JPH0531644U - 机等のセンターレール取付構造 - Google Patents

机等のセンターレール取付構造

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JPH0531644U
JPH0531644U JP9262491U JP9262491U JPH0531644U JP H0531644 U JPH0531644 U JP H0531644U JP 9262491 U JP9262491 U JP 9262491U JP 9262491 U JP9262491 U JP 9262491U JP H0531644 U JPH0531644 U JP H0531644U
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engaging
fitting
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engaging claw
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弘一 北田
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株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来と同様な構造の連結部材を用いるにも係
わらず、係合爪を切起し形成した嵌合板の周囲に良好な
弾性復元力を付与して、後補強の立壁に形成した係合孔
に確実に抜止め係合し得るようになした机等のセンター
レール取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 両側に間隔を隔ててレール(1)を配し且つ両
レールの後部上面間に連結部材(2)を固着し、レールの
先端部上方には机天板(16)の下面に横設した前補強(17)
の立壁(19)に形成した係止孔(20) に挿入し得る前向き
フック(5)を突設し、前記連結部材は天板下面に横設し
た後補強(18)を外嵌し得るように基板(6)の前後に嵌合
板(7)(8)を立設するとともに、一方の嵌合板に後補強の
立壁(21)に形成した係合孔(22)に抜止め係合し得る内向
きの係合爪(10)を切り起こすとともに、該係合爪の直下
に対応する基板であって該嵌合板との折曲部(11)に寄せ
てスリット(12)を形成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机等の家具における引出しのセンターレール取付構造に係わり、更 に詳しくは天板下方に嵌合作業のみで確実に取付けることができる机等のセンタ ーレール取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の机等のセンターレール取付構造は、図5に示すように、両側のレール10 0 間に固着した連結部材101 に立設した嵌合板102 に係合爪103 を切起し形成し 、該係合爪103 を机天板の下面に設けた後補強の立壁に開口した係合孔に抜止め 係合させる構造が一般的である。
【0003】 しかし、金属板を折曲して作製した連結部材は剛性が強く、曲げに対する弾性 復元力に乏しいので、係合爪103 を後補強の係合孔に叩き込み係合させた際に、 該係合爪103 そのものが変形したり、該係合爪103 を形成した嵌合板102 の周囲 が復元不能に変形したりして、係合爪が後補強の係合孔に深く係合せず、不意に 抜け落ちる恐れがあった。
【0004】 そのため、図6に示すように、嵌合板102 に係合爪103 を切起して形成された 抜孔104 に連続させて、係合爪103 の下方にも開所105 を形成して弾性復元力を もたせる試みもなされているが、かえって係合爪103 の周囲が変形し易くなり、 取付強度が低下するといった問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、従来と同様な構造の 連結部材を用いるにも係わらず、係合爪を切起し形成した嵌合板の周囲に良好な 弾性復元力を付与して、後補強の立壁に形成した係合孔に確実に抜止め係合し得 るようになした机等のセンターレール取付構造を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題解決のために、机等の天板下方に取付ける引出しを前後 引き出し可能に支持するセンターレールの取付構造において、両側に間隔を隔て てレールを配し且つ両レールの後部上面間に連結部材を固着し、レールの先端部 上方には机天板の下面に横設した前補強の立壁に形成した係止孔に挿入し得る前 向きフックを突設し、前記連結部材は天板下面に横設した後補強を外嵌し得るよ うに基板の前後に嵌合板を立設するとともに、一方の嵌合板に後補強の立壁に形 成した係合孔に抜止め係合し得る内向きの係合爪を切り起こすとともに、該係合 爪の直下に対応する基板であって該嵌合板との折曲部に寄せてスリットを形成し てなる机等のセンターレール取付構造を構成した。
【0007】
【作用】
以上の如き内容からなる本考案の机等のセンターレール取付構造は、嵌合板に 切起し形成した係合爪の直下に対応する基板にスリットを形成し、しかも該スリ ットを基板と嵌合板の折曲部に寄せて形成したことにより、係合爪の下方の嵌合 板部に弾性復元力を持たせたものである。尚、天板下面へのセンターレールの取 付けは、先ず両側のレールの先端部上方に突設した前向きフックを天板下面に横 設した前補強の立壁に形成した係止孔に斜め下方より挿入するとともに、連結部 材の基板及び前後嵌合板を後補強に圧嵌して、係合爪を後補強の立壁の係合孔内 に抜止め係合させるのである。この作業中において、係合爪を形成した嵌合板の 下方部分は弾性変形するので、係合爪自体の変形を抑制できるである。
【0008】
【実施例】
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細を説明する。
【0009】 図1及び図2は本考案の机等のセンターレールAの取付構造の代表的実施例を 示し、図中1はレール、2は連結部材をそれぞれ示している。本実施例のレール 1は断面略コ字形に形成し、その凹溝3を対向させて両側に間隔を隔てて配し、 両レール1の上面後部に連結部材2の両端を固着して平面視略H字形に連結した ものである。また、レール1の先端部には取付部材4を固着し、該取付部材4の 前端部には前向きフック5を突設している。本実施例では、左右の取付部材4を 同一形状に形成したため、両側に配した取付部材4には後向きフックも同時に形 成されているが、この後向きフックは不要である。
【0010】 前記連結部材2は、金属板を折曲して形成され、基板6の前後に嵌合板7,8 を立設し、前方の嵌合板7の上縁には前方へ向けて補強片9を折曲形成している 。尚、後方の嵌合板8の高さは前方の嵌合板7より十分低く設定している。そし て、前方の嵌合板7の側端部には係合爪10を切起し形成するとともに、該係合爪 10の直下の基板6であって、前記嵌合板7と該基板6の折曲部11に寄せてスリッ ト12を形成し、該スリット12と係合爪10の抜孔13との間に帯状の弾力部14を形成 している。また、前記連結部材2のスリット12の近傍の基板6には、位置決め用 の突片15を切起し形成している。
【0011】 また、センターレールAを取付ける机等の家具の天板部Bは、天板16の下面で あって前縁には前補強17を固着して横設し、後部には後補強18を固着して横設し ている。そして、前補強17の後方立壁19には、前記センターレールAの前向きフ ック5を挿入し得る係止孔20を形成し、また前記連結部材2の基板6と前後嵌合 板7,8内に嵌合し得る寸法形状の後補強18の前方立壁21には前記係合爪10を受 け入れる係合孔22を形成するとともに、後補強18の下面23には突片15を受け入れ るゲージ孔24をそれぞれ形成している。
【0012】 しかして、前記天板部BにセンターレールAを取付けるには、先ずレール1の 先端部上方に突設した前向きフック5,5を前補強17の後方立壁19の係止孔20, 20に斜め後下方から挿入するとともに、連結部材2を上方へ持ち上げて後補強18 に基板6及び前後嵌合板7,8を外嵌して圧接し、前方の嵌合板7に内向き(図 例では後方)に突設した係合爪10,10を前方立壁21に形成した係合孔22,22に抜 止め係合すると同時に、基板6の上面に突設した突片15,15を後補強18の下面23 に形成したゲージ孔24,24に挿入して取付けるのである。ここで、前記突片15と ゲージ孔24の嵌合関係によって天板部Bに対するセンターレールAの横方向の位 置決めが行えるとともに、横方向への移動が規制されるのである。勿論、前後方 向の位置決め及び移動規制は、連結部材2が後補強18に外嵌することによって達 成されるのである。
【0013】 図4は、天板部BにセンターレールAを取付け、更にセンターレールAでセン ター引出しCを支持した状態を示している。センター引出しCは、従来どおりそ の側板25に突設したガイドレールの後端部にローラを突設し、該ローラを前記レ ール1の凹溝3内に位置させるとともに、ガイドレールの水平な案内板の下面を 机等の家具本体内の前端部に突設したローラで支持している。
【0014】
【考案の効果】
以上にしてなる本考案の机等のセンターレール取付構造によれば、机等の天板 下方に取付ける引出しを前後引き出し可能に支持するセンターレールの取付構造 において、両側に間隔を隔ててレールを配し且つ両レールの後部上面間に連結部 材を固着し、レールの先端部上方には机天板の下面に横設した前補強の立壁に形 成した係止孔に挿入し得る前向きフックを突設し、前記連結部材は天板下面に横 設した後補強を外嵌し得るように基板の前後に嵌合板を立設するとともに、一方 の嵌合板に後補強の立壁に形成した係合孔に抜止め係合し得る内向きの係合爪を 切り起こすとともに、該係合爪の直下に対応する基板であって該嵌合板との折曲 部に寄せてスリットを形成してなるので、嵌合板に切起し形成した係合爪の直下 に対応する基板にスリットを形成し、しかも該スリットを基板と嵌合板の折曲部 に寄せて形成したことにより、係合爪の下方の嵌合板部に弾性復元力を持たせ、 該係合爪を係合孔に抜止め係合する際に嵌合板が弾性変形し、係合が完了した際 には略初期の状態に復元するので、その取付強度を高めることができるのである 。また、天板下面へのセンターレールの取付けも、従来どおり先ず両側のレール の先端部上方に突設した前向きフックを天板下面に横設した前補強の立壁に形成 した係止孔に斜め下方より挿入するとともに、連結部材の基板及び前後嵌合板を 後補強に圧嵌して、係合爪を後補強の立壁の係合孔内に抜止め係合させるだけの 嵌合作業のみで容易に行えるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るセンターレールの全体斜視図
【図2】同じく要部の拡大斜視図
【図3】天板部にセンターレールを取付ける状態を示し
た省略断面図
【図4】天板部に取付けたセンターレールに引出しを支
持した状態の省略断面図
【図5】従来例を示す要部斜視図
【図6】同じく他の従来例を示す要部斜視図
【符号の説明】
A センターレール B 天板部 C センター引出し 1 レール 2 連結部材 3 凹溝 4 取付部材 5 前向きフック 6 基板 7 嵌合板 8 嵌合板 9 補強片 10 係合爪 11 折曲部 12 スリット 13 抜孔 14 弾力部 15 突片 16 天板 17 前補強 18 後補強 19 後方立壁 20 係止孔 21 前方立壁 22 係合孔 23 下面 24 ゲージ孔 25 側板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机等の天板下方に取付ける引出しを前後
    引き出し可能に支持するセンターレールの取付構造にお
    いて、両側に間隔を隔ててレールを配し且つ両レールの
    後部上面間に連結部材を固着し、レールの先端部上方に
    は机天板の下面に横設した前補強の立壁に形成した係止
    孔に挿入し得る前向きフックを突設し、前記連結部材は
    天板下面に横設した後補強を外嵌し得るように基板の前
    後に嵌合板を立設するとともに、一方の嵌合板に後補強
    の立壁に形成した係合孔に抜止め係合し得る内向きの係
    合爪を切り起こすとともに、該係合爪の直下に対応する
    基板であって該嵌合板との折曲部に寄せてスリットを形
    成してなることを特徴とする机のセンターレール取付構
    造。
JP9262491U 1991-10-15 1991-10-15 机等のセンターレール取付構造 Expired - Lifetime JP2534003Y2 (ja)

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JP2534003Y2 JP2534003Y2 (ja) 1997-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04340956A (ja) * 1991-05-17 1992-11-27 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フイルムパトローネ包装体
JPH06343526A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Kokuyo Co Ltd 引出用レールの取付構造
JPH08252128A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Kyoei Kogyo Kk 組立て机における中央引出しのガイド装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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