JPH0631663Y2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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JPH0631663Y2
JPH0631663Y2 JP1990095567U JP9556790U JPH0631663Y2 JP H0631663 Y2 JPH0631663 Y2 JP H0631663Y2 JP 1990095567 U JP1990095567 U JP 1990095567U JP 9556790 U JP9556790 U JP 9556790U JP H0631663 Y2 JPH0631663 Y2 JP H0631663Y2
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JP
Japan
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board
connector
holder
opening
spring piece
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JP1990095567U
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JPH0454177U (ja
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光生 石田
光之 丹羽
和夫 滝波
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、電源ユニット等に内装されたプリント基板を
メイン基板に接続する場合に用いられるコネクタ装置に
関するものである。
《従来の技術》 従来のこの種のコネクタ装置は、第9図に示すように電
源ユニットa側に設けられるコネクタbと、メイン基板
c側に実装されるコネクタdとを備えている。コネクタ
bは、電源ユニットaに内装されたプリント基板eにケ
ーブルfで接続されており、この接続は、圧接や圧着に
より成されていた。また、コネクタbは電源ユニットa
のパネルgにスクリュー等で固定されていた。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来例にあっては、メイン基板cのコネ
クタdにコネクタbを接続するとき多少のガタツキがあ
り、このガタツキを吸収するためのフロート機構がな
く、この接続に無理な力が作用するときがあって、コネ
クタb、dの破損を招来するという問題点があった。
本考案は、上記の問題点に着目してなされたものであっ
て、その目的とするところは、ガタツキを吸収してコネ
クタの破損を防止することができるばかりか、基板コネ
クタをワンタッチで移動体に取り付けることができる
し、また、基板コネクタのカードエッジコネクタへの接
続時に生じるばね片部の広がりが防止されてばね片部の
破壊を防止することができるコネクタ装置を提供するこ
とにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、移動体側に設
けられる基板コネクタと、メイン基板側に実装されて基
板コネクタが嵌合されるカードエッジコネクタとを備え
たコネクタ装置において、基板コネクタを、基板のコネ
クタ挿入部を基板ホルダー内に挿入して基板を基板ホル
ダーに装着して構成し、基板ホルダーの左右の端面部
に、後方に向かって開いた片持状のばね片部を設け、こ
れらばね片部の端縁に突起を形成し、基板ホルダーの両
側面部に受け部を形成し、移動体に開口部を形成し、こ
の開口部の左、右縁部に、切欠部を形成し、開口部に基
板コネクタを挿入して、突起を開口部の切欠部に挿入
し、基板ホルダーの受け部を開口部の側縁部に摺接させ
て、基板コネクタを移動体で保持した構成にしてある。
《作用》 かかる構成により、基板コネクタは、左右方向にはばね
片部の撓みにより動き得るし、また、前後方向には突起
と切欠部との間の間隙分だけ動き得て基板コネクタは前
後左右に動き、ガタツキを吸収することができるし、ま
た、開口部に基板コネクタを挿入し基板コネクタが移動
体に設けられるのであるが、この場合、基板ホルダーの
ばね片部が開口部の左右端部に干渉してこれらのばね片
部が内側に弾性変形し、突起が開口部の切欠部に嵌入さ
れ、ばね片部の肩部が前記移動体の下面側に位置した時
点で、ばね部は外側に変位(スプリングバック)し、さ
らに、基板ホルダーの受け部が開口部の側縁部に摺接し
て、基板コネクタが支持される。
したがって、基板コネクタをワンタッチで移動体に取り
付けることができるし、また、基板コネクタをカードエ
ッジコネクタに接続する場合、この基板コネクタをカー
ドエッジコネクタに押し付けると、ばね片部に負荷が加
わり、これらのばね片部が開こうとするが、このとき、
突起が開口部の切欠部に挿入してあるために、ばね片部
の広がりが防止されてばね片部の破壊を防止することが
できる。
《実施例》 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係わるコネクタ装置を電源ユニットと
メイン基板との接続に用いた状態を示す斜視図、第2図
は同コネクタ装置の分解状態の斜視図、第3図は同嵌合
状態の正面図、第4図は同側面図、第5図は基板コネク
タの一部断面した平面図、第6図は第5図A−A線に沿
う断面図、第7図は基板コネクタの製作方法を示し、
(イ)は基板となる割り基板部を一体に形成したプリン
ト基板の斜視図、(ロ)はプリント基板のパターンと割
り基板部のパターンとをケーブルで接続した状態を示す
斜視図、(ハ)はプリント基板から割り基板部を切り離
して基板とした状態を示す斜視図、(ニ)は基板を基板
ホルダーに装着した状態を示す斜視図である。
コネクタ装置は、移動体である電源ユニット1側に設け
られる基板コネクタ2と、メイン基板30側に実装され
るカードエッジコネクタ3とを備えている。
コネクタ2は基板ホルダー4に基板5を装着して構成さ
れている。
すなわち、基板ホルダー4は、第5図、第6図に示すよ
うに、長方形状の立方体であるホルダー本体4aを備え
ており、このホルダー本体4aは、相対向する側面部
6、7と相対向する端面部8、9と後面部10とを有
し、その前面部が開口している。そして、後面部10に
はその中央部に長手方向に沿うてスリット状の挿入孔1
1が形成してあり、また、後面部10の外面には挿入孔
11を挟んで相対向する一対のブラケット部12が設け
てあり、ブラケット12の左右にはピン挿入孔13、1
4が形成してある。ホルダー本体5の左右の端面部8、
9の外方には、その基部が端面部8、9の前縁部に連な
る、片持ち状のばね片部15が設けてあり、これらばね
片部15は後方に向かって開いており、ばね片部15の
後縁部の中央には突起16が形成してある。また、ホル
ダー本体5の両側面部6、7に外面には、後部に位置さ
せて板状の受け部17が形成してある。
電源ユニット1にはプリント基板18が内装してあり、
このプリント基板18にはケーブル19を介して割り基
板から成る基板5が取り付けてあり、この基板5の、コ
ネクタ挿入部であるエッジ部20aには、差し込み時に
カードエッジコネクタ3のコンタクトピン29に接触す
る導電性ストリップ20bが左右方向に沿うて多数配設
してある。そして、この基板5を基板ホルダー4の挿入
孔11に挿入し、ブラケット部12で挟み、これらのブ
ラケット部12に設けたピン孔13、14にピン21を
挿通して基板5をピン止めして基板コネクタ2が構成さ
れている。
すなわち、第7図(イ)に示すようにプリント基板18
の一部にスリット22を形成すると共に、このスリット
22に対して直角に割り溝23を入れて、エッジ部20
aを有する割り基板部24をあらかじめ作成し、この割
り基板部24に、プリント基板18へのパターン形成時
に、これと同時にパターンと導電性ストリップ20bを
形成する。
次に、ケーブル19を所定の長さに切断して、このケー
ブル19の両端部からリード線を剥ぎ出し、第7図
(ロ)に示すように一方のリード線をプリント基板18
のパターンのホール18aに挿入して半田で固着すると
共に、他方のリード線を割り基板部24のパターンのホ
ール24aに挿入して半田で固着する。
次に、第7図(ハ)に示すように割り基板部24を割り
溝23の部分で割り、プリント基板18から分離して基
板5を形成する。
次に、第7図(ニ)に示すようにこの基板5を基板ホル
ダー4の挿入孔11に挿入し、ブラケット部12で挟
み、これらのブラケット部12に設けたピン孔13、1
4にピン21を挿通して基板5をピン止めして基板コネ
クタ2を構成する。
このように構成された基板コネクタ2は電源ユニット1
の底板部1aにフロート機構Fを介して取り付けられて
いる。
すなわち、この底板部1aには第2図に示すように長方
形状の開口部25が形成してあり、この開口部25の
左、右縁部の中央には、ばね片部15の突起16の幅よ
り幅広の切欠部26が形成してある。そして、この開口
部25に基板コネクタ2を挿入し基板コネクタ2が底板
部1aに設けられるのであるが、この場合、基板ホルダ
ー4のばね片部15が開口部25の左右端部25a、2
5bに干渉してこれらのばね片部15が内側に弾性変形
し、突起16が開口部25の切欠部26に嵌入され、ば
ね片部15の肩部15aが前記底板部1aの下面側に位
置した時点で、ばね片部15は外側に変位(スプリング
バック)し、さらに、基板ホルダー4の受け部17が底
板部1aの上面、すなわち開口部25の側縁部に摺接し
て、基板コネクタ2が支持されている。上記のように、
ばね片部15は開口部25に挿入されたときに多少基板
ホルダー4の端面側に押されていて、ばね片部15の突
起16は多少の弾性をもって切欠部26に嵌入されてお
り、ばね片部15には多少のばね性が付与されている。
したがって、基板コネクタ2は、左右方向にはばね片部
15の撓みにより動き得るし、また、前後方向には前記
突起16と切欠部26との間の隙間分だけ動き得て、基
板コネクタ2は前後左右方向には浮いた状態にある。
メイン基板30にはカードエッジコネクタ3が実装して
あり、このカードエッジコネクタ3は、第8図のように
合成樹脂等の絶縁材を射出成形してなるハウジング27
を備え、このハウジング27に基板5のエッジ部20a
を差し込む溝部28が形成してあり、この溝部28の相
対向する側壁部に多数のコンタクトピン29が配設して
ある。
そして、基板コネクタ2をカードエッジコネクタ3に嵌
合してこの基板コネクタ2の基板5のエッジ部20aを
カードエッジコネクタ3の溝部28に挿入し、エッジ部
20aの電導性ストリップ20bをコンタクトピン29
に接触させて、両コネクタ2、3が結合させてある。
また、基板コネクタ2をカードエッジコネクタ3に接続
する場合、この基板コネクタ2をカードエッジコネクタ
3に押し付けると、ばね片部15に負荷が加わり、これ
らのばね片部15が開こうとするが、このとき、突起1
6が開口部25の切欠部26に挿入してあるために、ば
ね片部15の広がりが防止されてばね片部15の破壊が
防止される。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、移動体側に設けられる
基板コネクタと、メイン基板側に実装されて基板コネク
タが嵌合されるカードエッジコネクタとを備えたコネク
タ装置において、基板コネクタを、基板のコネクタ挿入
部を基板ホルダー内に挿入して基板を基板ホルダーに装
着して構成し、基板ホルダーの左右の端面部に、後方に
向かって開いた片持状のばね片部を設け、これらばね片
部の端縁に突起を形成し、基板ホルダーの両側面部に受
け部を形成し、移動体に開口部を形成し、この開口部の
左、右縁部に、切欠部を形成し、開口部に基板コネクタ
を挿入して、突起を開口部の切欠部に挿入し、基板ホル
ダーの受け部を開口部の側縁部に摺接させて、基板コネ
クタを移動体で保持したから、基板コネクタは、左右方
向にはばね片部の撓みにより動き得るし、また、前後方
向には突起と切欠部との間の間隙分だけ動き得て基板コ
ネクタは前後左右に動き、ガタツキを吸収することがで
きるし、また、開口部に基板コネクタを挿入し基板コネ
クタが移動体に設けられるのであるが、この場合、基板
ホルダーのばね片部が開口部の左右端部に干渉してこれ
らのばね片部が内側に弾性変形し、突起が開口部の切欠
部に嵌入され、ばね片部の肩部が前記移動体の下面側に
位置した時点で、ばね片部は外側に変位(スプリングバ
ック)し、さらに、基板ホルダーの受け部が開口部の側
縁部に摺接して、基板コネクタが支持される。
したがって、基板コネクタをワンタッチで移動体に取り
付けることができるし、また、基板コネクタをカードエ
ッジコネクタに接続する場合、この基板コネクタをカー
ドエッジコネクタに押し付けると、ばね片部に負荷が加
わり、これらのばね片部が開こうとするが、このとき、
突起が開口部の切欠部に挿入してあるために、ばね片部
の広がりが防止されてばね片部の破壊を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるコネクタ装置を電源ユニットと
メイン基板との接続に用いた状態を示す斜視図、第2図
は同コネクタ装置の分解状態の斜視図、第3図は同嵌合
状態の正面図、第4図は同側面図、第5図は基板コネク
タの一部断面した平面図、第6図は第5図A−A線に沿
う断面図、第7図は基板コネクタの製作方法を示し、
(イ)は基板となる割り基板部を一体に形成したプリン
ト基板の斜視図、(ロ)はプリント基板のパターンと割
り基板部のパターンとをケーブルで接続した状態を示す
斜視図、(ハ)はプリント基板から割り基板部を切り離
して基板とした状態を示す斜視図、(ニ)は基板を基板
ホルダーに装着した状態を示す斜視図、第8図はカード
エッジコネクタの断面図、第9図は従来のコネクタ装置
を電源ユニットとメインボードとの接続に用いた状態を
示す斜視図である。 1…電源ユニット(移動体)、 2…基板コネクタ、 3…カードエッジコネクタ、 4…基板ホルダー、5…基板、 15…ばね片部、16…突起、 18…プリント基板、25…開口部、 26…切欠部、30…メイン基板、 F…フロート機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 滝波 和夫 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内 (56)参考文献 実開 昭59−67864(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体側に設けられる基板コネクタと、メ
    イン基板側に実装されて基板コネクタが嵌合されるカー
    ドエッジコネクタとを備えたコネクタ装置において、基
    板コネクタを、基板のコネクタ挿入部を基板ホルダー内
    に挿入して基板を基板ホルダーに装着して構成し、基板
    ホルダーの左右の端面部に、後方に向かって開いた片持
    状のばね片部を設け、これらばね片部の端縁に突起を形
    成し、基板ホルダーの両側面部に受け部を形成し、移動
    体に開口部を形成し、この開口部の左、右縁部に、切欠
    部を形成し、開口部に基板コネクタを挿入して、突起を
    開口部の切欠部に挿入し、基板ホルダーの受け部を開口
    部の側縁部に摺接させて、基板コネクタを移動体で保持
    したことを特徴とするコネクタ装置。
JP1990095567U 1990-09-13 1990-09-13 コネクタ装置 Expired - Lifetime JPH0631663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990095567U JPH0631663Y2 (ja) 1990-09-13 1990-09-13 コネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990095567U JPH0631663Y2 (ja) 1990-09-13 1990-09-13 コネクタ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0454177U JPH0454177U (ja) 1992-05-08
JPH0631663Y2 true JPH0631663Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=31834363

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