JP3141690B2 - 化粧カバー付き給電装置 - Google Patents

化粧カバー付き給電装置

Info

Publication number
JP3141690B2
JP3141690B2 JP06179075A JP17907594A JP3141690B2 JP 3141690 B2 JP3141690 B2 JP 3141690B2 JP 06179075 A JP06179075 A JP 06179075A JP 17907594 A JP17907594 A JP 17907594A JP 3141690 B2 JP3141690 B2 JP 3141690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative cover
shelf
box body
power supply
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06179075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0845619A (ja
Inventor
勉 山口
利佳子 光明寺
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP06179075A priority Critical patent/JP3141690B2/ja
Publication of JPH0845619A publication Critical patent/JPH0845619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3141690B2 publication Critical patent/JP3141690B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧カバー付き給電装
置に係わり、更に詳しくは学習机の机上棚の棚板に取付
けるものであり、スイッチ、コンセント、ブレーカー等
の給電器具を備えた化粧カバー付き給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、学習机の机上棚の棚板前縁部の下
面に、スイッチやコンセントを内蔵したコントロールボ
ックス(ボックス体)を取付けたものは各種提供されて
いる。例えば、本出願人の先願に係る実開平3−910
12号公報には、机上棚の棚板の前端部に下方へ突出し
た前かまちを形成し、該前かまちの背面に前記棚板下面
に連続し、スイッチ及びコンセント等の操作部を少なく
とも前面に突設したコントロールボックスの前部を収容
し且つ下面を支持し得る凹所を形成するとともに、前記
操作部のみを前面に臨ませるべく前かまちの前面に前記
凹所に連通する開口を形成してなるコントロールボック
スの取付構造が開示されている。
【0003】しかし、近年のデザイン的な配慮から棚板
の前縁が単純な直線状のもの以外に、前縁が円弧状に湾
曲した棚板も用いられるようになり、このような棚板に
前述の取付構造を採用してもコントロールボックスを取
付けることが困難である。通常、コントロールボックス
は、製造コストの低減を図るため、同一規格、同一形状
のものを大量生産するが、棚板は使用者の好みに合わせ
て各種の形状のものを採用する。このような場合、直線
状の棚板に取付けることを目的としたコントロールボッ
クスを、湾曲した棚板に取付けることができないのであ
る。
【0004】また、従来のボックス体の取付構造は、先
ず棚板の前端縁に合成樹脂製又は木製の前かまちを固定
したのち、ボックス体を棚板の下方から定位置に嵌合
し、下方から棚板にネジ止めするが、机上棚が学習机に
組み付けられている場合又は棚板の下方に十分な空間が
ない場合には、ネジ止めの作業が困難となる。そのた
め、机上棚を学習机に組み付ける前あるいは棚板を机上
棚に固定する前にボックス体を取付ける必要があり、組
立て工程に制約がある。また、使用中にスイッチ等が故
障して修理する場合、ボックス体を取り外す作業には前
述の問題を有するのである。更に、スイッチ等の操作部
が前かまちよりも前方へ突出しているので、不意に物を
落として操作部を損傷する恐れもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、同一規格、同一形状
のボッスク体を用いて、棚板の前縁の形状が直線縁であ
っても湾曲した凹縁であっても化粧カバーを変更するの
みで同様に取付けることができ、しかもボックス体の取
付工程においては、化粧カバーとボックス体の棚板への
取付順序に自由度があり、またボックス体に化粧カバー
を強固に取付けることが可能な化粧カバー付き給電装置
を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、机上棚等の棚板前縁部の下面にスイッチ、
コンセント、ブレーカー等の給電器具を備えたボックス
体を取付け、その前面を化粧カバーで外被してなる化粧
カバー付き給電装置であって、前記ボックス体は、前記
棚板の下面にネジ止めするための取付孔を上下に貫設
し、少なくとも前板に単又は複数の給電器具の操作部を
突出させて取付けるとともに、両側端に前板よりも前方
へ突出した当止片を形成し且つ前板の両側部に係合孔を
形成したものであり、前記化粧カバーは、前記ボックス
体の前板を外被し得る大きさで、裏面側に前記当止片に
当接する当止面と前記棚板の前端面及び下面に当接する
位置決め部を有するとともに、前記係合孔に抜止め係合
する爪片を突設し、前記操作部を貫通して表面側に突出
状態で露出する単又は複数の開口を形成し、該開口の上
方に操作部よりも前方へ突出した保護縁を形成したもの
であり、ボックス体に化粧カバーを装着した状態で棚板
に取付け又は棚板に化粧カバーを取付けた状態でボック
ス体を化粧カバーと棚板に取付けてなる化粧カバー付き
給電装置を構成した。
【0007】この場合、前記棚板の前縁が円弧状に後退
した凹縁で、前記化粧カバーが前記凹縁に沿って湾曲し
た平面視形状であり、化粧カバーの爪片をボックス体の
係合孔に抜止め係合した際に、化粧カバーの裏面側であ
って両爪片の中間部がボックス体の前板に当接してなる
こと、あるいは前記棚板の前縁が直線状の直線縁で、前
記化粧カバーが前記直線縁に対応した直線状の平面視形
状であることも好ましい実施態様である。
【0008】また、前記化粧カバーの上部の裏面側に形
成した位置決め部で、棚板の前端面を外被するととも
に、該前端面の中央に沿って形成した係合溝に嵌入する
突条を位置決め部に突設してなることも好ましい。
【0009】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の化粧カバー付
き給電装置は、机上棚等の棚板の前縁の形状に適合した
平面視形状の化粧カバーを、その裏面側に突設した一対
の爪片をボックス体の前板に形成した係合孔に抜止め係
合するとともに、ボックス体の両側端に突設した当止片
を化粧カバーの裏面側の当止面に当接して連結し、その
状態で化粧カバーの裏面側に形成した位置決め部を棚板
の前端面及び下面に当接するとともに、ボックス体を棚
板下面に当接して位置決めし、ボックス体の取付孔に下
方からネジを挿入し棚板に螺合固定するか、又は化粧カ
バーの位置決め部を棚板の前端面及び下面に当接して位
置決め固定した状態で、ボックス体を化粧カバーの裏面
側から爪片と係合孔によって係合するとともに、ボック
ス体の当止片を化粧カバーの当止面に当接して連結し、
ボックス体の取付孔に下方からネジを挿入し棚板に螺合
固定するのである。何れの場合も、化粧カバーによって
ボックス体が外被されて外観性の向上が図られ、またボ
ックス体の前板に突設したスイッチ、コンセント、ブレ
ーカー等の給電器具の操作部を、化粧カバーに貫設した
開口に貫通させて表面側に突出状態で露出し、露出した
操作部を利用することが可能である。ここで、前記操作
部よりも前方へ突出した保護縁を化粧カバーに設けたこ
とにより、上方から不意に物を落としても操作部に当た
らず、該操作部が損傷することを防止し、またコンセン
トにプラグを差し込んで使用している際に、プラグが途
中まで抜けた場合、上からコイン等の金属物を落として
プラグの電極片に接触し、回路がショートすることも防
止している。
【0010】ここで、前記棚板の前縁が円弧状に後退し
た凹縁で、前記化粧カバーが前記凹縁に沿って湾曲した
平面視形状である場合には、化粧カバーの爪片をボック
ス体の係合孔に抜止め係合した際に、化粧カバーの裏面
側であって両爪片の中間部がボックス体の前板に当接
し、また前記棚板の前縁が直線状の直線縁で、前記化粧
カバーが前記直線縁に対応した直線状の平面視形状であ
る場合には、化粧カバーの爪片をボックス体の係合孔に
抜止め係合した際に、化粧カバーの裏面側と両爪片の中
間部の間に隙間が生じるので、化粧カバーの弾力性を利
用して爪片と係合孔との係合を緊密にすることが可能で
ある。
【0011】また、前記化粧カバーの上部の裏面側に形
成した位置決め部で、棚板の前端面を外被するととも
に、該前端面の中央に沿って形成した係合溝に嵌入する
突条を位置決め部に突設してなる場合には、化粧カバー
を棚板に固定した後、ボックス体を化粧カバーに係合
し、棚板にビス止めすることと、ボックス体に化粧カバ
ーを係合した後、両者を棚板の所定位置に位置決め状態
で当接するとともに、化粧カバーの突条を棚板前端面の
係合溝に嵌入して仮止めした状態で、ボックス体を棚板
にビス止めすることが可能である。
【0012】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1〜図7は本発明の第1実施
例を示し、図中Aは学習机、Bは学習机Aの天板上に固
定する机上棚、1は机上棚Bに設けた棚板、2はボック
ス体、3は化粧カバーをそれぞれ示している。
【0013】前記机上棚Bは、両側板4,4間に上棚板
5を渡設するとともに、該上棚板5の前縁下面に照明器
具6を設け、下段中央部に本棚7を設け、該本棚7を形
成する両仕切板8,8と前記側板4,4間に前述の棚板
1を渡設したものであり、該棚板1の前縁部下面に給電
器具を内蔵したボックス体2を取付けるとともに、該ボ
ックス体2の前面を化粧カバー3で外被したものであ
る。本実施例は、棚板1の前縁が円弧状に後退した凹縁
9となしたものである。
【0014】前記ボックス体2は、図4及び図5に示す
ように、上方開放した箱状のものであり、前記棚板1の
下面10にネジ止めするための取付孔11,11を上下
に貫設し、少なくとも平板状の前板12に、スイッチ1
3、コンセント14、ブレーカー15等の単又は複数か
らなる給電器具の操作部16を突出させて取付けるとと
もに、両側端に前板12よりも前方へ突出した当止片1
7,17を形成し且つ前板12の両側部であって該当止
片17より中央寄り位置に係合孔18,18を形成した
ものである。また、本実施例では、後板19にもコンセ
ント20を取付けている。前記スイッチ13等の給電器
具のボックス体2への取付構造は、本実施例ではボック
ス体2の前板12等の所定位置に上方開放した嵌合凹部
21,…を形成し、該嵌合凹部21の背後両側に所定間
隔を隔てて形成した固定片22,…等を利用してスイッ
チ13等の給電器具に形成した鍔部23を上方から嵌入
する構造を例示したが、給電器具をボックス体2と一体
的に成形しても良いのである。尚、当該ボックス体2
は、以下の実施例においても共通して用いることが可能
である。
【0015】前記化粧カバー3は、合成樹脂製で一体成
形したもので、前記ボックス体2の前板12を外被し得
る大きさ及び棚板1の前縁形状に応じた平面視形状を有
し、裏面側に前記当止片17,17に当接する当止面2
4,24と前記棚板1の前端面25及び下面10に当接
する位置決め部26を有するとともに、前記係合孔1
8,18に抜止め係合する爪片27,27を突設し、前
記操作部16,…を貫通して表面側に突出状態で露出す
る単又は複数の開口28,…を形成し、該開口28,…
の上方に操作部16,…よりも前方へ突出した保護縁2
9を形成したものである。
【0016】そして、図4及び図5に示すように、前記
化粧カバー3を、その裏面側に突設した一対の爪片2
7,27をボックス体2の前板12に形成した係合孔1
8,18に抜止め係合するとともに、ボックス体2の両
側端に突設した当止片17,17を化粧カバー3の裏面
側の当止面24,24に当接して連結して一体化し、そ
れから図6及び図7に示すように、化粧カバー3の裏面
側に形成した位置決め部26,…を棚板1の前端面25
及び下面10に当接するとともに、ボックス体2を棚板
下面10に当接して位置決めし、ボックス体2の取付孔
11,11に下方からネジ30,30を挿入し棚板1に
螺合固定するのである。この場合、化粧カバー3によっ
てボックス体2が外被されて外観性の向上が図られ、ま
たボックス体2の前板12に突設したスイッチ13、コ
ンセント14、ブレーカー15等の給電器具の操作部1
6,…を、化粧カバー3に貫設した開口28,…に貫通
させて表面側に突出状態で露出し、露出した操作部1
6,…を利用することが可能である。また、化粧カバー
3の裏面側であって両爪片27,27の中間部は、ボッ
クス体2の前板12の中央部に当接するので、前記当止
片17,17と当止面24,24との当接に加えて3点
接触し、ボックス体2と化粧カバー3との連結がガタつ
きなく強固に行える。また、前記操作部16,…よりも
前方へ突出した保護縁29は、上方から不意に物を落と
した場合、その物が操作部16,…に当たることを防止
し、該操作部16が損傷することを防止し、更にコンセ
ント14にプラグを差し込んで使用している際に、プラ
グが途中まで抜けた場合、上からコイン等の金属物を落
としてプラグの電極片に接触し、回路がショートするこ
とも防止している。
【0017】図8〜図12は、本発明の第2実施例を示
し、棚板1の前縁が直線状の直線縁31である場合であ
り、本実施例の化粧カバー3aの平面視形状は、その裏
面側が直線状である以外は前記同様である。本実施例で
は、前記化粧カバー3aの爪片27,27をボックス体
2の係合孔18,18に抜止め係合するとともに、ボッ
クス体2の当止片17,17を化粧カバー3の当止面2
4,24に当接して連結した状態では、化粧カバー3a
の中央部はボックス体2の前板12に接触しないが、化
粧カバー3aの裏面側中央部にボックス体2の前板12
に当接する突片を突設することも可能である。化粧カバ
ー3aの中央部がボックス体2の前板12に接触しない
場合には、化粧カバー3aの中央部は撓みに対して弾力
性を有するので、前記爪片27,27の長さを若干短く
設定すれば、化粧カバー3aの弾力性を利用して爪片2
7,27と係合孔18,18の係合状態を緊密にするこ
とも可能である。その他の構成は、前記同様であるの
で、同一構成には同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0018】図13〜図17は、本発明の第3実施例を
示し、棚板1の前縁が円弧状に後退した凹縁9である点
では、第1実施例と共通するものであるが、本実施例の
化粧カバー3bは棚板1の前端面25の全面を外被する
構造の前かまちを兼ねるものである。即ち、前記化粧カ
バー3bは、図16及び図17に示すように、棚板1の
前端面25の全面を外被するとともに、下面10の前縁
に当接し得る形状の位置決め部26を有し、前記棚板1
の前端面25の中央に沿って係合溝32を形成し、前記
位置決め部26の裏面側に該係合溝32に嵌入し得る突
条33を突設したものである。そして、前記化粧カバー
3bの位置決め部26から下方へ延設した部分に保護縁
29を突設して、棚板1の上下幅が広く重厚感を視覚さ
れるようなし、更にその下方に延設した幅広部分に前記
開口28,…を形成したものである。
【0019】そこで、前記化粧カバー3bの位置決め部
26を、棚板1の前端面25及び下面10に当接すると
ともに、突条33を係合溝32に嵌入して仮止めし、適
宜下面10に当接した位置決め部26を棚板1にネジ止
め固定し、その状態で前記同様にボックス体2を化粧カ
バー3bの所定位置に係合連結した後、ボックス体2は
棚板1の下面10に突出させて設けた取付台34にネジ
30にて固定するのである。又は、前記ボックス体2に
化粧カバー3bを前記同様にして係合連結した状態で、
この一体化したものを、棚板1の前端面25及び下面1
0に化粧カバー3bの位置決め部26を当接するととも
に、突条33を係合溝32に嵌入して仮止めし、ボック
ス体2を前記取付台34にネジ30にて固定するのであ
る。その他の構成は、前記同様であるので、同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0020】また、前述の何れの実施例においても、最
初にボックス体2を棚板1の下面10に固定しておい
て、その後に化粧カバー3,3a,3bをボックス体2
に係合させて取付け、化粧カバー3bの場合には、化粧
カバー3の位置決め部26をも棚板1に係合溝32と突
条33を利用して取付けることが可能である。
【0021】このように、本発明は、同一規格、同一形
状のボックス体2を共用し、棚板1の前縁の形状に応じ
た化粧カバー3を用意すれば、棚板1に体裁良くしかも
確実にボックス体2を取付けることができるとともに、
該ボックス体2を化粧カバー3で外被して外観性の向上
を図るのである。また、通常はボックス体2を取付けな
い棚板1に、後付けによってボックス体2及び化粧カバ
ー3を取付けることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の化粧カバー付き
給電装置によれば、以下のような顕著な作用効果を奏す
るのである。
【0023】請求項1によれば、机上棚等の棚板の前縁
の形状に適合した平面視形状の化粧カバーを用意すれ
ば、同一規格、同一形状のボックス体を共通に用いて棚
板に容易に取付けることができ、ボックス体と化粧カバ
ーの連結作業は、化粧カバーの一対の爪片をボックス体
の前板の係合孔に抜止め係合するだけで、ボックス体の
両側端に突設した当止片が化粧カバーの裏面側の当止面
に当接するので、ガタつきなく強固に連結することがで
き、しかも化粧カバーによってボックス体及び棚板の前
端面の一部又は前部が外被されて外観性の向上を図るこ
とができる。また、ボックス体の前板に突設したスイッ
チ、コンセント、ブレーカー等の給電器具の操作部を、
化粧カバーに貫設した開口に貫通させて表面側に突出状
態で露出したので、露出した操作部を利用することが可
能であることは勿論である。そして、前記操作部よりも
前方へ突出した保護縁を化粧カバーに設けたことによ
り、上方から不意に物を落としても操作部に当たること
がなく、もって該操作部が損傷することを防止できる。
また、コンセントにプラグを差し込んで使用する場合、
プラグが途中まで抜けた場合でも、プラグの電極片に不
意にコイン等の金属物が接触する恐れも少ないのであ
る。
【0024】請求項2によれば、化粧カバーの爪片をボ
ックス体の係合孔に抜止め係合した際に、化粧カバーの
裏面側であって両爪片の中間部がボックス体の前板に当
接し、ガタつきのない強固な係合連結を実現できる。
【0025】請求項3によれば、化粧カバーの爪片をボ
ックス体の係合孔に抜止め係合した際に、化粧カバーの
裏面側と両爪片の中間部の間に隙間が生じるので、化粧
カバーの弾力性を利用して爪片と係合孔との係合を緊密
にすることが可能である。
【0026】請求項4によれば、化粧カバーを棚板に固
定した後、ボックス体を化粧カバーに係合し、棚板にビ
ス止めすることと、ボックス体に化粧カバーを係合した
後、両者を棚板の所定位置に位置決め状態で当接すると
ともに、化粧カバーの突条を棚板前端面の係合溝に嵌入
して仮止めした状態で、ボックス体を棚板にビス止めす
ることができ、取付手順の自由度が拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す机上棚の全体斜視図
である。
【図2】同じく机上棚の正面図である。
【図3】同じく机上棚の部分横断平面図である。
【図4】同じく要部を示す分解斜視図である。
【図5】同じくボックス体に化粧カバーを係合させた状
態の横断平面図である。
【図6】同じく棚板にボックス体と化粧カバーを取付け
た状態の部分正面図である。
【図7】同じく棚板にボックス体と化粧カバーを取付け
た状態の部分縦断側面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す机上棚の正面図であ
る。
【図9】同じく机上棚の部分横断平面図である。
【図10】同じくボックス体に化粧カバーを係合させた
状態の横断平面図である。
【図11】同じく棚板にボックス体と化粧カバーを取付
けた状態の部分正面図である。
【図12】同じく棚板にボックス体と化粧カバーを取付
けた状態の部分縦断側面図である。
【図13】本発明の第3実施例を示す机上棚の正面図で
ある。
【図14】同じく机上棚の部分横断平面図である。
【図15】同じくボックス体に化粧カバーを係合させた
状態の横断平面図である。
【図16】同じく棚板にボックス体と化粧カバーを取付
けた状態の部分正面図である。
【図17】同じく棚板にボックス体と化粧カバーを取付
けた状態の部分縦断側面図である。
【符号の説明】
A 学習机 B 机上棚 1 棚板 2 ボックス体 3,3a,3b 化粧カバー 4 側板 5 上棚板 6 照明器具 7 本棚 8 仕切板 9 凹縁 10 下面 11 取付孔 12 前板 13 スイッチ 14 コンセント 15 ブレーカー 16 操作部 17 当止片 18 係合孔 19 後板 20 コンセント 21 嵌合凹部 22 固定片 23 鍔部 24 当止面 25 前端面 26 位置決め部 27 爪片 28 開口 29 保護縁 30 ネジ 31 直線縁 32 係合溝 33 突条 34 取付台
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/73 - 13/74 H01R 13/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机上棚等の棚板前縁部の下面にスイッ
    チ、コンセント、ブレーカー等の給電器具を備えたボッ
    クス体を取付け、その前面を化粧カバーで外被してなる
    化粧カバー付き給電装置であって、前記ボックス体は、
    前記棚板の下面にネジ止めするための取付孔を上下に貫
    設し、少なくとも前板に単又は複数の給電器具の操作部
    を突出させて取付けるとともに、両側端に前板よりも前
    方へ突出した当止片を形成し且つ前板の両側部に係合孔
    を形成したものであり、前記化粧カバーは、前記ボック
    ス体の前板を外被し得る大きさで、裏面側に前記当止片
    に当接する当止面と前記棚板の前端面及び下面に当接す
    る位置決め部を有するとともに、前記係合孔に抜止め係
    合する爪片を突設し、前記操作部を貫通して表面側に突
    出状態で露出する単又は複数の開口を形成し、該開口の
    上方に操作部よりも前方へ突出した保護縁を形成したも
    のであり、ボックス体に化粧カバーを装着した状態で棚
    板に取付け又は棚板に化粧カバーを取付けた状態でボッ
    クス体を化粧カバーと棚板に取付けてなることを特徴と
    する化粧カバー付き給電装置。
  2. 【請求項2】 前記棚板の前縁が円弧状に後退した凹縁
    で、前記化粧カバーが前記凹縁に沿って湾曲した平面視
    形状であり、化粧カバーの爪片をボックス体の係合孔に
    抜止め係合した際に、化粧カバーの裏面側であって両爪
    片の中間部がボックス体の前板に当接してなる請求項1
    記載の化粧カバー付き給電装置。
  3. 【請求項3】 前記棚板の前縁が直線状の直線縁で、前
    記化粧カバーが前記直線縁に対応した直線状の平面視形
    状である請求項1記載の化粧カバー付き給電装置。
  4. 【請求項4】 前記化粧カバーの上部の裏面側に形成し
    た位置決め部で、棚板の前端面を外被するとともに、該
    前端面の中央に沿って形成した係合溝に嵌入する突条を
    位置決め部に突設してなる請求項1又は2又は3記載の
    化粧カバー付き給電装置。
JP06179075A 1994-07-29 1994-07-29 化粧カバー付き給電装置 Expired - Fee Related JP3141690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06179075A JP3141690B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 化粧カバー付き給電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06179075A JP3141690B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 化粧カバー付き給電装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6205773A Division JPH0838264A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 給電装置付き学習机

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0845619A JPH0845619A (ja) 1996-02-16
JP3141690B2 true JP3141690B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=16059656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06179075A Expired - Fee Related JP3141690B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 化粧カバー付き給電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3141690B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0845619A (ja) 1996-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2927564B2 (ja) モジュラージャック装置用2部分ソケットユニット
KR20040024260A (ko) 디스플레이장치
US6422898B1 (en) Retaining hook assembly for outlet cover
US6979780B1 (en) Non-gangable box with embossed sides
US5438483A (en) Bracket assembly for front mounted circuit breaker
JP3141690B2 (ja) 化粧カバー付き給電装置
JP3014875B2 (ja) 分電盤
JPS5927099Y2 (ja) プリント基板取付装置
JP3047262B2 (ja) 火災報知装置
JP3261216B2 (ja) 配線器具
JPH0236307Y2 (ja)
JPH0838264A (ja) 給電装置付き学習机
JPS6035156Y2 (ja) 保護継電器の接続装置
JPH066646Y2 (ja) 分電盤における配線用遮断器の固定装置
KR0153809B1 (ko) 모니터의 인쇄회로기판 처짐방지구조
KR200275404Y1 (ko) 멀티콘센트 장착틀
JPS639202Y2 (ja)
JPH0427105Y2 (ja)
JP2539282B2 (ja) 電磁開閉器
JP2890995B2 (ja) 盤用ボックス
JP2985854B2 (ja) 多極型モジュラジャック
JPH103966A (ja) コネクタホルダ
JP2985851B2 (ja) 多極型モジュラジャック
JPH05145611A (ja) コードレス電話機用接続装置の連結構造
JP2985848B2 (ja) 多極型モジュラジャック

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001121

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees