JP3598996B2 - 出窓付きキッチン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、出窓付きキッチンに関し、特に、出窓のカウンター及びキャビネットの天板が一体的に形成された天板を、キャビネット本体の前面開口部を通し出窓及びキャビネット本体の上面に載置してスライドして取り付け、取り外すことのできる幕板の取り付け構造を有する出窓付きキッチンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、出窓付きキッチンは知られているところである。このような出窓付きキッチンでは、出窓のカウンターを兼ねた天板がキャビネット本体の上面に載置され取り付けられている。
【0003】
このような天板をキャビネット本体に載置して取り付ける場合、天板自体も出窓のカウンターを兼ねるものであると、重量的に重くその取付作業が困難となる。さらに、特に、出窓の下端内縁に沿ってフランジが形成されているタイプの出窓であると、その出窓のフランジが障害となって天板を上から落とし込むようにして設置することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題点を解決することを目的とするものであり、キャビネット本体の前方から天板をキャビネット上面に載置して、これを出窓方向にスライドして設置する構造のキッチンを実現することを主な課題とする。
【0005】
ところで、シンク付き天板を取り付ける場合は、キャビネットの前面開口部に幕板が固定されていると、シンクが幕板に当たってしまい作業がしにくいという問題がある。そこで、本発明では、幕板をキャビネット本体の左右の側板の間に着脱可能に取り付けられる構成として、天板を前方からスライドして取り付け、後から幕板を取り付ける構成とするキッチンを実現する。
【0006】
そして、左右の側板の間に幕板を入れて取り付けるに際して、幕板を左右の側板の間に入れていくと、側板間の間隔が広がりやすく、幕板と側板とを互いに密着保持してしっかりと固定しくい。さらに、天板の前縁部と幕板の間に隙間が生じ、前方から見て見栄がよくない、等の問題がある。
【0007】
そこで本発明は、左右の側板と幕板とを互いに密着して取り付けられようにして左右の側板間の間口を固定し、さらに天板の前縁部と幕板との間に隙間が生じないようにすることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、キャビネットと、該キャビネットに高さを調整するようにキャビネットに取り付けられたアジャスタと、シンクの後方に配置された出窓とを備え、前記キャビネットの天板が出窓のカウンタと一体的に形成されており、出窓本体が建物躯体に設置された後に、前記天板が前記キャビネットの本体上に載置される出窓付きキッチンにおいて、前記出窓のフランジと前記キャビネット本体の上面の間のスペースの寸法を前記天板の厚みより大きくなるように、前記アジャスタにより前記キャビネット本体の高さを最終的にセットする所定の高さより低くしておき、前記シンク前方の幕板が取り付けられていない状態で、前記天板が、前記キャビネット本体上に載置されてキッチン前方より所定の取付位置まで移動され、前記キャビネット本体が前記アジャスタにより上昇させられることで、前記出窓のフランジの下面に当接する構成であることを特徴とする出窓付きキッチンを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る出窓付きキッチンの実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して以下説明する。図1は、本発明係る出窓付きキッチンの実施例の全体構成を説明する図である。
【0012】
本発明に係る出窓付きキッチン1は、キャビネット本体2と、キャビネット本体2の後方に設置される出窓本体3と、シンク付き天板4と、シンク幕板(以下、単に「幕板」という。)5とから構成される。
【0013】
キャビネット本体2は、一体に製作されたキャビネットでもよいが、複数のキャビネットを組み合わせたものでもよい。図1に示すキャビネット本体2は、左側、中央及び右側キャビネットの三つキャビネット6、7、8から構成される。この三つのキャビネット6、7、8は、引き出しや引き戸付き収納部等が適宜配設される。
【0014】
この三つのキャビネット6、7、8は、夫々の上面は開口部を有している。中央キャビネット7について見ると、上面に上面開口部9を有し、前面には前面開口部10を有している。左側、中央及び右側キャビネット6、7、8は、夫々底部にアジャスタ11(キャビネットの脚柱12の下端ねじ部に螺着されて高さが調整できる座部)が取り付けられており、このアジャスタ11を操作することによりキャビネット本体2を矢印Dのように上下に昇降可能とし、キャビネット本体2の高さを調整することができる。
【0015】
出窓本体3は、キャビネット本体2とは別体として構成する。出窓本体3は、建物躯体(構造体)13の開口14から外側に張り出すように配置されるものであり、左右フレーム15で支持された左右側壁16、窓枠17を有する窓18、天井壁19等から構成されている。左右フレーム15及び窓枠17の下縁から内側に張り出す出窓のフランジ20が形成されている。
【0016】
天板4は、出窓のカウンター部(図3中21で示す部分)と従来のキャビネットの天板が一体に構成されているものであり、その平面形状は、出窓のカウンター部21とキャビネット本体2の天板として機能できるような形状をしている。図1に示す実施例では天板4にシンク22が形成されている。天板4とシンク22は一体に形成されていてもよいが、別体の天板4とシンク22を予め取り付けたものでもよい。
【0017】
幕板5は、中央キャビネット7の前面開口部10の上部において、左右の側板23の間に取り付けられるものである。幕板5の左右端部には、側板23へ取り付けるための取付用孔や金具等が設けられている。
【0018】
図2(a)は、幕板5の側板23への取付構造の一例を示すものであり、この例では、幕板5の左端部の上下には、取付用孔24が形成されている。一方側板23には、この取付用孔24に対応した位置に、二つの金具25が取り付けられている。幕板5は、ねじ26を取付用孔24を通して金具25に螺着し、側板23に固定されるように構成されている。
【0019】
図2(b)は、幕板5の側板23への取付構造の別の例を示すものであり、この例では、幕板5の左端部の上下には、夫々取付用の係止具27が取り付けられている。一方、この係止具27に対応して上下二つの円柱状の係止ピン28が側板23に取り付けられており、係止ピン28が係止具27に係脱自在に係入することで、幕板5が側板23に着脱自在に固定されるように構成されている。係止具27は、くわえ込み金具や湾曲状のクリップ等が利用される。
【0020】
以上のような構成の出窓付きキッチン1の構成を、より明確にするためにその取付工程について以下、順次説明する。
工程1:
建物の建築又は改築中に、出窓本体3を建物躯体13の開口14から外側に張り出すように設置し、建物の柱等の構造物に出窓本体3を取り付ける。
【0021】
工程2:
キャビネット本体2を設置する。この場合、左側、中央及び右側キャビネット6、7、8の底部に設けられた夫々のアジャスタ11を調整して、キャビネット本体2を、最終的にセットする所定の高さより低くする。
【0022】
具体的には、図2(c)(図1の矢印Aの要部拡大図)に示すように、出窓のフランジ20とキャビネット本体2の上面の間のスペース29の寸法sが天板4の厚みtより大きくなるように、キャビネット本体2の高さを調整する。図2(c)において、想像線は後述するように、厚さtの天板4をキャビネット本体2の上面に載置した時の天板4の上面である。
【0023】
工程3:
キャビネット本体2の前方から天板4をキャビネット本体2の上面に載せて、天板4をキャビネット本体2の上面でスライドし、図1の矢印Bに示すように、出窓方向に向けて押し込んでいく。
【0024】
そして、天板4をその後縁部30から、出窓のフランジ20とキャビネット本体2の上面の間の寸法sのスペース29内に挿入し、さらにスライドして押し込んでいく。この場合、天板4に付設されたシンク22は、キャビネット7の前面開口部10に幕板5を未だ取り付けていない状態であるから、幕板5には当たることはない。
【0025】
そして最終的に、天板4の後縁部30を、出窓本体3の最奥(窓側)の位置まで到達させる。このようにして天板4を、出窓のカウンター取付位置及びキャビネット本体2の上面に設置し、天板4が出窓のカウンターとキャビネット本体2の天板として機能する構成とする。
【0026】
工程4:
幕板5を、図1の矢印Cに示すように左右の側板23間に入れて取り付ける。取付構造が図2(a)に示す場合は、幕板5を、金具25に当接し、ねじ26を取付用孔24を通して金具25のねじ孔にねじ込んで固定する。又、取付構造が図2(b)に示す場合は、係止具27に係止ピン28を係入するように幕板5を側板23に取り付けることができる。
【0027】
左右の側板23は底板31(図1参照)に固定されているが、その上端部は若干フリー状態である。しかし、前面開口部10の上部において、左右の側板23の間に幕板5を取り付けることにより、左右の側板23の間隔(間口)がしっかりと固定できる。
【0028】
なお、側板23における金具25又は係止ピン28の取付位置、及び幕板5における取付用孔24の位置又は係止具27の取付位置は、幕板5が天板の前縁に対して隙間が出来ないように取り付けられる位置とする。
【0029】
工程5:
アジャスタ11を操作することにより、キャビネット本体2を、天板4が出窓のフランジ20の下面に当接する位置(図2(d)において矢印hで示す位置)まで上昇させ、天板4と出窓のフランジ20の間の隙間をなくす。
【0030】
以上の工程1〜5により、図3に示すように、出窓付きキッチン1が最終的にセットされる。この出窓付きキッチン1の天板4は、出窓本体3のカウンター及びキャビネット本体2の天板として機能する。
【0031】
以上、本発明に係るキャビネットの実施の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこのような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係る出窓付きキッチンは上記のような構成であるから、次のような効果が生じる。
(1)キャビネット本体の前方から天板をキャビネット上面に載置して、これを出窓方向にスライドして設置する構造であるから、取付作業がきわめて容易となる。しかも、幕板をキャビネット本体の左右の側板の間に着脱自在に取り付け可能な構成であるから、幕板を取り外した状態で天板の取付作業をすれば、シンクが幕板に当たることなく、天板をスライドすることで簡単に取り付けることができる。
【0033】
(2)キャビネット本体への幕板の取付構造において、左右の側板と幕板とを互いに密着して取り付けられようにし、左右の側板間の間口を固定し、さらに天板の前縁部と幕板との間に隙間が生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出窓付きキッチンの実施例の全体構成を示す図である。
【図2】本発明に係る出窓付きキッチンの実施例の要部を説明する図である。
【図3】本発明に係る出窓付きキッチンのセットされた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 出窓付きキッチン
2 キャビネット本体
3 出窓本体
4 天板
5 (シンク)幕板
6 左側キャビネット
7 中央キャビネット
8 右側キャビネット
9 上面開口部
10 前面開口部
11 アジャスタ
13 建物躯体
14 建物躯体の開口
15 出窓の左右フレーム
16 出窓の左右側壁
17 窓枠
18 窓
20 出窓のフランジ
21 出窓のカウンター部
22 シンク
23 左右側板
29 スペース

Claims (1)

  1. キャビネットと、該キャビネットに高さを調整するようにキャビネットに取り付けられたアジャスタと、シンクの後方に配置された出窓とを備え、前記キャビネットの天板が出窓のカウンタと一体的に形成されており、出窓本体が建物躯体に設置された後に、前記天板が前記キャビネットの本体上に載置される出窓付きキッチンにおいて、
    前記出窓のフランジと前記キャビネット本体の上面の間のスペースの寸法を前記天板の厚みより大きくなるように、前記アジャスタにより前記キャビネット本体の高さを最終的にセットする所定の高さより低くしておき、前記シンク前方の幕板が取り付けられていない状態で、前記天板が、前記キャビネット本体上に載置されてキッチン前方より所定の取付位置まで移動され、前記キャビネット本体が前記アジャスタにより上昇させられることで、前記出窓のフランジの下面に当接する構成であることを特徴とする出窓付きキッチン。
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