JPH032193Y2 - - Google Patents

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JPH032193Y2
JPH032193Y2 JP7428286U JP7428286U JPH032193Y2 JP H032193 Y2 JPH032193 Y2 JP H032193Y2 JP 7428286 U JP7428286 U JP 7428286U JP 7428286 U JP7428286 U JP 7428286U JP H032193 Y2 JPH032193 Y2 JP H032193Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引出しの改良に係わり、更に詳しく
は多数のキー等の小物類を整然と保管する為に内
部を複数区画した引出しに関する。
〔従来の技術〕
従来、内部を複数区画した引出しは、各種提供
されているが、使用状況に応じて引出し内部を適
宜大きさに区画できるようになしたもので、例え
ば昭和50年実用新案出願公告第7952号にて開示さ
れる如く、引出しの内側面全周に等間隔で密にス
リツトを形成し、更に中仕切部材の両側面に前記
スリツトと同じ間隔でスリツトを形成し、該中仕
切部材を引出し内側面の対向スリツトに嵌挿する
とともに、該中仕切部材の下端に設けた鉤片を底
板の縦横に多数列設した長孔に係止して取付け、
更に副仕切板を引出し内側面と中仕切部材の対向
スリツトに嵌挿し、又は並設した中仕切部材の対
向スリツトに嵌挿して、内部を複数区画した引出
しが提供されるが、区画の自由度が多くなるよう
にスリツト及び底板の長孔を通常の使用に於いて
必要以上に多数形成してある為、使用に供しない
スリツト及び長孔が多数在存し、外観上に於いて
好ましくないばかりでなく、また頻繁に出し入れ
を必要とする収納物を容易に取り出せないといつ
た問題点があり、更にスリツトの間隙に微小収納
物あるいは塵が侵入したり、底板の長孔を通して
微小収納物が下落したりするおそれがあるもので
あつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、キー等の収納物の取り出しを容易に行
えるとともに、内部の区画に不必要な隙間あるい
は孔を設けず、外観的に単純な構造となし、更に
仕切部材の抜け止めを簡単に強固に行える引出し
を提供する点にある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、前面に引手
を設け後面に背板を取付けた前板を有し、前方上
部に傾斜面を有し該傾斜面から連続して後方へ平
坦面を屈曲形成するとともに上部の横方向に等間
隔で前後方向にスリツトを形成した横仕切部材を
底板の上面前後方向に複数列設し、前板の背板及
び後板の前記横仕切部材のスリツトと対応する位
置に取付孔を横方向に複数形成し、前記スリツト
に縦仕切部材の下部に形成した切欠凹所を嵌挿
し、更に前記背板の取付孔に該縦仕切部材の前端
部に形成した前凸部を嵌合当止し且つ後板の取付
孔に該仕切部材の後端部に形成した後凸部を嵌挿
するとともに、該縦仕切部材の後板の取付孔から
後方へ挿通突出した後凸部を該後板の背後横巾略
全長に設けた抜止部材に当接し、縦仕切部材を抜
止め固定して引出しを構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の引出しは、縦
仕切部材の下部に形成した切欠凹所を横仕切部材
のスリツトに嵌挿し、該縦仕切部材の前端部に形
成した前凸部を前板の背板に形成した取付孔に嵌
合当止して前方への移動を規制するとともに、後
端部に形成し後凸部を後板の取付孔に嵌挿し、該
取付孔から後方へ挿通突出した縦仕切部材の後凸
部を、後板の背後に設けた抜止部材に当接するこ
とによつて後方への移動を規制でき、もつて縦仕
切部材の抜止めを行うことができ、また横仕切部
材の前方上部に傾斜面を形成したことから、該傾
斜面にキープレートやその他の収納物を取り出し
易いように凭れかけさせて収納することができる
ものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は、本考案の引出しを多数組み込んだキ
ヤビネツトで引出しを前方へ引き出した状態を示
し、第2図は本考案の代表的実施例を示し、Aは
横仕切部材、Bは縦仕切部材、Cは前板、Dは後
板、Eは抜止部を示している。横仕切部材Aは、
第3図に示すように単位収納部1の底部となる底
面2を有し、該底面2の後端に前方垂直面3を延
設し、該垂直面3の上端から後上方へ傾斜面4を
延設し、該傾斜面4の上端から後方へ平坦面5を
延設し、更に該平坦面5の後端から下方へ後方垂
直面6を延設して形成し、前記前方垂直面3の上
端より上部であつて横方向に等間隔で前後方向に
スリツト7を形成して構成した。尚、該横仕切部
材Aは、底面2の前縁と後方垂直面6の下端で切
断された単位部材で構成しても、また後方垂直面
6の下端に底面2の前縁を連続形成し、前後方向
に複数の区画を可能となして構成することもでき
る。縦仕切部材Bは、第2図及び第3図に示すよ
うに板状の長尺部材で、先端部には前凸部8を形
成し、後端部には後端上部を下方へ傾斜切欠9し
た後凸部10を形成してあり、また前記横仕切部
材Aの前方垂直面3及び後方垂直面6に対応する
下部に切欠凹所11を形成し、前記横仕切部材A
のスリツト7に嵌挿した場合、該縦仕切部材B下
縁が前記横仕切部材Aの底面2の上面に当接し得
るように前記切欠凹所11の上縁高さを設定して
あり、また該縦仕切部材Bを前方へ前記前凸部8
の前方突出長さだけスライド可能な前後巾に設定
してあり、更に前記横仕切部材Aの平坦面5に対
応する前後位置で、該平坦面5の上面より所定高
さだけ上方に上縁を位置させた矩形状の開口12
を形成して構成した。前板Cは、前面に引手13
を埋設し、後面に背板14を固定するとともに、
該背板14の前記横仕切部材Aのスリツト7と対
応する横方向位置に前記縦仕切部材Bの前凸部8
と嵌合関係にある取付孔15を形成している。後
板Dは、前記前板Cの背板14に形成した取付孔
15と対向する位置で前記縦仕切部材Bの後凸部
10を嵌挿し得る取付孔16を形成するととも
に、該取付孔16の上端位置から後方へ延設し、
更に下方へ延設した断面略L字形の折曲縁17を
形成している。抜止部材Eは、前記後板Dの背面
にビス止め等適宜固定し得る取付部18を有し、
該取付部18の上部には後方へ折曲延設し更に上
方へ延設した段面略L字形の当止縁19を形成し
ている。また、各単位収納部1,…に対応した番
号及び見出し等の記載を必要とする場合は、前記
横仕切部材Aに縦仕切部材Bを嵌挿した状態で、
横仕切部材Aの前記平坦面5の上面位置であつ
て、縦仕切部材Bの前記開口12に記載板20を
嵌挿して取付けることができる。
しかして、本考案の引出しを組立てる場合は、
横仕切部材Aを引出しの底板の上面前後方向に複
数列設した状態で、縦仕切部材Bの後凸部10を
後板Dの取付孔16に傾斜切欠9を該取付孔16
の上縁に当接摺動させながら嵌挿するとともに、
前後に並んだ横仕切部材Aのスリツト7,…に切
欠凹所11,…を嵌挿し、該縦仕切部材Bを前方
へスライド移動させ前凸部8を前板Cの背板14
に形成した取付孔15に嵌合当止し、全ての縦仕
切部材B,…をこの状態に設定した後、抜止部材
E上部の当止縁19を縦仕切部材B,…の各後凸
部10,…後端と後板Dの折曲縁17間に嵌挿
し、取付部18を後板Dの背面にビス止め等で固
定して組立ては完了する。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の引出しによれば、前面
に引手を設け後面に背板を取付けた前板を有し、
前方上部に傾斜面を有し該傾斜面から連続して後
方へ平坦面を屈曲形成するとともに上部の横方向
に等間隔で前後方向にスリツトを形成した横仕切
部材を底板の上面前後方向に複数列設し、前板の
背板及び後板の前記横仕切部材のスリツトと対応
する位置に取付孔を横方向に複数形成し、前記ス
リツトに縦仕切部材の下部に形成した切欠凹所を
嵌挿し、更に前記背板の取付孔に該縦仕切部材の
前端部に形成した前凸部を嵌合当止し且つ後板の
取付孔に縦仕切部材の後端部に形成した後凸部を
嵌挿するとともに、該縦仕切部材の後板の取付孔
から後方へ挿通突出した後凸部を該後板の背後横
巾略全長に設けた抜止部材に当接し、縦仕切部材
を抜止め固定したので、組立てに於いては単に縦
仕切部材の下部に形成した切欠凹所を横仕切部材
のスリツトに嵌挿し、縦仕切部材の前後端に形成
した前凸部及び後凸部を前板の背板及び後板の取
付孔に嵌挿し、該取付孔から後方へ挿通突出した
縦仕切部材の後凸部を、後板の背後に設けた抜止
部材に当接するだけで、前方及び後方への縦仕切
部材の移動を完全に規制でき、更に上方へは構造
上抜けることがなく、強固に組立てることができ
るばかりでなく、外観的にも内部の区画に不必要
な隙間あるいは孔を設けず、単純ですつきりとし
た形状となすことができ、更にキープレート等を
横仕切部材の傾斜面に凭れかけさせて収納すれ
ば、その取り出しも容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の引出しを設けたキヤビネツト
の説明用斜視図、第2図は引出しの組立て状態を
示す説明用一部切欠斜視図、第3図は縦断面図で
ある。 A……横仕切部材、B……縦仕切部材、C……
前板、D……後板、E……抜止部材、1……単位
収納部、2……底面、3……前方垂直面、4……
傾斜面、5……平坦面、6……後方垂直面、7…
…スリツト、8……前凸部、9……傾斜切欠、1
0……後凸部、11……切欠凹所、12……開
口、13……引手、14……背板、15……取付
孔、16……取付孔、17……折曲縁、18……
取付部、19……当止縁、20……記載板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前板、後板、両側板及び底板よりなる引出しに
    於いて、 前面に引手を設け後面に背板を取付けた前板を
    有し、前方上部に傾斜面を有し該傾斜面から連続
    して後方へ平坦面を屈曲形成するとともに上部の
    横方向に等間隔で前後方向にスリツトを形成した
    横仕切部材を底板の上面前後方向に複数列設し、
    前板の背板及び後板の前記横仕切部材のスリツト
    と対応する位置に取付孔を横方向に複数形成し、
    前記スリツトに縦仕切部材の下部に形成した切欠
    凹所を嵌挿し、更に前記背板の取付孔に該縦仕切
    部材の前端部に形成した前凸部を嵌合当止し且つ
    後板の取付孔に縦仕切部材の後端部に形成した後
    凸部を嵌挿するとともに、該縦仕切部材の後板の
    取付孔から後方へ挿通突出した後凸部を該後板の
    背後横巾略全長に設けた抜止部材に当接し、縦仕
    切部材を抜止め固定したことを特徴とする引出
    し。
JP7428286U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH032193Y2 (ja)

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JP7428286U JPH032193Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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