JP2572538Y2 - ローゼット - Google Patents
ローゼットInfo
- Publication number
- JP2572538Y2 JP2572538Y2 JP1993006501U JP650193U JP2572538Y2 JP 2572538 Y2 JP2572538 Y2 JP 2572538Y2 JP 1993006501 U JP1993006501 U JP 1993006501U JP 650193 U JP650193 U JP 650193U JP 2572538 Y2 JP2572538 Y2 JP 2572538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rosette
- mounting portion
- modular jack
- terminal plate
- connection terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば電話器を回線に
接続するために用いられる、ソケット型のモジュラージ
ャックを内蔵したローゼットに関する。
接続するために用いられる、ソケット型のモジュラージ
ャックを内蔵したローゼットに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のローゼット50の一例を示
す。なお、この従来のローゼット50の基本構成部分は
本考案のローゼットと同じであるので、後述する実施例
のローゼットを示す図1,図2も合わせて参照された
い。
す。なお、この従来のローゼット50の基本構成部分は
本考案のローゼットと同じであるので、後述する実施例
のローゼットを示す図1,図2も合わせて参照された
い。
【0003】図4に示されるローゼット50は、角箱状
の本体モールド10を有し、この本体モールド10に
は、中央部に雌ねじ部13が形成された角柱状の置台部
12が一体に設けられており、この置台部12に所定数
(ここでは4枚)の板金製の端子板20が載せられてい
る。
の本体モールド10を有し、この本体モールド10に
は、中央部に雌ねじ部13が形成された角柱状の置台部
12が一体に設けられており、この置台部12に所定数
(ここでは4枚)の板金製の端子板20が載せられてい
る。
【0004】各端子板20は、平板状の載置部22と、
そこから立ち下がる抜け止め挿入部23及び接続端子部
24と、図には現れていないがケーブル(電線リード)
等が接続される引出端子部と、からなっており、上記載
置部22と接続端子部24の裏面をそれぞれ上記置台部
12の上面部12a及び側面部12bに対接させた状態
でその載置部22が上記置台部12に矩形の押さえ板1
7を介してタッピンネジ14で固定されている。
そこから立ち下がる抜け止め挿入部23及び接続端子部
24と、図には現れていないがケーブル(電線リード)
等が接続される引出端子部と、からなっており、上記載
置部22と接続端子部24の裏面をそれぞれ上記置台部
12の上面部12a及び側面部12bに対接させた状態
でその載置部22が上記置台部12に矩形の押さえ板1
7を介してタッピンネジ14で固定されている。
【0005】また、上記本体モールド10には、上記置
台部12の上記接続端子部24が対接せしめられた側面
部12bに対向するようにソケット型のモジュラージャ
ック30が固定されている。このモジュラージャック3
0の基体モールド31には、導電性金属線材から折曲成
形された所定数(ここでは4本)のコンタクトピン32
が取着されている。各コンタクトピン32の後部は、上
記基体モールド31の後面から後方に突出せしめられて
上記接続端子部24に弾発的に圧接せしめられている。
台部12の上記接続端子部24が対接せしめられた側面
部12bに対向するようにソケット型のモジュラージャ
ック30が固定されている。このモジュラージャック3
0の基体モールド31には、導電性金属線材から折曲成
形された所定数(ここでは4本)のコンタクトピン32
が取着されている。各コンタクトピン32の後部は、上
記基体モールド31の後面から後方に突出せしめられて
上記接続端子部24に弾発的に圧接せしめられている。
【0006】なお、各端子板20の接続端子部24はモ
ジュラージャック30の後面側中央部付近に集合するよ
うに引き回されて各々独立した縦溝18内に収容されて
おり、それらの接続端子部24とコンタクトピン32と
の接触部分を覆うようにモジュラージャック30の基体
モールド31の後面には鍔状覆部34が突設されてい
る。
ジュラージャック30の後面側中央部付近に集合するよ
うに引き回されて各々独立した縦溝18内に収容されて
おり、それらの接続端子部24とコンタクトピン32と
の接触部分を覆うようにモジュラージャック30の基体
モールド31の後面には鍔状覆部34が突設されてい
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記した如くの従来の
ローゼットにあっては、何らかの都合でタッピンネジ1
4を緩めるとき、ねじ山が端子板20に当たり、図4に
おいて一点鎖線で示される如くに、端子板20がタッピ
ンネジ14と共に浮き上がってしまい、最悪の場合には
接続端子部24とコンタクトピン32とが離間して導通
しなくなるという問題を引き起こすおそれがあった。
ローゼットにあっては、何らかの都合でタッピンネジ1
4を緩めるとき、ねじ山が端子板20に当たり、図4に
おいて一点鎖線で示される如くに、端子板20がタッピ
ンネジ14と共に浮き上がってしまい、最悪の場合には
接続端子部24とコンタクトピン32とが離間して導通
しなくなるという問題を引き起こすおそれがあった。
【0008】かかる点に鑑み本考案は、端子板を固定し
ているネジを緩めても端子板が浮き上がることのないよ
うにされたローゼットを提供することを目的とする。
ているネジを緩めても端子板が浮き上がることのないよ
うにされたローゼットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本考案に係るローゼットは、本体モールドに設けら
れた角柱状の置台部に載置部とそこから立ち下がる接続
端子部とを有する端子板がその裏面を対接させた状態で
載せられるとともに、その載置部が上記置台部にネジで
固定され、一方、上記本体モールドに、上記置台部の上
記接続端子部が対接せしめられた側面部に対向するよう
にソケット型のモジュラージャックが固定されて、該モ
ジュラージャックの基体モールド後面から後方に突出せ
しめられたコンタクトピンが上記接続端子部に弾発的に
圧接せしめられてなる基本構成を有している。
く、本考案に係るローゼットは、本体モールドに設けら
れた角柱状の置台部に載置部とそこから立ち下がる接続
端子部とを有する端子板がその裏面を対接させた状態で
載せられるとともに、その載置部が上記置台部にネジで
固定され、一方、上記本体モールドに、上記置台部の上
記接続端子部が対接せしめられた側面部に対向するよう
にソケット型のモジュラージャックが固定されて、該モ
ジュラージャックの基体モールド後面から後方に突出せ
しめられたコンタクトピンが上記接続端子部に弾発的に
圧接せしめられてなる基本構成を有している。
【0010】そして、上記モジュラージャックの後面に
そこから後方に突出して上記端子板の載置部に当接する
押さえリブが突設されていることを特徴としている。
そこから後方に突出して上記端子板の載置部に当接する
押さえリブが突設されていることを特徴としている。
【0011】
【作用】上述の如くの構成とされた本考案に係るローゼ
ットにおいては、モジュラージャックの後面に突設され
た押さえリブによって端子板が上から押さえられるの
で、端子板を固定しているネジを緩めても端子板が浮き
上がることはない。
ットにおいては、モジュラージャックの後面に突設され
た押さえリブによって端子板が上から押さえられるの
で、端子板を固定しているネジを緩めても端子板が浮き
上がることはない。
【0012】そのため、接続端子部とコンタクトピンと
が離間して導通しなくなるといった事態を防止できる。
が離間して導通しなくなるといった事態を防止できる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1〜図3は、それぞれ本考案に係るローゼッ
トの一実施例を示し、図1は分解斜視図、図2はカバー
42を取り去った状態の斜視図、図3は図4(従来例)
に対応する部分拡大断面図、である。
明する。図1〜図3は、それぞれ本考案に係るローゼッ
トの一実施例を示し、図1は分解斜視図、図2はカバー
42を取り去った状態の斜視図、図3は図4(従来例)
に対応する部分拡大断面図、である。
【0014】図に示されるローゼット1は、基本的には
前述した図4に示される従来例と同様に、角箱状の本体
モールド10を有し、この本体モールド10には、中央
部に雌ねじ部13が形成された角柱状の置台部12が一
体に設けられており、この置台部12に4枚の板金製の
端子板20が載せられている。
前述した図4に示される従来例と同様に、角箱状の本体
モールド10を有し、この本体モールド10には、中央
部に雌ねじ部13が形成された角柱状の置台部12が一
体に設けられており、この置台部12に4枚の板金製の
端子板20が載せられている。
【0015】各端子板20は、平板状の載置部22と、
そこから立ち下がる抜け止め挿入部23及び接続端子部
24と、図には現れていないがケーブル(電線リード)
が接続される引出端子部26と、からなっており、上記
載置部22と接続端子部24の裏面をそれぞれ上記置台
部12の上面部12a及び側面部12bに対接させた状
態でその載置部22が上記置台部12に矩形の押さえ板
17を介してタッピンネジ14で固定されている。
そこから立ち下がる抜け止め挿入部23及び接続端子部
24と、図には現れていないがケーブル(電線リード)
が接続される引出端子部26と、からなっており、上記
載置部22と接続端子部24の裏面をそれぞれ上記置台
部12の上面部12a及び側面部12bに対接させた状
態でその載置部22が上記置台部12に矩形の押さえ板
17を介してタッピンネジ14で固定されている。
【0016】また、上記本体モールド10には、上記置
台部12の上記接続端子部24が対接せしめられた側面
部12bに対向するようにソケット型のモジュラージャ
ック30が固定されている。このモジュラージャック3
0の基体モールド31には、導電性金属線材から折曲成
形された4本のコンタクトピン32が取着されている。
各コンタクトピン32の後部は、上記基体モールド31
の後面から後方に突出せしめられて上記接続端子部24
に弾発的に圧接せしめられている。
台部12の上記接続端子部24が対接せしめられた側面
部12bに対向するようにソケット型のモジュラージャ
ック30が固定されている。このモジュラージャック3
0の基体モールド31には、導電性金属線材から折曲成
形された4本のコンタクトピン32が取着されている。
各コンタクトピン32の後部は、上記基体モールド31
の後面から後方に突出せしめられて上記接続端子部24
に弾発的に圧接せしめられている。
【0017】各端子板20の接続端子部24はモジュラ
ージャック30の後面側中央部付近に集合するように引
き回されて各々独立した縦溝18内に収容されており、
それらの接続端子部24とコンタクトピン32との接触
部分を覆うようにモジュラージャック30の基体モール
ド31の後面には鍔状覆部34が突設されている。
ージャック30の後面側中央部付近に集合するように引
き回されて各々独立した縦溝18内に収容されており、
それらの接続端子部24とコンタクトピン32との接触
部分を覆うようにモジュラージャック30の基体モール
ド31の後面には鍔状覆部34が突設されている。
【0018】この鍔状覆部34は、両サイドの接続端子
部22の押さえ、上記接触部分への塵埃の侵入防止、端
子板20に接続される電線リードとのショート防止、等
の役目を担っている。
部22の押さえ、上記接触部分への塵埃の侵入防止、端
子板20に接続される電線リードとのショート防止、等
の役目を担っている。
【0019】そして、本実施例のローゼット10にあっ
ては、上記構成に加え、モジュラージャック30の後面
にそこから後方に突出して上記4枚の端子板20のうち
の中央部に位置する2枚の端子板20の載置部22に当
接かつ押さえるように押さえリブ40が突設されてい
る。
ては、上記構成に加え、モジュラージャック30の後面
にそこから後方に突出して上記4枚の端子板20のうち
の中央部に位置する2枚の端子板20の載置部22に当
接かつ押さえるように押さえリブ40が突設されてい
る。
【0020】従って、このようにモジュラージャック3
0の後面に押さえリブ40を追加したことによって、該
押さえリブ40により端子板20が上から押さえられる
ので、図3に示される如くに、端子板20を固定してい
るタッピンネジ14を緩めても端子板20が浮き上がる
ことはない。本願の考案者等による実験によれば、従来
例のローゼット50(図4)においては1Kg以下で端
子板20の浮き上がりが発生したが、本実施例のもので
は3Kg程度までは浮き上がりが発生しないことが確認
されている。
0の後面に押さえリブ40を追加したことによって、該
押さえリブ40により端子板20が上から押さえられる
ので、図3に示される如くに、端子板20を固定してい
るタッピンネジ14を緩めても端子板20が浮き上がる
ことはない。本願の考案者等による実験によれば、従来
例のローゼット50(図4)においては1Kg以下で端
子板20の浮き上がりが発生したが、本実施例のもので
は3Kg程度までは浮き上がりが発生しないことが確認
されている。
【0021】そのため、タッピンネジ14を緩めた際、
接続端子部24とコンタクトピン32とが離間して導通
しなくなるといった事態を防止できる。
接続端子部24とコンタクトピン32とが離間して導通
しなくなるといった事態を防止できる。
【0022】なお、上記した例においては押さえリブ4
0が中央に位置する2枚の端子板20のみを押さえるよ
うにされているが、必ずしもそのような構成にする必要
はなく、押さえリブの幅を拡げる等して、押さえリブに
よって全ての端子板20を押さえるようにしてもよいこ
とは勿論である。
0が中央に位置する2枚の端子板20のみを押さえるよ
うにされているが、必ずしもそのような構成にする必要
はなく、押さえリブの幅を拡げる等して、押さえリブに
よって全ての端子板20を押さえるようにしてもよいこ
とは勿論である。
【0023】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係るローゼットは、モジュラージャックの後面に突設さ
れた押さえリブによって端子板が上から押さえられるの
で、端子板を固定しているネジを緩めた際の端子板の浮
き上がりを阻止でき、そのため、接続端子部とコンタク
トピンとが離間して導通しなくなるといった事態を防止
できるという効果が得られる。
係るローゼットは、モジュラージャックの後面に突設さ
れた押さえリブによって端子板が上から押さえられるの
で、端子板を固定しているネジを緩めた際の端子板の浮
き上がりを阻止でき、そのため、接続端子部とコンタク
トピンとが離間して導通しなくなるといった事態を防止
できるという効果が得られる。
【図1】本考案に係るローゼットの一実施例を示す分解
斜視図。
斜視図。
【図2】実施例のローゼットからカバーを取り去った状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図3】実施例のローゼットの部分拡大断面図。
【図4】従来のローゼットの一例の部分拡大断面図。
1 ローゼット 10 本体モールド 12 置台部 12a 上面部 12b 側面部 14 タッピンネジ 20 端子板 22 載置部 24 接続端子部 26 引出端子部 30 モジュラージャック 31 基体モールド 32 コンタクトピン 34 鍔状覆部 40 押さえリブ
Claims (1)
- 【請求項1】 本体モールドに設けられた角柱状の置台
部に載置部とそこから立ち下がる接続端子部とを有する
端子板がその裏面を対接させた状態で載せられるととも
に、その載置部が上記置台部にネジで固定され、一方、
上記本体モールドに、上記置台部の上記接続端子部が対
接せしめられた側面部に対向するようにソケット型のモ
ジュラージャックが固定されて、該モジュラージャック
の基体モールド後面から後方に突出せしめられたコンタ
クトピンが上記接続端子部に弾発的に圧接せしめられて
なるローゼットにおいて、 上記モジュラージャックの後面にそこから後方に突出し
て上記端子板の載置部に当接する押さえリブが突設され
ていることを特徴とするローゼット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993006501U JP2572538Y2 (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | ローゼット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993006501U JP2572538Y2 (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | ローゼット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729757U JPH0729757U (ja) | 1995-06-02 |
JP2572538Y2 true JP2572538Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=11640194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993006501U Expired - Fee Related JP2572538Y2 (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | ローゼット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572538Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-30 JP JP1993006501U patent/JP2572538Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729757U (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |