JPH036125Y2 - - Google Patents

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JPH036125Y2
JPH036125Y2 JP1984150500U JP15050084U JPH036125Y2 JP H036125 Y2 JPH036125 Y2 JP H036125Y2 JP 1984150500 U JP1984150500 U JP 1984150500U JP 15050084 U JP15050084 U JP 15050084U JP H036125 Y2 JPH036125 Y2 JP H036125Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は電線ヒユーズを内装した柱上引込分
岐箱に関するものである。
(従来技術) 従来の柱上引込分岐箱は第9図及び第10図に
示すようにケース33内において背側側壁33a
の下部に近接して電源ケーブル34を接続するた
めの電源端子35が各相別に設けられ、その上方
には同電源端子35に接続される分岐端子36が
同じくケース33の背側側壁33aに近接して設
けられている。そして、前記分岐端子36には分
岐ケーブル37が電線ヒユーズ38を介して接続
されている。
この電線ヒユーズ38はその一端に設けた接続
端子(図示しない)に前記分岐ケーブル37が圧
縮接続されるとともに他端に設けた接続端子(図
示しない)には前記分岐端子36に接続されるリ
ード線39の一端が接続されている。そして、前
記分岐ケーブル37はケース背側側壁33aに設
けられ、蓋体40側に近接して設けられた電線支
持部材41により支持され、ケース33外へ導出
されていた。なお、42は接地端子である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記のような従来構成の柱上引込分岐箱におい
ては電線ヒユーズ38の分岐端子36への取付の
ために電線ヒユーズ38のリード線39を第10
図に示すように縁まわして分岐端子36に接続す
る必要があつた。そのため、分岐箱はそのリード
線39の縁まわしのための空間を必要とするた
め、ケース33が大型となり、又、その縁まわし
作業のために電線ヒユーズ38の取付が面倒であ
る問題があり、さらにリード線39の分岐端子3
6への取着のためリード線39の端末処理を行な
う必要があり、この点からも不便であつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解消するためになされ
たものであつて、この考案の分岐箱は腹側開口部
を蓋体により開閉可能にしたケースの下部壁に電
源ケーブル導入孔と、分岐ケーブル導出孔とを設
け、同じくケースの背側側壁には前記電源ケーブ
ル導入孔から導入される電源ケーブルの先端を締
付け固定する電源端子を設けるとともに、同電源
端子に電気的に接続される分岐端子を前記電源端
子に対して上下方向及び前後方向に位置をずらせ
て、且つ、蓋体近くに配置されるように支持部材
を介して設け、さらに、前記分岐端子に接続され
る電線ヒユーズの分岐端子側端子部を圧縮端子又
は中実状に形成して分岐端子に直接締付けし、前
記電線ヒユーズの他方の端子部に接続される分岐
ケーブルを電線支持部材を介して電源端子より離
間させ、前記分岐ケーブル導出孔から導出配置し
たことをその要旨とするものである。
(作用) 前記構成により、電線ヒユーズは分岐端子側端
子部がリード線を介することなく分岐端子に直接
接続される。そのため、リード線の縁まわしのた
めの空間が不要となり、ケースの小形化が図られ
る。又、電線ヒユーズは分岐端子側端子部の端末
処理が不要となり、さらに分岐端子は電源端子と
位置をずらして且つ蓋体近くに配置されているの
で、蓋体をはずすと電線ヒユーズの取付作業が簡
単に行える。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第4図に従つて説明する。
柱上引込分岐箱1のケース2は腹側に開口部が
設けられた四角箱状をなし、その開口部には蓋体
3が開放可能に密閉される。すなわち、ケース2
の開口部側両側部及び蓋体3の両側部にはヒンジ
2a,3aが設けられ、その両ヒンジ2a,3a
に対し抜け防止が図られた回動軸4が挿通される
ことにより、常には蓋体3はケース2に対し取着
されている。そして、ケース2の両側部の内いず
れか一方の回動軸4を外すことにより、蓋体3は
選択的に右開き又は左開きの開放可能になつてい
る。
ケース2内において背側側壁の中間部より上方
位置には二相分の電源端子5A,5Bが左右(第
1図において)に並ぶように配置されている。こ
の電源端子5A,5Bは背側側壁に取着された支
持台6に対し固着された端子部材7と、その端子
部材7の前面に対し上下方向に配置されて螺合さ
れた一対の締付ボルト8とからそれぞれ二組構成
されている。
前記ケース2の背側側壁の上部には前記電源端
子5A,5Bに対応して左右に並ぶ一対の支持部
材としてのブラケツト9が支持固定されている。
各ブラケツト9の先端部は蓋体3の近くまで延出
され、その先端部には前記端子部材7からL字状
(第2図参照)に延出された端子板10がビス着
されている。同端子板10は左右方向に延出され
るとともにその前面には複数個の締付ボルト11
が螺入されている。
前記端子板10と締付ボルト11により分岐端
子12が構成されている。
前記ケース2の背側側壁中央部には各相の分岐
端子12と対応するように電線支持部材13が固
定され、同電線支持部材13の先端部は前記ブラ
ケツト9と同様に腹側開口部へ延出されている。
同支持部材13には前記各分岐端子12に対応し
て取付部14が設けられている。同取付部14は
分岐ケーブルL2を上下方向に挿通可能に形成さ
れた取付溝15と、両端が電線支持部材13に対
しビス16にてネジ止めされる締付板17とによ
り構成されている。
ケース2内において背側側壁の中間部よりやや
下方位置には一相分の電源端子5Cが前記二相分
の電源端子5A,5Bの固定位置よりややケース
2の背側側壁に近い位置に固定されている。この
電源端子5Cは背側側壁に取着された支承台18
に対し左右方向に伸びる長板状の端子板19と、
その端子板19の前面中央部に対し上下方向に配
置されて螺合された上下一対の締付ボルト20と
から二組構成されている。
前記電源端子5Cの左右に延出された端子板1
9には複数個の締付ボルト21が螺入されて接地
端子22が構成されている。
第3図に示すように前記ケース2の下部壁には
電源ケーブルL1をケース2内に導入する電源ケ
ーブル導入孔23と前記分岐端子12及び接地端
子22に接続される各分岐ケーブルL2をケース
2外へ導出する分岐ケーブル導出孔24が所定の
数設けられている。
なお、分岐端子12側の分岐ケーブルL2は電
線ヒユーズ25を介して分岐端子12に接続され
ている。この実施例では前記電線ヒユーズ25の
分岐端子側の端子部は圧縮端子26に形成され、
他方の端子部には分岐ケーブルL2の一端が圧着
接続されている。そして、前記圧縮端子26は一
個の挿通孔26aが形成されており、その挿通孔
26aに分岐端子12の締付ボルト11が挿通さ
れて締付けされることにより分岐端子12に対し
取着される。
なお、27はケース2の背側側壁の外部に設け
られた電柱等のアーム(図示しない)に取着する
ための取付金具である。
なお、上記分岐箱1の分岐回路図を第4図に示
す。
上記のように構成された分岐箱1においては電
線ヒユーズ25は一方の端子部に分岐ケーブルL
2を予め接続し、電線ヒユーズ25の他端の圧縮
端子26をリード線を介することなく分岐端子1
2に対し直接接続することになる。従つて、従来
と異なり分岐端子12に接続するリード線が不要
になるとともにケース2内でリード線の縁まわし
を行なつて分岐端子12に接続する必要がなくな
る。
その結果、電線ヒユーズ25の分岐箱への取付
が簡単に行なうことができるとともに縁まわしの
ための空間を不要とし、又、これら電線ヒユーズ
25及び分岐ケーブルL2については、ブラケツ
ト9及び電線支持部材13により電源端子5A,
5B,5Cと離間した状態で、且つこれら電源端
子5A,5B,5Cが配置されるケース2背側側
壁寸法内において、蓋体3側に重ね配置されるの
で、ケース2の深さ寸法を有効利用し、電源端子
5A,5B,5Cの上下区分配置及び前後位置ず
らしにて、端子類及び各ケーブルを整然と配置で
き、ケース2を小形化することができる。
なお、前記実施例では分岐端子12に接続され
る電線ヒユーズ25の一方の圧縮端子26には1
個の挿通孔26aを形成したが、その代りに第5
図に示すように2個の挿通孔26aを形成しても
よい。なお、このときは分岐端子12を構成する
端子板10に対し締付ボルト11は上下一対配設
するものとする。
さらに、前記実施例では電線ヒユーズ25の圧
縮端子26には挿通孔26aを設けたが、その代
りにフツク状の爪を形成してもよい。
次に第2実施例を第6図から第8図に従つて説
明する。
この実施例では前記第1実施例の構成中、同一
又は相当する構成については同一符号を付し、異
なるところのみを説明する。
この実施例では電源端子5A,5C,5Bが第
6図に示すように背側側壁中央部に左右方向に並
んで配置されている。電源端子5A,5B,5C
は支持台6に対し四角環状の端子部材29と、そ
の端子部材29の前面に上下に配置されて螺合さ
れた一対の締付ボルト7と下方の締付ボルト7に
一端が挿通され、他端が端子部材29内に挿通配
置されたJ字状の当て金30とから構成されてい
る。
そして、分岐端子12は端子板10に接続固定
された四角環状の端子部材31と、その端子部材
31の前面に上下に配置されて螺合された一対の
締付ボルト11と下方の締付ボルト11に一端が
挿通され、他端が端子部材31内に挿通配置され
たJ字状の当て金32とから構成されている。
さらに接地端子22は第6図に示すように前記
電源端子5Aの左側及び電源端子5Bの右側に位
置するように配置されるとともに、電線支持部材
13はケース2の背側側壁の下部に固定配置され
ている。そして、電線ヒユーズ25の分岐端子1
2側の端子部は丸棒中実状に形成されて前記分岐
端子12の端子部材31内に挿通され、締付ボル
ト11を締付けることにより分岐端子12に対し
取着されている。
この第2実施例の作用効果も前記第1実施例と
同様である。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案は分岐端子に接続
するときにケース内で縁まわしを行なう必要がな
くなるとともに、電線ヒユーズの分岐端子側端子
部を端末処理する必要がなく、しかも蓋体をはず
すと分岐端子が腹側開口部に面して配置されてい
るので、電線ヒユーズの分岐箱への取付が簡単に
行なうことができるとともに縁まわしのための空
間が不要となり、又、電源側回路と分岐側回路と
をケース内で前後方向に位置をずらせて重ね配置
したことにより、ケースを小形化することができ
るという効果を奏するので産業上大いに利用しう
る考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した第1実施例の分
岐箱のケースの正面図、第2図は同じく分岐箱の
縦断面図、第3図は同じく底面図、第4図は分岐
回路図、第5図は分岐箱に収納される別側の電線
ヒユーズの正面図、第6図は他の実施例の分岐箱
のケースの正面図、第7図は同じく分岐箱の縦断
面図、第8図は同じく底面図、第9図は従来の分
岐箱の一部切欠正面図、第10図は同じく縦断面
図である。 1……分岐箱、2……ケース、3……蓋体、5
A,5B,5C……電源端子、6……支持台、7
……端子部材、8……締付ボルト、9……支持部
材としてのブラケツト、12……分岐端子、13
……電線支持部材、18……支承台、19……端
子板、20……締付ボルト、21……締付ボル
ト、22……接地端子、23……電源ケーブル導
入孔、24……分岐ケーブル導出孔、25……電
線ヒユーズ、26……分岐端子側端子部としての
圧縮端子、L1……電源ケーブル、L2……分岐
ケーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 腹側開口部を蓋体3により開閉可能にしたケー
    ス2の下部壁に電源ケーブル導入孔23と、分岐
    ケーブル導出孔24とを設け、 同じくケース2の背側側壁には前記ケーブル導
    入孔23から導入される電源ケーブルL1の先端
    を締付け固定する電源端子5a,5b,5cを設
    けるとともに、 同電源端子5a,5b,5cに電気的に接続さ
    れる分岐端子12を前記電源端子5a,5b,5
    cに対して上下方向及び前後方向に位置をずらせ
    て、且つ、蓋体3近くに配置されるように支持部
    材9を介して設け、 さらに、前記分岐端子12に接続される電線ヒ
    ユーズ25の分岐端子側端子部26を圧縮端子又
    は中実状に形成して分岐端子12に直接締付け
    し、 前記電線ヒユーズ25の他方の端子部に接続さ
    れる分岐ケーブルL2を電線支持部材13を介し
    て電源端子5Cより離間させ、前記分岐ケーブル
    導出孔24から導出配置したことを特徴とする電
    線ヒユーズを内装した柱上引込分岐箱。
JP1984150500U 1984-10-04 1984-10-04 Expired JPH036125Y2 (ja)

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JPS6165809U JPS6165809U (ja) 1986-05-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS57151205A (en) * 1981-03-16 1982-09-18 Saneisha Seisakusho Kk Power supply device

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