JPH0735318Y2 - 電話機用ローゼツト - Google Patents

電話機用ローゼツト

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JPH0735318Y2
JPH0735318Y2 JP1989104951U JP10495189U JPH0735318Y2 JP H0735318 Y2 JPH0735318 Y2 JP H0735318Y2 JP 1989104951 U JP1989104951 U JP 1989104951U JP 10495189 U JP10495189 U JP 10495189U JP H0735318 Y2 JPH0735318 Y2 JP H0735318Y2
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JP
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rosette
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modular jack
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鉄夫 橋本
宏信 金沢
修一 小滝
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この考案は電話機用ローゼツトに関するものであり、特
に組立性を向上した電話機用ローゼツトに関するもので
ある。 [従来の技術] 従来の電話機用ローゼツトを別紙添付図面の第10図乃至
第13図に従って説明する。第10図は電話機用ローゼツト
(1)のカバーを取外した状態を示し、ベース(2)の
中央部位に外線接続部(3)を設けるとともに、前方
(図中下方)に電話機接続用のモジユラージヤツク部
(4)を立設している。該モジユラージヤツク(4)の
内部には所定位置にコンタクトスプリング(5)(6)
(7)(8)が配設され、第11図に示すように該コンタ
クトスプリング(5)(6)(7)(8)を後方へ延設
し、夫々外線接続部(3)の座(9)(9)(9)
(9)へ載置してワツシヤ(10)(10)(10)(10)を
介し、ねじ(11)(11)(11)(11)にて固定してい
る。前記コンタクトスプリング(5)(6)(7)
(8)は板ばね材をプレス加工し、所定形状にフオーミ
ングして形成される。 又、他の形状のものとしては第12図及び第13図に示すも
のが知られている。第12図は電話機用ローゼツト(12)
の平面図であり、モジユラージヤツク部(13)と外線接
続部(14)(14)(14)(14)との接続は被覆電線(1
5)(15)(15)(15)を使用している。又、(16)(1
6)(16)(16)は外線接続用の圧着ターミナルであ
る。前記モジユラージヤツク部(13)はワイヤスプリン
グを折曲したコンタクトピン(17)(17)(17)(17)
を内装し、該コンタクトピン(17)(17)(17)(17)
と前記被覆電線(15)(15)(15)(15)とは、第13図
に示すように圧着端子(18)(18)(18)(18)によつ
て結合している。 [考案が解決しようとする課題] 前述した従来の電話機用ローゼツト(1)はコンタクト
スプリング(5)(6)(7)(8)の形状が夫々異な
つており、且つ、複雑で板ばね材のプレス加工に多工程
を要するのでコストが高い。又、モジユラージヤツク部
(4)への装着が容易ではなく生産性に問題がある。 又、他の電話機用ローゼツト(12)はコンタクトピン
(17)(17)(17)(17)と被覆電線(15)(15)(1
5)(15)との圧着作業を要するとともに、前記被覆電
線(15)(15)(15)(15)並びに圧着端子(18)(1
8)(18)(18)等の部品コストがかかるという問題が
ある。 そこで、コンタクトピンと外線接続部との連結を容易と
し、且つコストを低減して生産性を向上した電話機用ロ
ーゼツトを提供するために解決せられるべき技術的課題
が生じてくるのであり、本考案は該課題を解決すること
を目的とする。 [課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するために提案されたもので
あり、モジユラージヤツクを設けた電話機用ローゼツト
に於て、該ローゼツトのベースとモジユラージヤツクと
を分割形成し、且つ、該モジュラージャックに内装され
るコンタクトピンは、該モジュラージャックの低部から
後方へ突出させ、更に、上方へ屈曲してその端部に接点
を形成し、一方、前記ベースから上方へ突設された外線
接続部の上面の座に固定されたコンタクトプレートから
の延長部をベースの前方寄りに設けられた縦溝状のピン
ガイドに集中的に配設し、且つ、前記コンタクトプレー
トの延長部前方左右両側部位にモジュラージャックのホ
ルダを対峙して立設し、該ホルダに該モジュラージャッ
クを該ホルダの上面よりスライド挿入して係合させ、該
モジュラージャックに装着されているコンタクトピンの
前記接点を前記ピンガイドに配設した前記コンタクトプ
レートからの延設部に圧接して該モジュラージャックに
立設したホルダ及び前記ピンガイドに結合した電話機用
ローゼットを提供するものである。
【作用】
この考案は、従来、電話機用ローゼットのベースに一体
に設けられていたモジュラージャックを該ベースから分
割して別製にて形成してある。そして、該モジュラージ
ャックを該ベースに取付けるために、該ベースの前方左
右両側部位にホルダを対峙して立設してある。そこで、
前記モジュラージャックは該ホルダの上面よりスライド
挿入されて係合される。而して、該モジュラージャック
に内装されているコンタクトピンは該モジュラージャッ
クの底部に嵌着され、更に、その後部を後方へ突出さ
せ、且つ、上方へ屈曲させてその端部に接点を形成して
いる。 一方、前記ベースに設けられている外線接続部に固定さ
れているコンタクトプレートからの延長部がベースの前
方寄りに設けられた縦溝状のピンガイドに集中的に配設
されている。 そこで、前記ホルダにモジュラージャックを上方よりス
ライド係合させるとき、前記モジュラージャックに設け
た接点は前記ピンガイドに配設されたコンタクトプレー
トの延長部に上方からスライドし乍ら圧接するので引掛
することなく、そのため、該モジュラージャックのホル
ダに対する係合動作は円滑に行われる。又、該コンタク
トピンと外線接続部との連結も極めて容易となって電話
機用ローゼットのコストを低減して生産性を向上させる
ことができる。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃至
第9図に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公知
に属する技術事項も同時に説明する。 第1図に於て(20)は上部カバーを取外した状態の電話
機用ローゼツトである。該電話機用ローゼツト(20)は
ベース(21)の略中央部位に外線接続部(22)を立設
し、該外線接続部(22)に設けた座(23)(23)(23)
(23)にコンタクトプレート(24)(25)(26)(27)
を載置し、その上にワツシヤ(28)(28)(28)(28)
を重ね、ねじ(29)(29)(29)(29)を緊締してあ
る。該外線接続部(22)へ屋内線(図示せず)を接続す
る際には、前記ねじ(29)(29)(29)(29)を緩め、
コンタクトプレート(24)(25)(26)(27)とワツシ
ヤ(28)(28)(28)(28)との間隙に屋内線の端子を
夫々挿入した後にねじ(29)(29)(29)(29)を緊締
する。尚、コンタクトプレート(24)(25)(26)(2
7)の後部へ突設したターミナル(30)(30)(30)(3
0)はノイズ対策を要する場合にコンデンサを接続する
端子である。又、(31)(32)は屋内線係止用のポス
ト、(33)は屋内線の挿入口であり、(34)はベース
(21)を壁面等へ固定するためのねじ孔である。 而して、ベース(21)の前方中央部にはモジユラージヤ
ツク(35)を配設し、ベース(21)に立設したホルダ
(36)(37)に嵌着してある。ここで、前記ホルダ(3
6)(37)並びにモジユラージヤツク(35)の形状を説
明する。第2図及び第3図はモジユラージヤツク(35)
を取外した状態のベース(21)を示し、前部左右両側に
立設したホルダ(36)(37)は内側上縁部を斜設してモ
ジユラージヤツク(35)の挿入を容易とするとともに、
内側面を段設して係合部(38)(39)を設けている。
又、前記ホルダ(36)(37)の後部に対向する外線接続
部(22)の前面中央部には後述するモジユラージヤツク
(35)挿入時にコンタクトピンの位置決めをする縦溝状
のピンガイド(40)(40)(40)(40)が刻設されてい
る。そして、前述した外線接続部(22)のコンタクトプ
レート(24)(25)(26)(27)に延設部(41)(42)
(43)(44)を設け、ピンガイド(40)(40)(40)
(40)へ延設してモジユラージヤツク(35)のコンタク
トピンとの接点部(45)(45)(45)(45)を形成す
る。該接点部(45)(45)(45)(45)は第4図及び第
5図の断面図に示すように中央部を凹設し、接触面積の
拡大並びに接触の安定化を図つている。 一方、第6図乃至第9図に示すモジユラージヤツク(3
5)は、第9図の側面断面図に示すようにワイヤにて形
成したコンタクトピン(46)(46)(46)(46)を該モ
ジュラージャック(35)の底部に嵌着し、更に、該コン
タクトピン(46)(46)(46)(46)の後部を後方へ突
出させ、且つ上方へ屈曲し、更に後端部位を前方へ折曲
して接点(47)(47)(47)(47)を形成している。
又、第6図乃至第8図に示すように左右両側面の所定位
置に係合片(48)(49)を突設している。該係合片(4
8)(49)は上述したベース(21)のホルダ(36)(3
7)に設けた係合部(38)(39)へ嵌合させるものであ
る。一方、該モジユラージヤツク(35)の後面中段から
後方へ突出するカバープレート(50)を設け、外線接続
部(22)のコンタクトプレート(24)(25)(26)(2
7)の延設部(41)(42)(43)(44)を被蔽するよう
にしている。 而して、前記モジユラージヤツク(35)を第2図及び第
3図に示したホルダ(36)(37)に圧入すると、モジユ
ラージヤツク(35)の係合片(48)(49)がホルダ(3
6)(37)を左右に拡開しつつ挿入され、挿入完了時に
は前記ホルダ(36)(37)は弾性により復帰し、係合部
(38)(39)と係合片(48)(49)とが嵌合して第1図
に示すようにベース(21)にモジユラージヤツク(35)
が固定される。 このとき、モジユラージヤツク(35)のコンタクトピン
(46)(46)(46)(46)は外線接続部(22)のピンガ
イド(40)(40)(40)(40)に案内されて所定位置に
挿入され、コンタクトプレート(24)(25)(26)(2
7)の接点部(45)(45)(45)(45)に圧接する。そ
して、カバープレート(50)がコンタクトプレート(2
4)(25)(26)(27)の延設部(41)(42)(43)(4
4)、及び接点部(45)(45)(45)(45)を被蔽する
ので、外線接続部(22)に屋内線をねじ止めする際に該
屋内線の心線が前方へ突出してもコンタクトプレート
(24)(25)(26)(27)の延設部(41)(42)(43)
(44)を短絡させる虞れはない。 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々
の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せら
れたものに及ぶことは当然である。 [考案の効果] この考案は、上記一実施例に詳述したように電話機用ロ
ーゼツトのベースとモジユラージヤツクを別個に形成し
て嵌着自在とし、嵌着時に前記モジユラージヤツクのコ
ンタクトピン後部と外線接続部のコンタクトプレートが
圧接して導通されるように形成したので、コンタクトピ
ンと外線接続部との接続が極めて容易迅速且つ確実とな
る。又、従来のコンタクトプレートとコンタクトピンを
一体成形して組込む作業や、被覆電線にてコンタクトプ
レートとコンタクトピンを接続する作業等が不要とな
り、組立作業が簡素化されて生産性が著しく向上し、コ
ストの低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の一実施例を示し、第1図は
カバーを取外した電話機用ローゼツトの平面図、第2図
はベースの平面図、第3図は同正面図、第4図はコンタ
クトプレートの接点部を示す一部切欠正面図、第5図は
第4図のA−A線矢視断面図、第6図乃至第9図はモジ
ユラージヤツクを示し、第6図は背面図、第7図は平面
図、第8図は正面図、第9図は側面縦断面図であり、第
10図及び第11図は従来例を示し、第10図は電話機用ロー
ゼツトの平面図、第11図は第10図のモジユラージヤツク
部の側面縦断面図、第12図及び第13図は他の従来例を示
し、第12図は電話機用ローゼツトの平面図、第13図は第
12図のモジユラージヤツク部の側面縦断面図である。 (20)……電話機用ローゼツト (21)……ベース、(22)……外線接続部 (24)(25)(26)(27)……コンタクトプレート (35)……モジユラージヤツク (36)(37)……ホルダ、(46)……コンタクトピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モジュラージャックを設けた電話機用ロー
    ゼットに於て、該ローゼットのベースとモジュラージャ
    ックとを分割形成し、且つ、該モジュラージャックに内
    装されるコンタクトピンは、該モジュラージャックの低
    部から後方へ突出させ、更に、上方へ屈曲してその端部
    に接点を形成し、一方、前記ベースから上方へ突設され
    た外線接続部の上面の座に固定されたコンタクトプレー
    トからの延長部をベースの前方寄りに設けられた縦溝状
    のピンガイドに集中的に配設し、且つ、前記コンタクト
    プレートの延長部前方左右両側部位にモジュラージャッ
    クのホルダを対峙して立設し、該ホルダに該モジュラー
    ジャックを該ホルダの上面よりスライド挿入して係合さ
    せ、該モジュラージャックに装着されているコンタクト
    ピンの前記接点を前記ピンガイドに配設した前記コンタ
    クトプレートからの延設部に圧接して該モジュラージャ
    ックに立設したホルダ及び前記ピンガイドに結合したこ
    とを特徴とする電話機用ローゼット。
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