JPH0352425Y2 - - Google Patents

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JPH0352425Y2
JPH0352425Y2 JP1987145672U JP14567287U JPH0352425Y2 JP H0352425 Y2 JPH0352425 Y2 JP H0352425Y2 JP 1987145672 U JP1987145672 U JP 1987145672U JP 14567287 U JP14567287 U JP 14567287U JP H0352425 Y2 JPH0352425 Y2 JP H0352425Y2
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JP
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piece
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partition
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JP1987145672U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は仕切板に関し、特にたとえば棚や抽
出しなどに取り外し可能に取り付けられて棚や抽
出しなどの収納部を仕切るための仕切板に関す
る。
(従来技術) この考案の背景となる従来の区画板の一列が、
実公昭56−1262号公報に開示されている。この区
画板には、その下端から下方に延びて掛止突出片
が形成されていて、この掛止突出片の前部には、
凹入部が形成されている。そのため、この従来の
区画板は、上方向あるいは前方向への力によつて
は外れにくい。
また、実公昭53−37597号公報には、弾性を有
する材料からなる仕切り板が開示されている。こ
の仕切り板は、弾性を利用して、棚板に取り付け
たり棚板から外したりできるように構成されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、実公昭56−1262号公報に開示されて
いる区画板は、それによつて区画されたたとえば
フアイルなどを取り出す際に、それに後方向と上
方向との方向に同時に力が加わつた場合、外れて
しまう。
また、実公昭53−37597号公報に開示されてい
る仕切り板は、弾性を有する材料で形成しなけれ
ばならないだけでなく、それによつて仕切られた
たとえばフアイルなどを取り出す際に、その主面
に交差する方向に力が加わつた場合、不用意に外
れてしまうことがある。
それゆえに、この考案の主たる目的は、不用意
に外れにくく、しかも、簡単に外すことができ
る、仕切板を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、板状の仕切部および仕切部の下端
から下方に延びて形成される掛止突出片を備えた
仕切板であつて、掛止突出片は仕切部の下端から
下方に延びて形成される突出片、および突出片の
下端から下方に延びて略「く」字形に形成された
掛止片を含む、仕切板である。
(作用) 掛止突出片が略「く」字形に形成された掛止片
を含むので、仕切板を外すために、仕切板を掛止
片の延びる方向すなわち略「く」字形の方向に動
かさなければならない。
(考案の効果) この考案によれば、仕切板を外す際それを略
「く」字形の方向に動かさなければならないので、
仕切板が不用意に外れにくく、しかも、仕切板を
簡単に外すことができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図ないし第1C図は、それぞれ、この考
案の一実施例を示し、第1A図はその右側面図で
あり、第1B図は第1の掛止突出片を示す右側面
図であり、第1C図は第2の掛止突出片を示す右
側面図である。
この仕切板10は、板状の仕切部12を含む。
この仕切部12は、その前端部12aが前下がり
の傾斜部として形成され、その後端下部12bが
前下がりの傾斜部として形成される。
この仕切部12の下端には、その前部から下方
に延びて、第1の掛止突出片14が形成される。
この掛止突出片14は、特に第1B図に示すよう
に、仕切部12の下端から下方に延びる突出片1
6を含み、この突出片16の下端から下方に延び
て略「く」字形の掛止片18が形成される。この
場合、封止片18は、前方の「V」字形の凸部1
8aが後方の「V」字形の凹部18bより上方に
形成される。また、掛止片18の後端下部は、掛
止片18の下方にしたがつて前後方向の長さが短
くなるように、前下がりの傾斜部19として形成
されている。
さらに、この仕切部12の下端には、その後部
から下方に延びて、第2の掛止突出片20が形成
される。この掛止突出片20は、特に第1C図に
示すように、仕切部12の下端から下方に延びる
突出片22を含む。この突出片22は、その前端
面の上下方向の長さが掛止突出片14の突出片1
6の前端面の上下方向の長さより長く形成され
る。さらに、この突出片22の下端から下方に延
びて略「く」字形の掛止片24が形成される。こ
の場合、掛止片24は、前方の「V」字形の凸部
24aおよび後方の「V」字形の凹部24bが、
第1の掛止突出片14の掛止片18の「V」字形
の凹部18bと略同じ高さに形成される。すなわ
ち、第2の掛止突出片20の掛止片24の凸部2
4aおよび凹部24bは、第1の掛止突出片14
の掛止片18の凸部18aより下方に形成され
る。また、掛止片24の後端下部も、掛止片24
の下方にしたがつて前後方向の長さが短くなるよ
うに、前下がりの傾斜部25として形成されてい
る。
さらに、仕切部12の上端には、その前部から
上方に延びて掛止片26が形成される。この掛止
片26は、仕切板10をたとえば棚に取り付けた
ときに支持される。それによつて、仕切板10が
倒れないように支持される。
また、仕切部12の前端には、その下部から前
方に延びて倒止片28が形成される。この倒止片
28は、仕切板10を上面が開放されたたとえば
抽出しの中に取り付けたとき仕切板10が倒れな
いように、支持される。
次に、第2A図および第2B図などを参照して、
この仕切板10が取り付けられる棚などについて
説明する。
この棚30は、前面が開放された直方体状の枠
体32を含み、枠体32内には、たとえば2枚の
棚板34,34が上下に間隔を隔てて取り付けら
れる。
棚板34には、その前部に左右に間隔を隔てて
多数の孔36aが形成され、さらに、それらの孔
36aから後方に間隔を隔てて多数の孔36bが
形成される。この場合、孔36aはその前後方向
の長さが第1の掛止突出片14の突出片16の前
後方向の長さと略同じ長さに形成され、孔36b
はその前後方向の長さが第2の掛止突出片20の
突出片22の前後方向の長さと略同じ長さに形成
される。また、孔36aおよび孔36bは、掛止
突出片14の突出片16および掛止突出片20の
突出片22が隔てられた間隔と略同じ間隔を前後
に隔てて形成される。これらの孔36aおよび3
6bは、それに仕切板10の第1の掛止突出片1
4および第2の掛止突出片20を挿入するための
ものである。なお、これらの孔36aおよび36
bは、枠体32の底板32aにも形成されてい
る。
さらに、棚板34の下面には、特に第2B図に
示すように、その前後方向の略中央に左右に延び
て断面略「コ」字形の倒止部材38が形成され
る。この倒止部材38には、孔36aおよび36
bに対応して左右に間隔を隔てて、多数の倒止孔
38aが形成される。この倒止孔38aは、それ
に仕切板10の倒止片26を挿入するためのもの
である。なお、この倒止部材38は、枠体32の
上板32bの下面にも形成されている。
この棚30に仕切板10を取り付ける際には、
まず、仕切板10の掛止突出片14および20の
下端部を棚板34の孔36aおよび36bに対応
してから仕切板10を後下方向に変位して、第3
A図に示すように、掛止片18および24の凹部
18bおよび24bより下部を孔36aおよび3
6bに挿入する。この場合、掛止片18および2
4は、その下方にしたがつて前後の長さが短くな
るように形成されているので、孔36aおよび3
6bに挿入しやすい。また、この状態では、第2
の掛止突出片20の凹部24bが棚板34に当た
るので、仕切板10をさらに後下方向に変位する
ことができない。さらに、この状態では、第1の
掛止突出片14の凸部18aが棚板34より上に
あるので、仕切板10を前下方向に変位すること
もできない。
そこで、次に、仕切板10の前部を下方向に変
位して、第3B図に示すように、第1の掛止突出
片14の凸部18aを孔36aに挿入する。
そして、仕切板10を前下方向に変位してから
仕切板10の後部を下方向に変位して、第3C図
に示すように、掛止突出片14および20を孔3
6aおよび36bに完全に挿入すればよい。な
お、この状態では、第2B図に示すように、仕切
板10の倒止片26が倒止部材38の倒止孔38
aに挿入され、そのため、仕切板10は倒れな
い。
逆に、仕切板10を棚板34から外す際には、
まず、仕切板10の後部を上方向に変位してから
仕切板10を後上方向に変位して、第3B図に示
すように、掛止突出片14および20の突出片1
6および22を孔36aおよび36bから完全に
抜く。この状態では、第2の掛止突出片20の凹
部24bに棚板34が当たるため、仕切板10を
さらに後上方向に変位することができない。さら
に、この状態では、第1の掛止突出片14の凸部
24aが孔36aから抜けていないため、仕切板
10を前上方向に変位することもできない。
そこで、次に、仕切板10の前部を上方向に変
位して、第3A図に示すように、第1の掛止突出
片14の凸部24aを孔36aから抜く。
そして、仕切板10を前上方向から変位すれ
ば、掛止突出片14および20が孔36aおよび
36bから完全に抜け、そのため、仕切板10が
棚板34から外れる。
このように、この仕切板10では、それを棚板
34から外す際には多数の方向に変位しなければ
ならないので、棚板34から不意に外れにくいの
である。
また、この仕切板10は、その上面が開放され
たたとえば抽出しの中に取り付けられてもよい。
この場合、仕切板10の前方の倒止片28が支持
され、それによつて、仕切板10が倒れないよう
に支持される。この場合も、仕切板10は、上述
したと同様に、不意に外れにくいのである。
なお、上述の実施例では、第1の掛止突出片1
4の突出片16の前端面が第2の掛止突出片20
の突出片22の前端面の上下方向の長さより短く
形成され、さらに、第1の掛止突出片14の凸部
18aが第2の掛止突出片20の凸部24aより
上方向に形成されているが、突出片16および2
2の前端面の上下方向の長さは同じに形成され、
さらに、第1の掛止突出片14の凸部18aは第
2の掛止突出片20の凸部24aと略同じ高さに
形成されてもよい。この場合でも、仕切板を外す
際には、仕切板を後上方向に変位したあと前上方
向に変位しなければならないすなわち略「く」字
形の方向に変位しなければならないので、仕切板
が不意に外れにくいのである。
また、上述の実施例では、2つの掛止突出片が
形成されているが、この掛止突出片は1つあるい
は3つ以上形成されてもよいのである。
【図面の簡単な説明】
第1A図ないし第1C図は、それぞれ、この考
案の一実施例を示し、第1A図はその右側面図で
あり、第1B図は第1の掛止突出片を示す右側面
図であり、第1C図は第2の掛止突出片を示す右
側面図である。第2A図および第2B図は、それ
ぞれ、第1A図ないし第1C図に示す仕切板が取
り付けられる棚を示し、第2A図はその斜視図で
あり、第2B図はその要部図解図である。第3A
図ないし第3C図は、それぞれ、第1A図ないし
第1C図に示す仕切板を第2A図および第2B図
に示す棚に取り付ける工程および取り外す工程を
説明するための図解図である。 図において、10は仕切板、12は仕切部、1
4および20は掛止突出片、16および22は突
出片、18および24は掛止片を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 板状の仕切部および前記仕切部の下端から下
    方に延びて形成される掛止突出片を備えた仕切
    板であつて、 前記係止突出片は、 前記仕切部の下端から下方に延びて形成され
    る突出片、および 前記突出片の下端から下方に延びて略「く」
    字形に形成された掛止片を含む、仕切板。 2 前記掛止突出片は間隔を隔てて同じ向きに2
    つ形成され、 一方の前記掛止突出片の前記突出片の前端面
    の上下方向の長さが他方の前記掛止突出片の前
    記突出片の前端面の上下方向の長さと異なる長
    さに形成される、実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の仕切板。
JP1987145672U 1987-09-24 1987-09-24 Expired JPH0352425Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987145672U JPH0352425Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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JP1987145672U JPH0352425Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6449135U JPS6449135U (ja) 1989-03-27
JPH0352425Y2 true JPH0352425Y2 (ja) 1991-11-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337597U (ja) * 1976-09-06 1978-04-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337597U (ja) * 1976-09-06 1978-04-01

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JPS6449135U (ja) 1989-03-27

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