JPS6035156Y2 - 保護継電器の接続装置 - Google Patents
保護継電器の接続装置Info
- Publication number
- JPS6035156Y2 JPS6035156Y2 JP15938379U JP15938379U JPS6035156Y2 JP S6035156 Y2 JPS6035156 Y2 JP S6035156Y2 JP 15938379 U JP15938379 U JP 15938379U JP 15938379 U JP15938379 U JP 15938379U JP S6035156 Y2 JPS6035156 Y2 JP S6035156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- upper contact
- piece
- contact piece
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は継電器本体を引出ケースに収納した保護継電器
の接続装置に関するものである。
の接続装置に関するものである。
通常、この種の保護継電器においては、引出し可能な継
電器本体に固定されるとともにその回路部に接続された
上部接触片を備えた上部接触台と、上記ケースに固定さ
れるとともに外部端子に接続された下部接触片を備えた
下部接触台との間に挿入された接続プラグのプラグ接触
片を介して上部接触片と下部接触片とを電気的に接続し
た接続装置を有するものが提供されている。
電器本体に固定されるとともにその回路部に接続された
上部接触片を備えた上部接触台と、上記ケースに固定さ
れるとともに外部端子に接続された下部接触片を備えた
下部接触台との間に挿入された接続プラグのプラグ接触
片を介して上部接触片と下部接触片とを電気的に接続し
た接続装置を有するものが提供されている。
しかしながら、従来の接続装置は部品点数が多く複雑な
構成を有し、特に上部接触台は接触片、接続用端子、ス
トッパ金具、導電金具、接触ばね、そのばね座金具、締
付けねじ等多数の部品と必要とし、組立作業も煩雑であ
る欠点を有していた。
構成を有し、特に上部接触台は接触片、接続用端子、ス
トッパ金具、導電金具、接触ばね、そのばね座金具、締
付けねじ等多数の部品と必要とし、組立作業も煩雑であ
る欠点を有していた。
本考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、その目的
は部品点数が少なく簡単な構成からなり、組立作業の容
易な保護継電器の接続装置を提供するものである。
は部品点数が少なく簡単な構成からなり、組立作業の容
易な保護継電器の接続装置を提供するものである。
以下、本考案を一実施例である添付図面に従って説明す
る。
る。
本考案に係る接続装置は、第1図に示すように、概略、
上部接触片1を備えた上部接触台7と、下部接触片22
を備えた下部接触台24と、接続プラグ27とから構成
されている。
上部接触片1を備えた上部接触台7と、下部接触片22
を備えた下部接触台24と、接続プラグ27とから構成
されている。
上部接触片1は第2図、第3図に示すように、導電性ば
ね材からなり、一端に継電器本体(図示せず)の回路部
との接続部2と、挿入部3と、湾曲した接触部5とから
構成され、挿入部3には切起し片4が形成され、挿入部
3と接触部5の間には位置決め孔6が穿設されている。
ね材からなり、一端に継電器本体(図示せず)の回路部
との接続部2と、挿入部3と、湾曲した接触部5とから
構成され、挿入部3には切起し片4が形成され、挿入部
3と接触部5の間には位置決め孔6が穿設されている。
上部接触台7は第4図ないし第10図に示すように、適
宜合成樹脂にて一体成形したもので、上部接触片1を取
付けるために隔壁8にて仕切られた取付部9を有し、該
取付部9には段部11を備えた挿入溝10、位置決め突
部12、突状ばね座13が形成され、かつ開口14には
ストッパ部15が形成されている。
宜合成樹脂にて一体成形したもので、上部接触片1を取
付けるために隔壁8にて仕切られた取付部9を有し、該
取付部9には段部11を備えた挿入溝10、位置決め突
部12、突状ばね座13が形成され、かつ開口14には
ストッパ部15が形成されている。
上部接触片1は上部接触台7に、その挿入部2を挿入溝
10に挿入するとともに切起し片4を段部11に係合さ
せて抜は止めし、その位置決め孔6を位置決め突部12
に嵌合させてすべてのあるいは必要箇所の取付部9に仮
止めしたのち、長尺板状の絶縁板16及び長尺で断面路
口形状の固定金具17を介してねじ18を上部接触台7
に螺着することにより固定される。
10に挿入するとともに切起し片4を段部11に係合さ
せて抜は止めし、その位置決め孔6を位置決め突部12
に嵌合させてすべてのあるいは必要箇所の取付部9に仮
止めしたのち、長尺板状の絶縁板16及び長尺で断面路
口形状の固定金具17を介してねじ18を上部接触台7
に螺着することにより固定される。
このとき、上部接触片1の接触部5は上部接触台7の突
状ばね座13に装着した接触ばね19にて下方に付勢さ
れ、該付勢力は接触部5の自由端5aが上部接触台7の
ストッパ部15に当接することにより規制される。
状ばね座13に装着した接触ばね19にて下方に付勢さ
れ、該付勢力は接触部5の自由端5aが上部接触台7の
ストッパ部15に当接することにより規制される。
また、上部接触台7の開口14にはいまひとつの長尺板
状の絶縁板20が固着される。
状の絶縁板20が固着される。
このように、多数の上部接触片1を取付けた上部接触台
7の両側部にはフレーム21が固定され、該フレーム2
1に図示しない継電器本体を組み込むとともに回路部の
リード線を上部接触片1の接続部2にハンダ付けする。
7の両側部にはフレーム21が固定され、該フレーム2
1に図示しない継電器本体を組み込むとともに回路部の
リード線を上部接触片1の接続部2にハンダ付けする。
一方、下部接触片22はケース25の底部に固定された
下部接触台24上に上部接触片1と対応して取付けたも
ので、一端は外部端子26に接続されている。
下部接触台24上に上部接触片1と対応して取付けたも
ので、一端は外部端子26に接続されている。
なお、下部接触台24において“°、゛を付して記載さ
れた符号は上部接触台7の同一符号の部材と同一機能を
有するものである。
れた符号は上部接触台7の同一符号の部材と同一機能を
有するものである。
また、接続プラグ27は導電性ばね材からなるプラグ接
触片28(第11図、第12図参照)と、適宜合成樹脂
からなるプラグ基板32(第13図、第14図参照)と
、から構成されている。
触片28(第11図、第12図参照)と、適宜合成樹脂
からなるプラグ基板32(第13図、第14図参照)と
、から構成されている。
プラグ接触片28は長尺板を略U字形状に折り返し、折
り返し片29.29に切起し片30,30を形成すると
ともに、先端折り曲げ部に孔31を形成したものである
。
り返し片29.29に切起し片30,30を形成すると
ともに、先端折り曲げ部に孔31を形成したものである
。
プラグ基板32は後端に把持部33、先端にプラグ接触
片28の取付部34を有するもので、取付部34は上下
面に形成した溝部36にて巾方向に区画された多数の台
部35が形成され、先端は先細となるように傾斜面37
.37が形成されるとともに、突起38が形成されてい
る。
片28の取付部34を有するもので、取付部34は上下
面に形成した溝部36にて巾方向に区画された多数の台
部35が形成され、先端は先細となるように傾斜面37
.37が形成されるとともに、突起38が形成されてい
る。
また、台部35に対応して上下に開口した開口部39に
は橋渡し部40.41が設けられている。
は橋渡し部40.41が設けられている。
上記プラグ接触片28は折り返し片29.29の端部を
傾斜面37.37に案内させて後方(第14図参照印で
示す)に押し込むことにより折り返し片29.19が取
付部34を厚さ方向に挟着して各台部35に固定される
。
傾斜面37.37に案内させて後方(第14図参照印で
示す)に押し込むことにより折り返し片29.19が取
付部34を厚さ方向に挟着して各台部35に固定される
。
このとき、プラグ接触片28は折り返し片29.29に
設けた切起し片30.30が開口部39の壁部42に係
合して抜は止めされるとともに、折り返し片29,29
が橋渡し部40.41に押えられて下方への広がりを防
止され、かつ先端折り曲げ部に設けた孔31が取付部3
4の先端突起38に係合して巾方向への振れを防止され
る。
設けた切起し片30.30が開口部39の壁部42に係
合して抜は止めされるとともに、折り返し片29,29
が橋渡し部40.41に押えられて下方への広がりを防
止され、かつ先端折り曲げ部に設けた孔31が取付部3
4の先端突起38に係合して巾方向への振れを防止され
る。
また、折り返し片29.29の端部は開口部39内の段
部43,43にて保持される。
部43,43にて保持される。
プラグ接触片28はこのように上部接触片1及び下部接
触片22と対応する台部35に取付けられ、両接触片1
,22はこの接続プラグ27を両接触台7,24間に挿
入することにより、各接触部5,23がプラグ接触片2
8の折り返し片29.29に接触して電気的に接続され
る。
触片22と対応する台部35に取付けられ、両接触片1
,22はこの接続プラグ27を両接触台7,24間に挿
入することにより、各接触部5,23がプラグ接触片2
8の折り返し片29.29に接触して電気的に接続され
る。
なお、各接触片1,22.28が互いに接触する部分は
接触信頼性を確保するために銀合板とされている。
接触信頼性を確保するために銀合板とされている。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、上部接
触台に挿入溝と段部と位置決め突部とを一体に設け、上
部接触片を上記挿入溝に挿入するとともに接触片に形成
した切起し片を上記段部に係合し、かつ接触片の孔を位
置決め突部に嵌合したので、上部接触片を上部接触台に
仮止めすることができ組立作業が容易となり、上部接触
片も本体回路部との接続部等を一体に形成したため、部
品点数が少なくて済み、接触不良等を防止できる。
触台に挿入溝と段部と位置決め突部とを一体に設け、上
部接触片を上記挿入溝に挿入するとともに接触片に形成
した切起し片を上記段部に係合し、かつ接触片の孔を位
置決め突部に嵌合したので、上部接触片を上部接触台に
仮止めすることができ組立作業が容易となり、上部接触
片も本体回路部との接続部等を一体に形成したため、部
品点数が少なくて済み、接触不良等を防止できる。
また、複数の上部接触片を長尺板状の絶縁板を介してね
じ止めしたため、複数の上部接触片を一度の作業で固定
することができ、この点でも組立作業が容易である。
じ止めしたため、複数の上部接触片を一度の作業で固定
することができ、この点でも組立作業が容易である。
さらに、上記挿入溝、段部、位置決め突部のほかストッ
パ部や突状ばね座も上部接触台に一体的に設けたため、
従来のものに比べて部品点数が少なく、簡単な構成とす
ることができ、全体の組立工数も低減できる。
パ部や突状ばね座も上部接触台に一体的に設けたため、
従来のものに比べて部品点数が少なく、簡単な構成とす
ることができ、全体の組立工数も低減できる。
第1図は本考案に係る接続装置を備えた保護継電器の断
面図、第2図、第3図は上部接触片の正面図と底面図、
第4図、第5図は上部接触台の正面図と底面図、第6図
は第5図の右側面図、第7図は第5図のA−A線断面図
、第8図は第4図の平面図、第9図は第5図のB−B線
断面図、第10図は第5図のC−C線断面図、第11図
、第12図はプラグ接触面の平面図と正面図、第13図
はプラグ基板の平面図、第14図は第13図のD−り線
断面図である。 1・・・・・・上部接触片、2・・・・・・接続部、3
・・・・・・挿入部、4・・・・・・切起し片、5・・
・・・・接触部、6・・・・・・自由端、7・・・・・
・上部接触台、10・・・・・・挿入溝、11・・・・
・・段部、12・・・・・・位置決め突部、13・・曲
突状ばね座、15・・・・・・ストッパ部、16・・曲
線縁板、18・・・・・・ねじ、19・・・・・・接触
ばね、21・・・・・・フレーム、22・・・・・・下
部接触片、24・・曲下部接触台、25・・・・・・ケ
ース、27・・・・・・接続プラグ、28・・・・・・
プラグ接触片。
面図、第2図、第3図は上部接触片の正面図と底面図、
第4図、第5図は上部接触台の正面図と底面図、第6図
は第5図の右側面図、第7図は第5図のA−A線断面図
、第8図は第4図の平面図、第9図は第5図のB−B線
断面図、第10図は第5図のC−C線断面図、第11図
、第12図はプラグ接触面の平面図と正面図、第13図
はプラグ基板の平面図、第14図は第13図のD−り線
断面図である。 1・・・・・・上部接触片、2・・・・・・接続部、3
・・・・・・挿入部、4・・・・・・切起し片、5・・
・・・・接触部、6・・・・・・自由端、7・・・・・
・上部接触台、10・・・・・・挿入溝、11・・・・
・・段部、12・・・・・・位置決め突部、13・・曲
突状ばね座、15・・・・・・ストッパ部、16・・曲
線縁板、18・・・・・・ねじ、19・・・・・・接触
ばね、21・・・・・・フレーム、22・・・・・・下
部接触片、24・・曲下部接触台、25・・・・・・ケ
ース、27・・・・・・接続プラグ、28・・・・・・
プラグ接触片。
Claims (1)
- 継電器本体を引出形ケースに収納し、引出し可能な継電
器本体に固定されるとともにその回路部に接続された上
部接触片を備えた上部接触台と、上記ケースに固定され
るとともに外部端子に接続された下部接触片を備えた下
部接触台との間に挿入された接続プラグのプラグ接触片
を介して上部接触片と下部接触片とを電気的に接続した
保護継電器において、上記上部接触片の一端に継電器本
体の回路部との接続部を設け、該接続部から挿入部を介
して湾曲した弾性を有する接触部を設けるとともに、該
接触部の端部を自由端とし、この上部接触片を上部接触
台の一端に設けた挿入溝にその挿入部を挿入するととも
に該挿入部に形成上た切起し片を挿入溝の段部に係合さ
せて抜は止めし、挿入部と接触部の間に穿設した孔を上
部接触台に設けた位置決め突部に嵌合させ、かつ複数の
上部接触片の位置決め部近傍を長尺板状の絶縁板を介し
てねじで締付けて固定する一方、上部接触台に設けた突
状ばね座に装着した接触ばねにて接触部に上記プラグ接
触片に対する接触圧を付与し、接触部の自由端の上部接
触台に一体に設けたストッパ部に当接可能として上記接
触ばねによる接触部への付勢力を規制したことを特徴と
する保護継電器の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15938379U JPS6035156Y2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 保護継電器の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15938379U JPS6035156Y2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 保護継電器の接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5676239U JPS5676239U (ja) | 1981-06-22 |
JPS6035156Y2 true JPS6035156Y2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=29670587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15938379U Expired JPS6035156Y2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 保護継電器の接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035156Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-16 JP JP15938379U patent/JPS6035156Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5676239U (ja) | 1981-06-22 |
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