JP2508970Y2 - 端子板 - Google Patents

端子板

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JP2508970Y2
JP2508970Y2 JP1990051032U JP5103290U JP2508970Y2 JP 2508970 Y2 JP2508970 Y2 JP 2508970Y2 JP 1990051032 U JP1990051032 U JP 1990051032U JP 5103290 U JP5103290 U JP 5103290U JP 2508970 Y2 JP2508970 Y2 JP 2508970Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
slit
housing
lever
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990051032U
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English (en)
Other versions
JPH0410961U (ja
Inventor
邦博 高野
和夫 森
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Hakusan Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、通信用配線ケーブルと加入者用屋外線と
の接続部に設置される接続端子函の函体内に装着して、
ケーブル心線と加入者用屋外線(以下、これらを通信線
という)との接続に使用する端子板に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の端子板は熱硬化性樹脂のブロックに埋
め込まれた接続用端子にボルトとナットとによって通信
線を接続するものであった(例えば、実公昭62-45426号
公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、このような従来の端子板では、通信線を接
続するのにボルト又はナットを回転させる手間がかかり
作業性を損ねていた。
また、このようなの従来の端子板では、故障や事故が
発生した場合に、通信用配線ケーブル側と加入者用屋外
線側とのどちらで異常が生じているかなどの保守点検が
簡単にはできないという問題があった。
そこで、この考案の目的は、通信線の接続が容易で作
業性を向上させた端子板を提供することにある。
また、この考案の他の目的は、通信用配線ケーブル側
と加入者用屋外線側とを簡単に切り離すことのできる切
分け端子を設けることにより、保守点検を容易にした端
子板を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る端子板は、前記目的を達成した次のよ
うなものである。
すなわち、ハウジングと、U字溝を有してハウジング
の内部に固定されたスリット端子と、スリット端子のU
字溝の深さ方向の交差方向へ通信線が挿入される線挿入
孔が形成されてスリット端子のU字溝の深さ方向へスラ
イド可能にハウジングの内部に収容された移動ブロック
とを備え、ハウジングには移動ブロックを移動操作する
取外し自在なてこ杆の支点となる支点部が形成されてな
るものである。
また、前記手段に加えて、スリット端子を対に配置
し、ハウジングの内部にスライドにより両スリット端子
に接離する切分け端子を収容したものである。
〔作用〕
この考案に係る端子板によれば、ケーブル心線または
加入者用屋外線の端部を移動ブロックの線挿入孔へ挿入
する。そして、てこ杆の一端をハウジングの支点部へ当
てがっててこ杆の他端を指で回動させることにより、上
記移動ブロックがスリット端子側へスライドする。する
と、上記線挿入孔へ挿入した上記通信線の端部が上記ス
リット端子のU字溝に圧着されることにより接続が行わ
れる。
また、この考案に係る端子板によれば、切分け端子に
よってケーブル心線に接続されたスリット端子と加入者
用屋外線に接続されたスリット端子とが接離自在にな
る。したがって、保守点検時には、ケーブル心線側と接
加入者用屋外線側とを切り離せる。
〔実施例〕
第1図乃至第5図はこの考案に係る端子板の一実施例
を示し、第1図は通信線を接続する前の状態を示す平面
図、第2図は通信線を接続した後の状態を示す平面図、
第3図は第1図におけるIII-III線縦断面図、第4図は
第2図におけるIV-IV線縦断面図、第5図は第4図にお
いて切分け端子を切離した状態を示す縦断面図、第6図
は分解斜視図である。
以下、これらの図面に基づき詳細に説明する。
端子板10は、ハウジング12内にU字溝14を有するスリ
ット端子16とスリット端子16をU字溝14の深さ方向へ侵
入させる移動ブロック18とが設けられ、移動ブロック18
にはU字溝14の交差方向から線挿入孔20、21が形成され
るとともにU字溝14の深さ方向へスライド自在に設けら
れ、ハウジング12には移動ブロック18をスライドさせる
取外し自在なてこ杆22の支点部24が形成されている。
ハウジング12は、合成樹脂等の電気的絶縁物によって
形成されるとともに略直方体を呈し、本体部30と底板部
32とに分割される。
本体部30の上面には、通信線挿通溝34、34、36、36、
通信線挿通孔38、・・、てこ杆挿通溝40、40が設けられ
ている。本体部30の長手方向両側面には、通信線42の案
内面44、・・、通信線42の遊挿孔46、46が設けられてい
る。
底板部32にはてこ杆22の支点部24が厚肉に形成されて
いる。支点部24には凹溝48が設けられ、凹溝48にてこ杆
22の一端が枢支する。また、底板部32には取付けねじ5
0、50の貫通孔52、52が設けられている。
移動ブロック18は合成樹脂等の電気的絶縁物によって
略直方体に形成されている。移動ブロック18の一側面に
はスリット端子16を受容可能な大きさ及び位置に端子挿
入孔60、60が穿設され、移動ブロック18の上面には通信
線42を受容可能な大きさ及び位置に線挿入孔20、20、2
1、21が穿設されている。線挿入孔20は太線用、線挿入
孔21は細線用である。
端子挿入孔60と線挿入孔20、21とは連通している。ま
た、移動ブロック18の上面から下面には、てこ杆22が挿
通される貫通孔62が設けられ、貫通孔62にはてこ杆22に
よって押圧力が加えられる当接面64、64が設けられてい
る。移動ブロック18の上記一側面に隣接する両側面に
は、本体部30の内面に設けられた突起66に係合してU字
溝14の深さ方向へスライドするためのスライド溝68と、
本体部30内へ移動ブロック18を嵌め込んで端子板10を組
み立てる場合に突起66を避けるための逃げ溝70とが形成
されている。
スリット端子16は、柄杓状に折り曲げられた金属板か
らなり、取付板72の取付孔74に嵌入されている。スリッ
ト端子16の一端にはU字溝14が形成されている。U字溝
14は、先端側に太線用溝76と基端側に細線用溝78との二
種類の間隙からなっている。また、スリット端子16の他
端には、対をなすスリット端子16と接続するための一対
の接続片80、80が立設されている。
取付板72には取付ねじ50が挿通する貫通孔73、73と、
てこ杆22が挿通する貫通孔75、75とが穿設されている。
切分け端子82は、合成樹脂等の電気的絶縁物によって
略立方体に形成された絶縁ブロック84と、絶縁ブロック
84の側面に固着された接続刃86、86と、絶縁ブロック84
内に穿設された収納孔88へ挿入されるナット90と、ナッ
ト90に螺合する切分けねじ92とから構成されている。
絶縁ブロック84の上面には上下方向へスライドするス
ライド片94が突設されている。絶縁ブロック84の上面か
ら下面には切分けねじ92が挿通する貫通孔96が穿設され
ている。
接続刃86は、金属板からなり、両端に刃部98、98が形
成されている。刃部98が一対の接続片80、80間に圧接す
ることにより、接続刃86とスリット端子16とが電気的に
接続される。
切分けねじ92はすり割り部100と螺合部102と底部104
とを有している。
なお、本体部30の上面には、切分けねじ92またはねじ
回し(図示せず)の先端を挿通させる貫通孔106と、ス
ライド片94を挿通させるガイド孔108とが穿設されてい
る。取付板72には切分けねじ92の貫通孔110が、底板部3
2には切分けねじ92の底部110を固定する収容凹部112が
それぞれ設けられている。
また、切分け端子82を組み立てるには、まず、絶縁ブ
ロック84の収納孔88へナット90を挿入した状態で、切分
けねじ92をすり割り部100から貫通孔110、貫通孔96へ挿
通させる。そして、ナット90に螺合部102を螺合させて
すり割り部100を貫通孔106へ挿入させるとともに、スラ
イド片94をガイド孔108へ挿入させる。
さらに、端子板10を組立てるには、まず、切分け端子
82を組み立てるとともに、スリット端子16に移動ブロッ
ク18の端子挿入孔60を浅く挿入させた状態で、取付板72
を本体部30内へ嵌め込む。そして、取付ねじ50を貫通孔
52、貫通孔73へ挿通させて本体部30に穿設されたねじ孔
114へ螺合させることによって、底板部32を本体部30へ
取付ける。
このようにして組み立てられた端子板10は、爪部11
6、118によってレール120に取付られる。また、爪部116
にはスプリング122が内蔵されている。
次に、上記構成に基づく作用について説明する。
まず、第1図及び第3図において、移動ブロック18の
線挿入孔20へ通信線42をを挿入させる。次に、てこ杆22
をてこ杆挿通溝40、貫通孔62、貫通孔75へ挿通させて支
点部24の凹溝へ枢支させる。そして、第2図及び第4図
に示すように、てこ杆22をU字溝14の深さ方向へ回動す
ると、移動ブロック18がスライドして通信線42がU字溝
14に圧着される。
このように、てこ杆22を回動するだけで通信線42をス
リット端子16に接続することができ、従来のようにナッ
トを回して接続する方法に比べて格段に簡単である。
また、第5図に示すように、切分けねじ92を回転させ
ると、ナット90によって絶縁ブロック84及び接続刃86が
上下に動き、刃部98と接続片80の接離が行われる。こう
して、切分け端子82は対をなすスリット端子16、16を接
続したり切り離したりして点検保守を行えるようにす
る。
〔考案の効果〕
この考案に係る端子板によれば、てこ杆を回動するだ
けで通信線をスリット端子のU字溝の深さ方向へ交差し
て接続することができ、接続信頼性と作業性とを向上す
ることができる。
また、この考案に係る端子板によれば、切分け端子を
設けたので、通信用配線ケーブル側と加入者用屋外線側
とを簡単に切り離すことができ、保守点検を容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案に係る端子板の一実施例を
示し、第1図は通信線を接続する前の状態を示す平面
図、第2図は通信線を接続した後の状態を示す平面図、
第3図は第1図におけるIII-III線縦断面図、第4図は
第2図におけるIV-IV線縦断面図、第5図は第4図にお
いて切分け端子を切離した状態を示す縦断面図、第6図
は分解斜視図である。 10……端子板 12……ハウジング 14……U字溝 16……スリット端子 18……移動ブロック 20、21……線挿入孔 22……てこ杆 42……通信線 82……切分け端子

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、U字溝を有してハウジング
    の内部に固定されたスリット端子と、スリット端子のU
    字溝の深さ方向の交差方向へ通信線が挿入される線挿入
    孔が形成されてスリット端子のU字溝の深さ方向へスラ
    イド可能にハウジングの内部に収容された移動ブロック
    とを備え、ハウジングには移動ブロックを移動操作する
    取外し自在なてこ杆の支点となる支点部が形成されてな
    る端子板。
  2. 【請求項2】スリット端子を対に配置し、ハウジングの
    内部にスライドにより両スリット端子に接離する切分け
    端子を収容したことを特徴とする請求項1記載の端子
    板。
JP1990051032U 1990-05-16 1990-05-16 端子板 Expired - Lifetime JP2508970Y2 (ja)

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JPH0410961U JPH0410961U (ja) 1992-01-29
JP2508970Y2 true JP2508970Y2 (ja) 1996-08-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2598038B1 (fr) * 1986-04-28 1990-09-21 Alsthom Cgee Agencement de connexion a fente denudante pour fil electrique
JPS6472475A (en) * 1987-09-14 1989-03-17 Matsushita Electric Works Ltd Terminal block for telephone set
JPH0162660U (ja) * 1987-10-13 1989-04-21

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JPH0410961U (ja) 1992-01-29

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