である。 【0016】なお、上述した実施例では、ブラケット1
と抜止め機構3とをそれぞれ別体で構成しているが、ブ
ラケット1の直下に抜止め機構3を一体に形成してもよ
く、この構成においても上述した実施例と同様の効果を
得ることができる。 【0017】また、支柱に取り付けられる被取付物とし
て吊り戸棚を引用して説明したが、被取付物は吊り戸棚
だけに限らず、本棚,机天板,ライト装置,載置台等支
柱に形成された係止孔を用いて取り付けられる物であれ
ばよい。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明によるブラケ
ット装置は、支柱に上下所定間隔で穿設された係止孔に
係脱自在な係止爪が形成されたブラケットと、係止孔に
挿入される挿入片を上下調整自在に設けた抜止め機構と
を備えたことにより、簡素な構成で製造コストを削減す
ることができ、さらに取り付け時には係止孔間を係止爪
と挿入片とで挟持して係止爪の係止孔への係合を深め、
下方からの突き上げ等によるブラケットの上方移動を阻
止してブラケットの脱落を確実に防止することができ
る。 【0019】また、ブラケットの着脱は、抜止め機構の
挿入片を上下操作するだけで行えるので、容易に着脱作
業をすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のブラケット装置の一実施例を示す斜視
図。 【図2】取付状態を示す側断面図。 【符号の説明】 1…ブラケット、2…係止爪、3…抜止め機構、6…挿
入片、10…吊り戸棚(被取付物)、13…支柱、13
a…係止孔。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下所定間隔で穿設された係止孔を有し
    た支柱等に被取付物を取り付けるブラケット装置におい
    て、 前記係止孔に係脱自在な係止爪を後方突出してなるブラ
    ケットと、 前記係止孔に挿入され、かつ係止孔内を上下に動き得る
    高さ寸法の挿入片を上下調節自在に備える抜止め機構
    、を具備し、 前記抜止め機構は、本体と、ナット部を一体に設けた前
    記挿入片とからなり、本体を構成する下片の下方よりボ
    ルトを挿入し、ナット部に螺合させ、ボルトの回転操作
    により前記挿入片を上下に移動させる構造とされてお
    り、 この抜止め機構をブラケットに添設したことを特徴
    とするブラケット装置。
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JP2002285665A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Okamura Corp 間仕切パネル構造

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