JP2002045250A - 収納庫 - Google Patents

収納庫

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JP2002045250A
JP2002045250A JP2000236285A JP2000236285A JP2002045250A JP 2002045250 A JP2002045250 A JP 2002045250A JP 2000236285 A JP2000236285 A JP 2000236285A JP 2000236285 A JP2000236285 A JP 2000236285A JP 2002045250 A JP2002045250 A JP 2002045250A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納庫本体を共通化可能とし、引出し付き収
納庫や棚付き収納庫等を容易に組み立てることができる
収納庫の構造を提供する。 【解決手段】 収納庫本体1における側板2、3の内側
に上下方向に延びる前補強板8及び後補強板9を前後に
間隔をあけて設ける。前補強板及び後補強板にそれぞれ
引出し用サスペンション10を取り付け可能な取付穴8
d、9dを形成し、さらに、前補強板及び後補強板の取
付穴8d、9dに、棚板受け具14を取り付け可能な内
側板11を着脱可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収納庫に関し、更に
詳しくは、収納庫本体を共通化可能とし、引出し付き収
納庫や棚付き収納庫等を容易に組み立てることができる
ようにした収納庫の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス用収納庫としては、本体
が同一の外形サイズであっても、その内部に引出しを備
えたものや、棚板を備えたものなどがあり、また、本体
前面を開放したオープン型、ラテラル扉型、回転扉型、
引違い引戸型等の各種形態のものがあり、それらが適宜
に組み合わされて使用されるようになっている。
【0003】従来、この種の収納庫においては、内部に
棚板を設ける収納庫の場合は、本体側板の内側が全体的
に平坦面に形成されるとともに、該側板の内面に棚受け
具取り付け用の取付穴が形成されている。一方、内部に
引出しを設ける収納庫の場合は、本体側板の内側前後に
突出状態で設けられる補強板に引出しを支持するサスペ
ンションを取り付けるための取付穴が形成されている。
そして、内部に引出しを設ける収納庫の場合は、引出し
が前後に移動することから、サスペンション取り付け用
の取付穴は、荷重移動にも十分耐え得る形態となってお
り、棚受け具用の取付穴とは形態が異なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、内部
に棚板を設ける収納庫と内部に引出しを設ける収納庫と
では、本体が同一の外形サイズであっても、上述したよ
うに、本体側板の内面形状や取付穴の形態が異なるた
め、本体を共用することができない。このため、従来
は、棚板付き収納庫用の本体と引出し付き収納庫用の本
体を別個に製造する必要があり、製造や在庫管理の効率
が低下する原因となっていた。
【0005】したがって、本発明の目的は、収納庫本体
を共通化可能とし、引出し付き収納庫や棚付き収納庫等
を容易に組み立てることができる収納庫の構造を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、収納庫本体の内側に上下方向に延びる前
補強板及び後補強板を前後に間隔を開けて設け、前記前
補強板及び後補強板にそれぞれ引出し用サスペンション
を取り付け可能な取付部を形成し、さらに、棚板を支持
する棚板受け具を取り付け可能な内側板を前記収納庫本
体の内側に着脱可能に取り付けたことを特徴とする収納
庫。
【0007】上記構成を有する収納庫においては、前補
強板及び後補強板の取付部にサスペンションを取り付け
れば引出しを出し入れ可能に支持することができるの
で、引出し付きの収納庫にすることができる。また、収
納庫本体の内側に内側板を取り付ければ、この内側板に
棚受け具を取り付けることができるので、棚付きの収納
庫にすることができる。このように、共通の収納庫本体
を用いて収納形態の異なる収納庫を容易に組み立てるこ
とができるので、内側板に棚受け具を介して棚を取り付
けて使用するときに、棚付きの収納庫収納庫構成部材の
製造及び在庫管理を効率良く行うことができる。
【0008】上記構成の収納庫において、好ましくは、
前記内側板は前記前補強板及び後補強板を覆うように形
成される。係る構成の場合、収納庫本体の内側に内側板
を取り付ければ、該内側板に棚受け具を介して棚板を支
持することができるとともに、該内側板により前補強板
及び後補強板を覆い収納庫本体の内側を平らな壁面とす
ることができるので、見栄えが良くなるとともに、棚板
の両端に載置物落下の原因となる隙間や載置物の出し入
れの際に障害となる凹凸が生じることを防止できるの
で、使い勝手の良い棚付きの収納庫にすることができ
る。
【0009】さらに好ましくは、前記内側板は、前記前
補強板及び後補強板の前記取付部に係わり合って止まる
係止部を介して前記収納庫本体の内側に着脱可能とされ
る。係る構成によれば、前補強板及び後補強板に形成さ
れる取付部を、引出し用サスペンションと内側板の取り
付けに兼用することができるので、収納庫本体又は前補
強板及び後補強板への加工を最小限に抑えることがで
き、強度低下及び美観の低下を最小限に抑えることがで
きる。
【0010】また、上記課題を解決するために、本発明
は、収納庫本体の内側に上下方向に延びる前補強板及び
後補強板を前後に間隔を開けて設け、前記前補強板と後
補強板との間に、引出し用サスペンションを取り付け可
能な取付部を有するサスペンション受け板と、棚板を支
持する棚板受け具を取り付け可能な内側板を選択的に取
り付け可能としたことを特徴とする収納庫を提供する。
【0011】上記構成を有する収納庫においては、前補
強板と後補強板との間にサスペンション受け板を取り付
ければ、このサスペンション受け板に設けられている取
付部に引出し用サスペンションを取り付けることができ
るので、引出し付きの収納庫にすることができる。ま
た、前補強板と後補強板との間に棚受け板を取り付けれ
ば、この棚受け板に棚受け具を取り付けて棚板を支持す
ることができるので、棚付きの収納庫にすることができ
る。このように、共通の収納庫本体を用いて収納形態の
異なる収納庫を容易に組み立てることができるので、収
納庫構成部材の製造及び在庫管理を効率良く行うことが
できる。しかも、前補強板と後補強板との間に棚受け板
を取り付けたときは、前補強板と後補強板と棚受け板と
でほぼ平坦な内面を形成することができるので、棚付き
の収納庫して見栄えが良くなるとともに、棚板の両端に
載置物落下の原因となる隙間や載置物の出し入れの際に
障害となる凹凸が生じることを防止でき、使い勝手の良
い棚付きの収納庫にすることができる。
【0012】上記構成の収納庫において、好ましくは、
前記前補強板と前記後補強板との間に中間カバー板を設
け、前記前補強板と該中間カバー板との間、及び、前記
後補強板と該中間カバー板との間にそれぞれ前記サスペ
ンション受け板と前記棚受け板を選択的に取り付け可能
とされる。係る構成の場合、前補強板と中間カバー板と
の間及び後補強板と中間カバー板との間にそれぞれサス
ペンション受け板を取り付ければ、このサスペンション
受け板に設けられている取付部に引出し用サスペンショ
ンを取り付けることができるので、引出し付きの収納庫
にすることができる。また、前補強板と中間カバー板と
の間及び後補強板と中間カバー板との間にそれぞれ棚受
け板を取り付ければ、この棚受け板に棚受け具を取り付
けて棚板を支持することができるので、棚付きの収納庫
にすることができる。このように、共通の収納庫本体を
用いて収納形態の異なる収納庫を容易に組み立てること
ができるので、収納庫構成部材の製造及び在庫管理を効
率良く行うことができる。しかも、前補強板と中間カバ
ー板との間及び後補強板と中間カバー板との間にそれぞ
れ棚受け板を取り付けたときは、前補強板と後補強板と
中間カバー板と棚受け板とでほぼ平坦な内面を形成する
ことができるので、棚付きの収納庫して見栄えが良くな
るとともに、棚板の両端に載置物落下の原因となる隙間
や載置物の出し入れの際に障害となる凹凸が生じること
を防止でき、使い勝手の良い棚付きの収納庫にすること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明する。
【0014】
【実施例】図1から図3までは本発明の第1実施例を示
すものであり、図1中(a)は収納庫本体にサスペンシ
ョンを取り付ける場合の要部分解斜視図、(b)はサス
ペンションの裏側斜視図、(c)は棚受け板及び棚受け
具の斜視図である。図2は図1に示す収納庫本体の要部
正面図である。図3中(a)は図1に示す収納庫本体に
サスペンションを取り付けた状態を示す要部横断面平面
図であり、(b)は図1に示す収納庫本体にサスペンシ
ョンに代えて棚受け板を取り付けた状態を示す要部横断
面平面図である。
【0015】はじめに図1及び図2を参照すると、収納
庫は、左右の側板2、3、天板4、底板5及び背面板6
からなる収納庫本体1を有する。
【0016】図1〜図3に示すように、側板2、3の内
面にはそれぞれ収納庫本体内方に突出し且つ上下方向に
延びる前補強板8及び後補強板9が前後に間隔を開けて
設けられている。天板4及び底板5にも同様に前補強板
8及び後補強板9が設けられている。前補強板8及び後
補強板9の突出部はそれぞれ頂面8a、9aと、前側面
8b、9bと、後側面8c、9cを有する。一方の側板
2は、側板2と該側板2の前補強部材8とで囲まれた空
所2a及び側板2と該側板2の後補強部材9とで囲まれ
た空所2bを有する。他方の側板3,天板4、底板5も
同様の空所を有する。
【0017】側板2、3、天板4及び底板5における前
補強板8の突出部はそれぞれ側板2、3、天板4及び底
板5の前端よりも所定量だけ後方に位置しており、これ
により、収納庫本体1の前面には凹所1aが形成されて
いる。この凹所1aには、必要に応じラテラル扉、回動
扉、引戸等を支持する前枠(図示)を取り付けることが
できる。また、収納庫をオープン型とするときは、凹所
1aに矩形の前枠のみを取り付けることができる。
【0018】また、側板2、3、天板4及び底板5にお
ける後補強板9の突出部はそれぞれ側板2、3、天板4
及び底板5の後端よりも所定量だけ前方に位置してお
り、これにより、収納庫本体1の後面には凹所1bが形
成されている。そして、この凹所1bに背面板6が取り
付けられている。
【0019】さらに、一方の側板2の前補強板8及び後
補強板9にはそれぞれ引出し用サスペンション10を取
り付け可能な取付部としての取付穴8d、9dが上下方
向に適度の間隔を開けて形成されている。前補強板8の
取付穴8dは前補強板8の突出部頂面8aに開口してお
り、後補強板9の取付穴9dは後補強板9の突出部頂面
9aから前側面9bにかけて開口している。図示は省略
するが、他方の側板3の前補強板8及び後補強板9にも
同様にそれぞれ引出し用サスペンション10を取り付け
可能な取付穴が上下方向に適度の間隔を開けて形成され
ている。
【0020】図1(b)に示すように、サスペンション
10の裏側には前後に間隔を開けて2つのフック10
a、10bが切り起こし形成されており、後側のフック
10bは後補強板9の取付穴9dに対し後方に向かって
差し込まれており、前側のフック10aは前補強板8の
取付穴8dに対し下方に向かって差し込まれている。し
たがって、サスペンション10を前補強板8及び後補強
板9の取付穴8d、9dに取り付けた状態においては、
サスペンション10が前方に抜けることを防止できると
ともに、サスペンション10の後部が上方に浮き上がる
ことを防止できる。
【0021】さらに、この実施例においては、前補強板
8及び後補強板9の取付穴8d、9dに、サスペンショ
ン10に代えて図1(c)に示す内側板11を取り付け
ることができる。この内側板11は前補強板8の突出部
前端から後補強板9の突出部後端までを覆うことができ
るように形成されている。したがって、側板2、3の前
補強板8及び後補強板9にそれぞれ内側板11を取り付
けることにより、側板2、3の内側に平らな内面を形成
することができる。また、内側板11の裏面には前後に
間隔をあけて上下方向に延びる補強板12、13が取り
付けられており、これら前後の補強板12、13には前
補強板8及び後補強板9の取付穴8d、9dに差し込む
ことができる係止部としてのフック12a、13aがそ
れぞれ切り起こし形成されている。このフック12a、
13aはサスペンション10に設けられるフック10
a、10bと同様の形状を有している。
【0022】内側板11には棚板(図示省略)を支持す
るための棚板受け具14を取り付け可能な複数個の取付
穴11a、11bが前後に間隔をあけて縦2列に、且
つ、上下方向に所定ピッチ間隔をあけて形成されてい
る。
【0023】上記構成を有する第1実施例の収納庫にお
いては、側板2、3における前補強板8及び後補強板9
の取付穴8d、9dにサスペンション10を取り付けれ
ば引出し(図示省略)を出し入れ可能に支持することが
できるので、引出し付きの収納庫にすることができる。
また、側板2、3における前補強板8及び後補強板9の
取付穴8d、9dに内側板11を取り付ければ、内側板
11の取付穴11a、11bに棚受け具14を介して棚
板(図示省略)を支持することができるので棚付きの収
納庫にすることができる。このように、共通の収納庫本
体を用いて収納形態の異なる収納庫を容易に組み立てる
ことができるので、収納庫構成部材の製造及び在庫管理
を効率良く行うことができる。
【0024】また、上記実施例においては、収納庫本体
1の側板2、3の内側に内側板11を取り付けたとき
は、該内側板11に棚受け具14を介して棚板を支持す
ることができるとともに、該内側板11により前補強板
8及び後補強板9を覆い側板2,3の内側を平らな壁面
とすることができるので、見栄えが良くなるとともに、
棚受け具14に支持される棚板の両端に載置物落下の原
因となる隙間や載置物の出し入れの際に障害となる凹凸
が生じることを防止できるので、使い勝手の良い棚付き
の収納庫にすることができる。
【0025】さらに、上記実施例においては、内側板1
1は、前補強板8及び後補強板9の取付穴8d、9dに
係わり合って止まるフック12a、13aを介して収納
庫本体1の内側に着脱可能とされるので、前補強板8及
び後補強板9に形成される取付穴8d、9dを、引出し
用サスペンション10と内側板11の取り付けに兼用す
ることができ、収納庫本体1の側板2,3又は前補強板
8及び後補強板9への加工を最小限に抑えることがで
き、強度低下及び美観の低下を最小限に抑えることがで
きる。
【0026】図4は本発明の第2実施例を示したもので
あり、図4中(a)は収納庫本体にサスペンションを取
り付ける場合の要部分解斜視図、(b)は棚受け板及び
棚受け具の斜視図、(c)は取付穴ピッチの異なる棚受
け板を示す斜視図である。同図において、上記第1実施
例と同様の構成要素には同一の参照符号が付してある。
【0027】この第2実施例においては、収納庫本体1
における側板2、3の内面に収納庫本体1の内方に突出
し且つ上下方向に延びる前補強板8及び後補強板9が前
後に間隔を開けて設けられており、前補強板8と後補強
板9との間に、引出し用サスペンション10を取り付け
可能な取付穴15a、15bを有するサスペンション受
け板15と、棚受け具14を取り付け可能な取付穴16
a、16bを有する棚受け板17とが選択的に取り付け
可能となっている。サスペンション受け板15及び棚受
け板16にはそれぞれ前方及び後方に突出するフック1
5c、16cがそれぞれ上下に間隔をあけて設けられて
おり、前補強板8の突出部後側面8c及び後補強板9の
突出部前側面9bにはそれぞれフック15c、16cを
引っ掛けて止める取付穴8e、9eが上下に間隔をあけ
て形成されている。
【0028】したがって、上記構成を有する第2実施例
の収納庫においては、側板2、3における前補強板8の
突出部と後補強板9の突出部との間にサスペンション受
け板15を取り付ければ、このサスペンション受け板1
5に設けられている取付穴15a、15bに引出し用サ
スペンション10を取り付けることができるので、引出
し付きの収納庫にすることができる。また、側板2、3
における前補強板8の突出部と後補強板9の突出部との
間に棚受け板16を取り付ければ、この棚受け板16に
設けられている取付穴16a、16bに棚受け具14を
取り付けて棚板を支持することができるので、棚付きの
収納庫にすることができる。
【0029】しかも、前補強板8と後補強板9との間に
棚受け板16を取り付けたときは、前補強板8と後補強
板9と棚受け板16とでほぼ平坦な内面を形成すること
ができるので、棚付きの収納庫して見栄えが良くなると
ともに、棚受け具14に支持される棚板の両端に載置物
落下の原因となる隙間や載置物の出し入れの際に障害と
なる凹凸が生じることを防止でき、使い勝手の良い棚付
きの収納庫にすることができる。
【0030】図5は本発明の第3実施例を示したもので
あり、図5中(a)は収納庫本体にサスペンションを取
り付ける場合の要部分解斜視図、(b)は棚受け板及び
棚受け具の斜視図、(c)は取付穴ピッチの異なる棚受
け板を示す斜視図である。同図において、上記第1実施
例と同様の構成要素には同一の参照符号が付してある。
【0031】この第3実施例においては、収納庫本体1
における側板2、3の内面に収納庫本体1の内方に突出
し且つ上下方向に延びる前補強板8及び後補強板9が前
後に間隔を開けて設けられており、さらに前補強板8と
後補強板9との間に、中間カバー板17が設けられてい
る。そして、前補強板8の突出部と中間カバー板17と
の間、及び、後補強板9の突出部と中間カバー板17と
の間にそれぞれ引出し用サスペンション10を取り付け
可能な取付穴18a、19aを有する2本のサスペンシ
ョン受け板18,19と、棚受け具14を取り付け可能
な取付穴20a、20aを有する2本の棚受け板20と
が選択的に取り付け可能となっている。サスペンション
受け板18、19及び棚受け板20にはそれぞれ前方及
び後方に突出するフック18b、19b、20bがそれ
ぞれ上下に間隔をあけて設けられており、前補強板8の
突出部後側面8c、中間カバー板17の前側面及び後側
面、及び後補強板9の突出部前側面9bにはそれぞれこ
れらのフック18b、19b、20bを引っ掛けて止め
ることができる取付穴8e、17a、9eが上下に間隔
をあけて形成されている。
【0032】したがって、上記構成を有する第3実施例
の収納庫においては、側板2、3における前補強板8と
中間カバー板17との間及び後補強板9と中間カバー板
17との間にそれぞれサスペンション受け板18,19
を取り付ければ、両サスペンション受け板18,19に
設けられている取付穴18a、19aに引出し用サスペ
ンション10を取り付けることができるので、引出し付
きの収納庫にすることができる。また、前補強板8と中
間カバー板17との間及び後補強板9と中間カバー板1
7との間にそれぞれ棚受け板20、20を取り付けれ
ば、この棚受け板20、20に設けられている取付穴2
0a、20aに棚受け具14を取り付けて棚板を支持す
ることができるので、棚付きの収納庫にすることができ
る。
【0033】しかも、前補強板8と中間カバー板17と
の間及び後補強板9と中間カバー板17との間にそれぞ
れ棚受け板20,20を取り付けたときは、前補強板8
と後補強板9と中間カバー板17と棚受け板20,20
とでほぼ平坦な内面を形成することができるので、棚付
きの収納庫して見栄えが良くなるとともに、棚受け具1
4に支持される棚板の両端に載置物落下の原因となる隙
間や載置物の出し入れの際に障害となる凹凸が生じるこ
とを防止でき、使い勝手の良い棚付きの収納庫にするこ
とができる。
【0034】以上、図示実施例につき説明したが、本発
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構
成要素に種々の変更を加えることができる。例えば、図
示実施例の収納庫本体は側板2、3、天板4及び底板5
が分解及び組み立て可能であるが、一体化されたもので
あってもよい。また、前補強板8と後補強板9には引出
し用サスペンション10を取り付け可能な取付部として
切り起こし片等からなる突起部を設けてもよい。また、
内側板11への棚板受け具の取り付け形態も任意形態に
変更することができる。さらに、内側板11は前補強板
8や後補強板9を介することなく側板2,3の内側に直
接着脱可能に取り付けてもよい。さらに、収納庫本体は
その内部を複数の収納室に区画する仕切板を有していて
もよく、その場合、収納庫本体の側板及び仕切板に対し
本発明の特徴的構成を適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、収納庫
本体を共通化可能とし、引出し付き収納庫や棚付き収納
庫等を容易に組み立てることができる収納庫の構造を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであり、(a)
は収納庫本体にサスペンションを取り付ける場合の分解
斜視図、(b)はサスペンションの裏側斜視図、(c)
は棚受け板及び棚受け具の斜視図である。
【図2】図1に示す収納庫本体の要部正面図である。
【図3】(a)は図1に示す収納庫本体にサスペンショ
ンを取り付けた状態を示す要部横断面平面図であり、
(b)は図1に示す収納庫本体にサスペンションに代え
て棚受け板を取り付けた状態を示す要部横断面平面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例を示すものであり、(a)
は収納庫本体にサスペンションを取り付ける場合の要部
分解斜視図、(b)は棚受け板及び棚受け具の斜視図、
(c)は取付穴ピッチの異なる棚受け板を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例を示すものであり、(a)
は収納庫本体にサスペンションを取り付ける場合の要部
分解斜視図、(b)は棚受け板及び棚受け具の斜視図、
(c)は取付穴ピッチの異なる棚受け板を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 収納庫本体 2、3 側板 8 前補強板 8d、8e 取付穴(取付部) 9 後補強板 9d、9e 取付穴(取付部) 10 サスペンション 11 棚受け板 14 棚受け具 15、18、19 サスペンション受け板 15a、18a、19a 取付穴 16、20 棚受け板 16a、16b、20a 取付穴 17 中間カバー板 17e 取付穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫本体の内側に上下方向に延びる前
    補強板及び後補強板を前後に間隔を開けて設け、前記前
    補強板及び後補強板にそれぞれ引出し用サスペンション
    を取り付け可能な取付部を形成し、さらに、棚板を支持
    する棚板受け具を取り付け可能な内側板を前記収納庫本
    体の内側に着脱可能に取り付けたことを特徴とする収納
    庫。
  2. 【請求項2】 前記内側板は前記前補強板及び後補強板
    を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の収納庫。
  3. 【請求項3】 前記内側板は、前記前補強板及び後補強
    板の前記取付部に係わり合って止まる係止部を介して前
    記収納庫本体の内側に着脱可能であることを特徴とする
    請求項1又は2記載の収納庫。
  4. 【請求項4】 収納庫本体の内側に上下方向に延びる前
    補強板及び後補強板を前後に間隔を開けて設け、前記前
    補強板と後補強板との間に、引出し用サスペンションを
    取り付け可能な取付部を有するサスペンション受け板
    と、棚板を支持する棚板受け具を取り付け可能な内側板
    を選択的に取り付け可能としたことを特徴とする収納
    庫。
  5. 【請求項5】 前記前補強板と前記後補強板との間に中
    間カバー板を設け、前記前補強板と該中間カバー板との
    間、及び、前記後補強板と該中間カバー板との間にそれ
    ぞれ前記サスペンション受け板と前記棚受け板を選択的
    に取り付け可能としたことを特徴とする請求項4記載の
    収納庫。
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