JP2001319707A - 中継端子台 - Google Patents
中継端子台Info
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- JP2001319707A JP2001319707A JP2000135718A JP2000135718A JP2001319707A JP 2001319707 A JP2001319707 A JP 2001319707A JP 2000135718 A JP2000135718 A JP 2000135718A JP 2000135718 A JP2000135718 A JP 2000135718A JP 2001319707 A JP2001319707 A JP 2001319707A
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- Pending
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Abstract
対する配線,点検作業が、ねじ操作の要なしに端子カバ
ーを開くだけで行えるように改良する。 【解決手段】絶縁フレーム3と、該絶縁フレーム上に振
り分けて組付けた電源側の端子ねじ4,負荷側のクラン
プ端子金具5と、該クランプ端子金具と端子ねじを接続
する接続板6と、クランプ端子金具,端子ねじを覆って
絶縁フレームに被着した負荷側端子カバー9,および電
源側端子カバー12との組立体からなり、前記端子ねじ
を配線用しゃ断器の負荷側端子に接続し、負荷側の電線
端末をクランプ端子金具に差込み接続するようにした中
継端子台2において、負荷側端子カバー,および電源側
端子カバーを独立部品となし、各端子カバーに設けた支
持アーム9a,12aを絶縁フレームの中央から起立す
る左右一対の支柱3aにヒンジ結合して個別に開閉可能
に支持する。
Description
置した仮設分電盤の配線用しゃ断器に組合せて、該配線
用しゃ断器と工事現場で使用する様々な負荷(電灯,作
業機器)の電線との間を中継接続する中継端子台に関す
る。
仮設工事盤と称する分電盤を設置し、ここに取付けた配
線用しゃ断器に電線を接続して負荷への給電を行うよう
にしている。この場合に、配線用しゃ断器の主回路端子
はねじ端子が一般的であり、ここに電線を接続する場合
には保安上の理由から電線の端末に圧着端子を使うこと
が義務付けられており、ケーブルなどの電線の端末(撚
り線)を裸のまま配線用しゃ断器の端子ねじに接続する
ことを禁止している。これに対して工事現場に仮配線す
る負荷側の電線は圧着端子を取付けずにそのまま使用す
ることが多く、かつ工事現場での状況によっては配線用
しゃ断器に接続する負荷側の電線も随時差し替えるケー
スが多い。
を接続できるようにするために、クランプ型の端子金具
を備えた中継端子台が従来より開発されており、現場で
はこの中継端子台を配線用しゃ断器と組合せて使用する
ようにしている。次に、前記した中継端子台の従来例の
構造を図5,図6で説明する。図において、1は配線用
しゃ断器、2は配線用しゃ断器1と並べて分電盤(図示
せず)に取付けた中継端子台である。なお、図6は中継
端子台2の端子カバーを取り外して端子台を配線用しゃ
断器1の負荷側端子(ねじ端子)1aに接続した状態を
表している。
た絶縁フレーム3にはU,V,Wの各相に対応した電源
側の端子ねじ4,および負荷側のクランプ端子金具5を
前後両端部に振り分けて組付けるとともに、クランプ端
子金具5から引出した接続板(バー導体)6を端子ねじ
4に接続している。なお、クランプ端子金具5は板金製
の角筒形金具5aに締付ねじ5bと結合した押さえ板5
cを組合せた構造になり、角筒形金具5aに差し込んだ
電線を押さえ板5cにより挟み込んで電気的に接続す
る。また、絶縁フレーム3の上面側には3相分の電源側
端子ねじ4を覆うように電源側端子カバー7がねじ8で
締結されており、さらに電源側端子カバー7には負荷側
のクランプ端子金具5を覆う負荷側端子カバー9がのヒ
ンジ部9aを介して開閉可能(カバーの開閉方向を矢印
で表す)に結合されている。なお、10は絶縁フレーム
3を分電盤に固定する取付ねじである。
ように配線用しゃ断器1と並置して分電盤に取付けた上
で、その電源側端子ねじ4と配線用しゃ断器1の負荷側
端子との間を接続導線(バー導体)11で接続し、さら
に絶縁フレーム3に端子カバー7を被着してねじ8で固
定する。なお、配線用しゃ断器1の電源側端子1bには
商用電源側から引き込んだ電線12が接続されている。
を中継端子台2に接続する場合には、前記の負荷側端子
カバー9を手動で開放して電線の端末(裸線)をクラン
プ端子金具5に差込み、締付ねじ5bを締めつけて固定
し、さらに端子カバー9を閉じて不測な感電事故を防ぐ
ようにしている。なお、中継端子台2から負荷側の電線
を取り外す場合にも、前記と同様に端子カバー9を開放
して作業する。
来構造の中継端子台ではメンテナンス時の取扱い面で次
に記すような問題点がある。すなわち、工事現場などに
据付けた仮設分電盤を長期に亘って使用する場合には、
現場で配線用しゃ断器,および中継端子台の定期的な点
検を行うようにしており、かつ中継端子台に関する点検
項目としては、メガーテスト,端子の導通チエック,端
子ねじの増し締めなどがある。この場合に、従来構造の
中継端子台では電源側端子ねじ4を覆った電源側端子カ
バー7が絶縁フレーム3にねじ8で固定されているため
に、定期点検時にはその都度ねじ8を緩めてカバー7を
外す必要があってその作業に手間が掛かるほか、ねじ8
を強く締め過ぎたりすると、樹脂成形品の絶縁フレーム
3に形成したねじ穴が変形したり破損するなどの問題が
あることから、その改善策がユーザーから要望されてい
る。
り、その目的は前記問題点を解決し、使用現場で行う配
線や点検のメンテナンス作業が楽に行えるように改良し
た使い勝手の良い中継端子台を提供することにある。
に、本発明によれば、基台を兼ねた絶縁フレームと、該
絶縁フレーム上の前後両端に振り分けて組付けた電源側
の端子ねじ,および負荷側のクランプ端子金具と、該ク
ランプ端子金具から引出して前記端子ねじとの間に敷設
した接続板と、前記クランプ端子金具,および端子ねじ
を覆って絶縁フレームに被着した負荷側端子カバー,お
よび電源側端子カバーとの組立体からなり、前記端子ね
じと配線用しゃ断器の負荷側端子との間を接続導線で固
定的に接続し、負荷側の電線端末をクランプ端子金具に
差込み接続するようにした中継端子台において、前記の
負荷側端子カバー,および電源側端子カバーをそれぞれ
開閉可能な独立部品として絶縁フレームにヒンジ結合す
る(請求項1)ものとし、その具体的な態様として、前
記絶縁フレームにその上面中央から起立する左右一対の
支柱を設け、該支柱を端子カバーのヒンジ軸受としてこ
こに負荷側端子カバー,および電源側端子カバーの支持
アームを個別にヒンジ結合する(請求項2)。
に取付けた状態で、その電源側の端子ねじと配線用しゃ
断器の負荷側端子との間を導体で接続する配線作業,お
よび点検時に端子の導通チエック,端子ねじの締め増し
などの作業を行う場合には、従来品のように中継端子台
からねじを緩めて端子カバーを取り外す手間が不要で、
絶縁フレームに被着してヒンジ結合した電源側端子カバ
ーを開放するだけで直ちに作業が行える。しかも、電源
側端子カバー,および負荷側端子カバーをそれぞれ絶縁
フレームの中央にに起立形成した支柱にヒンジ結合した
ことで、ねじを使わずに端子カバーを組付けることがで
きる。
〜図4に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例
の図中で図5に対応した部材には同じ符号を付してその
説明は省略する。すなわち、図示実施例の中継端子台2
においては、図1(a) 〜(c) で示すように電源側の端子
ねじ4,負荷側のクランプ端子金具5,および接続板6
を組付けた絶縁フレーム3に対して、その上面側にはク
ランプ端子金具5を覆う負荷側端子カバー9,および端
子ねじ4を覆う電源側端子カバー12がそれぞれ開閉可
能に連結されている。
うに上部中央から起立する左右一対の支柱3aが一体成
形されており、この支柱3aを軸受として前記の負荷側
端子カバー9,電源側端子カバー12から向かい合わせ
に突き出した左右一対の支持アーム9a,12aの支軸
ピン9a-1(図3参照),12a-1(図4参照)を支柱
3aに穿孔した軸穴に嵌め込んで矢印方向に回動可能に
支持している。なお、図2において3bは相間の絶縁隔
壁であり、この絶縁隔壁3bの上縁には係合段部を形成
して前記の各端子カバー9,12に形成した係合爪を引
っ掛けて端子カバーを閉位置に係止保持するようにして
いる。また、電源側端子カバー12には、該カバーを閉
じた状態で電源側の端子ねじ4と配線用しゃ断器との間
に配線した各相の接続導体11(図6参照)を覆うよう
に突き出した舌片状の庇12bが一体に形成されてい
る。
に取付けた状態で、その電源側の端子ねじ4を配線用し
ゃ断器1の負荷側端子1a(図6参照)に接続する、あ
るいは設置後の定期点検で端子の導通チエック,端子ね
じ4の締め増しを行う場合には、図1(a) の状態から図
1(c) のように電源側端子カバー12を開放することで
作業を行うことができる。一方、負荷側のクランプ端子
金具5に負荷側の電線を差込み接続する、あるいは電線
を接続状態から外す場合には、電源側端子カバー12は
閉じたまま、図1(b) のように負荷側端子カバー9を開
放して作業を行うものとする。
ば、絶縁フレームに被着した負荷側端子カバー,および
電源側端子カバーをそれぞれ開閉可能な独立部品として
絶縁フレームにヒンジ結合するものとし、ここで絶縁フ
レームにはその上面中央から起立する左右一対の支柱を
設け、該支柱を端子カバーのヒンジ軸受として支柱間に
負荷側端子カバー,および電源側端子カバーの支持アー
ムを個別にヒンジ結合して構成したことにより、中継端
子台を分電盤に取付けた状態で、その電源側の端子ねじ
と配線用しゃ断器の負荷側端子との間を導体で接続する
配線作業,および点検時に端子の導通チエック,端子ね
じの締め増しなどの作業を行う場合には、従来品のよう
に中継端子台からねじを緩めて端子カバーを取り外す手
間が不要で、絶縁フレームに被着してヒンジ結合した電
源側端子カバーを開放するだけで直ちに作業が行える。
しかも、電源側端子カバー,および負荷側端子カバーを
それぞれ絶縁フレームの中央に起立形成した支柱にヒン
ジ結合したことで、ねじを使わずに端子カバーを組付け
ることができなど、従来品と比べて設置現場で行う配
線,点検の作業性、並びに構造,組立性に優れた実用的
価値の高い中継端子台を提供することができる。
り、(a),(b),(c) はそれぞれ端子カバーが閉じた状態,
負荷側端子カバーを開放した状態,電源側端子カバーを
開放した状態を表す斜視外形図
態を表す平面図
Claims (2)
- 【請求項1】配線用しゃ断器と負荷側の電線とを中継接
続するための中継端子台であって、基台を兼ねた絶縁フ
レームと、該絶縁フレーム上の前後両端に振り分けて組
付けた電源側の端子ねじ,および負荷側のクランプ端子
金具と、該クランプ端子金具から引出して前記端子ねじ
との間に敷設した接続板と、前記クランプ端子金具,お
よび端子ねじを覆って絶縁フレームに被着した負荷側端
子カバー,および電源側端子カバーとの組立体からな
り、前記端子ねじと配線用しゃ断器の負荷側端子との間
を接続導線で固定的に接続し、負荷側の電線端末をクラ
ンプ端子金具に差込み接続するようにしたものにおい
て、前記の負荷側端子カバー,および電源側端子カバー
をそれぞれ開閉可能な独立部品として絶縁フレームにヒ
ンジ結合したことを特徴とする中継端子台。 - 【請求項2】請求項1記載の中継端子台において、絶縁
フレームがその上面中央から起立する左右一対の支柱を
有し、該支柱を端子カバーのヒンジ軸受として支柱間に
負荷側端子カバー,および電源側端子カバーの支持アー
ムを個別にヒンジ結合したことを特徴とする中継端子
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000135718A JP2001319707A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 中継端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000135718A JP2001319707A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 中継端子台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001319707A true JP2001319707A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18643758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000135718A Pending JP2001319707A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 中継端子台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001319707A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2316216A1 (es) * | 2006-02-07 | 2009-04-01 | Polylux, S.L. | Tapa cubrebornes, en especial para transformadores de pequeña potencia. |
CZ300276B6 (cs) * | 2005-08-30 | 2009-04-08 | Oez S. R. O. | Pripojovací svorka pro elektrické prístroje, zvlášte jistice |
KR200449017Y1 (ko) | 2008-06-17 | 2010-06-09 | 주식회사 대륙 | 전기장치의 단자커버 |
JP2012524365A (ja) * | 2009-04-20 | 2012-10-11 | フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 壁を通して配線を導く電気端子 |
-
2000
- 2000-05-09 JP JP2000135718A patent/JP2001319707A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CZ300276B6 (cs) * | 2005-08-30 | 2009-04-08 | Oez S. R. O. | Pripojovací svorka pro elektrické prístroje, zvlášte jistice |
ES2316216A1 (es) * | 2006-02-07 | 2009-04-01 | Polylux, S.L. | Tapa cubrebornes, en especial para transformadores de pequeña potencia. |
KR200449017Y1 (ko) | 2008-06-17 | 2010-06-09 | 주식회사 대륙 | 전기장치의 단자커버 |
JP2012524365A (ja) * | 2009-04-20 | 2012-10-11 | フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 壁を通して配線を導く電気端子 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070724 |