JPH083972Y2 - 端子台の端子板固定構造 - Google Patents
端子台の端子板固定構造Info
- Publication number
- JPH083972Y2 JPH083972Y2 JP10479891U JP10479891U JPH083972Y2 JP H083972 Y2 JPH083972 Y2 JP H083972Y2 JP 10479891 U JP10479891 U JP 10479891U JP 10479891 U JP10479891 U JP 10479891U JP H083972 Y2 JPH083972 Y2 JP H083972Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- groove
- terminal plate
- base
- fixing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電気機器の内、外部配
線の中継、電路の配線端子として使用する端子台の端子
板固定構造に関するものである。
線の中継、電路の配線端子として使用する端子台の端子
板固定構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来実施されている端子台の端子板固定
構造は、図５に示す如く基台１の複数の隔壁２に複数の
溝３を形成し、端子板４の両側に形成した突部５、５を
溝３、３に圧入することにより、基台１に端子板４を固
定していた。 この構造では、隔壁２の両側に複数の溝
３、３を形成しているために、溝３、３の寸法Ｂ、Ｂと
溝３、３間の寸法Ｃとを合わせた寸法Ｄの厚さが隔壁２
に必要となっていた。
構造は、図５に示す如く基台１の複数の隔壁２に複数の
溝３を形成し、端子板４の両側に形成した突部５、５を
溝３、３に圧入することにより、基台１に端子板４を固
定していた。 この構造では、隔壁２の両側に複数の溝
３、３を形成しているために、溝３、３の寸法Ｂ、Ｂと
溝３、３間の寸法Ｃとを合わせた寸法Ｄの厚さが隔壁２
に必要となっていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来は、溝３、３が隔
壁２の両側に設けてあるために、隔壁２の肉厚が電気的
絶縁距離を確保した上に必要以上に厚さが必要となり、
端子台全体の形状が大きくなる問題点があった。
壁２の両側に設けてあるために、隔壁２の肉厚が電気的
絶縁距離を確保した上に必要以上に厚さが必要となり、
端子台全体の形状が大きくなる問題点があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする手段】本考案は、階段状の端
子板の上下の片側に突部を設け、基台の隔壁に対向して
設けた上下段溝に端子板の上下突部を圧入して端子台に
端子板を固定するものである。
子板の上下の片側に突部を設け、基台の隔壁に対向して
設けた上下段溝に端子板の上下突部を圧入して端子台に
端子板を固定するものである。
【０００５】
【考案の作用】本考案は、隔壁の上下の片側のみに溝を
設けて、端子板の上下突部を溝に圧入する構造としたの
で、隔壁の肉厚を必要以上に大きくする必要がない。
設けて、端子板の上下突部を溝に圧入する構造としたの
で、隔壁の肉厚を必要以上に大きくする必要がない。
【０００６】
【実施例】以下図１〜図４に基ずいて説明すると、２０
は基台で下段部２１と上段部２２を有し、２３は複数の
隔壁で下段部２１、上段部２２と一体形成され、２４は
下段溝で下段部２１の近傍で隔壁２３の片側に形成さ
れ、２５は上段溝で上段部２２の近傍で下段溝２４に対
向した隔壁２３に形成され、２６は端子板で階段状に形
成され、下端子部２７の片側に下突部２８が形成され、
上端子部２９の片側で下突部２８の反対側に上突部３０
が形成されている。３１は凸部で基台２０の垂直壁３４
に形成され、凸部３１は端子板２６の垂直部３２に設け
た孔３３に▲かん▼入している。
は基台で下段部２１と上段部２２を有し、２３は複数の
隔壁で下段部２１、上段部２２と一体形成され、２４は
下段溝で下段部２１の近傍で隔壁２３の片側に形成さ
れ、２５は上段溝で上段部２２の近傍で下段溝２４に対
向した隔壁２３に形成され、２６は端子板で階段状に形
成され、下端子部２７の片側に下突部２８が形成され、
上端子部２９の片側で下突部２８の反対側に上突部３０
が形成されている。３１は凸部で基台２０の垂直壁３４
に形成され、凸部３１は端子板２６の垂直部３２に設け
た孔３３に▲かん▼入している。
【０００７】基台２０に端子板２６を固定する方法を説
明すると、図４に示す如く下端子部２７の下突部２８を
下段溝２４に圧入すると同時に、上端子部２９の上突部
３０を上段溝２５に圧入することにより基台２０に端子
板２６が固定できる。
明すると、図４に示す如く下端子部２７の下突部２８を
下段溝２４に圧入すると同時に、上端子部２９の上突部
３０を上段溝２５に圧入することにより基台２０に端子
板２６が固定できる。
【０００８】しかして、本願では図４に示す如く隔壁２
３に設けた下段溝２４と上段溝２５は、段違いの位置に
設けてあるので、隔壁２３の肉厚は溝２４、２５の寸法
ｅと残りの絶縁距離ｆとを合わせた寸法ｇを確保すれば
よい。
３に設けた下段溝２４と上段溝２５は、段違いの位置に
設けてあるので、隔壁２３の肉厚は溝２４、２５の寸法
ｅと残りの絶縁距離ｆとを合わせた寸法ｇを確保すれば
よい。
【０００９】
【考案の効果】本考案は以上の如く、基台の隔壁に対向
して段違いに上下段溝を設け、この上下段溝に階段状の
端子板の上下突部を圧入する構造としたので次のような
効果がある。 （１）隔壁に形成した溝の寸法が隔壁の肉厚方向に１個
分で済むので、隔壁の肉厚を最小限にできて端子台の小
型化となる。 （２）階段状の端子板を隔壁の溝に圧入すると同時に、
基台の垂直壁に設けた凸部に端子板の垂直部の孔を▲か
ん▼入したので、上下方向の強度が強く固定できる。
して段違いに上下段溝を設け、この上下段溝に階段状の
端子板の上下突部を圧入する構造としたので次のような
効果がある。 （１）隔壁に形成した溝の寸法が隔壁の肉厚方向に１個
分で済むので、隔壁の肉厚を最小限にできて端子台の小
型化となる。 （２）階段状の端子板を隔壁の溝に圧入すると同時に、
基台の垂直壁に設けた凸部に端子板の垂直部の孔を▲か
ん▼入したので、上下方向の強度が強く固定できる。
【図１】本考案に係わる端子台の端子板固定構造の正面
図である。
図である。
【図２】図１の底面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】本考案の要部分解斜視図である。
【図５】従来例の要部分解斜視図である。
２０ 基台 ２１ 下段部 ２２ 上段部 ２３ 隔壁 ２４ 下段溝 ２５ 上段溝 ２６ 端子板 ２７ 下端子部 ２８ 下突部 ２９ 上端子部 ３０ 上突部 ３１ 凸部 ３２ 垂直部 ３３ 孔 ３４ 垂直壁
Claims (2)
- 【請求項１】 階段状に上、下段部を有する基台と、該
基台に一体形成した複数の隔壁と、該隔壁の下段部近傍
片側に設けた下段溝と、該下段溝を有する隔壁に対向し
た隔壁の上段部近傍の下段溝側に設けた上段溝と、該上
段溝と下段溝に圧入する上突部及び下突部を設けた階段
状の端子板と、該端子板は下端子部の片側に下突部を有
すると共に上端子部の片側で下突部の反対側に有する上
突部とよりなる端子台の端子板固定構造。 - 【請求項２】 基台の垂直壁に設けた凸部と、該凸部に
▲かん▼入する孔を端子板の垂直部に形成した請求項１
記載の端子台の端子板固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10479891U JPH083972Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 端子台の端子板固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10479891U JPH083972Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 端子台の端子板固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548231U JPH0548231U (ja) | 1993-06-25 |
| JPH083972Y2 true JPH083972Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=14390464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10479891U Expired - Lifetime JPH083972Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 端子台の端子板固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083972Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP10479891U patent/JPH083972Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548231U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |